2017/03/31 - 2017/04/02
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ケロケロマニアさん
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2005年に父方の祖父が鬼籍に入ってから間もなく12年が経過しますが、先日、その十三回忌法要が京都のお寺で営まれました。
12年前の5月。私はカエルの特別展見物のため、大阪の海遊館に来ておりましたが、祖父の容態の急変したという連絡を受け、慌てて京都へと向かいました。そして、母等と共に、最期の瞬間を見届けたのでした…。
明治晩年生まれの厳格な気性で、幼い頃は怖いイメージばかりが先行していましたが、その後は心境の変化があったのか、凄く温和になった印象の祖父でした。
子供の頃には毎年盆と正月には帰っていた京都。両親は京都の人間なのですが、生まれも地縁も京都ではない人生を歩んできた自分にとっては、正直、故郷のような、そうでないような、複雑な思いのある街です。2年前に両方の祖父母が全て亡くなってからは、何だかとても遠い存在になってしまったかのように感じる街でもあります。
私にとっての京都、一言で語るのは難しいですが、やはり多くの方がイメージするような”観光地”としての京都でなく、どちらかと言えば、ネガティブなことを色々と思い出してしまう町なのですが、存在が遠くなってしまった今となっては、もっとしっかりと見ておけば良かったな、という後悔もある訳です。
祖父が法要でせっかく呼び寄せてくれた京都。今回も少しですが、法要以外でも見ていくことにしました。
2017年の春は全国的に桜が遅れているようですね。京都もその例外ではなく、まだ満開と言えるような場所は少なかったですが、局所的に満開になっている桜も散見されました。表紙はそんな桜の木の一本<シダレザクラ)です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩 ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホームの雪はすっかりと消えた三月末日に、和寒を出発。
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旭川で乗り換え。
”スーパー”が消えてしまった電光掲示。旭川駅 駅
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特急カムイとか…。
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特急ライラックなんてのも、何だか一時代前にタイムスリップしたかのような気持ちになりますね。
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創成川沿いを散策。
青空に映えるポプラ並木。
同じ北海道内でも、やはり札幌は春の訪れがより早いように感じられますね。創成川通りのポプラ並木 自然・景勝地
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地下鉄麻生駅傍のミスドにて軽めの昼食。
この店舗のコーヒー、セルフサービスになっていてドリンクバーみたい。
これからこういうタイプのお店、増えてくるのかな??? -
その後、地下鉄にて幌平橋駅まで移動。
護国神社にちょっとお参りしていきましょうね。札幌護国神社 寺・神社・教会
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夏は涼やかな風情が楽しめるこちら。
まだまだ冬の装いですね…。鴨々川水遊び場 公園・植物園
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そして西に向かいます。
途中、電車通りとクロスする所で市電に遭遇。
昔ながらのラッピングのない車両。
ちょっとホッとしますね。 -
と思っていたら、反対側からはポラリス(新型車両)が。
静修学園前停留場 駅
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そして在札幌ロシア連邦総領事館へ。
この中に入るのは、実に約21年ぶりのことです!
青空にロシア国旗が映えていました(;´∀`)。 -
サッポロのロシア領事館のビザ申請時間は、平日の14~16時までに限られています。
14時半頃に行きましたが、先に待っていたのは二人。
入る前に一人すれ違いましたので、この日の申請者は4人だけかな?
後に誰か来ていたかもしれないですが…。 -
取調室のような(?)、小さな待合所内の壁面に、アエロフロートのカレンダーが掲示されていました。
うーん、欲しいなぁ~。 -
順番待ちを示すこうしたディスプレイも、21年前では考えられなかった光景ですね…。
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受付時に整理券を取るシステムなんてのも、新生ロシアだからこそ、なのかな?
