2016/12/26 - 2017/01/07
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この旅行記のスケジュール
2016/12/26
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ソマテルホテル
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廃墟ビル
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カテドラル
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教会
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車での移動
トランスファー
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ラウンジ
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飛行機での移動
ケニア航空
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飛行機での移動
ケニア航空
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この旅行記スケジュールを元に
今回のカメルーンの出入国はホンマにウンザリした。イミグレの手続きでは賄賂の要求はなかったが、税関や出国手続き後の度重なる因縁に頭に来て、一度は大喧嘩となった。
カメルーン随一の経済都市ドゥアラの国際空港には、南アフリカ航空でガボンの首都、リーブルヴィルから到着した。バゲージクレムでも問題なく荷物をピックアップし、アライバルホールに向かう途中、税関二人組みに荷物を見せてほしいと声をかけられた。彼らは外人のような人に目をつけては連れていく感じなのだろう。
別室に連れていかれ、嫌な予感はしたが別にやましいものがないので好きなだけ見てくれといった。この時別室に行かず、通路のど真ん中で荷物を開けて公然とチェックをさせればよかったと今更ながら後悔した場面だ。
かつて旧ソ連を旅していたとき、警察が旅人から賄賂をせしめるために地下鉄や町中で外人をしょっぴき、賄賂を渡さないと解放してくれないと言うのなんて日常茶飯事のことだった。自分も何度もこうした経験を踏んでおり、こうした場合は町中や地下鉄の駅で公衆前で、恥ずかしげもなくバックを開いて荷物の中身を全て出して問題ないことを見せるのが、効果的だった。しかしここ17年間、賄賂の強要を受けていなかったので、こうした対応法をすっかり忘れていた。
彼らは私の荷物を粗探ししたわけだが、目に止まったものがあった。それは医薬品。マラリア予防薬と、頭痛薬のバファリン、かぜ薬を指さしこう言った。
「カメルーンでは医薬品の持ち込みは関税を支払わなければならない。この書面を見ろ」と壁に貼られた紙を指さした。書かれていることはフランス語のようなもので書かれてあり、自分には全く理解不能だった。
「こんなんわかるわけないじゃろ!自分自身が使う医薬品に課税なんてあり得んわ!」と言うと、「そういう決まりになっている。」という。そんな馬鹿な!マラリア予防薬に関税なんてかけられたらたまったもんじゃない。
その後「払え」「払わない」の応酬がつづき、自分も怒り心頭で「わかった。じゃ薬全部持っていけ!金は絶対払わん!」と薬入れを叩きつけた。頭痛持ちなので、頭痛薬は必須。しかし実は見つけられた薬は予備品、毎日頭痛が続かない限りは大丈夫なほどは持っていた。かぜ薬や胃腸薬、下痢止めもディーパックに入れていたのでこれも維持できる。マラリア予防薬を没収されるのは、今後のことから心配であったし、1錠1000円もする薬をとられるなんて胸くそ悪いが、そこまで言うなら仕方ない。
暫くすると二人で話し合われ、返してきた言葉が「我々は飲み物がほしい。飲み物を買いたい。」といってきた。
あぁ賄賂の強要か。直ぐに察しがついた。だからわざと「はぁ?飲み物?ほれ、わしの(飲みくさしの)ミネラルウォーターをやるよ。これで十分だろ。それとも、これ(開けてないやつ)やろうか???」と言うと、一人は怒り出し、「お前何言ってんだ?」と言われたので「飲み物ほしいと言ったやろ!」の応酬。。
そして自分は「お前たちには公共の職員として働くプライドを持っていないのか?そんなことまでしてお金が欲しいのか???自分は日本人として誇りを持っている。だから何もイリガルなことをしてないのにお金を渡すことはしない。お前たちの誇りのない行為にお前たちにだけではなく、カメルーンに失望した。」
そしてもう一度、「わしはお前たちのためにカメルーンに失望したわ!!!」というと、
「もう良いでていけ!」と。
とりあえず解放された・・・。
しかしこの応酬方法ははっきり言って間違っている。この時の対応としては「お前の名前を教えろ。本当かどうか日本大使館に電話をかけて確認する。」と伝えるか、「日本大使館に友達がいるので今から確認するからお前の名前を見せろ。」と言ったほうが、もっと効果があったかもしれない。
しかし嫌な思いは出国時にも起こった。
ケニア航空のチェックインを終え、イミグレに行く途中にボーディングパスのチェックがあり、ここで待ったがかかった。
「君は荷物のトラブルで引っかかっているようだ。その確認をするまで出国手続きができない。入国時に何かあったのか??」と。
ホンマかよ!!!
