2016/12/30 - 2017/01/03
1302位(同エリア6046件中)
なっつさん
多くのクラシックファンは年末にドイツ語圏でオペレッタ「こうもり」を見るのは夢の一つでしょう。
同様に私もいつかは実現したいと思っていたのだが、近年、温かいところで年越ししたいと思い、ヨーロッパでの年越しは見送っていました。
でもやっぱり見たい!!そして見るなら絶対にウィーン!!という思いから、まずオペラのチケットを確保。(正直、ミュンヘンと悩んだ。)
大晦日はフォルクスで、元旦はシュターツで2夜連続「こうもり」観賞という2泊弾丸ではあるけれど、夢のようなプランを実現できて幸せいっぱいの旅でした。
<<旅程>>
Day1-2; 12/30-12/31
・22:25 NRT→12/31 4:20 IST<TK0053>
・8:30 IST→10:00 VIE<TK1883>
・フォルクスオーパーで「こうもり」観賞
Day3; 1/1
・王宮でミサ参列
・シシィ博物館見学
・シュターツオーパーで「こうもり」観賞
Day4-5; 1/2-1/3
・セールなのでショッピング
・19:20 VIE→22:20 IST<TK1888>
・1/3 1:10 IST→19:55 NRT<TK0052>
【AIR】
・ターキッシュエアラインズ 94,260円 (NRT-VIE)
【HOTEL】
・MOTEL ONE WIEN STAATS OPER 315.76ユーロ(2泊)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
お買い物がしたかったので、19:00にチェックインして出国。
でもあまりにも時間があり、朝ご飯以降ご飯を食べていなくて、とてもでないけれど機内食まで持たない…
ということで、お寿司屋さんが開いていたので入り、食べられないエビを他のネタにしていただき、夕食。 -
TKのアメニティ、細長いケースでなくなったのと、スリッパがペラペラになっていた。
でもいただけるだけ有難い。
機内で履き、ビニールに入れて滞在ホテル用に持ち帰った。
後は変わらず、リップバーム、ソックス、耳栓、アイマスク。
でもポーチは大きさ的にも使いやすそう! -
1回目の機内食はビーフかパスタ。
ビーフを選択し、トルコ風ハンバーグをいただく。
中東料理が好きなので、やっぱりTKのお食事は個人的ナンバー1!!
ドリンクはもちろんチェリージュース。
映画はジェイソンボーン(日本語ないから英語)を見て、ウトウト。
お隣が3人組の若い女性グループで2人は爆睡で、私の隣の子が初めての海外で機内食の注文等に戸惑っていたので、ここはお節介にも色々と手助けした。
初めての海外ってドキドキでかわいい。
そういう感覚を無くしていたので、素敵な旅になっていることを願うばかり。 -
いつも通りガン寝して、2度目の機内食で起こされる。
これだけ寝れる体質は助かるわ。
イスタンブールまであっという間だ。
珍しく和食を選んだものの、お腹も空いていないので、つまむ程度。 -
定刻とおり4時にイスタンブールに到着。
5時間近いトランジットタイムがあったので、プライオリティパスで入れるラウンジに行く。
まずはPrimeclass CIP Loungeへ。
ここはシャワーもあった。 -
お腹は空いていないので、軽めに。
ここは温かいお食事もあり、PPで使用できるラウンジでは1番かも。
広さもあるので、混んでいてもどこかしらが空いている。 -
フロアを上がってHSBC Premier Loungeへ。
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こちらのラウンジからはショッピングゾーンが見渡せる。
早朝だというのに賑わっていた。 -
とりあえずチェリージュース。
トルコを経由すると飲まなければと思ってしまうのはなぜ?? -
折角なのでちょっとお食事。
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何となく、全然やってないポケモンGOを開くと、ヨーロッパ限定のバリヤードがいた!!
