2017/01/06 - 2017/01/16
24位(同エリア154件中)
ろきさん
スリランカは前からずっと行きたかった国の1つ。
ただ、アジアに長期休暇を使うのは…と思って後回しにしてきちゃいました。
長休はヨーロッパに行きたいけど寒いのはなぁ…と思ったり、アメリカは車ないとなぁ(1人だと運転が厳しい…)と思ったり、南米はANAメキシコ便ができてからの方がいいかなぁと思ったり。
もともとマレーシア発券の帰り(復路)はこの日に取ってたので、ココに長休入れちゃおうかなぁと思ったのが11月。
マレーシアからだとどこ行こうかなぁと思って調べたら、コロンボがマレーシア航空で安いなぁと思って眺めてました。
長休をココに入れて、スリランカへ行こう決めたのが12月。
航空券はちょっと上がっちゃったけど、前から行きたかった場所だし、紅茶美味しそうだし、ノリタケ食器も安いらしーし、で12月にバタバタと航空券、ホテル等を手配。
結果的にめっちゃよかった!
またすぐにでも行きたいくらい!
今回はゆったりとコロンボ→ポロンナルワ→シギリヤ→ダンブッラ→キャンディ。
次回行くなら海沿いの街に行きたいなぁ。
PR
-
翌日ももちろん自転車を借りて、朝7時前には出発。
遺跡まで20分程かかるから、もうちょっと早く出たかったけど、なんやかんや時間がかかった。
荷物を全部まとめて、預かってもらいいざ出発!
道は昨日来ていたので余裕。
まずはこの博物館でチケットを購入して、ついでに博物館も見学。
中は写真撮影禁止だったけど、それなりに説明があって満足。
まぁ、そうはいっても英語なのでどこまで理解ができてるかは不明w -
博物館の横には川が流れている。
昨日見た時はココで泳いでる?カンジの人もいた。 -
そこから自転車で5分弱くらいのところに入口がある。
てか、近いけど、入口で買えるようにしたらいいのになぁ。
遺跡の中もとーっても広いのでもちろん自転車で。
ラクをしたい人はトゥクトゥクがいいかも。
多分徒歩は死ぬ…。 -
まずは入口の南側にある宮殿跡へ。
ココから北上していくのがまわり方が一般的。
もともと7階建てだった建物らしーけど、今は3階の壁までしか残っていない。
当時は50程の部屋があったそうで、大きな宮殿だったってことがわかる。 -
ただ、壁と柱くらいしか残っていない。
ポロンナルワにシンハラ王朝があったのは12世紀から13世紀頃と言われているのでそこまで古くはないんだよね。
まぁ、文化の違いと言えばそこまでなんだけど、壁画とかそーゆーカンジのもなし。
博物館にも出土されたものも殆どなかったけど、そういったものはみつからなったのかな? -
宮殿内の北東には閣議場の跡。
-
このたくさん立っている柱、ココには各大臣の名前が彫られてあり、大臣はこの場所に座って閣議を開いたとか。
ライオンが彫られているのが王座らしく、その右側から皇太子、将軍、首相と閣僚、大蔵大臣、記録係と続く。
左側は知事、商人、貴族の席があったとか。
結構たくさんの人が参加してるのね~。 -
この後至るところで見かけるムーンストーンがココにも。
ムーンストーンは歓迎の意味を表すのだとか。
半円状になっており、動物や植物が描かれている。 -
さらに奥へ進むとニッサンカ・マーラ王子の沐浴場が。
-
結構大きな沐浴場。
保存状態は結構よく、今もうっすら水が張っている。 -
宮殿跡を見た後は北上していきます。
まずはシヴァ・デーワーラヤNO.1。
ポロンナルワ時代の末期、13世紀の建物。
コレはヒンドゥー教寺院で、かつて王妃のひとりがヒンドゥー教徒であったために建てられた説と、南インドのチョーラ人がポロンナルワを侵略したときに建てられた説があるとか。 -
次はクワドラングルへ。
少し小高い場所にあるクワドラングル。
このクワドラングルの意味は四辺形を意味し、その名の通り城壁に囲まれた四角い場所に建造物が集まっていた場所。
ココはシンハラ王朝時代に仏歯寺があった場所。
なのでポロンナルワの仏教の中心の場所になっていたとか。 -
クワドラングルの中をまわります。
まずは南西にあるトゥーパーラーマ。
ココも仏塔です。
中に入れるけど裸足にならないといけない。
この建物はシンハラ建築のゲティゲという様式の建物らしく、保存状態はかなりいい。
壁の厚さは2mらしく、厚過ぎ! -
外はすっごく暑いんだけど中はヒンヤリ。
堂内には数体の仏像が。
この壁には小さな穴が開けられており、朝と夕方に太陽の光が入る仕組みになっていて、その時間帯は仏像の顔が照らされる。 -
コチラはラター・マンダパヤ。
蓮の茎をかたどった石柱8本が並んでいる。
この柱は真っ直ぐではなく曲線に置かれていて、蓮の茎が揺れる様子を表しているのだとか。
うーん、細かい。 -
仏陀像跡。
今は柱のみってカンジになっちゃってるけど、昔は横たわっている仏像があったとか。 -
コチラはアタダーゲ。
かつての仏歯寺。
11世紀に建てられたもので、かつて柱の上には木造の建築がありそこに仏歯を奉納していたんだとか。 -
柱には何やら彫刻が刻まれている。
動物のような人のような彫刻。
結構はっきりと残っているのがスゴイ。 -
アタダーゲの前にあるのが小仏像。
その名の通り小さな仏像。
なんだか孤独感が漂う…。 -
