2015→2016　台北で年越し②ご飯・マッサージ・買い物

2015/12/26 - 2016/01/03

毎年恒例・夫と行く年末年始の台湾旅行は11年目に突入。今年も２匹のニャンを預けて、台北を気ままにブラブラ。

南港展覧館の世界新車大展を見学したあとは‥ご飯とマッサージとお買い物。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

昼食のピークタイムを過ぎていたので訪台の度に毎回行く「兄弟大飯店　梅花庁」で食事することに。MRT南港展覧館→南京復興へ移動。

車窓から見た松山空港、雨結構降ってる‥今日はあまり外歩きはしたくないなぁ

MRT南京復興、新店松山線開通で南京東路から駅名が変わりました。
兄弟大飯店へは出口6のエレベーターを使うと楽（正面ではなくベーカリーショップの出入口から入る）

兄弟大飯店2階にある梅花庁は広東料理、同じ階にある菊花庁は台湾料理のレストランです。

お昼時を外したので待たずに着席できました。
着席したらお茶の種類を聞かれます、烏龍茶かジャスミン茶。お料理はワゴンで運ばれてきたものを指差しするか、メニューをみてオーダーします。

ブラザー ホテル ホテル

これはいつも必ず頼む点心、海老プリプリ～！

金華ハム入り大根餅、ニンニクの効いた甘辛いタレがまた絶妙で美味。

お腹ペコペコだったので以前から気になっていたタロイモコロッケを今回頼んでみました。見た目以上にボリュームありヘビーだった‥デザートが食べられなくなってなってしまいました。

雨降っていて街歩きも思うようにできないし、仕事の疲れを癒したいという夫の希望もありマッサージへ。
以前は長春路にあり、長安東路に移転した「温莎堡時尚館」。ここはベテランさんが多くて当たり外れがないので夫は気に入っているようです。

少しお腹を空かせたいのでMRTで移動、MRT南京復興→中山、徒歩10分。（バスの場合は兄弟大飯店前のバス停から307台北車站経由板橋行、中山市場下車）

温シップ付き全身マッサージ120分　2,000元
クーポン持参で足マッサージは無料サービス
気持ちよくてヨダレものです～寝るのが勿体無い（でも寝ちゃうんですよね）。翌日の揉み返しもなくて良かったです！

表紙のワンちゃんはここの看板犬、おとなしくてお利口さんです。

温莎堡健康広場 (長安館) エステ・スパ・マッサージ

温莎堡をでると雨は止んでいました。
近くにある「中山基督長老教会」に立ち寄りました。
長安東路と林森北路の交差点にある市定古跡です。

日本統治時代に「台北聖公会大正町教会」として建てられた教会。
ゴシック様式の教会で、3階建ての鐘楼と、白と黒の配色でデザインされた外観がとても可愛らしくて素敵です。

ちょっと中を見学。内部は静寂に包まれていて、外の車の往来が全くわからない。左右対称でシンプルな礼拝堂、梁のデザインが特に洒落てます。

中山北路に向かう途中、長安東路に生活百貨店があったので覘いてみました。‘勝立’以外にもあるんですね。

お菓子類、ばらまき土産にいいかも

台湾ならではの雑貨もいろいろ、これはピルケース。

ノートの端っこに貼って楽しむ「パラパラ漫画シール」
可愛いんだニャン

ここではこんなものを買いました。
「孫の手」は手が伸びるので‘どんなところでも痒い所に手が届く’優れものなのですが‥帰国し開封したとたん金属の手が外れてしまい、まだ1回も使っていません（接着剤で補修すれば使えそうなのですが面倒で放置したまま）、135元。
「色鉛筆」芯の部分を抜いて下から入れて順々に押し出す４色タイプ。子供のとき使ってた、懐かしくてつい買ってしまった。

陽が落ちて暗くなりました。夫が「何か食べたい」というので中山駅方面に行ってみます。

長安路と中山北路の交差点、日本統治時代を彷彿させるこの建物も歴史建築。林田桶店の看板が新しく綺麗になってる。

中山北路の西側は、高層の建物に囲まれて古い建物が点在していました。

西門の超有名店「阿宗麺線」のレストランがありました。
ずっと立ち食いではなく座って食べたいと思っていたので‘これはいい！’、入店したら予約が必要と断られてしまいました。

