2017年3月26日：世界遺産の旅in広島（初日・後編）　相生橋～世界遺産航路で宮島入り～宮島シーサイドホテル

2017/03/26 - 2017/03/26

中年オヤジの私が初めて広島を訪れたのは小学生だった昭和54年（大昔？）
小学生ながら平和記念資料館から多くの事を学びました・・・。

それ以降2回ほど訪問しましたが、いずれも子供が生まれる前でした
「いつか自分の子供も連れてこなければ！」と思いつつも、中々機会に恵まれず、気が付けば今春から末子も高校生・・・
いい加減にしないと、成長して子供じゃなくなっちゃう！
という訳で今回一念発起し広島旅行を敢行しました。

日程的にタイトながら以下のミッションを1泊2日でクリアすべく行程を組みました
・平和記念公園（平和記念資料館見学）
・厳島神社見学
・広島風お好み焼きを食す
・あなご飯を食す

初日は
東京駅→広島駅→みっちゃん総本店で「お好み焼き」→平和記念公園→宮島
2日目は
厳島神社→獅子岩→宮島口→東京

交通手段は新幹線、広島市電、世界遺産航路、ロープウェー、宮島航路、とバラエティ溢れる乗物をチョイスしました。

平和記念公園はやはり印象深かったし、宮島は素晴らしい所で、非常に思い出深い旅行となりました。

今回多くの施設を訪問数したので各日毎に前編・中編・後編に分けてお届けします
初日・後編は、相生橋（平和記念公園）～世界遺産航路～宮島シーサイドホテル　迄です

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

前編にて
東京駅の「駅弁屋　祭」にて朝食を買い込み
のぞみ101号にて、姫路では車窓からで姫路城を覗いたり、車窓を楽しみながら広島入り
みっちゃん総本店新幹線名店街店にて広島風お好み焼きに舌鼓を打ってから
広島電鉄にて平和記念公園までやって来ました。

中編にて
平和記念公園にての原爆ドームや平和記念資料館等の各施設を見学し、非常に有意義な時間となりました

後編は相生橋で市電を眺めた後、世界遺産航路にて宮島を目指します

※写真は中編の訪問地「平和記念公園」

平和記念公園 公園・植物園

平和記念公園を見学した後
家内と子供達をレストハウスに残し
私はもう少し公園内を散策中

元安橋のたもとにある世界遺産航路の乗船所を確認
予約した便の1便前の船が停泊していました

海に出るまでは低い橋梁を何箇所もくぐる為、背の低いフォルムの船でした

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

相生橋に来ると
丁度先程の世界遺産航路の船がくぐって行きました

相生橋 名所・史跡

相生橋は道路だけで無く広島電鉄も走っています
橋のたもとには原爆ドーム前電停があります

原爆ドーム前停留場 駅

広島電鉄は路面電車ですが
単車あり連結車ありと様々な車両が走っています

写真は800形　単車で全長約13m

広島電鉄 (電車) 乗り物

こちらは、1900形　単車で全長約13m弱
1957年（昭和32年）から頑張っている古参市電です
京都府の京都市電廃止を受けて中古購入したそうで、写真の1911号の愛称は「祇園」です

60年もの間現役で頑張っています。偶然ですが見れてよかった♪

広島電鉄 (電車) 乗り物

こちらは連結車で低床タイプの
5000形グリーンムーバーです
1両の長さは短いですがなんと5両編成で全長30m（ながっ！）
低床タイプで停車場との段差が殆ど無いそうです

次から次へと様々な車両がやって来て、見てても飽きないのですが
家族をほっとく訳にもいかず、市電見学はこれにて終了

広島電鉄 (電車) 乗り物

写真では分かりずらいですが、相生橋はT字型をした全国でも珍しい橋
なので原爆投下時には目標にされたとも言われています

相生橋 名所・史跡

爆発時の爆圧は通常時に橋にかかる荷重の15倍の7トン/m2もあったそうで
橋も激しく損傷しましたが、全壊は免れたので修理をし、昭和58年までは被災した橋が使われていたそうです

