風の谷経由桃源郷　３　フンザ

2008/04/22 - 2008/04/27

フンザに戻ってきたのは13時過ぎ。こちらのお昼は遅めのようなので、ちょうどいい時間だった。
食事はフンザ・ビュー・ホテルというホテル。日本人の訪問も多いようで、食事も日本人向け。上海焼きそばのようなものも出た。
お隣の席には、一人で旅行中の日本人の男性。たしか、ホパー氷河ですれ違った。

エリア フンザ(パキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 旅行の手配内容: 団体旅行

フンザ・ビュー・ホテル

お昼を食べて外を眺めていると、みるみる雨雲が迫ってきた。

フンザ独特の織物で、あちこちで見ることができる。

ホテルのレストランの中には、イスマイル派の指導者、アガ・ハーン４世の肖像画が飾ってあった。
ここフンザは、イスマイル派の一大拠点だ。イスマイル派は収入の一部を強制的に寄進することで、福祉を充実させ、非常に強いコミュニティを作っている。このため、ギルギットを含めて、学校や病院が多くあり、一見、支援など必要ないようにも思える。ところが、この施設は他の宗派の人は利用することができない。
また、われわれ西欧的な感覚の人間からすると、たとえば女性が顔を出して外を歩いていたり、男性が半袖で歩いていたりする様子は、「進歩的」と見えるが、イスラムの中では異端であり、とりわけ保守的な田舎ではなかなか受け入れられないだろう。

王様のお城と、ウルタル（7388m）。長谷川恒夫が遭難死した山だ。見えないけど。
その麓には遺族が発起してつくった日本語学校があり、観光地ということもあって、日本語の看板も多数目にする。

すんごい傾いでいるような･･･。

ちなみに、現在の王様のうちは、フンザビューホテルのすぐ上にあった。