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マレーシアはイスラム教徒が過半を占めます。<br /><br />しかし、宗教的争いは今ではほとんどないようです。<br /><br />他方、ヨーロッパや北米、そして中近東ではキリスト教対イスラム教、ユダヤ教対イスラム教、さらにはスンニ派対シーア派という対立の構図が深刻です。<br /><br />初めてモスクを訪問しつつこの構図を振り返りました。<br /><br />その後はコタキナバル市内を歩き、街並みや生活の一端を覗きました。<br /><br />やはり日本は住みやすい国のようですーー。

イスラムは世界を救うか?コタキナバルの街歩きーー。

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2017/03/20 - 2017/03/27

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norisa

norisaさん

マレーシアはイスラム教徒が過半を占めます。

しかし、宗教的争いは今ではほとんどないようです。

他方、ヨーロッパや北米、そして中近東ではキリスト教対イスラム教、ユダヤ教対イスラム教、さらにはスンニ派対シーア派という対立の構図が深刻です。

初めてモスクを訪問しつつこの構図を振り返りました。

その後はコタキナバル市内を歩き、街並みや生活の一端を覗きました。

やはり日本は住みやすい国のようですーー。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
タクシー 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
タビックスジャパン

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  • タクシーで街に向かいますが、まずは気になっている二つのモスクを訪ねます。<br /><br />途中にあったスラム街のような地区。<br /><br />マレーシアにも貧富の差はもちろんあります。<br /><br />比較的所得が高いのは中国系やインド系の方々でマレー人は相対的に貧困層が多いという現実を垣間見ることになりますーー。

    タクシーで街に向かいますが、まずは気になっている二つのモスクを訪ねます。

    途中にあったスラム街のような地区。

    マレーシアにも貧富の差はもちろんあります。

    比較的所得が高いのは中国系やインド系の方々でマレー人は相対的に貧困層が多いという現実を垣間見ることになりますーー。

  • 最初に来たのはステートモスクです。<br /><br />つまり州立のモスクです。<br /><br />イスラム教を国教とするマレーシアには、イスラム教徒の祈りの場所であるモスクが街のいたるところにありますが、ここはその代表格です。

    最初に来たのはステートモスクです。

    つまり州立のモスクです。

    イスラム教を国教とするマレーシアには、イスラム教徒の祈りの場所であるモスクが街のいたるところにありますが、ここはその代表格です。

  • このモスクは暑さをやわらげる工夫がされたデザインだそうです。<br /><br />イスラミック建築の美しい幾何学模様が特徴です。<br /><br />この州立モスクは何と5000人もの信者が一度に収容可能で、本物の金!(18金!)をあしらった豪華な造りです。<br /><br />norisa妻、どこか剥がして逃げ去りたいところですが立ちどころに逮捕、むち打ちの刑必定です(爆)

    このモスクは暑さをやわらげる工夫がされたデザインだそうです。

    イスラミック建築の美しい幾何学模様が特徴です。

    この州立モスクは何と5000人もの信者が一度に収容可能で、本物の金!(18金!)をあしらった豪華な造りです。

    norisa妻、どこか剥がして逃げ去りたいところですが立ちどころに逮捕、むち打ちの刑必定です(爆)

  • そして繁華街から北東方向に走らせたところにあるのはーー。<br /><br />こちらは先ほどのモスクと異なり郊外にあります。

    そして繁華街から北東方向に走らせたところにあるのはーー。

    こちらは先ほどのモスクと異なり郊外にあります。

  • コタキナバルにあるもうひとつの市立モスクです。<br /><br />この二つがこの市の二大モスクということです。

    コタキナバルにあるもうひとつの市立モスクです。

    この二つがこの市の二大モスクということです。

  • このモスクはまるで水上に浮かんでいるな幻想的な姿が特徴ですが、これも暑さをしのぐ設計なのでしょうか。<br /><br />さしずめマレーシア版平等院鳳凰堂といった感じです。<br /><br />色使いが涼やかですが、平等院の方が日本人には人気がありそうです。

    このモスクはまるで水上に浮かんでいるな幻想的な姿が特徴ですが、これも暑さをしのぐ設計なのでしょうか。

    さしずめマレーシア版平等院鳳凰堂といった感じです。

    色使いが涼やかですが、平等院の方が日本人には人気がありそうです。

  • 中には青い絨毯が敷いてあり居心地のいい空間になっているようですし、出入りできるようですが、キリスト教の教会のようには気楽に入る気にはなりません。<br /><br />キリスト教もイスラム教も同じ天主様を信仰しているのですが、何となく日本人にはイスラム教の方が敷居が高い気がします。<br />(我々夫婦、ご幼少のみぎりは教会の幼稚園に行っていたせいでキリスト教には抵抗がないのかもしれませんーー)

