2017/01/09 - 2017/01/10
337位(同エリア901件中)
SHU2さん
麺類が食べたくなり、徳島のラ-メンと香川のうどんを食べに行くことに決定。香川便は予約が取れなかったため、予約が取れる徳島便で決行。正月明けのためか、ホテルやレンタカ-はスム-ズに予約できました。
1日目は、徳島空港からレンタカ-で①眉山公園から市内を眺め ②巽屋で徳島ラ-メンを味わい ③うだつの脇町を散策し ④祖谷の小便小僧を見て、かずら橋を渡り ⑤香川の金比羅参りをし ⑥夜の瀬戸大橋を見て、坂出グランドホテルに宿泊 となりました。
「徳島・香川ぶらり旅②香川から徳島へ」は、坂出周辺の散策、丸亀城、善通寺、うどん店、栗林公園、高松城跡、徳島城跡、ラ-メン店、阿波踊り会館の旅になります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月9日(月曜祭日)、あいにくの小雨。
5:19発の電車に乗り、6:40にチェックインし、7:10発(JAL453)徳島行きに搭乗。
朝早い便の多くは、中央付近のウイング(13ゲ-ト)なので楽ですね。羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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ボ-イング767-300ERは、予定より少し早く出発。搭乗率が 約15%であったためかな。
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羽田は小雨でしたが、少しすると雨は止み雲も少なくなりました。パイロットから富士山が見えると放送があり、Aの席からKの席に移動して久しぶりに富士山の写真を撮ることができました。搭乗率が15%でなければできないことですね。なお移動は、CAが親切に指示してくれたのです。
やはり、富士山は最高ですね。 -
8:25、予定より約5分早く徳島空港に到着。乗客が少ないのでスム-ズに空港を出ることができ、レンタカ-(パジェット)も予定通りで、9:35には眉山公園駐車場に到着。祭日ですが雨が降りそうなためか、ほとんど観光客はいませんでした。
なお眉山山頂へは、2方向からの車道とロープウェイ及び数多い登山道などの方法があります。眉山公園 公園・植物園
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眉山(標高277m)山頂には、なぜか西日本で2番目に高い(1955m)剣山の本宮を分霊した、剣山神社があります。
その由来が看板に書いてあるようでしたが読みませんでした。剣山神社 寺・神社・教会
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100m程離れた所には、ロープウェイ駅があり、その先には展望台と工事中のモラエス館、慰霊塔パゴダ等があります。
眉山(徳島県徳島市) 自然・景勝地
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眉山の展望台からは徳島市南東部が眼下に広がり、晴れていれば遠くは阿讃山脈・瀬戸内海・淡路島を望むこともできます。
眉山(徳島県徳島市) 自然・景勝地
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眉山ロープウェイは、阿波おどり会館の5Fから通常15分間隔で運行しています。
所要時間6分で、定員は15名x2両の30名(2両で1つです)。
ロープウェイ料金は、大人片道610円 往復 1,020円で、期間限定(4/1~10/31)運転の17:30~21:00は、往復 610円(8/12~15は除く)です。眉山(徳島県徳島市) 自然・景勝地
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眉山公園から約25分で、徳島ラ-メンの名店の一つ「支那そば巽屋」に到着。開店が10:30のため先客は数名で、そのため車は問題なく止められました。
入店するとまず最初に券売機で食券を購入します。
徳島ラーメンの場合は、生卵を入れる方が多いのですが、ここは初めてなので味を知るために今回は玉子は無しにしました。巽屋 グルメ・レストラン
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店内は、4人掛けのテーブルがたくさん並んでいる、昔ながらの食堂です。
メニュ-は、基本的には支那そばオンリ-で、支那そば並が550円で大630円、支那そば肉の並700円で大780円、支那そばチャ-シュウ並が800円で大880円。玉子50円でライスの小150円となっています。
徳島ラ-メンの基本です:ス-プは、白濁系と黄系と現在の徳島ラ-メンの主流の茶系があり、豚骨+醤油の甘辛いのが特徴です。麺は細めのストレ-ト麺で、具は甘辛く味付けしたチャシュ-か豚バラ肉が定番です。それ以外の具は、もやし、メンマ、ネギになります。巽屋 グルメ・レストラン
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巽屋は、茶系の豚骨スープに醤油ダレで深いコクであり濃厚でありながらあっさりとした味わいです。麺はやや中太のストレ-ト麺で、豚ばら肉の甘辛煮がたっぷりのった徳島ラーメンです。 脂分はあまりなかったので後口はすっきりとしていました。