アタトゥルク空港のフードコート付近だと出現するようです。(どうでもよいポケモン情報) -
空港で免税店冷やかし(帰りに頼まれ物を買うため値段チェック)をして、ウィーン行きに乗り込む。
朝ご飯的なものが出てきたけど、うーん、イマイチ。 -
滑走路混雑により、出発が遅れて、ウィーン到着も定刻より45分遅れ。
イミグレも混んではいたものの、何とかすり抜けて、まずはsim購入。
ネット中毒なので、ネットがつながる環境はマストにつき、simフリールーターを購入したので、海外で初の使用。 -
1番安い5GBのsimを15ユーロで購入。
こんなに使い切れないけど、1番安いのがコレだった。
ちなみにお店は制限エリアを出て、左方面に行くとある。 -
空港から市内は1ゾーンでは行けないので、2ゾーンチケットを購入。
すでにバリデーション済みの切符だったので、刻印は不要。
Sバーンでミッテ駅まで行き、乗り換えてUバーンでカールスプラッツ。 -
シュターツでオペラを見ることが目的だったので、シュターツまで歩いてすぐのホテルという条件で今回のホテルは予約。
カールスプラッツ駅からも数分なのでとても便利。
2泊朝食付きのシングルルームで42,148円。
高すぎる。
しかし、ウィーンの年末年始はトップシーズンだから仕方ない。
2泊しかないし、目的がオペラなので今回は1泊2万円以下という条件で探したけれど、どこももっと高くて、これでもリーズナブルな方だった。モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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チェックインは15:00からだけれども、お部屋が空いているということで、12:30にチェックイン。
荷物を整理したかったから有難い。
それにしてもお部屋はこれにバストイレがある位の狭さ。
でも寝るだけなので十分。
湯沸かしポットもなく、スーツケースも32リットルだから広げられるかなってくらいだった。モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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コンパクトなバストイレ。
バスタブなんてもちろんない。
普段からシャワー派なので全く問題なし。
ドライヤーがパワフルだったから、そこはとても嬉しかった。
アメニティは、ボディソープのみ。
シャンプー、コンディショナーは持参してるので、これも問題なし。モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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早速、シュターツオーパーへ。
翌日のチケットの引き換えに行ったのだが、窓口が全て閉まっている。
売り子のお兄さんに、あっちにもあるよ!とか親切に教えられて、反対側の通りにも行ったけど、全て閉まってた。
確かに12:00までと書いてあったわ。
最悪、翌日に劇場でもらえばいいので、この日は諦める。
オペラ座周辺には中世のコスプレしたお兄さん達がわんさかいて、コンサートのチケットはいらないか?と声をかけてくる。
私はすでに持っているからいらない!と言ったら、いいね、売ってよー!と言われたり、しばしおしゃべり。
要はダフ屋だね。
でも無理強いしないし、楽しくおしゃべりできて、悪い印象はない。 -
ひとり旅をしていたYさんとお食事の約束をしていたので、遅めのランチというか、早めのディナーというかのお食事をした。
-
Cafe & Restaurant GRAV
カールスプラッツ駅すぐのレストランへ。
大晦日、15:00頃でどのお店もいっぱい。
ふらっと覗いてみたら、席があったのでこちらでお食事。
牛の煮込みとスプリッツァーをオーダー。
お肉、ほろほろで美味しいし、お店のおじちゃんもおばちゃんもアットホームで良い感じ。 -
食後はメランジェを。
オーストリアはブラックコーヒーがかなり重く、エスプレッソ?と思うので大抵メランジェを頼む。
ふわふわの泡がいい。
カフェを頼むとお水が付いてくるのもオーストリアならでは。
ホッとするレストランでチップ込みで1人23ユーロ置いてきた。
お腹もいっぱいだし、美味しかったし、周辺のカフェと比較しても5ユーロくらい安いので、良いお店を発見できて良かった。 -
Yさんと分かれて、私はフォルクスオーパーでソワレを鑑賞するので移動。
オペラ座の前からトラムでSchottentorまで行き、こちらで乗換え。
このトラムの停留所は色々なトラムが停まるので、ちょっと分かりにくかった。
降りた停留所から、階段で地下に降りると、フォルクスオーパーに行く方面のトラムに乗れる。
かなり頻繁にトラムは来る。
トラムで劇場を通り越したところに停留所があるので、ここは迷わず到着。フォルクスオーパー 劇場・ホール・ショー
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大晦日なので当然見るのはオペレッタ、こうもり。
チケットは予め、日本でクルトゥラルを通して購入しておいた。
