冬旅☆スリランカ　のんびりバワ建築と自然と紅茶を楽しむ旅　※ダンブッラ立ち寄りポロンナルワ編

2017/01/06 - 2017/01/16

スリランカは前からずっと行きたかった国の1つ。
ただ、アジアに長期休暇を使うのは…と思って後回しにしてきちゃいました。
長休はヨーロッパに行きたいけど寒いのはなぁ…と思ったり、アメリカは車ないとなぁ（1人だと運転が厳しい…）と思ったり、南米はANAメキシコ便ができてからの方がいいかなぁと思ったり。

もともとマレーシア発券の帰り（復路）はこの日に取ってたので、ココに長休入れちゃおうかなぁと思ったのが11月。
マレーシアからだとどこ行こうかなぁと思って調べたら、コロンボがマレーシア航空で安いなぁと思って眺めてました。
長休をココに入れて、スリランカへ行こう決めたのが12月。
航空券はちょっと上がっちゃったけど、前から行きたかった場所だし、紅茶美味しそうだし、ノリタケ食器も安いらしーし、で12月にバタバタと航空券、ホテル等を手配。

結果的にめっちゃよかった！
またすぐにでも行きたいくらい！
今回はゆったりとコロンボ→ポロンナルワ→シギリヤ→ダンブッラ→キャンディ。
次回行くなら海沿いの街に行きたいなぁ。

エリア ダンブラ(スリランカ)

コロンボ編①からの続きです。
http://4travel.jp/travelogue/11210439

本日から4泊で文化三角地帯をさっくり回ります。
ラクなのは車のチャーターなんだけど、1人だし、びんぼーだしｗ、そこにお金をかけてる余裕はないので、電車＆バス＆トゥクトゥクで、無理をしない行程に。

この日は4時半に起きて、化粧をして、共有スペースで荷物をまとめ、スーツケースを預け6時にはチェックアウト。
宿の前にいたメーターのトゥクトゥクでコロンボ・フォートまで。
お値段は400ルピー弱。

日本で事前に列車のエキスポ・レイルの予約をしてました。
ふつーの車両と比べたら遥かに高いけど、日本円では1000円ちょっと。
せっかくなので、快適（かどうかは口コミでは微妙でしたが…）に寝ていきたいので。

まだ朝早いのに駅はかなりの人が。
エキスポ・レイルは17番（だったと思う）の窓口でチケットに引き換える。
往復予約していたので、帰りのチケット分も。

ココでたまたま目にしたカレンダーが、12日がポーヤ・デーって書いてる。
歩き方を見てると、ポーヤ・デーはお店がお休みなことが多いみたい。
マータレーのノリタケのアウトレットに行こうと思ってる日で、歩き方にもポーヤ・デーは休みと書いてる…。
結局、電話をして開いてるのを確認してから行ったのでよかったけど、ポーヤ・デーって1カ月に1回あるからお休み多いねぇ。

コロンボの駅は結構大きく、様々な方面への列車が行き交っている。
方向音痴のアタシはココで早速乗り場を間違え、係り員に教えてもらうｗ

コチラが普通車両の短距離線。
日本のようなロングシート仕様（といっても日本の方が100倍以上いいですｗ）。
途中見た列車は満員すぎて、乗客はみ出してましたｗ

長距離線の普通車両。
1等なのか、2等か3等かは不明。

歩き方によると1等でもエキスポ・レイルの1/4くらいの値段だったので、値上げされててもだいぶ値段が違うのでコチラでもいいかも。
ただ、座席指定ではないので座れるかどうかは微妙。
座れなかったら地獄ｗ

コチラがアタシが乗ったエキスポ・レイル。
結構早めに予約しないと満席になってしまうとか。
といっても、予約したのは2週間か3週間前だけど。

エキスポ・レイル以外にもラジャダニ・エクスプレスとゆーのもあり。
エキスポ・レイルの方が高いけど食事つき、リクライニング付きとのこと。

ちなみに行きはそんなにわかんなかったけど、帰りはどーやったら列車でこんなに縦揺れになるんだ？って程上下に揺れましたｗ
アタシは基本ドコでも寝れるので大半爆睡してたので、とっても快適。
人によっては揺れまくって寝れないって人も多いかも？

エキスポ・レイルのお食事はコチラ。
軽食だけど嬉しい。

クロワッサン、カレー味のサモサ、チョコマフィン。
どれも美味しく頂きました。

この他、コーヒーor紅茶とお水が付きます。

15分程の遅れでキャンディー駅に到着。

ココからポロンナルワに行くのですが、通り道なのでダンブッラの石窟寺院に立ち寄ります。
トゥクトゥクが声かけてくるけど、ダンブッラに行きたいと言えばバス乗り場を教えてくれる。

