2017年1月　遠江・三河の旅　第１～２日　湯谷温泉、長篠・設楽原古戦場

2017/01/21 - 2017/01/22

引き続き、湯谷温泉に泊まり、第２日は、長篠・設楽原古戦場を訪ねます！

第１日：（続き）－湯谷温泉泊

第２日：湯谷温泉－設楽原歴史資料館－信玄塚－馬防柵－甘利信康の碑－首洗池－真田信綱・昌輝の碑－原昌胤の墓－土屋昌次の墓－内藤昌豊の陣地跡－小幡信貞の墓－山県昌景の碑－長篠城址－馬場信房の墓－織田信長本陣跡－浜松市博物館

エリア 愛知

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

遠江の井伊谷の散策を終え、ほど近い三河の湯谷温泉に来ました。

ここも、井伊家ゆかりのまち。

落ち着いた雰囲気の湯谷温泉。

宿に入り、抹茶で一服。

部屋の真下が渓流です！

川音が心地よい。

渓流に臨む露天風呂！

湯上りにゆずみつ！

美味しい夕食！

三河の地酒、蜂龍盃をいただく！

川魚！

猪鍋！

川音を枕にたっぷり眠ります。

第２日、美味しい朝食！

豆腐のお鍋！

設楽原に来ました。

信玄亡き後の勝頼率いる武田軍と、織田・徳川連合軍との決戦の地です。

「長篠の合戦」と一括りに言われることも多いですが、正確には、前半戦の長篠城を巡る攻防と、後半戦の設楽原の合戦に分けられます。

有名な馬防柵や鉄砲三段撃ちは設楽原の合戦の方。

まずは、設楽原歴史資料館で予習です。

設楽原の合戦。

火縄銃好きにはたまらない！

武田信玄を狙撃したと伝わる信玄砲。

この辺り一帯が設楽原。

徳川軍陣地方面。

馬防柵も見える！

信玄塚の大塚。

設楽原の合戦の武田方の戦死者を葬った塚だそうだ。

馬防柵。

武田の騎馬軍団を防ぎ、鉄砲で狙い撃ちにしたと伝わる。

長篠・設楽原古戦場は５年前にも来ていますが（http://4travel.jp/travelogue/10648375）、今回はよりディープでマニアックなポイントを探してみようと思います。

まずは、甘利信康の碑。

武田軍の敗退で、自ら切腹したと言われる。

この碑は資料館の近くの見つけやすい所にある。

首洗池。

・・・由来は名前のとおりでしょう。。。

ここは前回も来ているが、今回も苦労して探した真田信綱・昌輝兄弟の碑。

真田家の長男と次男の戦死により、三男の昌幸が家督を継ぐことになります。

真田昌幸は、もちろん、信幸と信繁（幸村）のお父さんです。

また、昌幸の長男・信幸が、戦死した信綱の娘と結婚させられることになる・・・つまり、「真田丸」のおこうさんですね。

同じ石碑の左右に兄弟の名が刻まれています。

要領悪くまた資料館の近くに戻り、先ほどは見逃した信玄塚の小塚。

織田・徳川方の戦死者を葬っているそうです。

畑の中にある原昌胤の墓。

原昌胤の墓、全景。

土屋昌次の墓。

土屋昌次の墓。

馬防柵を突破しようとして一斉射撃を受け戦死したとされる。

左に従士の小さな墓が寄り添うのがよい。

武田四天王・内藤昌豊の陣地跡。

武田勝頼公指揮の地の碑。

後に武田勝頼が最期を遂げた地である甲州・大和村特産の甲州鞍馬石で造られているそうだ。

親子４人が戦死したという横田備中守の墓。

内藤昌豊の墓。

武田勝頼を逃がすために最後まで戦場に踏みとどまり、討ち取られたという。

小幡信貞の墓。

山県昌景の碑など。

武田四天王の山県昌景。

山県昌景の碑。

設楽原の散策を終え、長篠城址に来ました。

鳥居強右衛門の磔姿が泣ける。

まずは、長篠城址・史跡保存館を見学。

鳥居強右衛門。

この人の関係の史跡は、前回訪ねて回ったので、今回は省略。

http://4travel.jp/travelogue/10648375

長篠城の縄張り図。

本丸跡。

城址の中を飯田線が走る。

美しい堀跡。

武田四天王・馬場信房の墓。

馬場信房の墓。

武田勝頼のしんがりを守り抜いて戦死したとされる。

高速道路に乗って、長篠設楽原ＰＡに来ました。

このＰＡから織田信長本陣跡に行けるのです。

織田信長本陣跡の茶臼山。

頂上まで登ります。

頂上の織田信長歌碑。

「きつねなく　声もうれしくきこゆなり　松風清き　茶臼山かね」

織田信長戦地本陣跡。

信長の歌に「きつね」とあるからか、お稲荷さんが祀られています。

長篠設楽原ＰＡの食堂は馬防柵で囲われている！

昼食に武田軍鶏塩ラーメンをいただきます！

設楽原合戦自販機！

ここから浜松に向かいますが、方向を考えずに高速に乗ってしまったため、岡崎東・蒲郡まで遠回りしなければならなくなってしまった。。。

長篠設楽原ＰＡも織田信長本陣跡も、下道からでも行けるようです。

浜松市博物館に来ました。

もともと蜆塚遺跡という所らしい。

浜松市博物館。

「井伊直虎と湖北の戦国時代」という展示をしています。

ナウミンとシジ丸。

ナウマンゾウ。

だから、ナウミンか！

井伊直虎以外にも興味深い展示がたくさんあります。

直虎の署名と花押の残る唯一の書状。

これは撮影可のレプリカ。

これを把握しておくと、大河ドラマがわかりやすい。

徳川家康のしかみ像の立体模型。

食べたい。

食べたい。

お目当ての展示！

直虎唯一の書状の原本も見られます（撮影禁止）。

満足して帰路につきます。

夕食は、しらす丼！