なお巽屋は、玉子を入れた方がさらに美味しくなるように感じました。玉子を注文しなかったのは失敗でした。巽屋 グルメ・レストラン
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巽屋から徳島自動車道を通り美馬市脇町へ。ところが脇町に着く直前から土砂降りの雨。天気予報は曇りで、雨の確率10~20%であったため傘は用意してなく、傘を探して脇町を20分走り回りました。なんとか4軒目で傘をゲットして脇町の散策開始です。
阿波藩が奨励した藍づくりは、阿波の代表的な産業として広がり、吉野川の水運に恵まれた脇町は、藍の集散地として藍商・呉服商の商人が栄華を極めました。美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡
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「うだつ」とは、二階の防火用に造られた袖壁のことで、後に冨や地位の象徴になり各商家が争って立派で豪華なうだつを高く上げるようになりました。そこから「うだつの上がる、上がらない」という語源になったようです。写真では、4つのうだつが写っており、現在は約50のうだつが残っています。
二層うだつの町並み 名所・史跡
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脇町で一、二を競った豪商の藍商佐直・吉田家住宅の内部です。約600坪の敷地には江戸時代に建てられた主屋、質蔵、藍蔵など5棟が中庭を囲んで立ち並び、格式高い建築美と往時の藍商の暮らしぶりを見ることができます。
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約400mのうだつの町並みの中間附近で、古い商家を改築した素敵な和菓子店があったので入店。和菓子?は、赤飯を包んだまんじゅうの「脇美人」や大麦の粉を使用し脇町に古くから伝わる郷土菓子の「麦だんご」などで、他では見られない美味しそうな和菓子がいろいろあり楽しかったです。
素敵な店内で、赤飯入りの「脇美人」と「麦だんご」、そしてサ-ビスのお茶をいただきました。なお、麦だんごは餡なし、餡入りの二種類あり、甘いもが苦手な方でも大丈夫です。川田光栄堂 うだつ店 グルメ・レストラン
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川田光栄堂のすぐ近くには田楽屋さんがあり、煙に巻かれながら田楽を焼くお母さんにつられて豆腐田楽(1本150円)を買いました。店内でも食べれるようでしたが、残念ながら時間がないので駐車場に行く途中でたべました。
藍など伝統工芸品を販売する綺麗なお店はありましたが、今一つ庶民的な所が少なかった中で、ここは「ほっと」するお店でした。東京に帰って調べたら、地元の生活改善グループの皆さんによって営まれているお店で、味噌田楽(豆腐、ジャガイモ、こんにゃく、玉子)やバラ寿司などが売られているようです。お店は、土日、祝日にだけ開けているようです。
GiGiには、古い町並みに、白い煙と香ばしい匂いがお似合いです。
皆さんも素敵な脇町に来て味噌田楽を食べて下さい。 -
うだつの町並みのはずれの、大谷川沿いにある「脇町劇場・オデオン座」です。ロマン漂うレトロな芝居小屋で、山田洋次監督の映画「虹をつかむ男」の舞台になったところです。かつて日本のいたる所にあった大衆劇場そのもので、現代に忘れられてしまった大切なものを感じることができました。チャンバラ映画に月光仮面、なつかしいですね。
脇町劇場 【オデオン座】 名所・史跡
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脇町から数分のところにある「脇町潜水橋」です。水面から約2mのところに掛けられ、増水時には水中に潜り、水が引くとまた現れるます。吉野川には10本余の潜水橋があるようです。
夕暮れ時に、橋を渡る人や車、川には行き交う船、そんな風景は素敵でしょうね。 -
潜水橋は一般的には沈下橋と言い、河川を渡る橋の一種で、地方により潜没橋、潜流橋、沈み橋、潜り橋、冠水橋、地獄橋などとも言われています。特徴として、橋の上に欄干がないか、あってもかなり低いもの・増水時に取り外し可能な簡易的なものしか付いていないことのようです。 一番有名なものは 四万十川流域(高知県)ですね。
橋は車一台しか通れないので先に橋に入った方が優先になります。橋を渡るのはなかなかスリルがありますよ。 -
潜水橋から約50分、三好市池田町の祖谷口駅の手前の風景です。祖谷川の対岸で北向きにもかかわらず山の上まで家が散開し、希少な緩斜面に家が集まっています。生活が大変でしょうね。
もう少しすると祖谷川を渡り、いよいよ徳島県道32号山城東祖谷山線に入ります。 -
秘境祖谷へ。祖谷口から入ると初めはそこそこ広い道でしたが徐々に道は狭くなり、道が広くなったと思ったらすぐ狭くなります。さらに進むと車がすれ違いできない程のの広さになります。でもバス停の看板があるのでバスが通っているんでしょう。
延々と山沿いの道が続きますが、祖谷口から数km毎に設置された大きな距離表が目安と励みになります。