入国時の税関の輩に嫌がらせをされたのか、それともコイツも賄賂の要求をしているのか、定かではないが、荷物のトラブルと明確に言われると、恐らく税関の嫌がらせを受けたのかもしれない。でも自分の名前まであの税関検査の時に名前を書き記していたのだろうか??謎だった。
暫くその場に待たされて、「いつになったら出国できるの?」と問うても「とにかくここで待て」と言われるばかり。時間ばかりが過ぎていくこの状況にイライラと焦りが募り、とにかく「フライト時間があるので「お願いだから行かせてくれ。」と何度も頼み込むと「仕方ない、もう行ってもいいよ」と言われ、一体なんで自分だけ止められたのか全く意味がわからないまま出国検査手続きに向かった。
しかしイライラする事はまだ続く。
出国審査もゆっくりと進められ、なかなか前に行かないことにも不満が募り始め、搭乗時間まであまり時間がなかったので急いで向かったが、その通路に再び前進を遮る輩が現れた。
私の前に現れた男性は、ぶら下げたネームカードを見せながら、「財布の中身を見せろ!カメルーンからセーファーフランは持ち出せない」という。
「ハァ??冗談言うな!セーファーフランはガボンや中央アフリカでも使用できるじゃろ!!お前何言ってんだ??」と、こちらもイライラが最高潮で口調もきつくなっていた。
「いいから見せろ」というので、「見ろ!1,000フラン(約180円)はあるが問題あるのか??」
「・・・いや問題ない。」と言われたのでそのまま早歩きで前に進んだ。
ところが「財布チェックマン」はその後二人も現れ、行く手を阻んだ。まるで主人公の前にスライムが現れた!みたいな、リアルドラクエをしている気分だ。結局「3匹のスライム」が現れ、それを倒し旅の経験地を上げていく。あ、これまさにドラクエだ。
参考までに
かつて旧ソ連では役人や警察が賄賂欲しさに、酷い時には不当に逮捕し勾留する事もあった。99年にグルジアからアゼルバイジャンに列車で旅したときには、露骨に賄賂50ドルを出さねば出国させてやらないといわれ、結局イミグレの担当官はダンピングしてきて、賄賂要求額は下がったものの、それでも自分は首を縦に振らなかった。その代償に彼は出国スタンプを押した後に、個室のゴミ箱あたりに自分のパスポートはほっぽり投げられたこともある。
その後も何度も新手の強請・集りがやってきてはお金を取ろうとするグルジアの旅は、本当に大変だった。アブハジアと南オセチア独立戦争に敗れたグルジア、首都トビリシのホテルに難民が溢れ、町中でテロもあり、そのテロリストの確認の名目で、旅人は町を歩けば頻繁に警察のコントロールを受け、賄賂の要求も多かった。自分は町歩きの時には数回経験しただけだが、人によっては何度も経験している。
恐らくここ10年の間にグルジアに訪れた人には想像できないだろうが、ソ連の外務大臣も経験したシュワルナゼが大統領をしていたときの腐敗度は酷いものだった。
その後もアゼルバイジャンのバクーでは地下鉄や街中で何度も尋問を受けパスポートコントロールと称して、わいろの要求。お金を知らぬ間に警察に盗まれたこともあった。
アゼルバイジャンからロシアのダゲスタン共和国に入国する時には賄賂を出さなければ入国させないと言われ、押し問答。結局払わずじまいだったが、床にパスポートを叩きつけられたこともあった。
http://4travel.jp/travelogue/10132649
賄賂の要求で嫌な思いをしたのはこの99年以来だ。
因みに当時、旧ソ連においての旅行に関し、外務省は旅行者に、不当な賄賂要求をされた場合は必ず日本大使館に連絡するよう通知されていた。こうした日本大使館等の地道な行動のお陰で、賄賂を要求する警察官が免職になることもあり、徐々に改善されていき、現在では殆ど賄賂の要求を受けることはなくなった。
カメルーンの旅行では自分が運悪く悪徳役人にとっ捕まってばかりいたのかもしれないが、いずれにせよ注意は必要だし、抗議するところは抗議するべきであろう。
帰国後、カメルーンのカスタムで医薬品の持ち込みが課税対象になるのか調べてみた。輸入については課税対象になるが、自分自身が使う医薬品については、制限があることは何処にも見当たらなかった。ひょっとすると自分の探しかたが悪いのかもしれないので、もし違っていたら、誰か教えてほしい。
- 旅行の満足度
- 1.0
- 観光
- 1.5
- ホテル
- 2.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空 ケニア航空 南アフリカ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