そして、このクワドラングルの中で一番大きな建物であるワタダーゲ。
丸くドーム状のカタチをしている。 -
ポロンナルワの遺跡にはガードストーンとムーンストーンがある。
ガードストーンは入口から悪魔が入るのを防ぐため、入口に設置されている。
ムーンストーンは仏教での輪廻を意味する。
輪廻とは人が何度も転生し、生まれ変わること。
そして歓迎の意味を含まれているとか。 -
コチラがガードストーン。
もちろん両脇に対象にあります。 -
そしてムーンストーン。
動物だとか植物とか描かれているのは輪廻の思想からなんだね。
ムーンストーンがあるところは基本的には靴を脱いで入らなきゃいけない。 -
中心にはかつてダーガバがあったと思われる。
その周りには4体の仏像。
ココはポロンナルワが首都になる前から存在していたそうで、7世紀くらいに建てられたという説が。 -
壁には細かな彫刻が。
コチラはポロンナルワが首都になった後に彫られたらしー。 -
ワタダーゲの前にあるハタダーゲ。
ココにもガードストーンとムーンストーンが。
ココも仏歯寺跡らしく、何個仏歯寺があったのか?
とゆーより、何個仏歯を持ってたのか…。 -
中には3体の仏像が残っている。
右側の壁にサンスクリット文字の碑文が残っていたらしーけど、見ていない…。
ガイドブック見ながら回ったはずなのになぁ…。 -
このデカい石はただの石ではなく石碑でStone Bookと呼ばれる石の本。
ガルポタとゆーそうです。
長さ9m、幅1.5m、厚さが45cm。
よくこんなデカい石を見つけてこれたなぁってゆーのが正直な感想。 -
わかりづらいですが、石碑なだけに文字が彫られてます。
インドの侵略者のこと、ポロンナルワの周りの小国との関係、ニッサンカ・マーラ王の称賛の言葉が書かれているとか。 -
コレは集会場の跡だったかと。
今は柱が残るのみ。 -
最後はサトゥマハル・プラサーダ。
結構保存状態はよくなく、さわったら壊れちゃいそうな感じ。
この塔はタイのワット・クークットとゆーお寺にめっちゃ似ているんだとか。
そのワット・クークットを知りませんが…。
なので、タイから来た建築家が建てた説が。
ポロンナルワの全盛期はタイやビルマからも僧が訪れていたらしー。
この塔の用途は不明。 -
クワドラングルを見終わったらさらに北上。
道はキレイに整備されているので自転車でも問題なし。
ただ自転車の質がイマイチなんだけどねw -
コチラはシヴァ・デーワーラヤNO.2。
横道に逸れたところにあるのでちょっと寂し気。
11世紀にインドから来たチョーラ王朝がポロンナルワを征服したときに建てたと言われている。 -
何かの動物の石碑もあった。
-
コレも横道に逸れたところにある、パバル・ヴィハーラ。
12世紀に建てられたもので、コレもダーガバ。 -
横に逸れた道を戻り、またまた北上。
途中にあった世界遺産のマーク。 -
別の角度から見るとシンハラ語で書かれている。
-
このすぐそばにあるのがランコトゥ・ヴィハーラ。
12世紀に建てられたこのダーガバは高さ、直径ともに55mでポロンナルワで一番の大きさ。
ランコトゥ・ヴィハーラとは「金の尖塔」とゆー意味で昔は尖塔部分が金で覆われていたそうな。 -
ダーガバ周りにある建物(ダーガバの一部分)には入れるので中を覗いてみると、ココにも仏像が。
ココもキレイに手入れされている。 -
次に向かったのはランカティラカ。
-
この大きな建物は寺院。
13世紀に建てられたもの。
高さが17.5m、奥行52m、幅18mもある巨大寺院。 -
正面には頭がなくなってしまっているけど、巨大な仏像が。
-
仏像の裏側には瞑想の道と呼ばれる狭い薄暗い道がある。
当時は1日3回、瞑想をしながら通るのが僧侶の日課だったとか。
結構短い道のりなのでそこまで瞑想時間はないかも? -
このようなレリーフも残っている。
シンハラ様式の典型であるゲディゲとゆー浮き彫りらしー。 -
奥側にも遺跡が残る。
結構大きいものだけど、歩き方には説明なし。
寺院とゆーよりは柱が結構あったので住居とかそんなカンジなのかも? -
ランカティラカの隣にそびえ立つ真っ白なダーガバはキリ・ヴィハーラ。
キリとはシンハラ語で「ミルク」を意味するらしく、その名の通り真っ白なダーガバ。
700年以上もの間、ジャングルの中に埋もれていたにもかかわらず、この白さはほぼオリジナルだとか。 -
そのまま北上するとガル・ヴィハーラへ。
ココはポロンナルワの傑作の4つの仏像があるとされている。 -
コチラは瞑想に耽る仏像。
大きいけど圧迫感とかはなく、なんとなく心安らぐ印象。
高さは4.6mも。 -
蓮の台座に立つ仏像は人生の辛さを憐れむ悟りを開いた仏像だとか。
てか、悟りを開くと人生の辛さを憐れむことになるのは結構微妙なんだけど。
またこの仏像は、仏陀が涅槃に入ってしまったことで悲しみに暮れている一番弟子アーナンダとゆー説も。
涅槃ってなんだ?って思って調べたら心の迷いがなくなった状態だとか。
じゃあいいんじゃないか?って思ったら仏教の世界では、仏教の理想である、仏の悟りを得た境地で、死を表す言葉とも。
てか、悟りを開いたら死んじゃうの? -
その隣に横たわっているのが前兆14mある涅槃仏。
先ほどの意味からすると、仏教の理想であり、仏の悟りを得て死んじゃったってことかしら?