祭日でしたがシ-ズンオフで、午後2時過ぎで小雨であったせいか対向車も少なく、そのため数度の道の譲り合いですみました。シ-ズン中は間違いなく渋滞では。
写真は、車が数台しか止められない 祖谷渓展望台からです。素敵で、晴れていれば最高のはずです。なおトイレもあります。 -
祖谷渓展望台から100m程先には、「みどりの一里塚・松尾」(写真)があり、ここにも少し駐車スペースがあるので、展望台が満車で止められない時はここで車を止めて展望台まで歩いてもいいでしょう(1~2分)。もちろんここからでも渓谷は見ることはできます。
なお、小便小僧の像まではここから2~3kmはあるので駐車して歩くのは大変です。 -
細い曲がりくねった道を何度も曲がり、やっと小便小僧の像と対面です。これで3度目の対面ですが、何回来てもあきれると同時に、ここに小便小僧の像を作るというセンスは憧れますね。
ただ像を設置した人は怖くはなかったのかな。小便小僧 名所・史跡
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小便小僧は、かつて子どもたちが、この場所で度胸試しをしていたという逸話にちなんで作られたようですが、今なら大問題になりますね(笑)。
祖谷渓きっての難所・七曲、とくに小便小僧の像から祖谷の展望台までが絶景 スポットです。
像の周辺には駐車場はないため、一部道路が広くなっている部分に縦列駐車していますが、せいぜい8台程度しか止められません。そのため、シ-ズンの土日祭日は大渋滞になります。小便小僧 名所・史跡
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小便小僧の像から約400mのところに、祖谷渓の断崖に建つ一軒宿の「和の宿ホテル祖谷温泉」があります。ケ-ブルカ-に乗って170m程下に露天風呂があり、美しい渓谷を見ながら湯につかることができます。
昼だけの日帰り温泉の料金は、露天風呂(大人/1,700円)、展望大浴場(大人/600円)です。
温泉に入るか食事をすればここに車は止められると思うので、入浴後か食後に、散歩がてらに小便小僧の像を見に行くのもいいのでは(往復約15分)。和の宿 ホテル祖谷温泉 宿・ホテル
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小便小僧の像から約15分で、かずら橋に近い大型物産店・駐車場(1日500円)に到着。いろいろ買い物や食事をしたい方にはいいかも。ただ近くにはもう少し安い駐車場や、食事をしたり買い物をすれば無料になる駐車場もあります。
かずら橋夢舞台 グルメ・レストラン
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祖谷のかずら橋は、祖谷川の水上14mに架かる幅2m、長さ45mの吊り橋で、約800年前に平家の落ち人が追手から逃れる際にすぐに切り落とせるようにシラクチカズラで編まれています。
祖谷のかずら橋 名所・史跡
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橋は一方通行で、橋の入口まではそれぞれの駐車場から約3分です。
橋は3年毎に架け替えられるので壊れる可能性は低いのですが、橋は風にゆらゆら、人が動くたびに揺れ、カズラはギシギシと音を立て、高所恐怖症の人には最悪です。祖谷のかずら橋 名所・史跡
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一番怖いのが、踏み板が広くないうえ踏み板の間隔が広いため、下の川が丸見えなのです。踏み外しても落ちることはないのですが‥‥。
さらに今回は、小雨のため人が少なく他の人の動きの影響は少なかったのですが、片手に傘を差していたのでもう片手しか橋につかまることができなく、踏み板も滑るため怖かったです。祖谷のかずら橋 名所・史跡
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出口ですが、ここに着くとこわばった顔が皆さんホッとし笑顔になります。
たいして高くないのですがスリル満点で、二度と渡らないと思いながら、ここに来るとつい渡ってしまいます(3度目)、馬鹿ですね。祖谷のかずら橋 名所・史跡
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かずら橋から約15分で「道の駅・大歩危」に到着。国道32号線沿いで大歩危峡のほとりにあり、妖怪と石をテ-マにした博物館を併設しています。駐車場の横には丸い遊歩道のような展望台もあり、大歩危・小歩危を見ることができます。ちなみに、道の駅大歩危周辺から約4キロが大歩危、下流に向かって約3キロが小歩危と呼ばれているようです。
左側の屋根が博物館で、真ん中奥で小さく見えるのが大歩危峡観光遊覧船乗り場です。
そう言えば、アニメでお馴染みの児啼爺(こなきGiGi)はここの生まれ(発祥)です。道の駅 大歩危 道の駅
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写真は、道の駅から約600mのところにある、大歩危峡観光遊覧船タ-ミナルが入っている「レストラン大歩危峡まんかい」からです。
船の乗り場はタ-ミナルのすぐ下ですが、階段をどんどん降りていくので思ったよりも大変です。