新光三越中山店傍にある四川料理のお店「樺慶川菜」、初訪台の時ガイドブックを見てきたことがあります。

初訪台は15年ほど前。その頃はMRTは淡水線・忠孝線・木柵線の3路線で現在の一部区間しかまだ開通していなかった‥バスにも乗れず、ボディーが凹んだタクシーにも怖くて乗れず、スクーターの排ガスが酷い中、今みたいに整備されておらず砂に埋まったブロックが浮いてガタガタの歩道を、夫と二人で南京東路三段からここまで歩いてきたことを思い出しました。
えらく遠くかったけど、体力あったなぁ、若かったのね。

初訪台を思い出しながら、ここで食事してみますか。

樺慶川菜餐庁 中華

オーナーは日本の料理学校で四川料理を教えていた方。
これ美味しかった。

食事を終えた夫は疲れてしまったようで、一人で先にホテルに戻りました。
やった～自由時間だ～！寄り道しながらホテルに戻ろうっと。

中山地下街の出入り口のところに猫ちゃん。7月末に慢性腎不全で逝ってしまった我が家の茶トラニャーちゃんと同じ模様だ‥くすん。

中山駅近くにある「台湾好、店」

ガイドブックをみて気になっていたけど今迄行ったことがなかったお店。
‘台湾の好さ’を感じられる郷土文化の確立を使命とし設立された財団法人・台湾好文化基金会が運営する‘メイドイン台湾’を集めたセレクトショップ、その利益はすべて社区・部落の産業発展基金に投じられているそうです。

台湾好、店 お土産店

‘台湾の好いもの’オーガニックのお米やお茶・お菓子などの食品や、伝統工芸を用いて作られたバックや小物やアクセサリー、絵葉書やノートなどの文具類、などなど、素敵なものでいっぱいでした。

伝統的な織物でできたペンケースが欲しかったのですが、欲しい色が売り切れでなかった。
実家の家族にお土産、マジックコースターを購入（150元）。十二支全部はそろっていなかったので‥母だけは自分の干支（兎）、父は龍、妹は羊にしました。クレジットカード使えました。

「台湾好、丘」をでて中山地下街に入りました。
地下街の一画で開催されていた特別展示「台湾光復」。古い写真が色々見られたけれど‥内容は反日色が強かった‥。

中山地下街・書店街は通路の両側に書店が連なってます。広場にも本が山積み。本だらけ。まとめ買いすると更に割引で本が買えます（割引方法はお店によって異なります）、支払いは現金のみ。

ＣＤやＤＶＤの類だけでなく、台湾は本も安いです。日本の写真集や画集は翻訳されたものを売っているけど内容は同じ、塗り絵は言葉の問題もなく楽しめるので、こういうものは台湾で買うとお得かも、記念になるし（但し本は重いので‥買いすぎると帰国の時大変）。

いろいろな本があって、見ていて全く飽きません。時間がたつのをつい忘れてしまい、いつまで経っても帰ってこない私を心配した夫から電話がきました‥そろそろホテルに戻りますか。

中山地下街書店街で購入したもの。割引で買ったものもあり、実際いくらで購入したかは忘れました‥。

「地図」
持ち歩き用、日本のガイドブックに載っていない史跡や名所が書いてあったりします。私はアナログ人間でスマホ未だに持ってないので、街歩きに重宝してます。
昨年下調べ用に「台北市地図街道王」という縮尺1：8000の地図を1冊購入したのですが定価でも250元、台湾は地図も本当に安いです。

「古跡入門」定価480元
衝動買いの一冊。歴史的建造物や古跡の構造など、解説は中国語がわからなくても図解が多いため解りやすいです。古跡好きにお勧めの一冊。

「台湾的再生空間」定価400元
5割引のバーゲン本、リフォームされた日本統治時代の建物が現在どのように活用されているか紹介している本。これも写真が多くて中国語解らなくても理解できます。

「台湾城市記憶」定価380元
日本統治時代にスケッチした建物の画集で、現存していない建物を知ることができるもの。写真や絵葉書があるものはスケッチと一緒に載ってます。

猫婦人の写真集　定価350元。
私はこの本に出合うまで‘猫婦人’という方を知らず‥台北の獣医師夫人で猫の写真でとても有名なかたのよう。来日もしています。

この本は初版2011年5月、真新しいものではないようですがとても状態が良いです。
台湾の‘猫’と‘猫の居る風景’を撮影したもので、撮影場所は猫村で有名になった「猴とん」をはじめ「九份・金瓜石」「東北角海港」「義天宮」「新埔」「新竹眷村」「鹿港」「南投精舎」など。猫たちがとても生き生きしていて元気で、見ているだけで癒されます。