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順番が来るまで、テーブルに置かれていたカムチャッカのパンフレットを眺めて過ごします。
市街地内に小さな湖がある、ペトロパブロフスク=カムチャツキーの懐かしい風景。
瓦礫の斜面をMTBで走っている写真。ちょっと凄いかも…(^^;)。 -
動物達の写真にも癒されますね。
基本的には寒い国なので、リャグーシカ(カエル)さんに関する情報は見られませんでしたが…(-_-;)。
またいつかは行ってみたいカムチャッカ。 -
二人目の方のビザ申請に対して、何だか不具合があったようで、少し揉めているようです。
自分も大丈夫なのか、心配になってきます。
しかし、約30分待たされたのち、満を持してビザ申請書類を提示すると、あっさりとハラショー、と言われて、無料のビザで欲しいと言ったので、2週間後の日付が記載された引換証を渡されて、あっけなく終了となりました。
21年前は確か普通ビザの取得で5000円を支払った記憶があるのですが、今は”お財布”的な障壁は低くなったロシアビザ申請かもしれませんね。勿論、期日が近いビザになると緊急性に応じて高くなるので、とにかくロシアビザ申請に際しては、日程的な余裕を十分に御考慮されておくことをお勧めします。(尚、ビザ申請の際の必要書類の一つ(招聘状)は、旅行代理店のHP経由で1500円程で”買う”ことが出来ます。)
こうしてロシアビザ申請を無事に終えて領事館を後にします。 -
尚、これを記しているのは2017年4月4日のことですが、現地時間の前日に、ロシア第二の都市サンクトペテルブルク(旧レニングラード)にて、地下鉄の爆破事件がありました。
こうしてまた、ロシアは恐ろしい国、というイメージが日本人に浸透してしまうのは、一ロシア好きにとっては本当に残念に思います。
この場をお借りして、遠方からではありますが、今回の事件による犠牲者の方のご冥福をお祈り申し上げます。 -
帰りは地下鉄との乗継割引を活かして、90円で市電にて大通方面へと向かいます。
ポラリスちゃんがやって来ましたよ。 -
ポラリスちゃんに乗った時は、やはりこの席ですね(^▽^;)。
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そして札幌駅傍の金券ショップで、780円にて南千歳までの乗車券を購入(通常840円)。
札幌駅 駅
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乗るのは千歳までですけどね。
運賃は同じなので、千歳=南千歳間が前途無効になるのがちょっと損した気分。千歳駅(北海道) 駅
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3月末日の千歳市内。
千歳にしては残雪が多いように感じますね。
この数日前に道北でも降らなかった雪が降ったことも影響していそうです。 -
本日のお宿はこちら。
訳ありプラン利用。シングル一泊3200円でした。(○ゃらん+タヌキポイント1200P利用。残り2000円はカード決済。)
シングル設定のプランで利用しましたが、通されたのこのような広々としたツインルームでした。ホテルリブマックスBUDGET千歳 宿・ホテル
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しかもこのお値段で、しっかりとした和食メニューの朝食も付いていました。
やっぱりどんな宿でも”訳あり”プランのコスパは最強ですね( ´∀` )。 -
この日の搭乗予定時刻は16時50分、ということでまだまだたっぷりと時間がありますので、千歳市内を色々と観光していきましょうね。
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まずは道の駅へ。
道の駅 サーモンパーク千歳 道の駅
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旅人?
