2008/04/22 - 2008/04/27
8位(同エリア24件中)
エスペラさん
フンザから帰った翌日は、母子健康管理センターの開所式の後市内を散策。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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これがギルギットの空港。素人目にも着陸が大変そうなのが分かる。このような谷間なので、午後になると風が強くなり、飛行機の離着陸はできないということだった。
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繁華街はそのすぐそば。
パキスタン・アフガンに行くほとんどの日本人が、何らかの形でお世話になる日パ旅行社。 -
お菓子屋さんなどもあったが、こちらのお菓子は子どもがいたずらしたんじゃないかと思うような奇妙な味だったり、食感だったりする。
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トラックのデコレーション屋。こちらでは軽トラックまで派手なデコレーションを施してあるが、トラック本体と同じぐらいお金をかけるらしい。
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建設中の建物。
四川省の地震で壊れた建物と基本的に同じ構造だ。よく見ると、各階の床板も乗せてあるだけ。さらに怖いのは、水平とか垂直とかそういうのにあまり関心がないらしく、結果として、窓枠が全部サイズがばらばら。すべての窓はオーダーメイドになる。 -
屋台というか出店というか、スイカを売る露店はあちこちにある。また、スイカ売りはだいたいキュウリも売っている。こちらのキュウリは皮がとても固いらしく、皮はむいて食べることが多いが、お店に並べている時点でむいてある。しげしげと眺めていたら、ペットボトルのふたに小さな穴をあけて、それに水を入れて、ジャーとかけて乾燥を防いでいた。
この付近は見ての通りの谷あいで、水は川縁の限られたところにしかないため、わずかに小麦とジャガイモが栽培されている程度だ。その他の野菜類は、3日以上もかけて、イスラマバードから陸路運ばれてきている。
パキスタンのキュウリはおいしいんだと主張していた人が、がっつりおなかを壊していたが、間違いなくこのせい。 -
ゆっくり本屋を覗く時間がなく残念だったが、以前パキスタンに来たときよりも、本の種類も増え、印刷もよくなった印象だった。
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奥に自転車屋があるようだった。
こちらではアシストバー(ハンドルの両端に付ける角のようなもの)を付けるのがはやっているようだが、ほとんどすべてが、本来の付け方と違って、まっすぐ垂直に付けてある。アシストバーを握ることで、姿勢を変えたり、より大きな力を出すために付けているのではなく、装飾品の一部として認識されているようだ。 -
書体からしても、伊豆のあの旅館だと思う。
日本車は一種のステータスなので、中古車に残ったロゴはあえて消さず、そのままにしてある車がたくさんある。
さて、この車が止まっていたホテルのレストランで昼食をとったのだが、注文して20分ぐらいして、軍の人たちが6名ほどご来店。そちらにはあっという間にナンから始まり、明らかにこちらが注文した食べ物が並んだ。こちらは結局40分ほど待たされ、文句の一つもいいたいところだが、なにせ向こうはカラシニコフ付き。いやーな気分でそそくさと昼食を済ませた。 -
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昼食の後、地域の方の自宅にご招待していただき、お茶をいただいた。大事なお客さんが来ると、まずお水を出してくれるが、ちょっとこちらの水は怖いのでちょっとだけなめるだけにする。
当地でおいしいのは塩チャイ。ミルクで煮出した紅茶に塩を入れて飲むのだが、こちらのような硬水と乾燥した気候でないとおいしくないらしい。 -
お茶をごちそうになった後は、ホテルに戻ったが、夕飯まではまだ2時間以上あるので、川の反対側に出かけることにした。
昨日、フンザに行った際、道はあるのになぜかぐるんと大回りして行ったので、理由を聞いてみると、スズキ(こちらのタクシーや軽トラックの総称)でどうにか通れるぐらいの小さなトンネルがあるからだと言われた。市内から歩けば1時間ぐらいじゃないかと言われたので、ちょうど行って戻れば2時間だなと思ったのだ。
川の反対側は警察署や大学などがあるちょっとした地区だが、ご覧の通り廃墟っぽい感じの道が続いている。 -
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イチオシ
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近くで見るとただの落書き。
あちらの岩、こちらの山肌と英語やらペルシャ文字で書いてあって、初めて見たときは、バーミヤンの石仏みたいに何か深遠なことでも刻み込んであるのかと思ったら、ほとんどすべて、選挙の宣伝ということだった。 -
ちょうど1時間ほど歩くと、検問所のようなものがあり、川は二つが合流し、道は直角に曲がった。フンザに行くときに見えた山をまた見ることになったが、肝心のトンネルが見えない。
どうしたものかなあと思っていると、この辺の中学生が学校から帰っているようで、ぞろぞろと歩いて来る。
と、あちらから、
「チャイニーズ!テイク・ミー・フォートー!!」と笑い声。
イスラマバードではこんなことは言われたことはなく、たぶん、こちらでは、あまり日本人は見たことがないのだろう。
そして、この近辺では、特に道路工事に携わっているのは中国の人たち。パキスタンにおいてすら、中国人の人件費の方が安いからだ。
一人ならず、ヘイ!チャイニーズ!!と声をかけられ、すごく遠いところにいるような気分でその声を聞きながら、たぶん、この子どもたちが大人になる頃には、このほとんどの子たちが、そのチャイニーズの下で働くことになっているのだろうなと感じた。 -
1時間15分歩いたところで、トンネルは発見できないまま、撤退を決意。
と、きびすを返すとトンネルがあった。
途中通り過ぎた検問所はこの橋を守るためのものだった。 -
写真ではほとんど見えないが、ちょうど人が入ろうとしていた。それからすると、高さは3メートルほどだろうか。
行ってみたいと思ったが、完全にタイムオーバー。またくることがあればぜひ、通ってみたい。
そして、また1時間かけて、てくてく歩いて帰る。
途中、何人かの人が乗ってけと手招きしていたが、親切心なのか商売なのか分からないので、ノーサンキュー。まあ、商売にしたって、20ルピーぐらい(30円程度)なので、払っても全然問題ないわけだが、こんなところで貧乏性が。
帰って、督永さんに尋ねると、パキスタン人は意外とおせっかいよとのこと。たしかに、見ず知らずの人からチャイをごちそうになったりしたことも1度ならずあるので、乗せてもらってもよかったかなと、ちょっと後悔した。 -
夜は、近くの高級レストランで、地元の有力者の人からおよばれ。
ギルギット川のほとりにあり、外でチャイを飲みながら、おしゃべりをしていると、督永さんが、対岸を散歩する地元の人を見ながらしみじみと、ギルギットも夜出歩けるようにやっとなった、と。
ここに督永さんがつくった「母子健康管理センター」も、途中、1年半もの戒厳令で建設が中断されていた。兵士が橋を守っているのも慣習的にやっているのではなく、そうした緊張感をはらんでいるのだ。 -
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