2017/02/16 - 2017/02/16
1011位(同エリア5889件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 5,371,348アクセス
- フォロワー204人
梅の花が咲き始めた名古屋城散策の目括りです。最後に見学した本丸御移転は、まだ全体工事は完成していませんが、玄関の虎の間、表書院、対面所の各部屋と障壁画などを見学できました。(ウィキペディア)
-
イチオシ
表書院紹介の続きです。廊下から眺めた、『表書院』の三つの部屋の光景です。手前が『一之間』、右奥が『二之間』、左奥が『上段之間』の光景です。(同上)
-
西側の廊下から眺めた、『表書院上段之間(じょうだんのま)』の光景です。藩主が使用される部屋ですから、各所に格式を1段も、2段も上げたような造作が見受けられました。(同上)
-
イチオシ
表書院上段之間の西側の入口から眺めた室内光景です。床の間、天上、壁面などの造作は、まさに絢爛豪華な日本建築の粋を集めた造作でした。写真にはうまく映りませんでしたが、例えば天井も他の部屋とは異なる折上格天井でした。(同上)
-
同じく、表書院上段之間の西側の入口から眺めた室内光景です。東側の障壁にも、見事な装飾が施されていました。『帳台構』と呼ばれる様式のようです。その奥は、『納戸之間』です。(同上)
-
現地に設置してあった説明パネルから、この後紹介する場所の説明をしておきます。最初のパネルは『対面所(たいめんじょ)』のタイトルがあった説明パネルです。藩主と、身内や家臣との私的な対面や宴会に用いられた場所と紹介されていました。『上段之間(じょうだんのま)』と、『次之間(つぎのま)』の二間です。(同上)
-
次の説明パネルは、『下御前所(しもごぜんしょ)』のタイトルです。長囲炉裏が備えられていて、料理の配膳や、温め直しをした部屋と紹介されていました。天井には、煙出しが設けられた部屋です。(同上)
-
最後の説明パネルは、『中之口部屋(なかのくちべや)』のタイトルです。本丸御殿の実質的な出入口場所で、家老の詰所としても用いられたと紹介してありました、本丸御殿の東北に位置します。(同上)
-
室内工事も完了しているように見えましたが、まだ立入りが制限されていた一角の光景です。欅造りの建物そのものが見ごたえ十分でした。豊田市にあるある能楽堂を見学した時、欅造りの床にも柱にも、手を触れないように事前注意がありましたが、今回も同じような事前注意を受けました。(同上)
-
床にシートが張られた上を移動中の光景です。柱や、天上、床など、樹齢300年を超える、無垢の欅などが使われています。(同上)
-
表書院の見学を終えて、対面所に向かう途中に目にした部屋の光景です。床の間に老松図が描かれていました。部屋の名称は確認できませんでした。(同上)
-
床の間の老松図のズームアップ光景です。その松の根元には、紅白の花が咲き、遠くには、海上を飛ぶ二羽の鳥の姿がありました。(同上)
-
床の間に老松図があった部屋の障壁画の光景です。花鳥図が題材にされているようでした。ヤマザクラのような白い花や、空を飛ぶ鳥、枝にとまった鳥や、地面で一休みする鳥の姿もありました。(同上)
-
『対面所次之間』の障壁画の光景です。この写真の正面の三区画の障壁に描かれた図は、『製塩、片男波、和歌浦八幡宮』の場面です。(同上)
-
『対面所次之間』に描かれた、『製塩、片男波、和歌浦八幡宮』の場面のズームアップ光景です。(同上)
-
『対面所次之間』に描かれた、右から、紀三井寺、塩釜神社と玉津島神社の光景です。先ほど紹介した、『製塩、片男波、和歌浦八幡宮』の場面左側の襖絵です。(同上)
-
『対面所次之間』に描かれた、『城下のにぎわい』の図です。和歌山の絵ですから、若松城下の賑わいでしょうか。(同上)
-
『対面所を彩る風俗画』と題された説明パネルの光景です。上の図は、鳥瞰図で障壁画などの位置が記され、下のその絵が表示してありました。写真を芹する時に、随分と楽になりそうです。(同上)
-
上の方に記されていたと湯灌ズのズームアップ光景です。絵の位置や、描かれた内容が一目瞭然です。左が京都の風俗を題材にした『上段之間』、右が和歌山を題材にした『次之間』の説明図です。(同上)
-
壁画の主要な10場面をピックアップした一覧図です。タイトルだけ紹介しますと、①田植え、②綱引き、③相撲、④万歳、⑤羽根突き、⑥吉田社、⑦和歌の浦天満宮、⑧鴨競馬、⑨ぎっちょう・ぶりぶりと、⑩塩づくりです。①、③、⑥と⑧が京都で、それ以外が和歌山です。(同上)
-
イチオシ