流石に老朽化したので現在の橋にかけ替えられたそうです。

相生橋 名所・史跡

さて乗船時間も迫って来たので桟橋に向かいます
我々は17:10平和記念公園発で17:55宮島着の15便を予約済み

世界遺産航路は
平和記念公園～宮島　を約50分で結びます
本川or元安川ではゆっくり走り、広島湾に出ると高速巡行します

また河川を航行するため
干潮時は浅くて航行不能になり運休し
満潮時は橋梁をくぐれなくなるので、やはり運休となります

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

乗船所で待っていると本日の15便の船名は「さくら」と案内がありました

2014年に就航した比較的新しい船です
全長17.6m
全幅 4.1m
定員56名

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

さくら号がやって来ました
宮島からの便の折り返しになります
宮島からの便はそこそこの乗船率

しかし
本日の宮島行の第15便は、なんと我々家族の4人だけでした
おかげさまで貸し切り状態♪

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

いよいよ出航です
出航前後は船内待機となりますが
出航したら後部デッキへ出る事ができます

元安川から見る原爆ドーム

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

子供達も興味津々

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

相生橋をくぐって本川へ
相生橋がT字なのが良く解ります

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

その後はのんびりと本川を広島湾へ向かいます
気持ち良かったので川を航行中はずっと後部デッキにいました
係りの方がガイドさんの様に周辺の施設を説明してくれました

比較的干潮に近い時間で水位が低かったのですが
それでも橋をくぐる時にジャンプしたら欄干に触れそうでした

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

宮島発の同型船が平和記念公園目指して川を上っていきました

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

牡蠣の加工場です
山積みになっているのは牡蠣の殻です
工場内で牡蠣の殻を取り、殻だけコンベアで運ばれるとの事

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

その後広島湾に出るので着席するよう促され船内へ
高速航行開始です。
船体が低いので高速走行すると窓に潮がかかり上手く写真は撮れませんでした。

平和記念公園～宮島までの移動は
鉄道～宮島フェリーが一般的で、その方が価格も安く旅情感のあり
そちらが王道だと思います

世界遺産航路はどちらかと言うと変化球・・・
海上航行中は殆ど景色が楽しめないのが、やや残念ですが
それでも広島の街並みを河川からのんびり見るのは貴重な経験で楽しかったです

変化球ではありますが、往復の内どちらかを利用する選択は「有り」だと思います

ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物

あっと言う間に宮島到着
桟橋の写真を撮り忘れましたが、この写真は陸地（宮島）から撮ってます

但し映っている陸地は本州です
沈む夕日が綺麗で撮影しました

宮島 紅葉

今回は世界遺産航路を利用しましたが
宮島へのゴールデンルートはやはり宮島フェリー

JR西日本と松代汽船が運航していますが
宮島口から宮島へ向かう際は、遠回りして大鳥居前を通ってくれる
JR西日本便がお勧めです

宮島 紅葉

桟橋から少しだけ歩いて
遠目に大鳥居を確認（なので角度が変ですね）

良く見ると小舟が鳥居をくぐっています

でも厳島神社の観光は明日のお楽しみです

宮島 紅葉

本日のお宿は
宮島シーサイドホテル

宮島桟橋から厳島神社とは反対方向に1.5km程進んだ静かな海岸「杉之浦」にあるホテルです
桟橋から神社までのメインストリートから外れていますが
逆に静かな環境下にあります

また無料の送迎バスがピストン輸送しているので不便さは然程感じないと思います
我家の場合は子供達が車に酔いやすいので徒歩で向かいました

※チェックインが遅くなるので事前に世界遺産航路の15便に乗船する事と徒歩で向かう事は伝えておいたのですが、「念のために」そして「お荷物だけでも」と桟橋までホテルの方が迎えに来てくれていました
こういう心遣いは非常にうれしいです♪

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

ホテルのロビーには雛人形が飾ってい有りました
静かで落ち着ける雰囲気

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

小さいながらも売店も完備

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

2階の和室214号室に案内されました
やや古さはありますが非常に清潔にされていました

また時代なのでしょうWi-Fiも完備してます

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

お茶請けは勿論「もみじ饅頭」

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

全室オーシャンビューでした
瀬戸内海の穏やかな景色が広がります

人混みを苦手とする我家は、この景色に大満足

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

温泉ではありませんが大浴場完備
食事の前に大浴場へ

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

男湯の脱衣所です
流石に古さは否めません
でも清潔です（これ大事）

また高級旅館にある様に、脱衣所にタオルは沢山置いてあり入浴の度に乾いたタオルを使用できます

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

誰もいなかったので失礼してお風呂の様子を撮影
残念ながら露天風呂はありませんが
長男と2人きりで、様々な話をしながらのんびりと入浴できました

勿論、石鹸やシャンプー、髭剃りなどのアメニティーは揃っています

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

お楽しみの夕飯です
家内と私は地ビールの「宮島ビール」を頂きました

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル

実は我が家は私以外は牡蠣が苦手（私も大好きと言う程ではない）

今回は家内が予約を取ったので、その際に打合せしたらしく
全員牡蠣以外の料理を用意してくれました。

名物料理とは言え、決して無理強いせず、お客様のニーズに配慮してくれるのは嬉しい配慮です
そして牡蠣が無くても全然問題ない豪華な夕飯

どれもとても美味しかったです
鯛の刺身やフグのフライ等、品数も沢山

きっと牡蠣料理もすごく美味しいと思います
予約の段階で全員揃えてしまいましたが、私の分だけでも牡蠣料理でも良かったかも・・・

ゆっくりと食事を楽しんだ後、再びお風呂に入り、のんびりと過ごしました

長年、来たかった広島にようやく来れて
年甲斐もなく興奮して眠れないかと思いましたが
静かなホテルでのんびりとしているうちに快眠してしまいました♪

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「2日目・前編」もご覧頂くと幸いです

宮島シーサイドホテル 宿・ホテル