No.70　百名城の岡山城(18/100)

2017/03/01 - 2017/03/01

関西への出張で微妙に時間ができた。しかし、関西には土地勘がない。ならば、いっそのこと、という訳で久々に岡山城を見に行くことにした。
微妙な時間しかないので、岡山駅からは急ぎタクシーで城へ向かう。10分弱で1000円程。
城へは二の丸より向かう。
内下馬橋を渡って本丸へ。
大納戸櫓下の石垣と表書院下の石垣は明らかに年代が異なる。修復したものだろうか？古い石垣も痛みが酷い。規模の大きな台風の直撃に耐えられるだろうか？
鉄門跡を通って本殿へ。そこには天守閣がある。色は黒。縦に高いというよりは幅がある印象。脇には蔵があり、戦闘の為の城の印象は低い。この印象は蔵下門を通った時に一層深まった。門前を囲む櫓はない。一方が堀とはいえ、開放されている。これでは門前に敵を導き鏖殺はできない。
ただ、川に浮かぶようにそびえる天守閣は美しく、絵になる。
川を挟んで後楽園があるが、ここはスルー。
帰りは時間に少し余裕があったので路面電車で岡山駅まで。料金は均一料金区間内なので100円でOK。

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

石垣の上に鳥が一羽。
岡山城=烏城ゆえ？

石垣の状態。
石垣から草こそ生えていないものの、状態はあまり良くありません。

手前の石垣と奥の石垣は明らかに造りが違います。
年代の差、というのもあるでしょうが、一度壊れて修復したのでは？

鉄門跡から不明門を望む

不明門。敵を鏖殺するには難しい造り。鉄門ではあり、威圧感はバッチリ。

天守閣。
左側に倉庫のような櫓があるのが特徴的。

石垣も実戦的とは言えず、政庁としての役割が大きかったのでしょう。

天守閣から廊下門へ向けて下ったところ。ここだけは城塞としての雰囲気を感じさせる一角でした。

廊下門。
左側に逃れた兵は再び城攻めに加われます。熊本城などの攻め手への邪悪な意思は感じられません。
雑兵にはありがたい構造ではありますが。

水堀と石垣と天守。
絵になります。

月見橋を渡って対岸に行くと、後楽園(庭園)です。今回は時間がないのでスルー。

旧二の丸付近にあった禁酒会館。
なかなか雰囲気のある建物です。

帰りに乗った路面電車は竹久夢二バージョンでした。

内装もレトロチック。

おまけ。
マンホールの蓋は岡山らしく桃太郎。

止水栓蓋も抜かりなく、桃太郎。