『対面所上段之間』の障壁画四面に亘って描かれた『加茂競馬(かものくらべうま)』の場面です。京都の賀茂別雷(わけいかずち)神社で行われる5月5日の競馬神事です。寛治7年(1093年)、堀河天皇の勅願により、天下泰平・五穀豊穣を祈願して始まった行事とされます。(同上)
-
『対面所上段之間』に描かれた、『加茂競馬(かものくらべうま)』の場面の、左側半分のズームアップ光景です。(同上)
-
『対面所上段之間』に描かれた、『加茂競馬(かものくらべうま)』の場面の、右側半分のズームアップ光景です。(同上)
-
『対面所上段之間』に描かれた、『印地打ち』と『田植え』の場面です。和歌山の風物光景のようです。『印地打ち』は、五月五日に大勢の子供が集まり、二手に分かれて石を投げ合い、合戦の真似をした遊びとされます。(同上)
-
『対面所上段之間』の床に間に描かれた、『愛宕山』の光景です。『愛宕山(あたごやま、あたごさん)』は、京都市右京区の北西部、山城国と丹波国の国境にある山です。京都市街を取り巻く山の中で、比叡山と並び目立つ山とされます。(同上)
-
『対面所の二重折上げ小組格天井』のタイトルがあった説明パネルです。『小組格天井(こぐみごうてんじょう)』は、『格縁(ごうぶち)』と呼ばれる部材で造られた『格子(ごうし)』の中に、小型の格子を組み入れた構造と紹介されていました。(同上)
-
釘隠しらしい飾り金具のズームアップ光景です。この金具も、かつての本丸御殿の調査で再現された品のようです。六角形をベースに、細かな文様が施されていました。(同上)
-
『下御前所(しもごぜんしょ)』に備えられた、『長囲炉裏』の光景のようです。灰が飛び散らないようでしょうか、周りに木の囲いがありました。(同上)
-
『夢童由里子氏記念銘板』と題された説明パネルの光景です。夢童由里子氏さんは、京都市生まれの造形作家で、アートプロデューサーだった方です。名古屋城本丸御殿の再建の立役者です。これで、名古屋城本丸御殿の紹介はおしまいです。全体工事が完成した後にも見学に訪れる予定です。(同上)
-
帰りも、入場した東門を通って最寄りの地下鉄駅の名古屋市役所駅に向かいました。縄張り図には、『二の丸大手門』、あるいは『東鉄門跡』などと記されていた場所の石垣です。(同上)
-
東門近くから眺めた、名古屋市庁舎の建物光景です。愛知県庁本館の北側に隣接している建物です。昭和8年(1933年)に完成した、国の登録文化財の建物です。愛知県庁の本館は、平成26年(2014年)に国の重要文化財に登録されました。(同上)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2017春、名古屋の梅の名所巡り(その2)
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(1/8):那古野城址(1):東門、那古野城址碑、二の丸庭園
2017/02/16~
名古屋
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(2/8):那古野城址(2):二の丸庭園、東南隅櫓、天守閣
2017/02/16~
名古屋
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(3/8):本丸周辺(1):本丸御殿、天守閣、旧天守礎石
2017/02/16~
名古屋
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(4/8):本丸跡周辺(2):天守閣、梅、西北隅櫓、乃木倉庫
2017/02/16~
名古屋
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(5/8):本丸跡周辺(3):天守閣、御深井丸、西南隅櫓、白梅
2017/02/16~
名古屋
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(6/8):本丸跡周辺(4):天守閣、西南隅櫓、白梅、大榧
2017/02/16~
名古屋
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(7/8):再建本丸御殿(1):狩野派の障壁画、玄関、表書院
2017/02/16~
名古屋
-
2017早春、梅の咲き始め名古屋城(8/8):再建本丸御殿(2):狩野派の障壁画、表書院、対面所
2017/02/16~
名古屋
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
名古屋(愛知) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2017春、名古屋の梅の名所巡り(その2)
0
30