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まあ、ここが千歳市内のトドックのスタンプ設置場所になっているので来た訳なのですが…(^^;)。
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以前、カエルさんの特別展を開催したこともあるこちらの水族館。
まだカエルさんいますか?と、受付のお姉さんに尋ねてみますが、よく解らないご様子。
その辺りは同じ”サケの博物館”でも、札幌の豊平川沿いの”カエル博物館”の方が頑張っていると思うのだケロ~。
何のこっちゃ…。
あの特別展のカエルさん達は、何処へ???サケのふるさと千歳水族館 動物園・水族館
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千歳と言えば、やはりインディアン水車が有名ですね。
冬季は博物館前に展示されています。 -
よく見ると、キャスターが付いていて、河畔までは簡単に移動させることが出来るようですね。
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まあ、カエルさんが行方知れず、という状態では、テンションも上がりませんので、サケさん達には申し訳ありませんが、今回は先を急ぐことにしましょう。
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すぐ近くに千歳川が流れていますので、ちょっと立ち寄ってみましょう。
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オンシーズンはここでインディアン水車が見られるようです。
是非今度は、稼働中のを見に来ないとね! -
千歳のカラーマンホールを発見。
やはり、”飛行機と鮭”の街なんですね。
あと、支笏湖らしき風景も描かれています。 -
サーモン橋なんてのもありましたよ。
詳細が解説されているのも良いですね。 -
道の駅界隈は土曜日ということもあって賑わいを見せていましたが、少し離れると随所に北海道らしい風景も見られます。
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雪解け間近の遺跡公園。
早くゴロンと出来る季節がやって来ると良いですね。遺跡公園 公園・植物園
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公園の南側はパークゴルフ場になっていますね。
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更に歩き続けると、道路沿いに何やら立派な巨樹を発見。
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今でこそ、空の玄関のイメージの町ですが、やはり千歳も北海道。当然、開拓の歴史に思いを馳せることの出来るスポットが点在しています。
千歳の最大のメリットは何といっても交通の利便性だと思いますので、皆様も是非、飛行機利用の際の行き帰り等に、テーマパーク化して、ある意味風情のなくなった新千歳空港に割く位の時間がおありでしたら、千歳市内散策に時間を費やしてみて下さいね。 -
この時期は同じ道路でも日当たりの状況に応じて融雪度合いが左右で全く異なったりしていることがありますが、こんなのに微妙な春の訪れの時間差を感じるのは、内地の方が桜の微妙な開花日の違いに気付く、みたいなものなのかもしれないですね。
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お天気も良いので、歌でも口遊みながら、意気揚々と歩いていきましょう。
地名を見ていたら!!!
♪はちじちょーどのー あずさにごうでぇ~ わたしはわたしはあなたから たびぃーだちぃーますぅ~
何のこっちゃ…。 -
青空に恵まれた青空公園。
この日は武道館で武道の大会が開かれているようで、賑わいを見せていました。青空公園 公園・植物園
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冬季は屋外スケート場も開設されますね。
厳冬期は北海道との別れに一滑りしてから空港へ、なんてのも面白そうです(^^;)。 -
ちょっと奥まで行ってみましょう。
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何か、泥道が凄いんですけど…。
きっとロシアの雪解け時期なら、こんな所一杯なんだろうなぁ~。 -
スケート場らしきオープンスペースに出ました。
夏は何か他に活用しているのかしら??? -
スケート場の脇の道を奥まで歩いていくと、頼り無さげな踏み跡の最後はこんな感じでフェードアウト。
春先は特に歩き辛くなりますので、本当は歩かない方が良いかも…。 -
その後は完全に雪の解けたアスファルト道路を快適に歩きます。
某金融機関前に金次郎像が…。小学校みたい…。 -
そして次にやって来たのがこちら。
千歳ワイナリーです。
ワイナリーと言えば、どちらかと言えば郊外にあることが通常で、公共交通機関利用での旅では少し不便を感じることが多いかと思いますが、ここは千歳駅から徒歩10分位の近距離にあるのが便利ですね。
まあ、お車の方でも、ドライバーさんが試飲できなかったりするのもあれなんで、こういう公共交通機関利用で気軽にアクセスできるワイナリーがもっと増えてくると良いですね。千歳ワイナリー 名所・史跡
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うーん、美味しそう…。
ワイナリーの中にいらした、”秋田美人”のお姉さんと暫くお話しました(^^;)が、元々は甲州ワイン系列のワイナリーだそうで、技術者もあちらの方からいらしている方が中心とのことです。
この辺りの道外アウェー感のあるワイナリーも、ある意味余所者に寛容な北海道らしさが感じられて良いですね。 -
そしてこの日は土曜日でしたので、2円貰いに千歳駅前のイオンに向かいます。
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ハッピーゲートにて、無事2円ゲット。
因みに先程のワイナリーでこちらのワイナリー限定のハスカップワインを購入しました(1100円)。やはり千歳と言えばハスカップですよね! -
ただ、これは土産用ですので、今飲むのはこちら。
カルディ名物の試飲コーヒーを頂きながら店内を散策。 -
こうして千歳市街地エリア付近の観光を一通り終えて、空港に向かいます。
ただ、勿論、千歳市街地から空港まで、加算運賃区間を含むJRには乗りませんよ。
(そういうレベルでのJR北海道応援は一切しません。)
まずは南千歳駅を目指して国道36号線沿いを歩いていきます。
残雪があったらここは歩き辛いので嫌だなあと思っていましたが、流石に解けてくれていました。 -
残り距離は2キロ程かな?