涅槃仏の特徴は前後の足がずれていることらしー。
頭の下の枕の模様は太陽のシンボルとか。
スリランカではよく見られる模様らしー。
てか、そこまで見てなかったけど…。 -
あれ?
3体しかいない?って思ったら真ん中にいた。
このコは特にガイドブックにも説明なしだった。
ちなみにこのガル・ヴィハーラは1枚岩に彫られたもの。
すごーい。
で、この後疲れたので座って休憩して持っていたお菓子を食べてたら、後ろからフサフサした感触のものが手にあたり、お菓子を取られた。
正体はサル。
思わずギャーって叫んでしまっちゃいましたw
もともと苦手なのに、苦手度がアップ!
食べてたお菓子ワサビ味だけど、大丈夫かな?ってちょっと心配になりましたがw -
さらに北上するとデラマ・マハー・サーヤ。
コレは世界一大きなダーガバを造ろうとして失敗した跡だとか。
工事中っぽいけど人気もなく、サルばかりいるのでw早々に退散。 -
またさらに北上するとハスの池に。
その名の通り蓮のカタチをした沐浴場。 -
そして最北端にある遺跡、ティワンカ・ピリマゲ寺院。
なかなか大きな建物で、壁のレリーフが細かい。 -
コチラが入口。
中の写真がないから撮影禁止だったのかと。
中は薄暗く、もちろん仏像が。
ティワンカとは体を3つに折り曲げるポーズのことを言うそうで、中の仏像も腰と首が3方向対象に曲がっているのだとか。
うーん、覚えてない。
てか、体って3つに折り曲がるのか?
壁画もあり、釈迦の修行や仏教の教えが描かれている。
…覚えていないw -
最北端まで行ったので、最後に南にある遺跡まで。
昨日行った湖に出てきた!
夕日も素敵だったけど、お昼間もキレイ!
ただめーっちゃ暑いけど! -
周りにはたくさんの牛が放牧されている。
-
南にある石立像。
この人はスリランカの10ルピー紙幣に印刷されている人。
ポロンナルワ期の最も栄えていた時代の王、パラークラマ・バーフ1世だとか。
両手で持っているのはヤシの葉に書かれた仏典の説が有力。 -
すぐ近くにあるのがポトグル・ヴィハーラ。
-
ココはかつての図書館だったらしく、ヤシの葉に書かれた仏典が保管されていたそう。
コレにてポロンナルワ遺跡巡り終了!
所要時間はゆっくり回って5時間程。
大満足! -
宿に戻って自転車を返却。
シャワーを浴びていいよ、と言われたけど、もう移動だけなので面倒だから、めっちゃ汗かいたけど遠慮した。
2リットルのお水を1本くれて、ラックスマンさんやさしー。 -
ランチはどうするの?と聞かれたので、この辺りでレストランある?って聞いたら隣のレストランがお勧めって。
ライス&カリーだけだけどねって言われたけど、基本カレーだから問題なし。 -
小さなお店で自分で好きなだけカレーを盛る方式。
-
チキンとコーラを追加していただきます。
全部で240ルピーで激安なのにふつーに美味しい!
チキンをつけなかったらめっちゃ安いんだろーな。
ポロンナルワに泊まる人、ココお勧めです! -
それでは次の目的地へ移動。
ポロンナルワ→シギリヤなのですが、ダンブッラまで戻るのは面倒なので、途中のINAMARUWAとゆーところで降ろしてもらい、そこからトゥクトゥクで本日のお宿に。
INAMARUWAでシギリヤ行きのバスを待ってもよかったけど、暑いのでトゥクトゥクにしちゃいました。
シーギリヤ・ロック編に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11216511
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ろきさんの関連旅行記
ポロンナルワ(スリランカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ポロンナルワ(スリランカ) の人気ホテル
スリランカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スリランカ最安
599円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
65