2016/12/31 - 2017/01/01
1109位(同エリア8631件中)
はちゅさん
ベトナム観光を終え、カンボジアにやってきました。
シェムリアップに到着した日は大晦日だったのでガラディナーというものを初体験。
そしてアンコールワットで見る初日の出を皮切りに、2日間かけて世界遺産のアンコール遺跡群を巡りました。
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参加ツアー: 日本旅行 『船上に泊まるハロン湾1泊2日クルーズとアンコール遺跡』
□12/29 関空発→ハノイ着、水上人形劇鑑賞(ハノイ泊)
□12/30 ハロン湾1泊クルーズ1日目(船中泊)
■12/31 ハロン湾1泊クルーズ2日目、シェムリアップへ移動(シェムリアップ泊)
■1/1 アンコールワット観光、バンテアイ・スレイ観光(シェムリアップ泊)
□1/2 アンコールトム観光、タ・プローム観光、シェムリアップ発→(機内泊)
□1/3 →関空着
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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-
ハロン湾クルーズを終えハノイに戻り、そのままベトナムを後にし、夜にはカンボジアのシェムリアップに到着しました。
ホテルは「ソカ・アンコール・リゾート」。
デラックスプールビューのお部屋です。
お部屋に荷物をとりあえず置いて、早速プールサイドへ向かいます。
この日は12月31日、ガラディナーの日なのです。 -
フライトの関係で、ガラディナーの開始時間の19時には間に合わなかったけど、途中から参加できました。
プールサイドにテーブルが並べられ、結構豪華なビュッフェが用意されていました。 -
特設ステージではバンドの演奏が絶えず行われ、まさに大晦日パーティです。
テーブルにはシルクハットやラッパなどの各種パーティーグッズも用意されていました。 -
新年カウントダウンの数分前にはシャンパンが配られ、いよいよカウントダウン開始!
新年になると同時に花火がポンポン上がります。
参加者みんなでハッピーニューイヤーの乾杯。
ガラディナーのイベントはこの後しばらく続いたようです。 -
ホテルのエントランスに出てみると、クリスマスと新年が混ざったイルミネーションが飾られていました。
空港からホテルに向かう途中、いろんなホテルが豪華なイルミネーションを施しているのが見えましたが、正直このソカ・アンコールが一番豪華で立派なイルミネーションでした。 -
ガラディナー、カウントダウンなどのおかげで寝るのが遅くなってしまいましたが、翌日は早朝からアンコールワットの朝日鑑賞です。
早朝5時10分にロビーでガイドさんと待ち合わせです・・・・眠い・・・。
アンコールワットに到着し、まずはアンコール遺跡に入場するためのパスを作ってもらうのですが、新年の初日の出ということもあったのか、早朝なのにすごい人です。
下が発行されたパスで、写真つきです。
このパスはアンコール遺跡のいろんな場所で係員に見せる場面があります。 -
歩いて歩いてアンコールワットのシルエットが見えてきました。
アンコールワットに向かって左の池(北の聖池)越しに、池に映る遺跡が美しいということで、左の池に向かっています。
しかし、初日の出を見ようとすごい人!
この時、朝6時過ぎです。 -
別の方角から見るとこんな感じ。
こんな早朝なのに、1000人どころでは絶対にないはず。 -
結局池のほとりには近づくこともできず、遠くから見ることにしました。
夜明けが近づくと雲が赤く染まりました。 -
朝日が見えました。
しかし雲が結構多かったので、幻想的とまではいかない初日の出でした。 -
朝日鑑賞の後は、アンコールワットの第三回廊の観光です。
アンコールワットには、外側から順に第一、第二、第三までの回廊があり、第三回廊は最も奥で高い位置にあります。
見学の人数制限があるので、日中だとだいぶ待つそうですが、朝なので待つことなく入れました。
最初に登る階段が、とてつもない傾斜です。 -
登り切ってから階段を見下ろしてみる。
傾斜は70度もあるのだとか。
下りる時の方が恐そう・・・。 -
第三回廊は高い位置にあるので見晴らしも良いです。
遺跡の周りが森林に囲まれているのが分かります。 -
回廊のあちこちにデバター(女神)像が掘られています。
優美で細密なレリーフにうっとり。 -
この第三回廊からはアンコールワット内を上から見下ろすことができます。
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中央祠堂。
アンコールワットの中心で、神々が宿るとされています。
像や装飾で飾られていて、見ていると時間がすぐに経ってしまいました。 -
早朝に通ってきた西塔門がよく見えます。
このとき7時半ぐらいですが、観光客がたくさんいるのが分かります。 -
こんな感じで回廊が続いています。
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第三回廊の見学を終え、下りてきました。
ガイドさんがこの壁を指さしたので、こんな汚い壁が何なのだろうと思いましたが、この壁実は貴重な壁なのです。
江戸時代にここを訪れた森本さんという日本人が落書きしたものなのだそうです。
墨で書かれているようですが、何と書いてあるのかはわかりません。 -
外に出てきました。
暗いうちに来た北の聖池に戻ってきました。
朝にしか咲かないという睡蓮の花がたくさん咲いていました
カンボジアの人は睡蓮の茎を食べるのだとか。
スープに入れたりするそうです。 -
あんなに観光客がひしめいていた池のほとりも、嘘のように人が少なくなっています。
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振り返ると太陽が少し登って逆光のアンコールワット。
シルエットの逆さアンコールワットになっています。 -
聖池の近くにある経蔵。
お経が収められ図書館のようなものだったという説もあるらしいですが、実際の用途は不明だそうです。 -
これで早朝のアンコールワット観光は終わりです。