なお観光船は、切り立った峡谷や、奇岩迫る屈指の景勝地を巡ってまたここに戻ってきます。レストラン 大歩危峡まんなか グルメ・レストラン
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「レストラン大歩危峡まんかい」にある乗船券売り場には中国からの観光客がおり、どこで調べて来たのか興味が湧きましたが、中国語は挨拶程度しか話せないので質問は断念。 中国人が、大都市での「爆買い」から文化体験へ変わってきていることを実感しました。本当の日本を知って欲しいですね。
さらに、併設のお店でお土産をいっぱい買って欲しいな~。大歩危峡観光遊覧船 乗り物
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遊覧船は細い渓谷を約30分かけて往復するようで、乗船料は、大人1000円で、小人500円(外税)です。
大歩危・小歩危は私のことではなく、一般的には、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」と言われていますが、本来は渓流に臨んだ断崖を意味する古語の「崩壊(ホケ)」から付けられたようです。大歩危峡観光遊覧船 乗り物
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大歩危小歩危から金刀比羅宮に到着。時間が遅かったので参道は素通りして、まずは金比羅さん参りに。
参道入口から、多くの観光客が訪れる御本宮までの石段の数は785段(奥社までは1,368段)です。
ここから1段目が始まります。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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最初の100段程度は比較的石段の高さも低く、参道には土産店が軒をつられます。まあ足慣らしですね。しかし写真に少し見える一之坂鳥居を越えて一之坂に入ると坂は急勾配で、少し息が荒くなり、ここが最初の難関です。
金刀比羅宮 寺・神社・教会
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一之坂の急な石段を上った先には、二層入母屋造り瓦葺きの総門(大門)がまっています。ここから先が境内になり、神域とされています。そのためお土産店や飲食店はここまでです。
金刀比羅宮 寺・神社・教会
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大門から振り返ると、琴平の街並みや讃岐平野が眼下に広がります。これを見ると随分上ってきたと実感しますが、まだ半分にも達していない365段目なのです。
金刀比羅宮 寺・神社・教会
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大門をくぐり境内に入ると、参道の両側で白い大きな傘をさして飴を売る5軒の店があるはずですがありません。時間が遅く小雨が降っていたので閉店したのかな。
本来ならば「五人百姓」という、境内で唯一営業が許可されている由緒ある飴屋があるのです。販売しているのは「加美代飴」という砂糖と水飴で作られたべっこう飴のみで、付属の小槌でわってからいただきます。五人百姓 専門店
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大門から金刀比羅宮の境内に入り、桜馬場と呼ばれる真っ直ぐでなだらかな石畳の道がしばらく続きます。この道は、春には爛漫の桜が彩るようです。なお、途中の右側には宝物館や3つの書院があるので、興味のある方や時間がある方は立ち寄ってもいいと思いますね。
なだらかな桜馬場を進み、青銅の鳥居をくぐって少し急な石段を数十段上ると、正面やや左に大きな桜馬場西詰銅鳥居が現れます。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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桜馬場西詰銅鳥居の手前右側に、「こんぴら狗」と呼ばれる犬のゴン像があります。飼い主の代わりに、犬が旅人と共に金毘羅詣りをした犬のことを「こんぴら狗」と呼ぶようになったようです。
江戸時代、庶民は旅行を禁止されていましたが、神仏への参拝の場合は特別で、伊勢神宮と金比羅宮への参拝は、庶民にとって一生に一度の夢であったようです。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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桜馬場西詰銅鳥居をくぐり、再び石段を上りはじめるとすぐに「表書院」があり、さらに石段を進むと第2の難関が姿を現します(約500段目)。参道は狭くはありませんが、一の坂に劣らない角度の急な勾配です。
石段を上りきると目の前に荘厳な建物が姿を現します。私を含め多くの方がゴールと間違える「旭社」で、石段628段目になります。金毘羅大権現時代に金堂だった建物で、見事な装飾は国の重要文化財に指定されています。
なお、旭社は785段目の金刀比羅宮を参拝してからお参りするようなので、下ってくるときにお参りしましょう!金刀比羅宮 寺・神社・教会
