2017/02/24 - 2017/02/25
16位(同エリア73件中)
UKらぶさん
浜坂は松葉がにの漁獲高日本一の町。その浜坂で評判の良い澄風荘さんで大きなタグ付き活け松葉がにのコースをいただきました。
時期によって価格は変動しますが、2月は平日税込24,800円、休前日26,000円でした。大きな活松葉が一人につきほぼ2杯で以下のコースをいただきます。
かに刺しと焼きがに(約1杯)
かにしゃぶ(約1杯)
かに味噌甲羅焼き(甲羅酒用のお酒1合付き)
雑炊
デザート
公式ホームページから予約するとワンドリンクサービスです。
かにソムリエとはカニの目利き・調理法の他、浜坂のある新温泉町の歴史や文化、接客などの研修を3年間重ねて試験を受けて初めて認定されるそうです。
浜坂観光協会http://www.hamasaka.com/kanisommelier/index.html
澄風荘さんには4名のかにソムリエがおられるとのこと。この日お会いしたのはご主人と女将さんと、もう1名の方でした。表紙写真のカニミソを混ぜてくれているのはかにソムリエを目指して修行中の方です。
「ほぼ2杯」と書いたのは甲羅を1つしか食べられなかったため。
甲羅焼きおかわりはメニューにないのかな…
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大阪駅12:05発のこうのとり9号に途中の駅から乗り込み、まずは城崎温泉駅へ。
・・・先っぽ切れた!! -
14:54 城崎温泉駅着
向かいのホームで14:57発浜坂行きの列車が待っていますが、2両しかなくすぐに満席になってしまいました。乗り換える方は急いで座席を確保することをオススメします。
ここからさらに1時間、列車の旅は続きます。城崎温泉駅 駅
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レトロな車両。
扉の開閉はボタンを押して行います。 -
扇風機も現役。
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途中、車窓からレトロな車を発見
後ろ姿だけど可愛いいなぁ。 -
餘部橋梁から日本海を望む
浜坂の2つ前は餘部(あまるべ)駅。到着直前に余部橋梁(ついつい通称の余部鉄橋と言っちゃいます)を通過します。
明治45年に完成した旧橋梁は、2010年に架け替えられて現在の姿になりました。余部鉄橋(余部鉄橋空の駅) 名所・史跡
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15:52 浜坂駅に到着です。
約4時間の旅でした。浜坂駅 駅
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「はまさかを召し上がれ」
よっしゃー!いただきますよー! -
切符は赤い回収箱に入れてください。
ローカル線ぽくって最高! -
駅を出る直前に怪しい看板が(笑)
写真に旧余部橋梁が使われていますね! -
駅の外観
のれんがカッコイイ!
アルミサッシが残念だけどね! -
駅を出て右手に進むと
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怪しい部屋に着きました!
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鉄道ファンが喜びそうなものがいっぱい。
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これはもしや・・・?
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上の部品の説明です。
ここまで詳しく説明します!?ホントに愛が感じられてほっこりします。 -
昔の路線図や案内図など
お時間のある方はぜひ足を運んでみてください。 -
それではメインストリートの商店街を通り抜けて、本日のお宿である澄風荘さんを目指します。
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商店街を入ってすぐ左手にまち歩き案内所があります。
浜坂駅前 まち歩き案内所 名所・史跡
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商店街は営業しているお店もありますが、やはり閑散としています。
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すぐに三叉路に突き当たるので
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この標識の左をまっすぐ進みます。
天然記念物大島ってなんだろう??
http://www.hamasaka.com/kanko/spot/08.html -
道路の中央には雪を溶かすスプリンクラー。
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澄風荘(しょうふうそう)さんに到着しました。
駅からゆっくり歩いても5ー7分で到着します。澄風荘 宿・ホテル
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マンホールもカニだー!!
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軒先にはまだ生きているカニが!
でっかいです!
活きがいいです! -
お部屋は四畳ほどの居間と
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六畳ほどの寝室になっています。
奥のベッドは使わず、手前に布団を敷いて寝ます。 -
温水洗浄便座と
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洗面台が一緒になっています。
コンパクトですが清潔です。 -
お風呂は外湯となります。
徒歩3分のユートピア浜坂に行くか、車で8分の七釜温泉ゆーらく館に送迎してもらいます。 -
二階が宿泊用の部屋で、一階が食事をする個室になっています。
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内風呂もあるのかな?
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少しですがお土産もありました。
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ソム君とりえちゃん。
餘部橋梁は地域の誇りなのでしょうか。 -
小さなロビーにソファセットが置いてありました。
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有名人もたくさん訪れているみたい。
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七釜温泉 ゆーらく館
100%源泉かけ流しの日帰り温泉です。
大人(中学生以上)500円
小人(2歳以上) 300円
入口の釜に入って記念撮影できます。
・・・しましたけど? -
澄風荘さんから4km以上あるので歩いては来れません。
冬なので迎えに来てもらう頃にはすっかり日が落ちていました。 -
館外には足湯がありました。
館内には一般風呂の他に貸切できる多目的風呂もあります。
療養目的で家族の介助が必要な場合や、親子水入らずで利用できるのが嬉しいですね。 -
湯上りはお迎えが来るまで休憩所でゆっくりできます。
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マッサージ機は苦手なんですけど、今回は試してみました。
10分100円ぐらいだったかな?足もみ機能もありました。
そしてやっぱりイテテテテ!と言いながら悶えてしまいました。 -
さて、お風呂から帰っていよいよお食事です!
