2015/08/09 - 2015/08/18
2882位(同エリア6871件中)
みーみさん
ドメネク・モンタネールの代表作、カタルーニャ音楽堂を訪ねました。
いたるところに、彫刻や、花をモチーフにした装飾が施されている
装飾の極みとも言える建物です。
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見学はガイドツアーのみで、集合場所からして、もうこの薔薇の装飾!
期待に胸が高まります。 -
集合場所はカフェになっていて、内部に入らない人でも自由に利用することができ
ます。 -
日本から代理店(ネット)を通して予約をしていきました。代理店を通しても手数
料はなし。現地のチケット販売所でバウチャーを入場チケットに交換する必要が
ありました。 -
最初に、カタルーニャ音楽堂に関する短い映画の鑑賞があります。(英語でした)
私の見学回のときはイタリアからの団体が入っていたため、二つのグループに分か
れて内部見学が行われました。 -
私たちのグループはまず、階段を上がって二階のホールとバルコニーを見学しました。
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二階のロビー広場にも花柄の柱の装飾があります。
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広間からバルコニーを見た所。
広間のガラスも花柄のステンドグラスです。 -
イチオシ
が、なんといっても、圧巻はバルコニーの列柱群!
ひとつひとつの柱がすべて違う模様で作られています。 -
華やかだけど、やさしい色遣いの花々に皆見とれていますね~。
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柱の先端には薔薇の花。
ギリシャ様式ならここに渦巻きとかアカンサスの花の模様が来るところでしょうが
モンタネールは薔薇の花。 -
バルコニー部分は外の道路から見ることもできますが、間近で見るとやはり
見ごたえが違いますよ。 -
イチオシ
柱の上部はこんな感じになっています。
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イチオシ
そして、なんといっても大ホール。
とりわけ、天井のステンドグラスがすごい。
中央部分がせり出しています。 -
舞台の壁面は楽器を奏でる女性像で飾られています。
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イチオシ
上半身と楽器部分は彫刻になっています。
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そして洋服部分はモザイク。
現在の感覚からすると、音楽ホールの壁にこれだけ装飾をするというのは
ちょっと考えらないですね。 -
一階から2階、3階席を見上げた所です。
天井にはピンクと白の薔薇の装飾が並んでいます。 -
大きなステンドグラスの窓から外の光が入ってきます。
窓のない密閉空間である音楽ホールを見慣れている者の目には
斬新に映りました。 -
装飾の極致。
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見学時は、ホールの客席に座ることもできます。
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夜になって、照明が入るとまた違った雰囲気になるのでしょうね。
次回は晩のコンサートで訪れてみたいです。 -
これでもかという、装飾の極み。
それでも、しつこくならず、上品なのは、モンタネールのセンスと、
薄い色合い故でしょうか。 -
天井のステンドグラスを真下からみたところ。
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モーツァルト
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ヨハン・セバスチャン・バッハ
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バルセロナというと、ガウディの名前がすぐ出てきますが、
日本では(世界的にも?)モンタネールはそれほどメジャーではありません。
個人的には華やかなモンタネールの作品は大好きです。 -
ガウディの装飾は抽象的、モンタネールの具象的。
私はそんな印象を持っています。 -
モンタネールは25歳という若さで建築大学の教授になったり、後には政治家とし
ても活躍したそうです。
自分の建築の追求に一途で、求道者のようなイメージのあるガウディとは対照的
な人物像が伺えます。 作品にもそんな二人の性格がそれぞれでいるのかな、なん
て思ったりもします。 -
本屋さんに行っても、ガウディ関係の本はたくさんあるのに、モンタネールのこと
語った著作というのは私が知る限りでは見たことがありません。 -
階段部分、一面に花をモチーフにしたステンドグラスがはめこまれていますが、
これがむしろおとなしめに見えてしまいます。 -
何の花?
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音楽堂の前面の道路はわりあい狭いので建物の全体を写真に収めるのは
難しいです。
角にある彫刻はカタルーニャの守護聖人のサン・ジョルディ。 -
側面部分。
やはり正面が一番華やかですが、奥に長い建物なので、その側面もなかなか
のもの。
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