太陽がいっぱい！南イタリア・シチリア島の旅１（1日目・2日目　出発からエルコラーノ遺跡）

2016/12/22 - 2016/12/23

一足早く年末・年始休暇に突入し、南イタリア・シチリア島
１０日間のツアーに参加してきました。
１２月は、雨が多い月という事でお天気が心配でしたが、
太陽がいっぱい、気温も高く旅にはもってこいのお天気に
恵まれました(^-^)

シチリア島は、マフィアのイメージがあってちょっと怖いのかも・・
との先入観がありましたが、明るい太陽の元、まったくそんな
雰囲気はなく、歴史的遺産と豊かな自然環境に恵まれた
素敵な場所でした。

童話の世界に紛れ込んだようなアルベロベッロ。
独特な雰囲気のマテーラ、アマルフィーの海岸線も期待以上でした。

また訪れたいと思えるところです。


１日目（１２月２２日）移動日（成田→ミラノ→ローマ（泊））
２日目（１２月２３日）エルコラーノ遺跡、ナポリ歴史地区
　　　　　　　　　　　（ナポリ→パレルモ：フェリー（泊））
３日目（１２月２４日）モンレアーレ（ドゥオモ）
　　　　　　　　　　　パレルモ（ノルマン王宮、マッシモ劇場）
　　　　　　　　　　　アグリジェント遺跡（ＯＰ）：パレルモ（泊）
４日目（１２月２５日）カルタジローネ（スカーラ）
　　　　　　　　　　　タオルミーナ（ギリシャ劇場）：タオルミーナ（泊）
５日目（１２月２６日）シラクーサ（ネアポリ考古学公園、ドゥオモ、アレトゥーザの泉）
　　　　　　　　　　　ピアッツァ・アルメリーナ（カサーレの別荘）：タオルミーナ（泊）
６日目（１２月２７日）移動日（メッシーナ→フェリー→ヴィラサンジョバンニ→アルベロベッロ）：
　　　　　　　　　　　アルベロベッロ（泊）
７日目（１２月２８日）アルベロベッロ（トゥルッリ）、マテーラ（サッシ）：
　　　　　　　　　　　ナポリ（泊）
８日目（１２月２９日）アマルフィ海岸ドライブ、アマルフィ：
　　　　　　　　　　　ナポリ（泊）
９日目（１２月３０日）移動日（ナポリ→ローマ→ミラノ→）
10日目（１２月３１日）　〃　（成田着）

　　　　　　　

エリア ナポリ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

今回のツアー、最初の観光は、
西暦７９年のヴェスヴィオ火山噴火により、ポンペイとともに
溶岩の下に埋没したエルコラーノ。

裕福な商業都市ポンペイとは違い、貴族のリゾート地
として発展していたというエルコラーノ。
小規模ながら保存状態が良く、きれいな色彩が残っている
壁画が多くみられます。

そして夜、ナポリからフェリーでシチリア島のパレルモに
移動の予定です。

今回参加したツアーは、阪急交通社の
アリタリア-イタリア航空利用　
「シチリア島・南イタリア10日間」
１１時３０分成田空港集合。
参加した海外ツアーでは初めての男性添乗員の
Tさんが、笑顔でお出迎え。

まずは、アリタリア航空のカウンターで
各自、パスポートを提示してチェックインの
手続きを行います。
写真が搭乗したAZ-0787（Airbus A330）ですが、普通の
アリタリア航空の飛行機とはペイントが違い、
スカイチームのデザインです。
荷物を積み込んでいる辺りに、
ARITALIAのロゴが見えます。

口コミではあまり評判が良くないアリタリア。
モニターが壊れていることもあるとのことでしたが、
私と連れ合いは大丈夫でした(^^)v

足元はこんな感じ。
狭いけど、エコノミーですから仕方ありませんね。

首あては結構厚めです。

まずはスナック菓子とドリンクのサービスがありました。

私は口コミで美味しいと評判だったオレンジジュース。
連れ合いはビールをお願いしました。
このハットをかぶったおじさまのビールは、この後
イタリアで何回もお目にかかりました。

最初の機内食。

私はイタリアン。

連れ合いは和食。

和食の方が美味しそうだったかな。

着陸２時間ほど前の食事は１種類のみ。
ハム類は美味しかったです。

ミラノ空港にちょっと遅れて到着。

ここで、ローマ行の飛行機にトランジット。

乗り換えにあまり時間がなく、空港職員の方の
案内で、入国手続きを行い、速足で国内線の
搭乗口に急ぎました。

搭乗口に着いたらすぐに搭乗。
結構慌ただしかったです。

ローマ空港ではタラップを降りて、
バスで空港に移動。

手荷物受取りフロアーにあるお手洗い。

洗面台に手を乾かす送風機もセットされていて
スタイリッシュ。

ツアーメンバーの一人の荷物が出てこず、
手続き中。添乗員さんのスーツケースが
ポツリと・・・。
荷物トラブルが結構あったようで、手続きを
済ますのに結構時間がかかりました。

この方の荷物は、５日目にようやくシチリア島の
空港で受け取ることができました。

アリタリア航空の荷物トラブルは色々このサイトでも
目にしていたので、1日分の着替え等、手荷物で持って
いたのですが・・・。

このトラブルに会われたご夫妻は、二つのスーツケースに
それぞれ半分ずつ荷物を詰められているそうで、なんとか
荷物が届かない間、対処できたそうです。

リスク管理がしっかりできていますね～。旅慣れたご夫婦
のようでしたが、見習わないといけませんね。

そんなこんなで、この日ホテルに着いたのは
夜１０時過ぎ。
アルデアティーナ　パーク　ホテルです。

明日の夜はフェリーでの宿泊なので、
お風呂は望めそうもありませんから、
今夜は浴槽でしっかり疲れを取りましょう。

朝食。

種類はあまりなかったけど、私には十分。

イタリア最初の朝は、きれいな青空が広がっていてうれしい。

朝は結構寒く、ホテルの前の芝の辺り。
霜に覆われた草。

綺麗ですね～。

エルコラーノ遺跡へ向かうバスの車窓（左側）から。

途中のトイレ休憩。

イタリアのお土産品が沢山並んでいます。
日本語での表示もあり、色々試食や試飲も
させてくれて、とっても良かったのですが、
今日はまだイタリア観光1日目。しかも
フェリー泊り。う～ん・・お土産を買うには
まだちょっと早いですよね・・・。