囲炉裏のある個室に案内してもらいました。 -
囲炉裏に七輪を置いて焼いていきます。
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日本海で獲れた鮮魚のお刺身。
量が控えめなのが嬉しいです。
かにを食べに行って舟盛りのお刺身が出て来ると、申し訳ないですけど余っちゃうんですよね。
甘エビが食べられないので抜いてくださいとお願いしたら、たぶんカンパチのお刺身を増やしてくれました。ありがとうございます! -
生のカニミソです!
これを今から焼いていきますよ! -
まぜまぜまぜまぜ…
手を止めてはいけません!とかにソムリエさんから檄が飛びます! -
「甲羅が破けちゃうので回し続けてくださいね!」とレクチャーを受けつつまぜまぜ!
出来上がったカニミソは至福のお味でしたー! -
イチオシ
「このかにを焼いていきますよ」とおかみさんと共に大きい足が登場!
浜坂港のタグ付きですよー! -
「こうやって取ってくださいね」とかにスプーンでぐりっ!
焼きガニうんまー!! -
澄風荘さんのカニ刺しは冷水につけて花を咲かせるタイプ(手前)ですが、ワガママを言って一本はそのまま(奥)で食べさせてもらいました。花を咲かせる=水に浸けるので水っぽくなるというイメージだったので。
しかしそのままでは鮮度が良過ぎて身がプリップリを超えてギュインギュインで食べづらく、やはりオススメの花咲きで食べる方が良かったです。花咲きでも白っぽくなってないですしね。
かにソムリエさんの言うことは間違いない! -
火が通り過ぎないように少しずつ焼いていきます。
足の身が盛り上がってきました。
お塩をパラッと振りかけていただきます。
肩肉は鍋の出汁じゃないですよ!プリッとしていて美味しいんです。 -
かにしゃぶ用のお野菜です。
これまた量が控えめなのが嬉しい。
まずはじっくりとかにを味わって、そのお出汁で少しずつお野菜をいただきます。 -
カニミソ甲羅焼きを堪能した後は甲羅酒ですね!
友人は甲羅が破れる寸前まで、4回ほど楽しんでいました。 -
かにしゃぶもおかみさんからレクチャーしていただきました。
まずは足の太い部分をすこーし出汁に浸します。 -
そしてまたもやかにスプーンでぐりっ!
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身を垂らして殻をV字に持ってしゃぶしゃぶします。
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「爪もこうしてね」とおかみさん。
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足の先の細い部分は出汁にしちゃいましょう。
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ではおかみさんを真似てまずは太い部分を浸して
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身を取り出したらV字にしてしゃぶしゃぶ。
この段階でも全く野菜に手を付けないのが潔いよね! -
かにしゃぶ用のカニたち。
立派でしょう! -
肩肉は穴あきのおたまに乗せてしゃぶしゃぶ。
ここでも出汁になんてしませんよー -
カニの足先?も加わった出汁でお野菜を食べた後は、いよいよ雑炊です。
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表紙のかにソムリエ見習いさんに「まだ入れるんですか!?」と驚かれながらご飯をどんどん入れてもらいます。
だって少しだと出汁が余っちゃうでしょ、もったいない。 -
満タンです(笑)
4人前以上ありますよ、とびっくりされました。 -
加えるものは卵のみ。
味を変えるネギや海苔などは入れません!というのが良いですよね。
もちろん完食です。ごちそうさまでしたー!! -
デザートに杏仁豆腐を出していただきました。
普段甘いものは食べないんですが、満腹でもツルッとおいしくいただきました。 -
翌朝はフロント奥のお食事処で朝食をいただきます。
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日本海で獲れる脂が乗ったハタハタの干物や手作りのセコガニの味噌煮込み、浜坂名物の焼きちくわ(お土産でもいただきました)などが盛りだくさんでした。
これにご飯とカニ汁が付きます。
前日のカニが残っていれば雑炊にしてくれるそうです。 -
元はお座敷で囲炉裏だったところに土台を付けてテーブルにし、ベンチシートを置いて使い勝手を良くしたそうです。
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食後のコーヒーもいただきました。
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さあ、10時にチェックアウトして浜坂駅に向かいます。
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カニと温泉の両方が楽しめたステキな町でした。
ありがとう浜坂。 -
駅には足湯の施設がありました。
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ストッキングなので入りませんでしたが。
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かにソムリエアピール
ありがとう、本当に大満足だったよ。 -
それでは城崎温泉駅に向かいます!
浜坂から京阪神までの特急切符を持っていると、城崎温泉駅で途中下車できます。
せっかくなので城崎でお昼ごはんを食べてから帰ることにしました。 -
途中、餘部駅で3分ほど停車します。
記念撮影する人のために止まってくれるんでしょうね。 -
でもホームは橋梁の上なので、3分では良い写真なんて撮れないと思うんですけども。
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餘部橋梁を通り過ぎながら、一路城崎温泉駅を目指しました。
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