    中には青い絨毯が敷いてあり居心地のいい空間になっているようですし、出入りできるようですが、キリスト教の教会のようには気楽に入る気にはなりません。

    キリスト教もイスラム教も同じ天主様を信仰しているのですが、何となく日本人にはイスラム教の方が敷居が高い気がします。
    (我々夫婦、ご幼少のみぎりは教会の幼稚園に行っていたせいでキリスト教には抵抗がないのかもしれませんーー)

  • 恐る恐るnorisaもモスクと同じ画面に収まります(笑)<br /><br />それにしても近代的かつ美しいモスクです。<br /><br />こうしたモスク、市民の心のよりどころのようです。<br /><br />といってもマレーシアはいわゆるイスラム教のマレー人の他に華僑や印僑(インド系市民)がいますので国民全てがイスラム教徒ではありません。<br /><br />それでも今は大きなもめ事はないようですーー。

    恐る恐るnorisaもモスクと同じ画面に収まります(笑)

    それにしても近代的かつ美しいモスクです。

    こうしたモスク、市民の心のよりどころのようです。

    といってもマレーシアはいわゆるイスラム教のマレー人の他に華僑や印僑(インド系市民)がいますので国民全てがイスラム教徒ではありません。

    それでも今は大きなもめ事はないようですーー。

  • これから市の中心部に行きタクシーを降ります。<br /><br />料金は日本の数分の一という感覚です。

    これから市の中心部に行きタクシーを降ります。

    料金は日本の数分の一という感覚です。

  • 最初はウオーターフロントのモールに入ります。<br /><br />しかし、何となく閑散としていてイマイチ。

    最初はウオーターフロントのモールに入ります。

    しかし、何となく閑散としていてイマイチ。

  • 確かに海辺なのでロケーションは良いのですが人気がなさそうです。<br /><br />やはりメインのモールに行くことにしますが、途中のマーケットや市街を見ながら歩くことにしました。

    確かに海辺なのでロケーションは良いのですが人気がなさそうです。

    やはりメインのモールに行くことにしますが、途中のマーケットや市街を見ながら歩くことにしました。

  • 人気のないウオーターフロントのモールでした。<br /><br />頑張って改装してネ!<br /><br />

    人気のないウオーターフロントのモールでした。

    頑張って改装してネ!

  • 途中には見たことのない花々が。

    途中には見たことのない花々が。

  • いずれにしろ鮮やかです。<br /><br />ただし歩道がイマイチ未整備で歩きにくい状況です。

    いずれにしろ鮮やかです。

    ただし歩道がイマイチ未整備で歩きにくい状況です。

  • これからマーケットらいし一角を通ります。<br /><br />ひ弱な夫婦、露天の物品を食べる気にはなりません(苦笑)

    これからマーケットらいし一角を通ります。

    ひ弱な夫婦、露天の物品を食べる気にはなりません(苦笑)

  • 何か得体の知らないものを販売しています。<br /><br />乾燥して果物や穀類などのようですが??<br /><br />そして、いらっしゃるのほぼ全てマレー人、イスラム教徒のようです。

    何か得体の知らないものを販売しています。

    乾燥して果物や穀類などのようですが??

    そして、いらっしゃるのほぼ全てマレー人、イスラム教徒のようです。

  • 久しぶりに見慣れた花、ブーゲンビリアを通りぬけて歩きます。<br /><br />気温は32℃くらいでしょうか。

    久しぶりに見慣れた花、ブーゲンビリアを通りぬけて歩きます。

    気温は32℃くらいでしょうか。

  • その暑さの中、木々と花々は至る所にあり、心を和ませますーー。

    その暑さの中、木々と花々は至る所にあり、心を和ませますーー。

  • こちらはミシンを店先に出している通りがあります。<br /><br />ここは全て衣料品店のようです。<br /><br />そう、買ったズボンのすそ直しや修理を即席でやってくれるお店です。

    こちらはミシンを店先に出している通りがあります。

    ここは全て衣料品店のようです。

    そう、買ったズボンのすそ直しや修理を即席でやってくれるお店です。

  • それにしても何十軒の衣料品店があることやら!<br /><br />それもそのはず、この地域はハンディクラフトセンターというそうです。

    それにしても何十軒の衣料品店があることやら!

