2016/12/25 - 2016/12/25
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amadeoさん
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3日目最終日。
朝、洛陽に到着。
もともと蘭州観光だけでよかったのだが、蘭州→関空の帰路の飛行機が関空着0:00と遅すぎる。
終電100%間に合わないし、朝から会社だし、こんなの乗りたくなかったので、もう少し早く帰れる、他都市からの便を探した。
そうしたら鄭州→関空の便が、関空着22:30とギリギリ許容範囲であることを発見!帰りは鄭州から帰国することにした。
それで最終日はどうするか考えたところ、少林寺は時間的に厳しい、鄭州市内観光はいまいち??と乗る気がしない。今は高速鉄道が発達していて、洛陽龍門駅なんかもある。午前中、洛陽の龍門石窟を観光できることが分かり、行ってみることにした。
ちなみに洛陽へは1996年3月に少林寺、龍門石窟、白馬寺を観光済み。1997年8月にも列車の乗り換えでも立ち寄った。今回ほぼ20年ぶりの再訪だ。
2016年12月23日(金)~12月25日(日)
1日目 関空→蘭州 春秋航空 9C9000
2日目 蘭州市内観光 夕方 蘭州→洛陽
○ 3日目 龍門石石窟観光 昼 洛陽龍門→鄭州東
鄭州→関空 春秋航空 9C8551
往路 9879円(6800円+諸経費)
復路 約7500円(199元+諸経費、1RMB≒16円)
【お知らせ】
この旅行で利用した関空-蘭州路線は2017年2月末で、関空-鄭州路線は2017年3月末で、それぞれ無くなるみたいです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝6:50、ほぼ定刻通りに洛陽駅に到着。
ここで15分間停車している。
実は夜起きて眠れなかったので、ウォークマンで音楽を聴いていたのだが、そのウォークマンが見つからず、シーツを全部めくり探して、かなりぐちゃぐちゃにした。
それでも見つからず、下段ベットの下をiPhoneのライトで照らしたら、落ちているのを発見!
車内から出たのは7時を過ぎていた。 -
通路を渡っているどうでもいい写真を撮っていたら、カメラの電池がなくなってしまった。
そういえば今回中国に来て一度も充電をしていなかった。 -
駅を出てKFCがあったので、そこでカメラの充電を兼ね休憩。
朝セットを頼もうとしたら、33元のセットメニューしかなく、高い!
珈琲だけ注文するが、16元もした。
KFCの値段は場所にもよるが、洛陽はそんなに物価が高い地域かな!?
昨日買ったエッグタルとの残りが2個あるのを思い出し、食べる。
周りを見ると、2/3以上はなにも注文せず、列車の乗り換えの時間潰しや、一晩ここにいたような感じの客層で、少々雰囲気が怪しい。
とはいえ、何も注文せず寝ていても、店員から何か言われるような気配も無い。 -
冬休み、家に帰って古い写真を探してみた。
こちらは20年前(大学生の頃)に来た時、駅前のホテルに宿泊し、部屋から撮った写真(1996年3月28日)。
西安から5時間くらい掛けて2F建ての火車で移動して、16頃、洛陽に着いた。
当時宿泊したホテルはもう無かった。
写真が白黒なのは、20年前だからではなく、当時友人の影響で一時期、白黒写真に拘っていたため。 -
洛陽駅から龍門石窟までは18路の公共バスがあり、1時間少々掛かる。
料金は確か5元。バス乗り場は駅の左側(時計台方向)のバス乗り場。
8:00分過ぎ、自分もバスで行こうと18路バス乗り場へ行くが、雪がちらついてきて、バスが来ない。10名くらい待っていた。
時間に余裕があるわけでもないので、タクシーを捕まえる。
初めに声をかけた運ちゃんがボリタク人相で、50元というのでパス。
正直相場は知らないが、次に声をかけた若手の運ちゃんは40元で30分以内に着けるというので快諾、乗車した。
入り口がいくつか有り、工事していて分かり難かったが、若手の運ちゃんは親切に切符売り場を人に聞いて、連れて行ってくれた。 -
入場料は100元。
これは冬料金で、夏料金は120元らしい。
20年前に来た時は、確か30元だった気がする。 -
入り口から石窟まで結構歩く。
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あぁ、またいた!
〔参照〕
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ③カシュガル市内探索
http://4travel.jp/travelogue/11044744 -
彼女の説明!?
単なる中国版ユルキャラの一種と思っていたが、そうでもないらしい。
この詩、広告、結構奥が深い!
拙いながら、訳してみた。
*********************
土壌にかぐわしい匂いが有るのを、初めて知った。
瞬く間に、こんな姿に作られた。
あなたは人面蛇身の女神が生まれ変わった精霊。
あなたは身の程知らずの妄想。
そっとあなたのそばに行かせて、
あなたの天真爛漫なまなざしを浴びさせて。
私と手を取り合って、一緒に行こう、
ちっちゃなあんよで希望の原野を駆け回ろう。
あぁ、中国。
私の夢。
甘い夢を・・
※「始信泥土」の箇所の意味がどうしても分からず、山の手線で隣に座っていた中国人カップルに聞いてしまった。とても親切に解説してくれました。多謝!
*********************
ある意味、「東方紅、太陽昇、中国出了個毛澤東」並の衝撃だ!!
もう少しこのキャラについて研究してみよう。 -
未だ着かない、長いよ!
2kmくらい歩いた。 -
んっ、この場所は覚えている!!