PR
-
カメルーンは中部アフリカに位置する。
青色がエミレーツ航空の関空からドバイ乗継でアビジャンイン、エンテベアウトのルート。赤色が旅の実績。カメルーンはフットボールが強いので、多くの人が国名ぐらいは知っていると思うが、場所までは知ってるひとはすくないはず。
ドゥアラからケニア航空で無駄にナイロビ経由でキガリに飛んでいるが、実はそれなりに理由があった。当初のフライトは中央アフリカ共和国のバンギを経由し、ナイロビに到着し、ナイロビからブルンジのブジュンブラを経由しキガリに飛ぶフライトだった。
中央アフリカ全土は現在外務省から退避勧告(アフガニスタンと同レベルの危険度マックスのレベル4)、ブルンジ全土は渡航中止勧告(危険度がレベル3)が発令されている。ブルンジは空港でビザが取得できると言う甘い蜜があったが、外務省の情報ではブジュンブラ市近郊では毎晩のように銃撃戦が繰り広げられていると言う。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=127
それぞれ治安が回復するまで訪れるのが厳しそうなので、経由便で空港だけでも見れればと思い、ケニア航空を選択した。
ところがこの2路線は何度も時間変更が行われた挙句に、バンギ経由はカメルーンの首都ヤウンデ経由に、ブジュンブラ経由はキガリに直行便となった。
その時点でケニア航空のを選択する意義がなくなってしまったので、チケットをキャンセルし、ドゥアラからキガリへ朝に直行便を飛ばしているルワンダ航空に変更する事も考えた。しかしケニア航空はドゥアラ出発が当初お昼ぐらいでドゥアラを町歩きする時間が取れるので、このままケニア航空をそのまま維持した。ところがそのケニア航空はその後もフライト時間の変更があり、結局ルワンダ航空よりもわずかに遅い時間帯の午前中に飛ぶこととなり、ドゥアラの町歩きが殆どできなくなってしまった経緯がある。。
まぁケニア航空だとスカイマイルが加算されるので良しとした。
参考までにデルタのスカイマイルはスカイチームをためていない人もマイレージカードを作っておいても損がない。魅力なのは「日本の空旅マイル」と言う企画物があり、毎年3月31日までの企画で日本国内であればどんな搭乗券であってもマイルが500マイル加算される。例えばJALを利用すれば、JALのマイルを加算させた上で、デルタのスカイマイルにも加算できるのだ。もちろんピーチやジェットスター、春秋航空といったLCCの国内線でもマイル加算ができる。これはとても魅力だ。この企画はいつ終わるのかわからないが、5年以上は続いている。 -
カメルーンの首都はヤウンデと言う町だが、ドゥアラがカメルーンの中では最も大きな町で、国際線のフライト数もヤウンデよりも多い。そのためドゥアラを選択したが、ヤウンデの空港は外観はきれいだったし、首都の空港なのでヤウンデのほうがもう少しまともなのかもしれない。
ドゥアラのホテルは町歩きしやすいように市内中心部のホテルを選択した。空港は市内から近い場所に位置する。
ドゥアラ国際空港はアライバルホールや出た正面出口にタクシーの客引きがいない。正面出口を出て階段を降りた場所に駐車場が広がっており、そこに客引きやトランスファーが待っている。ドゥアラ国際空港のアライバルホールデパーチャーホールと一緒になっておりだだっ広いうえ、電気も薄暗く、雰囲気はあまり良い空港ではない。
トランスファーを手配するなら、必ず待ち合わせ場所を事前に確認しておいたほうが良い。さもなくば、アライバルホールなのか(いくつかのホテルのトランスファーはアライバルホールにいた)、アライバルホールの出口なのか(ここにもネームプレートを持った人がいた)、それとも階段を下りた場所にある駐車場の柵のところなのか(ここにもネームプレートを持っている人がいた)、さっぱり判らず、落ち合えない可能性がある。 -
自分の場合、お願いしていたトランスファーと全く落ち合うことができず大変困った。普通アライバルホールかホール出口に白タクがいるもんだと思ってたが、白タクの客引きがいない。出口を出た先に階段があってそこに白タクがいるなんて、知る由もない。
下手にアライバルホールから出たら、再度アライバルホールに入らせてもらえるのかわからなかったのでどうしようか迷っていた。
アライバルホールをいくら歩き回っても、私が宿泊するホテルはSomatel hotelや自分のネームプレートを持った人は誰もいない。参ったなこりゃ、とたちつくしていると、一人の老人が声をかけてきた。彼はSoma hotelというプレートを持っていた。
