2016.8スロベニア・イタリア旅行28-Padova市立博物館1（Museo Civico)

2016/08/19 - 2016/08/19

Scrovegni礼拝堂を見学した後，引き続いてアウグスティーノ修道院の建物にある市立博物館へ．ここはVenezia派の絵画の宝庫．以前Veneziaでも見たはずだが，これほどゆっくりその作品を見たのは初めてだった．やはり素晴らしい．Giottoの磔刑やGuarientoの武器を持つ天使が有名だが，Tintorettoをはじめとしてなかなかどうしてすごかった．私はGinevra Cantofoliの女性の絵をとても気に入った．まだまだ続く．

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: アドリア航空 (運航停止) ANA

1049　市立博物館へ　Screvegni礼拝堂から続いている　建物はアウグスティーノ会の修道院

中庭側の入り口を入る

突然たくさんの絵画　おびただしいので私が気に入ったものだけを撮影
Giovanni Bellini 1430-1516
若い元老院議員の肖像
Venezia派の第一世代を代表する画家

Pittore Belliniano　16世紀初頭　神殿奉献
ヴェネツィアの画家

同じく聖母子

Vincenzo da Treviso detto Dalle Destre 1488-1543
同じく神殿奉献　　やはりVenezia派

Francesco da Santacroce 1516-1584　Venezia
神と天使と栄光の聖家族

Francesco di Simone da Santacroce 1440-1508
聖アガタ　Belliniから影響を受けたVenezia派画家
美しいアガタは当時シチリアを支配していたローマ人権力者から目をつけられたが、その意に従わなかったため、彼はキリスト教徒であることを理由にアガタを捕らえて苦しみを与えた。拷問の中でアガタは両方の乳房を切り落とされたとされる。そのために彼女は切り落とされた乳房を皿の上に乗せて持つ姿で描かれることが多い。彼女が捧げ持つ乳房の形との関連からアガタは鐘職人やパン屋の守護聖人とされてきたが、近代に入ると乳癌患者の守護聖人ともされた。Wikipedia

Cerchia dei Santacroce　16世紀初頭　聖カタリナの神秘の結婚　これにはアレクサンドリアのカタリナの逸話がある．

Bottega di Paolo Veronese 1528-1588
ルネサンス後期のヴェネツィアを代表する画家
キリストとゼベダイの妻サロメ　マグダラのマリアらと共にイエスの磔刑を見守り、その墓を訪ね、復活したイエスに最初に出会った女性　使徒ヤコブとヨハネの母

Andrea Michieli detto il Vicentino 1542-1617　ルネサンス後期のVeneciaの画家
Lia e Rachele trafugano gli idoli
LiaとRacheleが偶像をかくす話だと思う

Pittore Toscano　洗礼者ヨハネ　16世紀前半

Alessandro Varotari detto il Padovanino
1588 Padova-1648 Venezia
トビアスと天使

Pittore Belognese　18世紀前半　後悔するマグダラのマリアとおもうのだが．．

Ginevra Cantofoli Bologna 1618-1672　東洋の服を着たGiovanniの女　イタリアンバロック

同じくクレオパトラ

Jacopo Robusti,detto　Tintoretto 1519-1594　Venezia
ヴェロネーゼとともにルネサンス期のヴェネツィア派を代表する画家
デウカリオーンと妻ピュラー　
大洪水の際の逸話
9日間水上を漂い、ようやく水が引くと、方舟はパルナッソス山に漂着した。これにはエトナ山、アトス山、オトリュス山という説もある。デウカリオーンはゼウスに生贄を捧げると、ピュラーとともにケーピーソス河のほとりにあるテミスの神殿で祈りを捧げた。ゼウスはこれに応えてヘルメースを遣わし、デウカリオーンの願いを聞き届けるよう命じた。一説にはテミス自身が姿を現したともいう。デウカリオーンが人間を新しく蘇らせ給えと願うと、「おまえたちの顔を布で包み、母親の骨を後ろに投げるがよい」とお告げがあった。ピュラーはこの言葉に対し、そんな親不孝なことは出来ないと嘆いた。しかし、デウカリオーンは「母親」とは大地母神のことで「骨」とは河岸の石のことだと解釈し、二人は石を拾って背後に投げた。デウカリオーンが投げた石から人間の男が誕生し、ピュラーが投げた石からは人間の女が誕生した。こうして再び地上には人間があふれるようになった。Wikipedia

同じくパリスの審判　これも有名なギリシャ神話

ブリセイデはアキレスを非難する

ゼウスとセメレ　これにも逸話がある　セメレーでWikipedia参照のこと
セメレーはまばゆい灼熱の閃光に焼かれて絶命した

死んだアドニスへの嘆き　アプロディーテーはアドーニスの死を、大変に悲しんだ。やがてアドーニスの流した血から、アネモネの花が咲いたという。Wikipedia

アポロとマルシアス　これもギリシャ神話　いずれもTintoretto

この絵の題は不明　Tintorettoの作品

この題も不明

Minerva
以上Tintoretto

Pietro Ricchi 1606-1675　バロック画家
Urania
ギリシャ神話で天文と占星術の神

Giovanni Antonio Fumiani 1650-1710　Venezia
戦争の寓話

平和と正義の寓話

いよいよ十字架刑だ！

そして有名なGiottoの磔刑　少しピンボケなのが残念

この磔刑の周りには古いモザイク画が展示

Cennino Cennini　聖ヤコブと聖アントニオと聖母子　1360-1407　Giottoから栄城を受けた画家

ここまでで私が撮った写真は紹介したが，同僚が撮った写真の中で気になったものを紹介．いずれも詳細不明

次は暗い部屋に　たくさんの天使が並んでいるが
これが有名なGuariento　1310-1370　の武器を持つ天使の作品群だ
もとは聖マタイ福音教会などにあったものが1779年にここに移された

爆弾持っているぞ

こちらは戦闘状態だ

女番長みたいだね

なんでこのような絵を描いたか由来が知りたいね

天井には絵が　これはだれだろう　ちと情けない顔をしている

聖母子像

すばらしい画や彫刻が続く

おなじくGuariento　救世主

Roncaietteのマエストロ　聖母子と聖人と信者　14世紀末から15世紀初頭　

聖アロの奇跡　　Nicolo Barincelli　15世紀

Francesco Dei Franceschi Venezia 1443-1468 サンピエトロの祭壇画

Jacopo Parisati da Montagnana
1440-Padpva1499
聖母子

何かわからないが大きなタペストリー　工事中　1380-1385　フランスフラマンのハンドワーク　1380-1385　フランスの叙事詩Jourdain de Blaye の物語からとられていると

Domenico Campagnola 1500 Venezia-1564 Padova 聖母子と聖マルコ，聖ルカ，聖人と信者たち　Venezia派

聖母子　Pittore Veneto　15世紀末から16世紀初頭

聖母子　同僚が撮影した写真で詳細不明

Giampietro Silvio　1495-1552　聖母子　聖ベネディクトゥス，聖ジュスティーナ

Pittore Veneto　15世紀末から15世紀初頭
Discesa di Cristo al Limbo　黄泉へ下るキリスト

Girolamo Tessari detto Dal SANTO 1509-1561 Padva派の画家
キリストの降架　聖ベネディクトゥス，聖ジュスティーナと信者たち

1125　まだまだこの博物館は続く