バスターミナルに行くまでに声をかけられ、エアコン付きのインターシティに乗り込む。

コレも通常バスに比べたら高いけど、快適。
ギュウギュウになることもなく、この中でも爆睡。
行先の石窟寺院の写真を見せて予めココで降ろしてもらうよう頼んでおいた。

料金は上がってるのか340ルピー。
といっても300円しないからラクだし快適。

起こされたらそこは石窟寺院の目の前だった。

あまり興味もないんだけど、口コミ見てたら料金がタダになったとゆーことで立ち寄ってみましたｗ
建物の前はどーんと黄金の仏像様。

もちろん口コミ通り入場料はかかりませんでした。

さて、荷物をどうしようか…と思いましたが、建物の左側にBOOK SHOPがあり、ココで100ルピーで預けられます。

少し高い気もするけど、荷物持って上がることを考えたら安い。

左側にある階段を上っていきます。

ちょうどこの時間帯はお昼間で太陽が高く上り階段はキツイけど、頑張って上がりましょう。
ちなみに、スリランカは朝晩涼しく、昼はヤバい暑さなので、可能なら朝に観光してしまう方がいい。

途中振り返ると先ほどの黄金の大仏様が。

この辺りは高い建物もないので、少し上がっただけでも遠くまで見渡せる。

そしてスリランカは犬が多い印象。
飼い犬ではない犬なので触れないけど。

この時間帯は暑くてわんこも日陰でお休み中。

そしてアタシの苦手なサルも多い。

街中にはサルはいないけど、遺跡にはこれでもかっている。
今回、遺跡で休憩中にお菓子をポリポリ食べてたら後ろから奪われる事件が。
サルのフサフサした腕の感触がなんとも言えず、苦手度アップｗ

暑い時間帯ではあるけど、ちょうど木々で日陰になるので割と歩きやすい。

途中、視界が開ける場所に出てきた。

この自然すごくないー？
周り一面何もないくらい！

見にくいけど、遠くにはシギリヤロックが見える。

20キロ程しか離れてないみたいだけど、そんな先までクリアに見渡せるのがすごい。

そのままさらに歩いていくと入口が見えてきました。

ココまで15分程度なのでちょっとしたトレッキング。

中は裸足で入らなきゃいけないので、ココに靴を預けます。
もちろん有料で25ルピー。

ちなみに節約派の方は預けず自分で持って入ってましたが、カバンに入れなきゃいけないみたいで、そのまま持っていたら注意されていました。

アタシは裸足だと暑いのと、汚れるので靴下で。
ちなみにその靴下でスニーカーを履くと劇的に汚れそうなので、靴下も履き替えました。
ちなみに潔癖ではありませんｗ

入口を入ると小規模お土産屋？
ポストカードとか売ってました。

そういえば、ポストカードを今回全く買わなかった。

お土産屋？を通り抜けると、大きな岩と入口が。

ココに第1～第5窟の5つの石窟が並んでいます。

まずは一番手前にある一番古い第1窟。

ココはデーワ・ラージャ・ヴィハーラと言い、「神々の王の寺」の意味を持ちます。
この仏像は石窟と同じ石で彫られたものだとか。

足がしもやけ級に赤いのは、昔インドの王が手のひらが真っ赤だったことに由来しているとか。
手のひら真っ赤だったのに、なんで足の裏？と疑問に思った人はアタシだけではないはず。

他にも仏像が5体あるそうです。
今となってはそんなにあったかな…と思っちゃいましたが。

ちなみにヒンドゥー教の神もココに飾られているとか。
ヒンドゥー教と仏教って仲いいのね～。

第2窟はマハー・ラージャ・ヴィハーラと言い、「偉大な王の寺」を意味します。

ココは石窟寺院の中でも一番大きい場所。
中にはこれでもかってくらいの仏像と、ダーガバや、壁や天井一面に描かれている壁画等おいてあるものも盛り沢山。

壁画はシンハラ人とタミル人の戦いを描いたものがあったりするらしー。
はい、そこまで真剣には見ていませんｗ

でも、こんな洞窟の中に、こんなお寺が作れちゃうのはスゴイと思う。

そして、こんなしんどい場所にあるにも関わらず、地元の人もちゃんとお参り？お祈りをしにきている。
信仰深さを感じる。

ココにも横たわっている仏像が。
もちろん足の裏は真っ赤。

第3窟はマハー・アルト・ヴィハーラ、意味は「偉大な新しい寺」。
ココも所狭しと57体の仏像がある。

第4窟、パンツィーマ・ヴィハーラは「西の寺」を意味します。

さっきまでに比べていきなり狭くなった！
キャンディ王朝末期の頃の作品なので比較的新しい。
実はこの中で1体だけ新しい仏像があるそうで。
それは以前に観光客が仏像の手のひらに座って写真撮影したことが原因。
これによって法力が失われて塗りなおしたんだとか。