    それもそのはず、この地域はハンディクラフトセンターというそうです。

  • これはその衣料品店のひとつですが冷やかしに覗くのも勇気がいります。<br /><br />カオス、という単語がピッタリです。

    これはその衣料品店のひとつですが冷やかしに覗くのも勇気がいります。

    カオス、という単語がピッタリです。

  • そのマーケット地域から南西に歩くとシンスラン複合地域というところを通ります。<br /><br />しかし、いかにも住居とお店が合わさったこわそーな雰囲気。<br /><br />速足で歩きます。<br /><br />そしてーー。

    そのマーケット地域から南西に歩くとシンスラン複合地域というところを通ります。

    しかし、いかにも住居とお店が合わさったこわそーな雰囲気。

    速足で歩きます。

    そしてーー。

  • コタキナバルで一番?有名なセンターポイントモールに到着します。

    コタキナバルで一番?有名なセンターポイントモールに到着します。

  • こちらは清潔で品物も豊富。

    こちらは清潔で品物も豊富。

  • 内装のデザインや展示も他のモールよりも凝っています。<br /><br />趣味が良い悪いは別問題ですが(笑)

    内装のデザインや展示も他のモールよりも凝っています。

    趣味が良い悪いは別問題ですが(笑)

  • 眼下には特売品コーナーがあります。<br /><br />ヘジャブをまとった女性陣が物色していますが、ヘジャブ以外は日本のお店とそうは変わらない風景です。

    眼下には特売品コーナーがあります。

    ヘジャブをまとった女性陣が物色していますが、ヘジャブ以外は日本のお店とそうは変わらない風景です。

  • いろいろ歩くと訳の分からないものにも出くわします。<br /><br />

    いろいろ歩くと訳の分からないものにも出くわします。

  • 一体何を売っているのか不明なワゴン。<br /><br />お店の人もいないので聞くこともできません。

    一体何を売っているのか不明なワゴン。

    お店の人もいないので聞くこともできません。

  • こちらもカオス(混沌)という言葉以外は見つからない売り場。<br /><br />現地の方には意味のあるものなのでしょうーー(苦笑)

    こちらもカオス(混沌)という言葉以外は見つからない売り場。

    現地の方には意味のあるものなのでしょうーー(苦笑)

  • おもちゃ屋さんだけは万国共通でわかります。<br /><br />どこの国でも子供には甘いようです。<br /><br />ついに買うものは見つからなかったのでタクシーでホテルに戻ります。<br /><br />お土産は帰りの空港で買うことにしましょうーー。

    おもちゃ屋さんだけは万国共通でわかります。

    どこの国でも子供には甘いようです。

    ついに買うものは見つからなかったのでタクシーでホテルに戻ります。

    お土産は帰りの空港で買うことにしましょうーー。

  • ホテルの自室に戻ると遠くの方で雨が降っているようです。<br /><br />いつものような見通しがありません。<br /><br />日没前では初めての雨かもしれません。<br />(寝ている間は1,2度ありました)

    ホテルの自室に戻ると遠くの方で雨が降っているようです。

    いつものような見通しがありません。

    日没前では初めての雨かもしれません。
    (寝ている間は1,2度ありました)

  • 最初に行った州立モスクはホテルの窓からも見えます。<br /><br />これは望遠を目いっぱい効かせた一枚。<br /><br />18金のドームが目立ちます。

    最初に行った州立モスクはホテルの窓からも見えます。

    これは望遠を目いっぱい効かせた一枚。

    18金のドームが目立ちます。

  • 同じ望遠で見た対岸の漁師街。<br /><br />といっても水上生活者が多いようです。<br /><br />近代的なビルも多いコタキナバルですが、こうした昔ながらの生活も続いています。

    同じ望遠で見た対岸の漁師街。

    といっても水上生活者が多いようです。

    近代的なビルも多いコタキナバルですが、こうした昔ながらの生活も続いています。

  • 爆音を上げて飛行機がコタキナバル国際空港から飛び立っていきます。<br /><br />このホテル、眺望も居心地も申し分ないのですが、空港が車で10分くらいにあるので、一時間に2,3機飛び立つ飛行機も音がします。<br /><br />窓は開けておくにはウルサイかもしれません。<br /><br />その騒音が去るとモスクからコーランを朗読?するような読経の声があたりを支配します。<br /><br />そう、日に5回することが決まりの礼拝(サラート)です。<br /><br />この礼拝は日の出、日の入り時間によって異なるため日々時間をチェックしておく必要がありますし、仕事中もおかまいなし。<br /><br />まさしく敬虔なイスラム教徒は楽ではありません(苦笑)