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旭社の右側を進むと、最後の難関の「御前四段坂」で、石段は4段階に分かれており、全行程でも最も急角度の石段が133段も続くという苦行と言うか心臓破りの石段です。ここを上りきれば御本宮です。
急坂なので気持ちがくじけそうになりますが、疲れた足で一歩一歩登ります。
でも御本宮が見えてくると急に元気になるのが不思議です。
金刀比羅宮 寺・神社・教会
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御前四段坂を上りきると、すぐ正面に本宮の社殿が現れます。全785段の石段を無事上りきることができました。
本宮の建物は桧皮で葺いた大社関棟造りで、本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇です。海上守護・農業・殖産・医薬など、様々なご利益があると伝えられています。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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本宮の北東側は展望台になっています。ここからの眺めは絶景です。讃岐平野の彼方に瀬戸大橋や讃岐富士と呼ばれている「飯野山」(真ん中左)などを望むことができます。
そして、いつも来てよかった~。いや、これて良かったと心から実感します。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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神札授与所には多数のお守り等がありますが、785段上った御本宮神札授与所だけでの授与となる、「幸福の黄色いお守り」と「こんぴら狗守り」が入っている黄色い袋のセット(1500円)と「幸福の黄色いお守り」(800円)が人気のようです。
いつの時代も幸福はそう簡単には手に入りませんね。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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16:55に石段の1段目を上りはじめて、785段目の御本宮まで行って帰って約40分でした。これも、自宅の周りを徘徊していたおかげかな。
予定では参道の門前町のお店をまわるつもりでしたが雨のため予定が遅れ、門前町に来たらほとんどのお店が閉店の準備をはじめていました。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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どうにか金比羅和菓子の代名詞、「灸まん」の老舗「灸まん本舗石段や」は営業していました。営業時間はネットで調べたらいろいろで、閉店時間が17:00、17:30、18:00、19:00といろいろで困りました。とりあえず17:40は営業していました。
灸まん本舗石段や グルメ・レストラン
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灸まんは思ったより小さく、一瞬サイズの小さな「ひよこ」かとも思いましたが、よく見たらお灸の形でした。
もそもそした皮に、もそもそした白餡を詰めたもので、甘さは控えめで非常に美味しいです。ただ、小ぶりなので甘党なら楽に2~3個はいけますが、お茶がほしくなりますね。灸まん本舗石段や グルメ・レストラン
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金比羅から約15分で、善通寺市の「山下うどん」に17:55に到着。
水で締めた麺にだし醤油をかけた「ぶっかけ」の発祥の店らしいです。また、多くのうどんの名店は閉店時間が早いなか、数少ない夜(18:30)まで営業していてる名店です。助かります。山下うどん グルメ・レストラン
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店内は比較的広く、駐車場も50台分あり、昼時なら店内にお客がいっぱいになるのは感じられます。
目的の「ぶっかけ」は、熱いぶっかけと冷たいぶっかけがありますが、さすがに1月では熱いぶっかけです。山下うどん グルメ・レストラン
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手打ちの太麺は、コシが強く喉ごしも抜群です。写真はぶっかけの小(280円)に天ぷら(100円)ですが、量的には普通かそれとも普通より少し多いです。
正統派の美味しいうどんがやっと食べることができ、これで「さぬき」にきた実感がしました。山下うどん グルメ・レストラン
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18:35 坂出グランドホテルに到着。ホテルは、JR坂出駅より徒歩約25分、坂出インターより車で15分、坂出北インターより車で2分の所で、夜はホテル周辺には営業しているお店や食堂は少なかったです。また総部屋数が119室でありながら駐車場が約200台(無料)あることからも、ここは車でないと不便な場所であると思いました。
