娘と卒業旅行！その9

2017/02/03 - 2017/02/19

帰国日の前日はサン・ピエトロ大聖堂へ行きました！ローマ最終日に相応しい１日になりました。

エリア ローマ(イタリア)

朝早く起きてサン・ピエトロ大聖堂へ行きました。昼頃になると世界各地からの観光客でごった返してしまうので、午前8時前にバスで向かいました。すでに日本からの学生さんツアーや、イタリアの中学生たちの列が出来ていましたが、それほど待たなくとも入れました。
サン・ピエトロ広場右手にてセキュリティチェックを済ませ、クーポラへ向かいます。エレベーターを使わずにチャレンジしました！

階段を延々と上ります。私としては運が悪いことに、先頭も後ろも若い学生さんたちに挟まれているので、狭い階段の途中で立ち止まる事が出来ずに、はぁはぁ言いながら進みました。まるで山登りです。
ある程度階段を進むと、クーポラの縁の部分に出て、サン・ピエトロ大聖堂の内部を見渡せます。早朝なので、まだほとんど参拝者がいません。

あのてっぺんまで上るのですね。。

最後は非常階段のような狭い階段を、上から吊り下げている綱につかまりながら上ります。私には修行のようでした。途中、具合いが悪くなった場合のSOSボタンが何カ所かありました。年に何回かは鳴り響くのではないかと思います。
必死な感じでクーポラのてっぺんにたどり着くと、ローマの街はまだ朝靄に包まれていました。ヒンヤリとした空気で背中の汗が引いて行きます。

ぼんやりと、いろいろな角度から街を眺めました。過去の思い出もよみがえります。日差しも明るくなってきました。

バチカン美術館ですね。

10分ほど眺めて、下り用階段で降りて行きました。上り階段よりも少し穏やかな感じです。

クーポラ部分を降りると、大聖堂の屋上部分に出ます。バールがあって、カプチーノを飲みました。バールの従業員さんも、サン・ピエトロ大聖堂の職員なのかな？

クーポラからの下り階段をひたすら下りて行くと、サン・ピエトロ大聖堂へ続く入口に到着します。

初めてサン・ピエトロ大聖堂へ来た人は、サン・ピエトロ大聖堂へ足を入れた途端に度肝をぬかれるでしょう。それほど偉大で、そこにある全てが巨大で華麗だからです。今回、バチカン美術館、ウフィツィ美術館展、ボルゲーゼ美術館、フィレンツェやミラノの大聖堂にも行きましたが、やはり、改めてサン・ピエトロ大聖堂は偉大だと思います。

大聖堂ではミサが行われていたり、お祈りを捧げている方がたくさんいます。私たち観光客はあまり大声で騒がないほうがよいですね。。

ミケランジェロのピエタ像の前には人集りが出来ていました。今回の長旅で、たくさんの美術館、教会、遺跡を見て来て、感動がマヒしましたが、サン・ピエトロ大聖堂には圧倒されます。

スイスの衛兵さん。イケメンばかりの気がします。

確か、あのどこかの窓から法王様が姿を表すのです。どこだったかな～。。昔、クリスマスシーズンになると、広場の隅にキリスト誕生のシーンを人形で形作った大きなプレセピオが展示されていました。今でも見られるようですね。次回、またローマに来れるのならばクリスマスシーズンに来たいと思います。街中がイルミネーションに輝きます。日本のように何処もかしこも明るい街ではないので、余計、イルミネーションが映えるのかもしれません。

昼食はピザを食べました。今回、テルミニ駅周辺のレストランで食事をしたせいか、あまり美味しいピザに巡り会えませんでした。最後にはと思い、サンタマリアマッジョーレの近くのピゼリアに入りましたが、よく見たらバール、ピゼリア、リストランテと併記されていて、専門店ではないからしょうがなかったかな。。こちらのピザも冷凍のピザ台を使ったのではと疑いたくなるような硬さでした。トラステベレまで足を伸ばせばよかったです。写真手前はオマケの？ブルスケッタです。

午後は残ったユーロの消化も兼ねて、おみやげの買い出しに精を出したり、バールでドルチェを食べてゆっくりとお茶していました。
夕飯は数日前に行った、駅近くの中華レストランに再び行きました。どのお皿も茶色いですが、チャーハンも美味しかったし、炒め物もまずまずでした。最後の夕食は中華となりました。