    爆音を上げて飛行機がコタキナバル国際空港から飛び立っていきます。

    このホテル、眺望も居心地も申し分ないのですが、空港が車で10分くらいにあるので、一時間に2,3機飛び立つ飛行機も音がします。

    窓は開けておくにはウルサイかもしれません。

    その騒音が去るとモスクからコーランを朗読?するような読経の声があたりを支配します。

    そう、日に5回することが決まりの礼拝(サラート)です。

    この礼拝は日の出、日の入り時間によって異なるため日々時間をチェックしておく必要がありますし、仕事中もおかまいなし。

    まさしく敬虔なイスラム教徒は楽ではありません(苦笑)

  • やがて遠くの雨も上がって日が出てきたようです。<br /><br />しばらく休憩してからクラブルームに。

    やがて遠くの雨も上がって日が出てきたようです。

    しばらく休憩してからクラブルームに。

  • かろうじて夕日が楽しめます。<br />

    かろうじて夕日が楽しめます。

  • さすがに今日は夕日がくっきり!というわけにはいきません。

    さすがに今日は夕日がくっきり!というわけにはいきません。

  • しかし、コタキナバルの住人、いつでも毎日このような夕日を眺めて一日を終えるのでしょうか?<br /><br />優雅なものですが、住人は案外夕日など愛でないのかもしれませんーー(苦笑)

    しかし、コタキナバルの住人、いつでも毎日このような夕日を眺めて一日を終えるのでしょうか?

    優雅なものですが、住人は案外夕日など愛でないのかもしれませんーー(苦笑)

  • 今日は夕食は1Fの中華レストランに向かいます。<br /><br />ここはロビーのある2Fからしかアクセスできないような感じですが、実は庭からも行くことができることを知りました。<br /><br />まずはハイネッケンから。<br />(ビールはこの他にカールスバーグとタイガーがありますが、これが一番合います。といっても日本のビールのおいしさには敵いません(笑))

    今日は夕食は1Fの中華レストランに向かいます。

    ここはロビーのある2Fからしかアクセスできないような感じですが、実は庭からも行くことができることを知りました。

    まずはハイネッケンから。
    (ビールはこの他にカールスバーグとタイガーがありますが、これが一番合います。といっても日本のビールのおいしさには敵いません(笑))

  • 奥様はトムコリンズです。

    奥様はトムコリンズです。

  • このレストランも広々、ゆったりとした造りです。

    このレストランも広々、ゆったりとした造りです。

  • 野菜のスープ。

    野菜のスープ。

  • エビの豆腐載せ。<br /><br />このソースが妙においしく感じます。

    エビの豆腐載せ。

    このソースが妙においしく感じます。

  • 一部取り分けてしまった後の鶏チャーハン。<br /><br />間違いのない味です。

    一部取り分けてしまった後の鶏チャーハン。

    間違いのない味です。

  • 途中からウイスキー、J&Bに変えました(笑)

    途中からウイスキー、J&Bに変えました(笑)

  • こちらはビーフの甘辛ソース。<br /><br />かなりの量ですが完食しました。<br /><br />デザートを勧められてもお断りします(笑)<br /><br />やはり世界何大料理のひとつである中華料理、これはアメリカでもイギリスでもカナダでも間違いのない品々が多いようです。<br />(横浜のハズレの中華街のお店よりもおいしい店が多いですね、世界には(苦笑))

    こちらはビーフの甘辛ソース。

    かなりの量ですが完食しました。

    デザートを勧められてもお断りします(笑)

    やはり世界何大料理のひとつである中華料理、これはアメリカでもイギリスでもカナダでも間違いのない品々が多いようです。
    (横浜のハズレの中華街のお店よりもおいしい店が多いですね、世界には(苦笑))

  • 途中部屋に戻る途中で見た別会場のパーティー。<br /><br />乾杯をするようですが何のお祝いかはわかりません。<br /><br />イスラム教徒でしたらアルコールはご法度。<br /><br />飲み物は何でしょう??

    途中部屋に戻る途中で見た別会場のパーティー。

    乾杯をするようですが何のお祝いかはわかりません。

    イスラム教徒でしたらアルコールはご法度。

    飲み物は何でしょう??