ダメ元でエクスペディあの予約証を見せると、英語が話せないので、お互いの意思の疎通ができなかったが、「俺について来い」といって、外に出始めた。
自分は不安になり、「あなたが持ってるのはsoma hotelでしょ? 私はsomatelだけどホンマに大丈夫???」と尋ねても、うなずいてこっちに来いと、駐車場へと今度は自分の腕を引っ張っていく。
ホテルの名前が微妙に違ってて、到着したら全然違うホテルだった事が過去に一度あって、その後大変だったことがあるので、判断に迷った。「somatelはsomaのグループなん?」訪ねながら左手でsomatel、右手でsomaを現し、がっちり両手で握手をする様子をボディランゲージで示しながら話すと、「そうだ、そうだ」と言われた。結局翁に今度は手を握られ、成すがままに車まで引っ張られることとなる。
車を見るとハイエースで車の横に「Soma hotel」と書いてあったので、怪しい輩ではないのだろうな、とは分かったが、翁は「ソマホテル、ソマテル、グループ、グループ」と乗る前にも言われた。この翁を信じてよいのか否か・・・。判断の分かれ道だ。
結局3秒考えて、「あれこれ考えても仕方がない。このまま駐車場で探しても見つからなければ白タク代を払わなければならないし。」、ということで彼を信じて乗ることにした。
結果的には正解だった。到着した時、今回の旅でガーナのアクラでタクシーの運転手に言われた、「正解だ、日本人。」という言葉が思い出されてしまった。
翁は私をホテルで降ろすとホテル前に建つ警備員に「連れて来たゼ!」みたいな事を言い、車をどこかに走らせた。
写真はソマテルホテルの室内。カーテンを開けるとそこは壁。そう、なんちゃってカーテンだ。雰囲気だけは窓があるように見せている。部屋は少し古めかしいが、寝るだけなら十分だ。WiFiもそれなりにつながる。ソマテル ホテル ホテル
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チェックイン時に私の名前を見て、レセプションの人が「お前、どうやってここまで来たんだ!?俺のボスがお前を迎えに行っているぞ!!」と言われた。「え??さっきソマグループのトランスファーが自分を連れて来たよ。それ違うの???」と切り返すと、レセプションは困惑していた。自分がソマグループの車で来た状況を、一部始終見ていた警備員が横にいたので、彼が状況を説明してくれレセプションに説明をすると、「あ~~、なるほど」とうなずいていた。
自分は「迎えに来てるなら、ちゃんとホテル名か、わしの名前を持ってアライバルホールにおらんとわからんやんけ!」と内心思いながらも、ここで波風立てても意味がないので、「ゴメンネ、ホンマに。自分がもっと探せばよかったね。ソマグループだと聞いて彼がトランスファーだと勘違いしたよ。」と思ってもないことを口にした。
「いいよ、気にしないで。ボスには伝えとくよ。」、とりあえずその場は収まり一件落着した。
写真はホテルの外観。見た目はそこまで大きくないが、実は奥に広く、何とプールまであるホテル。本当にソマグループというのがあるようだ。ソマテル ホテル ホテル
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従来の予定ならば翌朝はホテルを9時半までに出ればよかったので、ドゥアラを早朝から歩けばそれなりに見て回ることが出きるだろうと思っていたが、結局フライト時間は早まり、7時半にはホテルを出発することになった。ただでさえ短い滞在時間なのに、二時間も短縮されるなんて致命的だ。とりあえず、近くだけでも回ってみようと散策。
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ホテルは市内中心部ではあるが、ドゥアラは人口約240万人を抱える大都市。ホテルから一時間圏内で往復できる場所はカテドラルぐらいしかなかった。
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ホテル近くの建設中の建物。どう見ても建設が進んでいるようには見えない。
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さすがに7時前だと車どおりも少なく静かだ。
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ホテルのすぐそばに位置するカテドラル。1936年に建設されたのだという。ドゥアラでは随一の観光名所だ。