坂出グランドホテル 宿・ホテル
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ホテルは全体的に若干古いですが、親切なフロントの対応、重厚な外観、比較的大きな結婚式場を持っていることから、昔は高級なホテルであったという雰囲気が感じられました。特に、ロビ-や廊下の絨毯などにその面影が残っていました。
坂出グランドホテル 宿・ホテル
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部屋は広く、古さは感じられますが清潔に保たれていてよかったのですが、消臭を希望していたのですがされてなく、備え付けのファブリ-ズでなんとか消臭を行いました。昔の豪華なホテルは禁煙室は少ないですね。
坂出グランドホテル 宿・ホテル
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備品やアメニティは一般的なものはそろっており、問題はありません。さすが昔からのデラックスホテルです。周辺にお店などが少ないため静かです。
なお、私がここを選んだ一番の決め手は、ホテルから徒歩約2分の所にある入浴施設(癒しの里 さらい)が無料で利用できることでした。坂出グランドホテル 宿・ホテル
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夜は入浴施設(癒しの里 さらい)で、朝は館内大浴場(内湯のみ)を利用したため部屋の浴室は利用しませんでしたが、特に問題はありませんでした。もちろんトイレは、日本が誇る温水便座トイレです。
ホテルに関して唯一気になったのが、夜間のフロント係(年配の男性)の対応が素っ気無かったことだけで、それ以外は問題はなく、気分良く泊まることができました。坂出グランドホテル 宿・ホテル
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夕食は、瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介類を使用した海鮮料理を堪能できると思い、ホテルから車で約5分の所にある「いただきさんの海鮮食堂 ふれあい市場」へ。ところが今日は月曜・祭日のPM6:55なので営業はしているはずなのですが営業していません。ちなみに営業時間は AM11:00~PM2:00、PM5:00~PM8:30で、定休日は水曜日です。潰れたのかな?
いただきさんの海鮮食堂 坂出店 グルメ・レストラン
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しかたなく、近くの瀬戸大橋記念公園で夜の瀬戸大橋を素速く眺め、車が止められるレストラン・食堂探しへ。国道・県道沿いはレストラン・食堂はいろいろありましたがほとんどが全国チェ-ンのお店か焼き肉・居酒屋さんばかり。
探すのが面倒になったので、周辺の大きなス-パ-で、地元色のある食料品を調達してホテルへ。瀬戸大橋記念公園 公園・植物園
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ホテルの部屋で軽く食事をして、21:40に入浴施設(癒しの里 さらい)へ。ちょっと高級感がある、天然温泉を利用した日帰り温泉です(翌朝の写真です)。
なお施設には、体にやさしい約80種類の料理が、バイキングスタイルで食べられるレストランもありました(OS21:30)。自然彩食ふきのとう 坂出店 グルメ・レストラン
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室内はきれいで、内湯、露天、サウナ、あかすり、リクライニングコ-ナ-等があり、のんびりできました。
体は温まりましたが、これから2~3分寒い道を歩いてホテルに戻り、明日の準備です。
徳島・香川ぶらり旅.2 (香川から徳島へ)へ天然石の湯 ゆの華 温泉
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この旅行記へのコメント (1)
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- wakupaku2さん 2017/03/17 17:04:06
- 一日でどれだけ回るの!!凄すぎの旅行記です!!
- SHU2さん
こんにちは。
四国は土地勘があるのでぐいぐい読ませて頂きました。一日で徳島から祖谷(遠ーい)そして日暮れにコンピラ参りして、坂出で宿泊!!凄すぎです。SHU2さん、海外だけでなく、国内旅行も健脚でビックリです。祖谷温泉は以前、テレビで中国人誘致の為に中国語対応にして頑張っている、と見ました。四国を旅行する外国人は少ないはずですが、池田や祖谷温泉は中国人が観光するようです。
コンビラさんは階段でへとへとになりますよね。
今回は羽田に電車ですか?朝便の羽田発四国便はいつも空いてますよね。逆に四国から東京への朝便は混みます。
香川は瀬戸内海の島、豊島などがよさそうですね。旅行記楽しみにしています。
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