  • 一階のライトアップされた庭を通って12階の自室に。<br /><br />お腹いっぱいですが、寝酒も良いかも(笑)<br /><br />しかし、イスラム教徒でしたら食前から寝る前までの全てのお酒はナシ!です。<br /><br />イスラム教はユダヤ教、キリスト教と同じ天主を祀る宗教とはいえ、キリスト教の堕落を見てムハンマドが提唱した宗教だけあって戒律は厳しいものです。<br /><br />日に5回の礼拝はもちろん、女性のヘジャブ着用やら禁酒、ご法度の食べ物や、その他数々の決まりがあります。<br /><br />ですから、本来は犯罪やテロなどとは無縁の教え。<br /><br />にもかかわらずスンニ派とシーア派で対立していますし、当然キリスト教やユダヤ教徒は犬猿の仲。<br /><br />これはキリスト教も含め宗教の黎明期の純粋な高潔さが失われているためなのか、はたまたこれらの宗教に特有の戦闘性のためなのかわかりません。<br /><br />注意すべきはこれら主要宗教の争いと、領土、財産の争いが混然としていることで、必ずしも宗教間の争いではないということです。<br /><br />願わくばこれら三大宗教の信者同志、国家同志が初心に戻り、今も広がりつつある「文明の衝突」にストップをかけて欲しいものですーーー。

    一階のライトアップされた庭を通って12階の自室に。

    お腹いっぱいですが、寝酒も良いかも(笑)

    しかし、イスラム教徒でしたら食前から寝る前までの全てのお酒はナシ!です。

    イスラム教はユダヤ教、キリスト教と同じ天主を祀る宗教とはいえ、キリスト教の堕落を見てムハンマドが提唱した宗教だけあって戒律は厳しいものです。

    日に5回の礼拝はもちろん、女性のヘジャブ着用やら禁酒、ご法度の食べ物や、その他数々の決まりがあります。

    ですから、本来は犯罪やテロなどとは無縁の教え。

    にもかかわらずスンニ派とシーア派で対立していますし、当然キリスト教やユダヤ教徒は犬猿の仲。

    これはキリスト教も含め宗教の黎明期の純粋な高潔さが失われているためなのか、はたまたこれらの宗教に特有の戦闘性のためなのかわかりません。

    注意すべきはこれら主要宗教の争いと、領土、財産の争いが混然としていることで、必ずしも宗教間の争いではないということです。

    願わくばこれら三大宗教の信者同志、国家同志が初心に戻り、今も広がりつつある「文明の衝突」にストップをかけて欲しいものですーーー。

  • ほぼ完全な日没を迎えた空と海。<br /><br />イスラム文化のわずかな一端を垣間見ましたが、やはりイスラム教という宗教は敬虔な信者が多いという印象です。<br /><br />というのもプールの着替え室のとなりやらホテルの一室に礼拝のための部屋が完備されているからです。<br />(男女別に部屋はあります)<br /><br />こうした敬虔な信者が欧米でのテロに加担するとは思えません。<br /><br />どんな宗教でも原理主義者は存在しますが、その中のごく一部の不満分子が引き起こすテロ。<br /><br />それがイスラム教、ムスリムの印象を世界中で悪くしていることはイスラム教信者にとって迷惑この上ないということも実感した日ではありましたーーー。

    ほぼ完全な日没を迎えた空と海。

    イスラム文化のわずかな一端を垣間見ましたが、やはりイスラム教という宗教は敬虔な信者が多いという印象です。

    というのもプールの着替え室のとなりやらホテルの一室に礼拝のための部屋が完備されているからです。
    (男女別に部屋はあります)

    こうした敬虔な信者が欧米でのテロに加担するとは思えません。

    どんな宗教でも原理主義者は存在しますが、その中のごく一部の不満分子が引き起こすテロ。

    それがイスラム教、ムスリムの印象を世界中で悪くしていることはイスラム教信者にとって迷惑この上ないということも実感した日ではありましたーーー。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • 白い華さん 2017/06/01 19:25:30
    コタキナバルで 「の〜んびり! リフレッシュ旅行」。
    今晩は。
    ビジネスクラスの シート!で ユッタリ・・・と 「ボルネオ島 コタキナバルを 夫婦旅」。
    いやぁ〜、 「真っ赤!に 染め上げる・・・夕陽」に、 南の島・旅!を 感じます。

    マレーシアは、「イスラム圏」なので、 モスク!も 異国情緒たっぷり・・・。
    ご夫婦で ダイビングも なさる norisaさん。なので、 今回は、シュノーケリングで カラフルな お魚!ウォッチングも 満喫されて、 「ビーチ・リゾート旅行」を 十分、堪能されたこと。と 思います。