こうした距離表記を見ていると、我が町の旭川から(まで)の国道40号線の距離表記を思い出します。
旭川から41キロ地点は、剣淵町と和寒町との境界付近のあそこだな、なんて映像を浮かべながら…。
因みにこの日は4月1日なので…。”よい”ことありますように…。
エイプリルフールだけに、全て嘘だったりして…。
それが、嘘。
何のこっちゃ…。 -
南千歳駅前までやって来ました。
ここから眺める風景、鉄道ファン的にはちょっと好きだったりします。
かつては、ここで北斗星やトワイライト等の長い列車を眺めるのに、特にお気に入りのスポットでした。南千歳駅 駅
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階段を上って、高架駅になっている南千歳駅(旧千歳空港駅)の改札へ向かいます。
この辺りの雰囲気は、千歳空港駅駅時代の名残を何となく留めていて、来る度に懐かしい気持ちになります。 -
ただ、勿論、フリーきっぷ使用時以外では、この区間を乗車するために改札を潜ることはありません。高架の通路上からレラの正面入口が望めますが、その前がバス停になっていて、これも見えます。
おおっ、丁度バスが来ているではないか!
急げば間に合うかな? -
乗れるタイミングでバス停まで行くことが出来ましたが、生憎土曜日の午後、ということもあって、バス車内はいつものレラバスからは考えられない程の混雑です。
時間もあることですし、少しバスをズラして、レラ内のフードコートで少しPCでもいじって過ごすことにしましょう。 -
そして約1時間後のバスに乗車。
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去年7月の”ガラス破損”事故以来、個人的には乗る度に緊張感が走るレラバスです。
無事に空港まで辿り着けますように…。 -
そういえば、新千歳の発着枠が4月からまた増大されましたね。
今後も国内外から更に色々な航空会社の飛行機がやって来ることでしょう。
その人達の少しでも多くの方が、道内で危機的状況に瀕しているローカル線に乗車してくれると嬉しいなぁ~、なんて考えながら…。 -
特に遅延もなく、予定通り新千歳空港に到着。
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今回はGK(ジェットスタージャパン)利用なので、昔の国際線エリアからの搭乗かなと思いアクセスしてみると…。
ありゃ、何やらひっそりとしていますよ。どうやら全く反対側に移転してしまったようです。
かつての国際線の名残を留める世界時計。
そのうち撤去されてしまうのでしょうか…。新千歳空港 空港
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モスクワ時間も表記されています。
11ものタイムゾーンがあるロシアですが、ヨーロッパロシアに関しては基本的に日本時間からマイナス6時間ですね。
そういえば、全然意識していなかったのですが、ロシアってサマータイムが廃止されていたんですね。まあ、その方が間違わずに済むので良いと思いますが…。 -
半円形の新千歳空港国内線旅客ターミナルの左端から、全く反対側の右端への移動。
ジェットスターは端っこがお好き? -
その分、一番端っこの保安検査ゲートはGK専用となっていて、早めに行けば案外スムーズに通過できますね。ある意味、ファストトラックか?
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搭乗便はこちらです。
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まあ、搭乗開始までまだ1時間位ありますので、ラジコで野球でも聴いていましょう。
ラジコプレミアムにて愛知の放送局のドラゴンズ戦を拝聴。
搭乗前まではリードしていたのに…。
(結局この試合はサヨナラ負け。G相手にまた開幕三連敗とは…。大丈夫なのか森采配?!?) -
搭乗機はこちら(GK186/JA11JJ/A320-200)。
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GK搭乗時はちょっと楽しみな、こちらのジェッ太君の漫画。
何か、好き!
(カエルさんが登場してくれると、もっと嬉しいんだケロ~。) -
そしてGKのプラス運賃では、最近ではホットドリンクの無料サービスがありますが、他ではあまり選択肢にない、ココアが飲めるのが良いですね。
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機内誌の持ち帰りは可能かと尋ねてみたら、新しく持ちカエルり用の新しい機内誌を持って来てくれました。それと一緒にジェッ太君のシールも!!!(^▽^;)
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その裏側には、メッセージが!
