2017冬の津軽函館めぐる旅６日間vol.6（トラピスチヌ修道院と五稜郭の夕景）

2017/01/03 - 2017/01/03

2016～17年の年末年始，青森と函館をめぐってきました！　津軽海峡をへだてて向き合うこの場所には，豊かな自然と文化の魅力いっぱいでした。

【５日目】この日の午後は函館郊外にあるトラピスチヌ修道院と五稜郭に向かいます。日の短い北海道の冬。美しい夕景の中で太陽は沈み，幻想的な夜景へと移り変わってゆきました。

エリア 函館(北海道)

路面電車とバスを乗り継いでゆくと．．．

聖ミカエルの姿に出会いました。

ここはトラピスチヌ修道院です。

トラピスチヌ修道院 名所・史跡

聖母マリアが両手を広げ．．．

ここを訪れるすべての人を．．．

優しく迎え入れているようです。

煉瓦造りの建物の前に広がる．．．

美しい前庭。

ここは歴史ある女子修道院。

修道女たちは世を離れ．．．

日々の祈りと労働を通して．．．

その一生涯を．．．

神に捧げます。

この地に身を置くと．．．

この世で生きる上で大切なことに．．．

気づかされるような気がします。

日が短い冬の一日．．．

徐々に夕景へと移り変わってゆきます。

今日，最後の目的地．．．

五稜郭公園にやってきました。

五稜郭公園 公園・植物園

星形の要塞を囲む堀は．．．

氷に覆われています。

ここ五稜郭は．．．

幕末の動乱．．．

箱館戦争の決戦の舞台。

しばらく歩いてゆくと．．．

箱館奉行所がありました。

幕末に．．．

蝦夷地の統治のために建てられた役所。

忠実に再現されています。

まさにここが幕末の．．．

新旧せめぎあいの舞台。

日がすっかり暮れました。

五稜郭を見下ろす．．．

五稜郭タワーに行ってみましょう。

五稜郭タワー 名所・史跡

箱館防御に命を捧げた土方歳三．．．

背後に広がる函館の夜景。

暗闇に浮かび上がる奉行所の周りには．．．

美しい五稜郭の城壁。

函館の歴史を伝えているようです。

幕末に港が開かれた箱館。

この北の地を守るため．．．

１８６６年，五稜郭が築かれます。

２年後の明治元年．．．

旧幕府脱走軍が箱館政権を樹立するも．．．

翌年，明治新政府軍の反撃。

箱館を守ろうとした土方歳三は戦死。

ここに，幕末維新の動乱は終結し．．．

明治の新時代が始まりました。

それから約１５０年。

幕末維新の動乱が信じられないかのように．．．

静かな夜景が広がっていました。

さあ，明日は旅の最終日です。

～つづく～

この旅行記へのコメント （6）

• ラクパグさん 2017/02/17 12:40:34

  夜の　五稜郭　雰囲気が　美しいですね〜

  
  　notchさん　お帰りなさい〜
  
  　夕景の　五稜郭　初めて見ましたが
  
  　夜空に　映える　建物が　幻想的で　美しいです。
  
  　凍った　池も　絵になり　興味深いですね！
  
  　お昼より　夕方からのほうが　美しく　印象深いです。
  
  　トラピスチヌ修道院　聖母マリア　あたたかく　見守ってくれそうで・・・
  
  　この世で生きる上で大切なこと　notchさんの　言葉が　響いてきます。
  
  　以前　5年位　教会へ　行っていました。今でも　教会へ入ると
  
  　主の　祈りを　心の　中で・・・
  
  　勝手な時だけで　駄目ですね。時々　讃美歌を　出して
  
  　癒しを　求めて　1人の時に・・・　
  
  　今日は　雨です。旅行記で　癒されました〜
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラクパグ
  
  　
  
  　

  notchさん からの返信 2017/02/18 08:12:41

  メッセージありがとうございます。

  ラクパグさん，こんにちは。
  
  函館の旅行記ご覧になっていただきありがとうございます。この時期の北海道は16時をまわると暗くなってしまうので，観光には不利かと思っていたのですが，夕景や夜景を楽しむにはよかったです。
  
  ラクパグさんは教会に行っていらしたことがあるのですね。すばらしいですね。旅先で教会などの信仰の場に行くと，いろいろと考えさせられます。こういう経験は，旅に出る上で，大切にしたいことです。
  
  そろそろ次の旅行記を公開していきたいと思います。ここでも教会は大切なポイントとなっています。よろしければこちらもまたお楽しみください。
  
  notch

• mistralさん 2017/02/16 15:50:07

  土方さん

  notchさん
  
  mistralです。
  いつもありがとうございます。
  
  夕暮れに佇む五稜郭タワーの姿が美しいです。
  
  真夏にタワーに上ったことがあります。
  タワーで土方歳三さんの像に出会いましたが
  notchさんの旅行記の土方さんは
  暗闇を背にして座していて
  幕末最後の政府軍との決戦を控えた
  悲壮感も漂っているかのようでした。
  
  mistral
  

  notchさん からの返信 2017/02/17 16:09:43

  メッセージありがとうございます

  mistralさん，こんにちは。
  
  年末は富士屋ホテルでゆっくりされたのですね。館内ツアーの様子など，たのしませていただきました。
  
  函館旅行記ご覧いただきありがとうございます。五稜郭タワーにはいらっしゃったことがあるのですね。
  
  暗闇の土方歳三の像は，mistralさんおっしゃるとおり悲壮感と同時に，幕末の志士として覚悟を決めた決意ある姿としてわたしには映りました。
  
  強い意志というものは時を超えて引き継がれてゆくものなのだなあと思いました。
  
  notch

• trat baldさん 2017/02/12 07:56:51

  見た事無いのにメッチャ懐かしい、特に五稜郭！

  函館戦争を記した書物は多く有り僕も好んで読みました。
  若い頃に野辺地(大間町)〜函館のフェリーによく乗りました、今思うと残念Ｘ3倍です、北海道南西部全域＆東は北見まで行ったのに、、、、、
  唯一の思い出が白老のアイヌ部落の女性とのほのかな愛と受けた親切でした、、、、時は戻らないけど心に刻んだものは終生残ります、もう50年近く経ちました、有難う。

  notchさん からの返信 2017/02/12 19:16:19

  メッセージありがとうございます。

  trat baldさん
  
  昔の思い出も話していただき，ありがとうございます。わたしは箱館戦争のあたり，あまり知識がなかったもので，今回の旅をきっかけに，いろいろ調べることができてよかったです。この時代は奥深くて，なかなかおもしろいですね。ぜひ機会あれば，いつか五稜郭をご訪問なさってみてください。
  
  notch