轉法輪寺と「京の冬の旅」公開の三か寺参拝、帰路は関西空港から新機材A321で。

2017/02/08 - 2017/02/08

京都の冬の定番行事となった「京の冬の旅」、今年は3月18日まで開催中。
今回初公開になった、妙心寺大雄院、妙心寺養徳院、壬生寺を参拝。
それに、今まで知らなかった轉法輪寺、見事な本尊様に大涅槃図、京都の奥深さを実感した旅。
帰路は遠回りをして関西空港から。ANAの新機材A321の乗り心地を楽しむ。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

新横浜から新幹線、山陰線（嵯峨野線）に乗り換えて花園駅。
スタートはこの駅から。最初の目的地妙心寺までは歩いて向かう。

花園駅 (京都府) 駅

妙心寺は広大な敷地を持つ寺院。境内は自由に通行できます。

仏殿。

今回の目的地の一つ塔頭、大雄院（だいおういん）表門。

大雄院庫裏。御朱印はこちらでいただきます。

今回の公開に合わせて作製された御朱印帳。

この御朱印は御朱印帳を購入した場合のみ頂けます。
それ以外はご本尊の御朱印のみ書置きで頂けます。

客殿の玄関。
室内の撮影はできません。

妙心寺では、もう一か所、養徳院、表門。

庭の梅が咲き始めてました。

養徳院、ご本尊の御朱印。
ここでは四種類の御朱印を頂くことができます。

養徳院の御朱印、十三重塔。

轉法輪寺鐘楼門。
妙心寺を出て仁和寺方向へ。道路に設置されている案内板などを目印に歩く。

轉法輪寺 寺・神社・教会

轉法輪寺本堂の扁額。

ご本尊阿弥陀如来坐像。

大涅槃図。撮影も許され、参拝者が撮影中。
この涅槃図をもとに説法が行われます。時間は約1時間。

大涅槃図、お釈迦様。
大部分の寺院などでは寺宝の撮影は許されないこと。文化財保護の観点から、信仰の対象のためなど理由はありますが、ここでは撮影が許されてます。

天女。
細かい描写まで見ることができます。

象？
この涅槃図にも多くの動物が描かれてます。

嘆き悲しむ人々。
なかなか見ごたえがあります。

轉法輪寺、ご本尊の御朱印。

大涅槃図の御朱印。
こちらは書置きでいただけます。

轉法輪寺を出て仁和寺境内で食事（写真はありません）

そのあとは嵐電の利用・・・
帷子ノ辻駅で乗り換え四条大宮駅へ。

帷子ノ辻駅 駅

帷子ノ辻駅の留置車。

帷子ノ辻駅 駅

四条大宮駅からは歩いて壬生寺へ。

壬生寺 寺・神社・教会

壬生寺本堂。堂内で説明があります。

狂言堂入口。
壬生寺狂言堂も冬の旅初公開。

狂言堂内部も説明があります。
次回は壬生狂言も見てみたい。

壬生寺の御朱印、ご本尊。

京の冬の旅スタンプラリー・・・
三か所まわりスタンプを集めれば、ちょっと一服特典があります。
時間がない時は・・・京都駅総合観光案内所に持っていくと記念品がもらえます・・・記念品はクリアーファイルでした。

京都駅 駅

さて帰路につきます。新幹線なら早く着くのに関西空港経由で帰ります。
おなじみ関空特急はるか。

京都駅 駅

はるかに乗る前に、このホームには京都の四季が描かれたタイル画があります。一見の価値あり。

はるか、側面のロゴ。

普通車室内。
17：30発はるか47号。
空港アクセス列車で外国人の利用も目立ちます。ただ、通勤列車の意味合いもあり、近距離利用者も多いです。
京都出発時点では空いていても、新大阪～天王寺間などの利用者も存在します。

普通車室内、背後から。
最近のJR特急はサービスは望めません。車内販売もないし、ただ座っているだけ・・・
この日はリクライニングのストッパーが故障しているものがあったり、メンテナンスは大丈夫だろうか・・・

関西空港駅を出てターミナルビルへ。

食事は気軽に利用できる551蓬莱、海鮮焼きそば。
価格は空港価格で高めですが・・・よく利用します。
名物の豚まん、テイクアウトは行列ができてました。

551蓬莱 関西空港店 グルメ・レストラン

チェックイン後はANAラウンジで一休み。
場所はセキュリティを抜けたすぐ右側です。
出発便も限られる時間ですが、かなりの混雑でした。

ANAラウンジ 関西空港 国内線 グルメ・レストラン

いつものビール・・・
ただ、食事の後なので・・・

ANAラウンジ 関西空港 国内線 グルメ・レストラン

今日の搭乗機、エアバスA321。
新しい機材で室内も明るく気持ちよく過ごせます。
航路は安定していて不安のないフライト。
羽田にはほぼ定刻で到着。

今回のまとめ
「京の冬の旅」は毎年のお楽しみの行事。特に非公開寺院を訪ねることは目的の一つです。ただ、一か所600円の拝観料はかなりの負担になるのでは。
特に禅宗寺院では拝観できるものが限られていて・・・庭園に特徴があっても、冬の庭は寂しさが出てしまう・・・そろそろ見直しの時期ではないだろうか。

最近は御朱印がブームだとか・・・特に限定もの、デザインものなど
寺院にとっては収入源かもしれないが、行き過ぎたブームは問題だと感じる・・・
今回も拝観料で600円、御朱印帳、御朱印を含めれば大きな出費に・・・

それに比べ、轉法輪寺、拝観料も400円と安いし、住職の説法があり、甘茶甘酒の接待もあり、本尊の撮影、涅槃図の撮影も自由で・・・
久しぶりに寺の本質に触れたような、有意義な時を過ごすことができた。

たった1日でも、十分楽しめた・・・かなり満足できた1日でした。