頼んでもいないのに、ここまでして下さって感激の極みです。
プラス運賃だとQFのマイルも貯まるし、安いし、ここまでして貰えるのなら、国内のLCCではやっぱり一番好きかな…。 -
セントレアに到着。
おおっ、セントレアで沖止めとは…。
記憶にある限りでは、恐らく開港以来初めての沖止め体験かも…。 -
到着が遅くなったので、素直に空港駅から乗ろうかなとも迷いましたが、まだバスがある時間でしたので、110円浮かせるために、イオンバスを利用しましょうね。
レラバス→飛行機→イオンバスの流れは、CTS→NGO移動においては定番となりつつありますね(^^;)。
遅い時間帯にも拘わらず、結構車内は混雑していました。
儲かってるんだろうなぁ~、イオンは…。 -
という訳で、イオンモール常滑に到着。
今回は先を急ぎますので、中には入らず、巨大招き猫さんにも、遠巻きに御挨拶して済ませます。 -
代わりに、外の通路上にいらしたこちらにご挨拶。
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5分程歩いて、りんくう常滑駅へ。
少し離れて眺める夜のりんくう常滑駅ホーム。
ちょっと近未来的な雰囲気が素敵ですね。りんくう常滑駅 駅
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ほぼ30分間隔での運行となっている準急の新可児行き。
これに乗り込みます。 -
そして名古屋に到着。
かなり遅い到着になりましたので、急いでバスに乗り継いで実家へと向かい、この日は終了となります。名鉄名古屋駅 駅
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翌日は十三回忌法要の日。往路は京都のお寺まで両親と一緒に行動します。
法要は午前11時からですので、バス+地下鉄、そして新幹線と、一人ならまずは使わないルートにて京都へと向かいます。
地下鉄東山線一社駅にて、こちらの掲示を発見。
私には選挙権はありませんが、どうなることやら…。一社駅 駅
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2017年4月の名古屋、といえば、全国的にはこれなんだろうなぁ~。
入場料6900円、とか、飲食物持ち込み禁止とか、館内のハンバーガーセット1350円とか、あり得な過ぎるわ…。
こういう付加価値ありきのレジャーランド、TDRやUSJもそうですが、個人的には行っただけで負けた気になるので、絶対に行きませんが…。
こんなんに金落とす位なら、もっとローカル鉄道に乗って欲しい!
金城ふ頭に足を運んだ際は、是非、少し手前にある藤前干潟とかにも足を運んで下さいね。あと太平洋フェリーの乗り場も近いので、北海道や仙台からは便利かも? -
そして名駅の新幹線乗り場へ。
何か、改札を潜ってから諸事情で外に出たりしているうちに、乗車券&特急券が汚くなった…(~_~;)。
乗車券は運賃が京都駅と変わらない駅まで、ということで買う予定でしたが、正確に余剰の営業キロを計算する時間がなく、面倒なので、知っている奈良線の”140~160キロ”範囲内の駅、ということで稲荷まで発券しました。名古屋駅 駅
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父はジパング倶楽部の30%引き利用、ということで、ひかりにしか乗れないそうなので、こちらを利用して移動します。
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ひかり461号岡山行き。
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日曜日ということもあって、流石に車内は混雑していますね。
北海道新幹線も、これだけの乗車率がある路線なら、私も特に反対しないんですけどね…(-_-;)。 -
そして京都に到着。
京都の鉄道博物館も大きいのが出来ましたよね。
でもこれには鉄道マニア同士でも賛否両論あるかと思いますね。
私は、鉄道博物館としてはこじんまりとした風情の所が好きなので、このようなやたらに入場料が高くて、テーマパーク化している鉄道博物館には、あまり興味がありません。京都駅 駅
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地下のトイレ傍に、ここでもレゴを発見。
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もう、何かお腹一杯…。
レゴで作る意味が解らない…。 -
一応、こういう企画らしいですけどね…。
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青空をバックにした京都タワー。
これは京都駅界隈では、子供の頃から残っている貴重な風景の一つです。
蝋燭がモチーフとなっていますので、やはりビル部分をカットして、燭台に載る蝋燭としてのアングルで撮影するのが、個人的には一番京都タワーらしいかなと思います。京都タワー 名所・史跡