    東南アジアは、「怪しさ」も ところどころ・・・に 登場し、 ソレ!も 面白み・・・と 受け取っています。 (笑)
    私は、「安物!の お店・・・で 価値ありそう!な 品。 探すこと・・・も 旅の 楽しさ!に なっているのですよ〜」
    だから、「ちょっと、 あの・・・ローカル店!での バッグ売り場」を 見てみたかったなぁ〜。 
    「けっこう、センス良い! 品・・・が 隠れてたり」の 予感。。。 

    ホテルの プール!で 泳いで、 お部屋で 休息。
    そして、中華料理は、「一番!の 安心感。 安定感」と 思います。
    また、最終日は、「真夜中!の 出発便」と いって、 1日・・・が あれども、
    「なんとなく、落ち着かない」って 解ります。
    私は、「かつて・・・シンガポール。 マラッカ。 クアラルンプール 自由旅行!の 女ひとり旅 6日間」を 体験した。のですが、
    誰にも、 頼れない・・・フリー旅。って、「寝過ごしてしまったら、最後!!!」と 思う。と、
    最終日は、「真夜中!眠ってしまい、 飛行機に 乗れないこと。を 避けるため、 何だか、落ち着かない! 体力温存・・・の つもり、で クアラルンプールも 椅子に 座ってばかり」と なりマシタヨ〜。 (苦笑)

    こんな時、「ツアー・・・だと、 いいんですが、 ほんと、孤独!の ひとり旅」は、 緊張感が 違いますね〜。
    また、 「二人旅!だと、 お互い・・・の 見守り」は 心強さ!が ありますね。

    ご夫婦、 これからも・・・国内外!と 素敵な 旅。 楽しんでくださいネ〜。
        これからもよろしくお願いします。

    norisa

    norisaさん からの返信 2017/06/01 20:24:29
    RE: コタキナバルで 「の〜んびり! リフレッシュ旅行」。
    白い華さん、

    こんばんわ。

    いつもありがとうございます。

    イスラム圏のマレーシア、意外とファミリアーかつフレンドリーなお国柄で良かったです!
    途上国のようなせわしなさもなかったのは、このコタキナバルがリゾート地でもあるためかもしれません。

    冬が長かったのでこの熱帯の地でのシュノーケリング、かなり満喫しました。
    透明度は沖縄の方がはるかに良いのですが知らない魚種もいて満喫できます。

    中韓の観光客が多いのが唯一の難点かもしれませんが、ほとんどはマナーの良い方たちでしたから不快な思いはまずありませんでした。
    (客層が良いのかもしれませんし、香港や台湾のマナーの良い方が多かったかもしれませんが区別できませんーー)

    おっしゃるように最終日が夜中というのは落ち着かないものですね!
    ホントはどこにでも観光に行けるのですが、何かあるとマズイと思ってリゾート内で過ごしました。
    でも、いろいろな施設があるので退屈はしません。

    ツアーは不自由なのですが、こういう時は添乗員さんがいると心強いですね。
    自由旅行はココが不安です(笑)

    まあ、夫婦で自治会重責の慰安旅行を十分楽しめました。

    今年はのんびりとした旅を増やすつもり。

    今後ともよろしくお願いいたします!

    norisa
  • liberty-libertyさん 2017/05/12 23:45:57
    ないものねだり(^^)?
    norisaさん、こんばんは♪
    すっごいキレイなモスク!
    ご紹介有り難うございました(*^o^*)

    普段信仰心なんてまるでないクセに
    社寺を参拝するのは好きなんです。
    それがどんな宗教であろうとも、っていうところに
    私の無宗教さが出ますけど(笑)

    2軒目のモスクの佇まいが好きでした(*´∇`*)
    凛と清々しいカンジで。

    夕日も素晴らしかったです。
    そしてその夕日を眺めるnorisaさんの感想は
    私が富士山近辺で漏らした言葉と同じでした( ̄▽ ̄)
    コレが日常の人達って
    このとんでもない光景に感動したりはしないのかな〜って。

    逆に思えば
    今、自分の周りに当たり前のようにある光景は
    世界の誰かにとっては美しいものなのかもしれませんね(^_-)-☆

    それではまた(^o^)/

    リバ

    norisa

    norisaさん からの返信 2017/05/13 09:27:44
    RE: ないものねだり(^^)?
    リバ2さん

    おはようございます。

    いつもながらのご訪問やカキコありがとうございます。

    そうそう、日本人は基本的に無神教かつ多神教。
    しかも、困ったときの神頼みが著しい民族ですね(笑)
    とても日に五回の礼拝なんかできっこない国民です!