コレを聞くと観光客は最低限のマナーを守らないとね。

そして最後の第5窟は1915年に造られた最も新しいもの。
デワナ・アルト・ヴィハーラで意味はわかりませんｗ

ココが一番古いのは確かだけど、第1窟や第2窟の壁画等は修復の際に全く違うものに描き換えられている可能性もあるので実際の年代はわかんないのだとか。

洞窟の前には大きな木。
神木みたいなものなのだろうか。

ココからの景色も素晴らしかった！

タダだから来た感はあるんだけど、タダならなおさら行くべき！場所です。
全ての所要時間1時間くらいで満足！

ココでトイレに行っておきたかったんだけど、100ルピーもしたのと、それでもキレイが謎だったのでやめておいた。

反対側にはなんか僧侶の仏像が延々と…。

ココからバスターミナルまでトゥクトゥクで行き、すぐにポロンナルワのバスがあったので飛び乗る。
そして着いたと言われたところがよくわかんないところだったので、トゥクトゥクで本日のお宿まで。

この日はポロンナルワで1泊。
鉄道駅、バスターミナルからも近い口コミのよかったラックスマン・ゲストハウスにしました。
といっても、降ろされた場所が微妙だったのでトゥクトゥク代かかりましたがｗ

その名の通り、ラックスマンさんが経営しているゲストハウス。
ラックスマンさんはとってもいい人なんだけど、ラックスマンさんがいないとお部屋に入れない、お部屋から出れないとゆー微妙な面も。
だって、出入り口にカギかけられるからｗ

コチラはアタシが泊まったお部屋。

まぁふつーに清潔だけど、蚊は多そうなので、ひたすら虫よけスプレーを振りまくりましたけど。

バスルーム。
お湯は3段階で合わせられ、一番高い温度はとっても熱いよ！と言われたけど、温度見たら38度くらいだったから全然熱くないｗ
なんならいつも40度以上のお湯で浴びてるので、物足りないｗ

頑張ってトイレをぬらさないようにするのも一苦労、
トイレは濡れてもいいとして、トイレットペーパーが濡れたら最悪ｗ

コチラは廊下部分。

紅茶とコーヒーが置かれていて好きな時に飲めます。
先ほど、ラックスマンさんがいなければ出られないと書きましたが、ココから先に進めませんｗ
翌日7時に出る予定だったのですが、テラスからハローと言ってと言われてしまったｗ
そのテラスも朝起きた時は閉まってたけどねｗ

コチラが好きな時に飲めるコーヒーと紅茶。

自分で飲んだカップ類は自分で洗うのかは謎。
ちなみにいつもラックスマンさんが洗ってくれてたけど。

他の部屋も開いていたので覗いてみた。
バス・シャワーはこの部屋はなかった。

コチラがテラス。

ウェルカムドリンクとして紅茶を入れてくれたので、ココで頂きました。
ふつーのティーバッグだけど、スリランカの紅茶は美味しい！

帰ってきてからもコーヒー派だったのに、今はひたすら紅茶を飲んでる。

ちょっと街を歩きたいとゆーと、自転車を貸してくれた。
翌日の遺跡巡りも貸してくれて、しかもフリー。

宿代が2500円程だったから、ちょっと高いかなと思ったけど、自転車がタアだったのでそんなに高くないかも。
しかもWI-FIもサクサクだったし。

ラックスマンさんが向こう側に行ったらサンセットが見えるよ、とその方向に進んでいった宿から5分くらいのところ。

ココもまぁいいけど、もっと素敵な夕日が見たい！
と思って自転車こぎ続けること約20分…。

湖まで来ちゃったよ…。
後でラックスマンさんにびっくりされたけどｗ

ココって遺跡のすぐ近くだから、翌日の予行演習ってとこかな。

でも、この湖に沈んでいく太陽がとっても素敵。

コロンボでも思ったけど、やっぱスリランカの夕日は他とは違う。
うまく言葉に表すことができないけど、一言でいうなら「印象的」がしっくりくるかな。

湖まで赤く染まっていく様子がなんとも言えない。

めーっちゃ遠かったけど、ココまで来てよかった。
ポロンナルワに泊まる人は遺跡付近に泊まったほうがいいかも。
素敵な夕日が見れる！

お腹も空いたけど、どこがいいのかもわかんないので、適当なお店に入りエッグホッパーとコットゥ・ロティを。
400ルピーもしないから安いけどお味はイマイチ。

エッグホッパーは楽しみにしてたけど、こんなものなんかなーと思ったら、ヘリタンス・ガンダラマとコロンボのキャーマ・スートラで食べたのはめーっちゃ美味しかった！

真っ暗の中帰れるかなぁと思いながら自転車をこいでる途中に見つけたお酒を売っているお店。

この国は女性がお酒買ったらダメなの？くらい男性ばっかりの中ビールをゲット！
そしていろんな人に話しかけられるｗ

無事お酒をゲット！
スリランカだからライオンビールかなぁと思ったけど、あまり好みじゃなかった…。
でも240ルピーでかなり安かったけど。

翌日も早起きなのでテラスでビールを飲んだらおやすみなさい。
この日も22時台には寝て健康的な生活！

ポロンナルワの遺跡編に続きます。