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駅からは法要の営まれるお寺までタクシーで移動。
お寺は改装中ですので、こんなお姿。
すぐ向かいに、豊臣秀吉の朝鮮出兵に因む史跡、耳塚(鼻塚)があります。耳塚 名所・史跡
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お寺の解説はこちら。
見えないか…(-_-;)。
詳細は専定寺 烏寺で検索してみて下さいね。 -
烏の彫り物が見られます。
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と思ったら、何故か桃も…。
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改築中のため、一般には入ることが出来ない屋根裏から、屋根上の彫刻を見せて頂きました。
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なかなか躍動感があって良いですね。
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普段は下からズームして見なければならない彫刻の数々。
工事中ならでは、ですね。 -
個性的な作品が目立ちます。
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龍の彫り物も…。
思わず背中に立派な彫り物をした、という、某元プロ野球選手、現薬物依存症患者のことを思い出してしまった…。 -
扁額も味がありますね。
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後白河法皇の宝物の数々も見せて頂きました。
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京都には、観光客には知られていなくても、歴史あるお寺が沢山ありますね。
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という訳で、法要を終えて祖父の昔の家を見に行きました。
まあ、借家だったんですけどね…。
祖父が亡くなってから一年程後に、7年程前になくなった祖母が名古屋の両親の元に移り住みましたので、この家を離れてからはもう10年以上が経過したことになります。
この辺りは京都でも家賃が高いエリアで、今でも新しい借り手が決まっていないそうな…。 -
既に”お化け”になってしまったフキノトウさんも、新しい住人を心待ちにしているのかもしれないですね。
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最後にみんなで会食。
十三回忌ともなれば、身内だけの集まりなので、和気藹々としたものです。 -
まあ、普段は食べられないような料理を…。
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祖父の思い出話などに花を咲かせながら…。
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ちびちびと頂くのも良いものですね。
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因みに、父方の家系は、皆さんお酒を飲まない方ばかりなので、この座の自分も静かにノンアルコールなどを飲みながらしみじみと過ごします。
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まあ、飲まなかった祖父の前で、一人酔っぱらって取り乱すのもなんなんで…。
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来月は母方の祖母の3回忌もありますが、こちらは飲む家系(母は飲まないけど…)なので、パーッと馬鹿騒ぎすることになるかと思いますが…(;^ω^)。
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こういうのは、何事もフレキシブルに対応するのが良いですね。
という訳で、御食事もお終い。本日の法要&会食は全て終了となります。 -
祖父の卒塔婆と共に叔父の車で最寄りの地下鉄駅まで送ってもらいました。
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北大路駅からは地下鉄で…。
北大路駅 駅
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京都駅で、新幹線で名古屋にカエル両親や姉(も名古屋在住)と別れ、一人しみじみと往路で残された区間を乗車します。
奈良線で京都から稲荷までは二駅。
やっぱりきちんと調べて、もう少し長い距離で買えば良かったなぁ…。
勿論稲荷駅到着後も、無効印を押してもらって、持ちカエルりました(;^ω^)。 -