    今回のモスクはどちらも近代的なものでしたが、やはり異国趣味。
    そうはいっても威圧的ではなく、華やかで涼やかな感じでした。
    ここならお祈りもしやすそうです(笑)

    このコタキナバルの夕日は赤道直下ですから連日太陽が直角に沈んでいきます。
    夕日の風情が沖縄あたりとも違っています。
    しかしクラブルームのウエイトレスさんなどは物珍しさはゼロ。
    そりゃそうですね、毎日のことですから。
    でも神奈川から来た我々には連日感動でした!

    同じように福岡の大濠公園や福岡城の風情や桜などはビックリするくらいキレイかもしれませんね、海外から来た方には。
    私も富士山にはそれほど感動しませんが、関西人はとっても感動するので誇らしい気持ちです!

    では、次回最終回も懲りずにおいでくださいね!

    norisa
  • 前日光さん 2017/05/09 23:07:05
    宗教的な建物って。。。
    何の宗教であれ、立派で美しいものが多いですね!

    こんばんは、norisaさん。

    今回は、コタキナバルのイスラム的部分への思いが語られていますね。
    確かにモスクを見ないと、ここがイスラム圏であることを忘れそうになります。

    イスラムの厳しい戒律が、私の性には合いません。
    一日に五回もお祈りだなんて。
    私が勝手に信じている神様は、必要なときだけお祈りしても一向に責めたりしませんよ。
    賽銭の多寡で、救いの手を差しのべてくれないということもありません。
    だって基本的に助けてくれませんから。
    グチは聞いてやる、しかし自ら解決せよというのが、マイゴッド、八百万の神です。
    自由でテキトーです。
    このいい加減さが好き!(まぁ、勝手にマイワールドの中で妄想している神様ですが(^_-))
    お酒はダメ!なんて、間違ってもおっしゃいません。
    たぶんお願いすれば、一緒に飲んでくれると思います。

    おっと。。。妄想が広がるばかりです。

    モールの中にある得体の知れないカオスの世界が、魅力的ですねぇ〜
    norisaさんも分からないとおっしゃっている品物は、何なのでしょうか?
    私にもさっぱり分かりません。

    所変われば。。。でしょうか?

    テロと結びつけられがちなイスラム世界、一部の人の暴走が世界中に誤解を与えていますね。
    どうしたらいいのでしょうか?
    私たちの課題ですね(-_-)


    前日光

    norisa

    norisaさん からの返信 2017/05/10 06:23:14
    RE: 宗教的な建物って。。。
    前日光さん

    おはようございます。

    いつもながらのご訪問やカキコありがとうございます。

    さて、今回はホテルからも見えていた州立モスクや市のはずれにある市立モスクを訪れてみました。
    近づくとそれはそれはゴーカな建物です。
    こういうモスクで礼拝するとご利益ありそうです。

    おっしゃるようにイスラムの戒律、日本人にはかなり違和感がありますね。
    しかし、これも1400年くらい前に生まれたムハンマドさんがキリスト教の堕落した姿勢を反面教師にして唱えた宗教ですから厳しいのもむべなるかな!です。

    面白いのは、信じる天主様はイスラム教もキリスト教もユダヤ教も皆同じ。
    さらにムハンマドさんに啓示を与えた方は何と!あの有名な大天使ガブリエルさんというわけですからキリスト教との共通点、あまりにも多いです。

    というわけでキリスト教では廃れてしまった礼拝や多くのタブーをきっちり定めて守っているのがイスラム教ですから、厳しいのは当然。
    そこにいくと我が八百万の神の何とのびのびと、かつあっけらかんとしたことでしょう!

    確かに好きな時にお参りして忙しければ行かない、苦しい時のみの神様。
    そもそも神話からして何とも人間らしい、いや人間よりも喜怒哀楽、自由奔放な神々ですよね!
    イスラム教徒にはあきれられそうないー加減な神々と信者たち。
    それがおおらかで仏教でもキリスト教でも容認/同化する素地になっているようです。