聖 ペテロ パウロ教会 (ドゥアラ) 寺院・教会
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車と大きさを比較しても分かる通り、非常に大きな教会だ。朝7時まだというのに教会には信者がお祈りをしていた。
聖 ペテロ パウロ教会 (ドゥアラ) 寺院・教会
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自分も中に入り、無事に出国できるように!?お祈りしたが、神様はそんなに甘くはなかった・・・。
聖 ペテロ パウロ教会 (ドゥアラ) 寺院・教会
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カテドラルの正面に位置する墓地。っていうか、朝から結構蒸し暑く、7時ごろから汗がダラダラ流れてくる。
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ソマテルホテルの横にも教会がある。聖楼はとても古そうだが、内部にはごみが散乱し、残念ながら教会の聖楼としては全く機能していない。実に残念だ。
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人口240万人を抱える、カメルーン随一の都市だけあって高層ビル多く建つ。
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時間となり7時半にホテルを出発し、一路空港へ。ソマテルホテルからドゥアラ国際空港までの所要時間は15分程度。空港は市内にとても近い。そんな良いポイントもあるのだが…。
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空港までのトランスファーの車窓から。
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車窓。市内中心部から少し離れると緑豊かになる。
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いったい何を建設中なのだろうか。
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ドゥアラ市内郊外。空港の近くに行くと高い建物もなくなり、ありふれたアフリカの街並みとなる。
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ドゥアラ国際空港。車がたくさん止まっている場所が駐車場で、この駐車場に降りる階段があり、その階段の下の駐車場の入口に白タクの運転手やどこかのトランスファーがネームプレートを持って待っていた。お客を待つなら、アライバルホールなのか、ターミナル出口なのか、それとも駐車場の入口なのか、はっきりしてほしいものだ。
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ドゥアラ国際空港にはプライオリティパスが利用できるラウンジがある。ラウンジはデパーチャーホールにあるのであまりゆっくりできない。何故ならイミグレに行く前にチケット検査、大渋滞のイミグレ、そして荷物チェック二回、強請。。。とにかくチェックインが終わったらラウンジは利用しない方がよい。自分の場合は早めに空港に到着し、チェックインが始まるまでの間利用した。Eチケットを見せればそれで利用可能。
場所は分かりにくく、ターミナルに入口からはいると、斜め左先の壁側にお土産店があり、お土産店の横にラウンジの入口がある。この扉あけてもええん??と言うような場所。
それにしてもラウンジはかなりショボく、写真のカウンターに置かれた飲み物と紅茶、コーヒー、ジュース程度。食べ物はなかった。クラブマーケットヴィップラウンジ (ドゥアラ国際空港) 空港ラウンジ
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中もとても狭く、椅子がショボすぎる。今まで経験したラウンジの中で一番ショボいラウンジだった。