という訳で、二駅の奈良線旅を終えて稲荷駅に到着。
稲荷駅 駅
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駅舎の外観。
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ここのすぐ目の前に、あの有名な伏見稲荷大社がありますね。
全国の稲荷神社の総本山ですので、流石に凄い人気ですね。
実は京都に縁のある身でありながら、ここに来るのは小学校の修学旅行以来かも…。
すぐ近くは京阪とかで幾度となく通過しているんですけどね…。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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ここでも桜の様子が気になりますが、やはり遅れているようですね。
楼門の傍で開花していた枝垂桜が、人気を博していました。(表紙にUPしたのはこの桜の別アングルです。)伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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そして定番のこちらへ。
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しかし、流石に日曜日の夕刻ということもあって、凄い人気で観光客の量も半端ない感じ。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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案外新しい年月日が並んでいますね。
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一方通行になっているのも、観光地ならではですね。
という訳で、ここはどんどん上部に続いていて、流石に頂上までは行く時間がありませんので、この辺で折り返すことにしました。 -
さて、ここからの名古屋までのカエル道が、私的には結構長い…。
前回の大阪訪問時に、今回の訪京に備えて近鉄の株主優待券を購入しておきました(近鉄の株優は、名古屋や京都の金券ショップで買うと100~200円高いので)が、近鉄に乗るためには、伏見稲荷から最寄の近鉄駅までは20分程歩かなくてはなりません。
まあ、より伏見稲荷に近い所に駅があるJRや京阪で、近鉄の接続駅まで移動すれば歩かずに済むのですが、この200円弱の金額をケチって歩く、という訳です。
途中、鴨川を渡りますが、この辺りまで来ると、一般的なイメージの京都の鴨川、とは随分と違う風情ですね。 -
川幅も市街地中心部と比較すると随分と広く感じますね。
-
という訳で、橋を渡って少しの所にある、こちらの近鉄駅へ。
ここは基本的には準急以下の列車しか停車しない小さな駅です。上鳥羽口駅 駅
-
高架のホームに上ってみると、何やら見慣れない車両が…。
おおっ、これは!!!! -
近鉄が誇る最新鋭のリゾート列車、「しまかぜ」ではないですか!
回送中の待ち合わせで、たまたまこの駅に停車していたようです。
見られただけでもラッキー!!! -
実物の「しまかぜ」さんと停車中に御対面するのは、実はこれが初めて(高速ですれ違ったこととかはありますが…)のことですので、テンションが上がります。
結構ゆっくりと停車していたので、端から端まで眺めることが出来ました。 -
いつかはこんな席で優雅に寛ぎながら、伊勢志摩などを旅したいものです。
それなりに特急料金も高くなるようですが、びっくりする程、というレベルでもないようなので、プチ贅沢するなら、こんな列車が良いですね。 -
という訳で、「しまかぜ」さん、バイバ~イ!
-
乗るのはこちらです。
この時点で既に18時近くとなっていますが、名古屋に到着するのはいつになることやら…。 -
普通で大和西大寺まで移動後、流石に遅くなりそうでしたので、本日は贅沢をして特急に乗車してしまうことにしました。
大和西大寺駅 駅
-
まあ、その中でも少しでも安くなるように、名古屋までは直行せずに、第三ランクの特急料金で一番長距離となる四日市まで(1320円)購入します。
株優は1500円で購入していますので、運賃と特急料金と合わせて、何とか3000円以下で抑えることができました。(名古屋まで特急券を買うと確か1600円以上になるので、流石に贅沢だと思い、そこは我慢した…(^^;)。)
これでも四日市到着が20時半頃、そこから乗り継いで名古屋の実家までカエルと、22時は回ってしまいそうですね…。
名古屋まで新幹線で直接帰った母の話だと、実家に到着したのは19時半頃だったとのことでしたので(途中買い物時間なども含めて)、約3時間の鉄道旅が余計に楽しめて、金額的には2000円程安くなる、ということになりますね。
まあ、マニア以外の方には、所要時間が長くなることが嫌なんでしょうけど…。 -
このデザインの近鉄特急もそのうち見られなくなってしまうのかな?