    もともと宗教というのは人々の心の幸福、日々の安寧を願って成立したもの。
    宗教戦争、宗派対立、ましてやテロや差別とは無縁であってほしいものです。
    その意味で日本の多神教=無神教=宗教寛容主義を世界に広めたいと真剣に願う昨今ですーーー。

    norisa
  • ふわっくまさん 2017/05/09 20:37:03
    州立&市立モスク〜☆・・
    norisaさん、こんばんは。
    マレーシアはイスラム教徒が過半数を占めるそうで、まずは18金をあしらった立派な州立モスクに行かれたのですね〜・・
    そして郊外の市立モスクは、空とのコントラストが絵画のようで〜スゴク素敵でした♪

    norisaさんご夫婦も教会の幼稚園だったそうで、私も同じくキリスト教は何となく馴染みがあるというか・・
    (もっともお正月は、神社仏閣にお参りしますが〜)

    イスラム教の1日5回の礼拝(=サラート)は、若干ノルマのように感じ・・
    アルコールご法度は、何を楽しみに生きていくのか〜と思ってしまいます(苦笑)
    けれど信者さん達は、一生懸命お祈りされているのですね〜☆

    閑散としたウォーターフロントやカオスな区域も歩かれ、世界平和についてもご夫婦で考えられたご様子で〜またまた濃い内容を拝見させていただきました。
                ふわっくま

    norisa

    norisaさん からの返信 2017/05/10 06:08:03
    RE: 州立&市立モスク〜☆・・
    ふわっくまさん

    おはようございます。
    いつもありがとうございます!

    州立モスクは間近でみると豪華ですよ!
    18金がかなり使われているので政府か州が費用を惜しまずに建てたもののようです。
    市立モスクもリキが入っていますね。
    イスラム教、古いモスクもステキですが、新しいものもデザイン的に面白いですね。

    とはいえなじみのある仏教、神道、キリスト教に比べると敷居が高そうです。
    日本の神社やお寺のように気軽に拝観するわけにはいきませんでしたーー。
    毎日の礼拝もスゴイ労力です。
    それをこなす信者もエライものです(苦笑)

    街歩き、リゾートの敷地内にいてはわからない市井の雰囲気の一端がわかりました。
    これが東南アジアなのですね。
    では、今後ともヨロシクです!

    norisa
  • aoitomoさん 2017/05/09 16:41:56
    カオスに巡り会える旅は楽しそうです〜
    norisaさん こんにちは〜

    『モスク』
    コタキナバルのモスクを見るとイスラム教の地なんだと改めて実感しました。
    ステートモスクもなんか近代的な作りで、中も覗いてみたくなりますが、
    イスラム教信者だけしか入れないのでしょうか?

    モスクのミナレットも国が違うと感じが違うので見ていて面白いです。
    モスクからコーランが奏でられると、イスラムの異国にきた気分にさせてくれますね。

    『マーケット』
    マレー人でもイスラム教徒は写真を嫌がったりしませんか?
    得体の知らないものを購入しているイスラム女性ナイスショットです。(笑)
    カオスなハンディクラフトセンター周辺、このカオスを見るのが旅の醍醐味です。(笑)

    『センターポイントモール』
    こんな立派なモールもあるのですね。
    裕福層の人が訪れるモールですかね?
    norisaさんにもわからないようなものが売っているのも笑えます。

    『中華レストラン』
    私は中華レストランがあるとホッとします。
    チャーハンが食べられますからね。
    鶏チャーハンもビーフの甘辛ソースも美味しそうです。
    味も美味しければ何よりです。

    aoitomo

    norisa

    norisaさん からの返信 2017/05/09 17:22:25
    RE: カオスに巡り会える旅は楽しそうです〜
    aoitomoさん

    こんにちは。

    いつもながらのご訪問やカキコありがとうございます。
    感謝です!

    モスクは服装さえちゃんとしていれば、そして礼拝が行われていなければ入場できるようです。
    でも!やはりイスラム教はコワイという先入観があるからでしょうか、冒険はせず外観だけで満足しました。
    (団体旅行なら安心ですが個人旅行だとトラブった時に助けがないのでーー)

    マーケットは本当に珍しかったのですがあまりきょろきょろしていると買い物客と間違われそうなので遠巻きにして撮影しました(笑)
    でも現地のお客さんはそれなりに多かったですね。

    センターポイントモールは日本のデパートというかモールですね。
    売っているものが分からないのは困りますが、それが個人旅行ですーー。
    客層は全く普通の方々のようです。
    でもエスカレーターが動いていなものが多いのは謎です。
    (故障?節電??)

    中華料理お好きですか。
    好き嫌いもあるのでしょうが、やはり国際的な料理。
    それに味もまず間違いがないので安心ですね。

    あと一作で終わりますので懲りずにご訪問いただければ幸いです。

    norisa

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