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こちらも20年前の写真(1996年3月29日)。
当時ここの辺はまだ敷地外であった。
龍門石窟が世界遺産に登録されたのは2000年なので、登録前である。 -
ようやくここから石窟エリア。
20年前は確かここが入り口だったはず。
この周辺に色々とぼろ小屋の土産物露店商が並んでいた。
今はすっかり綺麗に整備されている。 -
早速見学開始。
この時点で確か9:30くらい。 -
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風化が激しい。
この後のものもどれも風化が酷く、原型をとどめたものは殆ど無い。 -
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こう眺めると何か言いたそうな表情である。
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なんと20年前にも対面していた!!
(1996年3月29日撮影)。 -
しかもほぼ同じ位置での写真を、今回と同じく2枚取っていた。
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この時、雪か雨の中間のようなものが降っていた。
空気はどんよりしているが、タクシーの運ちゃんによると、もともとの曇り空とPM2.5の影響とのこと。 -
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どこから水をくみ上げているのか分からないが、飲用水として使われない事を祈ります。
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こちらも20年前に撮影していた(1996年3月29日)。
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どれも風化が激しい。
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修復すると見ごたえ、価値が無くなりそうだし、修復しようにも出来ないか?
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20年前に撮影(1996年3月29日)。
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いよいよ洛陽石窟ハイライトの盧舎那大仏龕。
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20年前に撮影(1996年3月29日)。
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こちらは20年前に撮影したもの(1996年3月29日)。
カラーでの写真も残っていた。
当時、基本白黒撮りをしてたが、あまりに圧巻され、予備用のインスタントカメラ(1200円程度の望遠レンズつ付き)で撮影。
アナログのネガフィルム写真の時は、フィルム代、現像代と1枚あたり数十円コストが掛かるので、デジカメみたいに無闇やたらに何枚もパシャパシャ撮れなかった。 -
奈良の大仏も「盧舎那」大仏と呼ぶが、顔は似ていない。
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隣は消えかかっている・・
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凛々しい顔をしている大仏様のお膝元も、このように風化されて崩れている。
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腰つきが、、
まさに圧巻!! -
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今、将に消えんと欲す。
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20年前に撮影(1996年3月29日)。
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20年前に撮影(1996年3月29日)。
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伊河。
後であの橋を渡り、東山石窟へ行く。 -
20年前に撮影。
ほぼ同じ場所で同じ方向に撮影したと思うのだが、橋が無いから違うかな?
川幅も違うし・・ -
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西山石窟の出口。
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さっき見えていた橋。
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東山石窟。
入場料は初めに購入した100元の門票に含まれている。 -
ここは階段の上り下りがキツイ。
その割には石窟が少なく、保存状態も悪い。 -
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中の様子。
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何かを訴えかけているような気がする。
風化による時間との戦い。 -
こちらは何を語ったのだろう?
既に風化の波に飲み込まれてしまった。 -
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怒りながら消えかけている。
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対岸の盧舎那大仏を眺める。
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ズームで。
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20年前に撮影(1996年3月29日)。
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20年前に撮影(1996年3月29日)。
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一方、盧舎那大仏が眺める対岸の東山石窟側には、中唐の詩人の白居易(772~846年)が晩年居住した香山寺があり、彼の墓がある。彼は熱心な仏教徒でもあり、晩年ここに住んだらしい。
香山寺、白居易墓のどちらも門票に含まれていたが、香山寺の方には行かなかった。 -
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白居易像。
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雨が強くなってきたので、早々に切り上げる。
これが白居易の墓と思っていたが、後で他の人のページを見て、違うことを確認。 -
でも20年前に来ていた。
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おそらくここがそうでしょう。
当時も龍門石窟がメインの観光であったので、白居易の墓を見たかは記憶が曖昧だった。
当時は今みたいに入口、庭園、囲いなど無かった。 -
出口を出たところでタクシー1台が客待ちをしており、乗る。
高鉄「洛陽龍門」まで15元で行ってくれた。
天気が悪いし、怪しまれるので、道中写真は撮らなかった。 -
20年前の出口付近の様子。
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こんな看板もあった。
日本では見かけることなく、斬新な感じを受けた。 -
15分ほどで到着。
この時点で11時前。
自分の乗る列車は11:55発なので、1時間くらい時間がある。 -
切符は昨日蘭州駅で受け取っていた。
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KFC発見!
あそこでお昼を食べて時間を潰そう。 -
朝も一応来たが、中国に来たら一度は食べたい。
でも日本ではこれまで3回くらいしか行った事がない。 -
日本のメニューにはおそらく無い土豆泥。
大変美味!
でも全部で48.5元もした。
やや高い気がする。 -
11:40頃、改札が始まった。
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西安北発上海虹橋行きだ。
自分は次の駅「鄭州東」で降りる。 -
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来た!
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連結!
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車中の様子。
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定刻通り出発!
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洛陽を離れて行く。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- こつまなんきんさん 2018/07/15 13:32:58
- 石窟すごいです
- amadeo様 初めまして。
洛陽の龍門石窟、拝見いたしました。
中国でも、まだこれだけの石窟が残っているんですね。
一度、訪れてみたいです。
○十年前は中国にはまっていたんですが、この頃は全然です。
amadeo様の旅行で拝見させて頂いております。
この度はフォローしていただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
こつまなんきん
- amadeoさん からの返信 2018/07/16 19:29:13
- RE: 石窟すごいです
- こつまなんきん様
コメント頂き有難うございます。
洛陽の龍門石窟は風化が激しく、もはや時間の問題のようか印象を受けました。
規模は大きいのですが、意外と見所は少ないです。
大同の雲崗石窟も、規模は一回り小さいですが、風化が激しいです。
一方、蘭州郊外にある炳霊寺石窟なんかは修復されていますが、それはそれでどうか?という感じです。
amadeo
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