ただ、チェックイン前に利用する価値は十分ある。デパーチャーホールを歩いているとワケわからん輩が声をかけてきたり、空港職員だと名乗って引き留めようとするのでとにかく鬱陶しい。しかしラウンジに入るとそんな輩は来ないし、チェックインが始まるとラウンジの女性がチェックインの列まで案内してくれる。お陰で変な輩がその途中自分に話しかけてきても、彼女が彼らを露払いしてくれるのだ。それだけでもとても助かる。クラブマーケットヴィップラウンジ (ドゥアラ国際空港) 空港ラウンジ
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空港のターミナルは見た目通りヘボすぎる。ターミナルは大半がエアコンが効いておらず、そもそも搭乗待合室までの間は窓すらない。横殴りの雨が降ってきたら中まで入ってくる。この通路に3人も賄賂を狙った輩がたっていた。
免税店のようなものは特に見当たらず、キオスクがいくつかあり、民族衣装のようなお土産を売っている程度。ドゥアラ国際空港 (DLA) 空港
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搭乗待合室はガンガンにエアコンが効いて寒いくらい。この搭乗待合室にはどのフライトの乗り場なのか明示されていないので、一体どこで待てば良いのかさっぱりわからない。とりあえず人に聞きながら確認して探すことに。
しかもいくつも搭乗待合室があるにも拘らず、ケニア航空の搭乗待合室は、何とAsky(アスカイ)のロメ行きと、その他一社との混在。もうわけわからん!ドゥアラ国際空港 (DLA) 空港
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ケニア航空は30分遅れてのフライト。ただ出発まで不安だったのが機内預けの荷物。嫌がらせでロスバゲされないか心配だったが、たまたま窓から見ていると、荷物を積んだトラックがやって来て、その中に自分のスーツケースを発見しとりあえずホッ。とはいえ、機材がトーイングカーでプッシュバックされ、自分の荷物が取り残されていないか確認するまではソワソワ感は解消されなかった。
ドゥアラ国際空港 (DLA) 空港
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ドゥアラなんて2度と来るか!、と思いながらテイクオフ!
ドゥアラ国際空港 (DLA) 空港
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ケニア航空よ、お願いじゃケーエールコートジボワールのようにダイバードしてドゥアラに戻って来んといてね!
祈るような思いだ。 -
飛行機からドゥアラ市内を望む。ケニア航空は経由地ヤウンデまで約50分のフライト。
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元々のフライトでは中央アフリカの首都、バンギを経由するはずが、経由地は残念ながらヤウンデに変更。中央アフリカを少しだけでも見たかった。。。
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ヤウンデ国際空港。首都空港だけあって、流石に見た目は近代的だ。ヤウンデだったらこんな嫌な思いをしないで済んだんかなー、って思いながらターミナルを眺めていた。
ヤウンデ国際空港 (NSI) 空港
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ヤウンデには約一時間駐機したあと再びテイクオフ。国際線にもかかわらず、ヤウンデで降りる人もいた。
搭乗客は少なかった。
町は森の中にポツンとあるような感じだ。 -
ケニア航空の機内食。見た目はチキンに見えるが、実はこれ魚料理。白身魚で少しパサつきはあったがあっさりしててそこそこイケる味付け
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ワインは南アフリカ産のワインで美味しかった。
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残念ながらパーソナルテレビはないが、それなりにポップスはあるので音楽は多少楽しめる。
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ヤウンデからナイロビまで約4時間、ドゥアラから換算すると約5時間50分のフライト。フライトはコンゴ民主共和国上空を通過する。窓から見えるのはビクトリア湖。ナイロビまでもう少しだ。
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