午後にまた来て第一回廊と第二回廊を見学する予定です。 -
一旦ホテルに戻り、朝食をとります。
ソカ・アンコール・リゾートの朝食はかなり充実していました。
中でも麺をその場で作ってくれるサービスが良かったです。
フォー、ラーメン、春雨など麺をまず選び、トッピングも選べて自分好みの麺を食べることができました。 -
ソカ・アンコール・リゾートの外観です。
朝食の後少し休憩し、ホテルを出発します。
このツアーは我々夫婦とガイドさん、ドライバーさんの4人で周るプライベートツアーのようなものなので、休憩・集合なども融通が聞いてもらえてなかなか良かったです。 -
シェムリアップの町から車で約1時間、バンテアイ・スレイに到着です。
入り口は小さいですが、その精密なレリーフにまず目を奪われました。 -
入り口の門を抜けると参道が続きます。
参道の脇にはリンガと呼ばれる石柱が並んでいます。 -
バンテアイ・スレイは「女の砦」という意味で、ヒンドゥー教の遺跡です。
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この遺跡のみどころは、レリーフ。
遺跡の中心部へと入って行きます。 -
この奥に見えるのが、バンテアイ・スレイで最も有名な「東洋のモナリザ」像です。
と言っても、遺跡保護のため立ち入り禁止の区域があり、このように遠くからしか眺められません。 -
こちらが東洋のモナリザ。
カメラの望遠でやっと見ることができます。
この遺跡に来るときは、双眼鏡か望遠レンズが必携ですね。 -
こちらにも美しいデバター像が。
優美な曲線で女性のなめらかさ・しなやかさが表現されています。
硬い砂岩に彫られているというのに、驚くべき表現力と技術です。 -
建物に施されたレリーフも非常に彫が深く、立体的です。
他のアンコール遺跡とは明らかに立体感が異なります。
バンテアイ・スレイは赤色砂岩という硬い岩が使われているため、彫るのも相当困難なものだったのではないでしょうか。 -
バンテアイ・スレイは非常に良い保存状態で残されています。
赤色砂岩という硬い素材のために風化に強かったこと、そして密林の中にあり内戦や地雷の影響が少なかったことなどがその理由だそうです。 -
天気がよく、太陽光が当たっているのでレリーフの陰影がはっきりしていました。
ただ、日陰がないので直射日光が体力を奪います。 -
美しいデバター像があちこちに。
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遺跡自体はこぢんまりとしていますが、とにかくレリーフが見事で見応えがありました。
今回の旅で訪れた遺跡の中で、レリーフに関してはここバンテアイ・スレイが一番気に入りました。 -
シェムリアップの町に戻って昼食です。
日本人ツアー客御用達のレストランのようです。
料理はとてもおいしくて満足でした。
デザートはかぼちゃプリン。
日本人の想像するプリンとはまるで違っていました。
かぼちゃにプリンを注入してかぼちゃプリン、この発想は斬新です。
プリンのお味は、まあまあ。 -
昼食後は1時間半ほどホテルで休憩し、その後はいよいよ世界遺産のアンコールワット観光です。
早朝の時間に朝日と第三回廊を観光しましたが、今度は第一回廊・第二回廊などをじっくり見学します。
アンコールワットは四方を堀で囲まれています。
堀の向こうに遺跡が見えます。 -
朝も歩いた道を通って、西塔門からアンコールワットに入って行きます。
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西塔門の前にはナーガという蛇の神様が欄干として寺院を守っています。
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アンコールワットは元々ヒンドゥー教寺院として建てられました。
大きなヴィシュヌ神が設置され、周りには多くのお供えが置かれていました。 -
壁に彫られたデバター像。
スカートの透ける感じまで見事にレリーフで表現されています。 -
長い参道を歩いていくとやっと中央祠堂の姿が見え始めました。
午後は正面から日光が当たり遺跡がきれいに見えるため、多くの観光客であふれています。 -
朝日鑑賞に来たときは北の聖池から寺院を眺めましたが、今回は南の聖池をガイドさんが案内してくれました。
こちらはいつも人が少ないのでおススメだそうです。
確かに人はまばらでした。 -
池に映る逆さアンコールワット。
30度を超えているので歩いていると暑いですが、乾季なので湿度は低く、池のほとりで佇んでいると暑さを忘れました。 -
デバター像のレリーフ。
観光客が手を触れることが多いのか、黒光りしています。
でも貴重な遺跡なので、レリーフには触っちゃダメです。 -
第一回廊です。
長い回廊の壁には壮大なレリーフがびっしりと刻まれています。 -
これらのレリーフは古代インドの「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」の物語が描かれています。
ガイドさんが時間をかけて丁寧に説明をしてくれました。
今回のツアーは専属ガイドさんと我々の3人だったので、詳しく聞けて良かったです。 -
とはいえ、時間がたつとガイドさんのお話は記憶の彼方へ・・・。
これはたしか「乳海撹拌」の場面だったと思います。
不老不死の薬をつくるため、海で巨大な蛇を使ってみんなで綱引きをしていたら海がミルクになってバターになっちゃった、というようなお話だったような。
ちびくろサンボでトラがバターになってしまうシーンを連想してしまいます。 -
中心にいるのがヴィシュヌ神で、彼が指揮をとって乳海撹拌がおこなわれました。
その期間なんと1000年。
やっとできた不老不死の薬は取り合いになり、揉めに揉めたそうです。
みんなで分け合って飲めばいいのにね。 -
自由時間もあったので、少しブラブラしてみました。
朝見学した第三回廊は午後になると長蛇の列になっていました。
一度に入れる人数が制限されているので、午前中の方が早く入れるようです。
アンコールワットの見学を終え、次は夕日スポットへ向かいます・・・・。
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