このツアーでずっとお世話になったバス。

遠くにアッピア街道の傘松の並木が見えます。

ランチのお店はナポリの高台。

明るい雰囲気で素敵なお店！

ボンゴレと・・・

エビとイカのフリッター。

そしてアイスクリーム。

飲み物は各自で頼みます。

レストランの駐車場からナポリの街並みが一望できます。

良い天気なのに、モヤがかかっていて、クッキリした
街並みやナポリ湾が見渡せず、ちょっと残念・・・。

左真ん中あたりはナポリ湾なのですが・・
わからないですね。

このレストランへは、七曲のように折れ曲がった道を
通るのですが、行きは街並みや海に見とれていて
全く気が付かなかったのですが、各曲がり角に
色々な像が置かれていました。

なかなかユニークな像が・・・

この像はロータリーの真ん中にありました。

ナポリ名物（？）
洗濯もの。なぜか、ベランダの中ではなく、
ベランダの外に干してあるんですよね。

しかも、下の階の窓の下まで垂れ下がった
大きなシーツ類！

最初の観光地。

エルコラーノ遺跡に到着。

世界遺産です。

観光地のテロ対策で、リュックサックや大きな
バックの持ち込みは禁止なっているそうです。

今回のツアー、リュックで参加しようと思って
いたのですが、出発直前、ある方の旅行記で
このことを知ったので、今回は小さ目のバックを
持って参加しました。

ヴェスヴィオ火山を背にしたエルコラーノ遺跡。

本当は富士山のように美しい形をしていたそうです。

ちょっと想像してみてください・・。

あの、稜線に続く、富士山のような山の頭頂部が
噴火で吹き飛ばされたことを！

すっごいことですよね～。

遺跡は街の中にある感じで、今もなお発掘が
続けられているそうです。

西暦７９年といったら
日本では弥生時代でしょうか・・・。

エルコラーノ遺跡

アップ。

鮮やかな色合いが残っています。

これは何でしょう。

小さな聖堂・・かな。

日本で言うとお仏壇みたいな・・？？

石畳の道路と街並み

エルコラーノ遺跡

エルコラーノ遺跡
台所かな？

エルコラーノ遺跡

壁画が残っています。

赤い色彩が鮮やか。

馬に乗って天翔ける天使？？

こちらは彫ってあります。

大理石でできた水盤と井戸

中庭のある邸宅跡

大きな壺が沢山置いてあります。

素敵なお部屋。

色合いがとっても綺麗い。

飾り棚？

鮮やかな色彩が残っています。

想像復元図だそうです。

台所？

赤が美しい

エルコラーノ遺跡

ノニアス Balbus の像。

溶岩を彫って作った通路を通って遺跡を出ます。
足元が滑りやすくここで転んだ方がいらっしゃいました・・。

お土産物屋さん。

ナポリ市内に近づくと大渋滞！
それもそのはず、道路の真ん中は工事中。

市電（？）の工事だそうで、もう何年も前から
取り組んでいるそうなのですが、ちっとも
進まないとのこと・・・。

ナポリは活気があり、街角には多くの人が
見えました。

この上には騎馬像があるのですが・・・

時間があったことと、天候が良かったので、
8日目に行くはずだったポジリポの丘から
夕暮れのナポリ湾とヴェスヴィオ火山の絶景を
臨みます。

こっちはカプリ島。

対岸に大きなクリスマスツリーの
明かりが見えます。

ヴェスヴィオ火山

イタリアで最初のディナーはこのお店。

スッキリした感じです。

ナスとズッキーニの焼き物と、チーズのフライ。

ピザは一人１/２枚。
カプリチョーザ（シェフのきまぐれピザ）。

そしてデザートにティラミス。

飲み物は各自でオーダー。
私はカプチーノ。
（とっても残念なのですがアルコールは苦手なので・・・）

20:15発のこのフェリーでシチリア島のパルモアへ夜間移動です。

いよいよ乗船します。
スーツケースはバスに残し、1泊分の手荷物だけ持って
乗船します。
（実は、この後、事件発覚・・・）

フェリーのロビー。

2等船室（船内側）。
ベッドは2台ありますが、狭いから、確かに
スーツケールを広げる場所はありませんね・・・。

トイレと洗面台、シャワーがコンパクトに
セットされています。

ちゃんとバスタオルと、日本手ぬぐいのような
フェイスタオルも用意されていました。

船室内の写真も撮ったし、さて、カメラを充電しましょう！
って思ったら・・・ウッソ～！！
充電器が無い( ﾟДﾟ)
なんで、なんで、確かに手持ちバックに入れたはずなのに・・・
スーツケースに入れちゃったかしらん・・・

カメラに充電できないなんて・・・明日からシチリア島の観光が
始まるのに・・・(-"-)　どうしよう・・・



フェリーは、エンジンの振動なのか、ずっと細かな
振動は感じるものの、大きな揺れは
まったく感じることはありませんでした。

さて、明日はいよいよシチリア島上陸！

「３日目　パレルモ・モンアーレ」の様子はこちら。

http://4travel.jp/travelogue/11206788