その後はまた、大井川鐵道とかで、第二の人生(鉄生?)を送るのかな??? -
大和八木までは比較的空いていて、窓側で寛げましたが、乗車時間は僅か15分程です…。
-
そして大和八木にて、2分という超短い乗継時間で名古屋行き特急に乗りカエルます。
-
こちらは結構混雑していて、通路側での移動となりました。
こうして、特急車両のクロスシートを1時間余り堪能して過ごします。
多くの”ブルジョア貴族(?)”の方にとっては何も珍しくはない光景だと思いますが、私のような貧乏人にとっては、特急に乗る、ということ自体が一つの非日常のイベント的な位置付けです。 -
そして、四日市で特急を降ります。
近鉄四日市駅 駅
-
近鉄もローカル線の”切り捨て”が続いていますね。
四日市にもこんな鉄道が誕生していたとは…。 -
ここからは大人しく急行に乗ります。
-
但し、今回は同日で名古屋市交通局のバス・地下鉄の往復利用予定がありました。しかも日曜日ということでこちらがつカエルます。
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なので、もう一回最後に蟹江にて、名古屋行きの普通列車に乗りカエルます。
近鉄蟹江駅 駅
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流石にこの時間の名古屋行き普通、空いていますね…。この時間帯ですと普通でも逆向きなら混んでいるのかと思いますが…。
-
下車したのはこちらの駅です。
近鉄八田駅 駅
-
ここから名古屋市地下鉄に乗りカエルことができます。
普段は運賃が高くなるので、ここで乗りカエルことはないのですが、この日はドニチエコきっぷ利用、ということでここでの乗りカエルが可能なのです(;・∀・)。 -
近鉄駅から地下鉄駅に続くエスカレーター。
モスクワや平壌を彷彿とさせてくれる(どっちも実物見たことないけど…)ような、とても深くまで続くエスカレーターでした。 -
そして地下通路を歩きます。
-
八田には、JR・近鉄・地下鉄の各駅がありますが、一昔前はそれぞれが離れていて、不便を感じていた記憶があります。
でも、今はそれぞれの乗りカエルの利便性が非常に高くなったように感じますね。
せめて近鉄もJRも、急行や快速が停車するようになると、もっと利用頻度が高くなる駅だと思うのですが…。 -
そして地下鉄八田駅改札口に到着。
-
東山線の駅にも、ホームドアが設置されたんですね。
これだけでも隔世の感があります。 -
この時間帯の名古屋までは、非常に空いていて快適な車内です。
(名古屋駅以東は様相がガラッと変わりますが…(-_-;)。) -
そして、大混雑の名古屋・栄・今池辺りを過ぎ、東山公園を過ぎる辺りから漸く車内が空いてきた頃に一社駅に到着。
この時点で22時前でしたので、何とかバス運行に間に合いました。
ただ、微妙にこの日は日曜日運行、ということで4分発車時間が遅い…。
北海道にいる間は全然気にならない時間間隔ですが、この位で少し苛立ってしまう辺り、名古屋モードに戻っているな、なんて感じる瞬間です。一社駅 駅
-
日曜日の最終から3本前のバス。
ガラガラかなと思ったら、それなりに人が乗っていますね。流石、大都会名古屋です。
という訳で実家に戻り、この日は終了。
この旅の前半、北海道から名古屋へ、そして名古屋からの京都往復に関する旅の行程に関する本旅行記もこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さり、誠に有難うございました。またお時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- まっちゃんさん 2017/04/05 10:52:21
- 大変面白く、参考になりました!
- 小生現在札幌居住。出身地は名古屋市中村区。また高齢者市民講座で「京都:隠れた名所探訪」をシリーズで講演しています。全ての地に関連あがあり大変楽しく興味深く見させていただきました。八田駅の変わり様、初めて知りました。来月名古屋に行きますので、訪れたいと思います。
- ケロケロマニアさん からの返信 2017/04/05 12:12:25
- RE: 大変面白く、参考になりました!
- まっちゃんさん、こんにちは。
メッセージを有難うございます。
北海道にも名古屋にも京都にもご縁がおありの方、ということで親近感を感じますね( ´∀` )。京都はメジャー所を回るだけでも大変なので、なかなか隠れた名所探訪、という講演というのは、素晴らしい企画だと思います。
八田駅、中村区出身のまっちゃんさんには、より馴染みの駅だったことでしょうね。私も今回、約20年振りに降り立ちましたが、以前は少し離れていた印象があった各駅が、一つにまとまっていて、とても驚かされました。是非、立ち寄ってみて下さいね。また旅行後には、旅行記などをUPして頂けると嬉しく思います。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
byケロケロマニア
> 小生現在札幌居住。出身地は名古屋市中村区。また高齢者市民講座で「京都:隠れた名所探訪」をシリーズで講演しています。全ての地に関連あがあり大変楽しく興味深く見させていただきました。八田駅の変わり様、初めて知りました。来月名古屋に行きますので、訪れたいと思います。
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