もともと一般発売前にスタンバイチケットを入れていたが、取れなかったため、前月の1日の10:00(日本時間で11/1の17:00)にサイトにアクセスしたが、国立歌劇場(オペラ座)は定刻通りに発売になってたのに、フォルクスは17:45頃にやっと買えるようになっていた。
この時点ではチケットも選びたい放題だったので、1階の通路側をキープ。フォルクスオーパー 劇場・ホール・ショー
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客層は地元の方と思われる人がメイン。日本人が数名程度で、他のアジア圏の方はほぼなし。
本当にこの演目を楽しみに来ているお客様ばかりだ。
当然、途中で帰るお客様もいなかった。
気になるファッションだが、カクテルドレスだと完全にオーバーコード。
ちょっとしたワンピース程度で全く問題なし。
中にはデニムの方もいたりもしたが、パンツにシャツ位でも問題はない感じだった。
私は赤の七分袖の厚手のワンピースという職場でも着てる位のファッションで行った。
外は寒いので、ブーツ+タイツの上からレッグウォーマーで暖かファッションで行ったが、パンプスに履き替えて、クロークで暖かグッズはお預け。フォルクスオーパー 劇場・ホール・ショー
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劇場内は乾燥するので、幕間はミネラルウォーターを購入。
チケットに飲み物が付いてくるコンセルトヘボウはやっぱり太っ腹だったな。 -
オペレッタはコミカルでとても楽しかった。
アデーレ役の歌手の方は、すごく可愛らしくて、歌も演技も抜群だった。
また、オルロフスキーが高身長でかなりイケメン!宝塚の男役みたいなカッコよくてキラキラした方だった。
アドリブは言語が確実に理解できないため、笑えない箇所もあったが、とても楽しめる公演だった。
劇場はシンプルで可愛らしい。
ホワイエも小さいので幕間は大変混み合うが、この気軽に芸術を楽しめる雰囲気は、ウィーンの魅力のひとつだと思った。フォルクスオーパー 劇場・ホール・ショー
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終演後は市庁舎のカウントダウンに向かう。
Schottentorまで戻り、そこからは徒歩。
大した距離ではないし、皆歩いているから付いていく。 -
市庁舎前に到着。
オペレッタは予定通り22:30に終了し、のんびり移動してきたので23:20頃だが、すでにすごい人!!
グリューワインを買いたかったけれど、マーケットの中まで入れない。ウィーン市庁舎 現代・近代建築
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ライトアップされた市庁舎と街路樹のイルミネーションが美しい。
シュテファン寺院か市庁舎か迷ったけれど、広さ的にこちらの方がよいかなと思い、市庁舎へ。
先ほど食事をしたYさんは、ダメ元で国立歌劇場に開演15分前に行ったら、立見席が余っていて入れたと連絡が来ていた。
何とも羨ましい!!
シュターツオーパー(国立歌劇場)は、ゲスト出演もあったので、終演が伸びたようで23:00までやっていた様子。
人混みなので会えたらと言っていたのだが、無事にお会いすることができた。ウィーン市庁舎 現代・近代建築
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カウントダウンと同時に花火が上がる。
カウントダウンはまさかの英語。(Yさん、頑張ってドイツ語でのカウントダウンを覚えたのに・笑)
そして美しき青きドナウが流れ出す。
これぞ、ウィーン!!
しかし、計画性のない花火で、曲の途中で終わってしまった。
うーん、花火規模もショボいし、演出もショボいし、日本人からするとあり得ないレベルの花火だけれども、現地の方は大喜び。
でもウィーンで2017年を迎えられて幸せ。ウィーン市庁舎 現代・近代建築
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市庁舎から歩いてケルントナー通りへ。
暖を取るためグリューワインとしたいところ、ここはオレンジプンシュを選択した。
オレンジプンシュ、大好き。
ニューイヤーカップも可愛いからお持ち帰りしたかったけれど、この後ハプニングが発生し、それどころじゃなくなってしまった。
新年早々、警察に行くことになってしまったのである。
私は被害はなかったものの、皆さま、荷物には気をつけて下さい!!ケルントナー通り 散歩・街歩き
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元旦の朝ご飯。
前夜は何だかんだでホテルに戻ったのが2:30過ぎ。
そこからシャワーを浴びたりしていたので、寝たのは4:00近く。
今年は元旦が日曜日ということもあり、新年から王宮ミサで心を清めようと思っていたが、とてもでないけれど、起きられなかった。
チケットを無駄にしてしまったが、仕方ない。
ここで無理してもよくないので、10:00近くまで十分に睡眠をとり活動開始。モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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朝食ブッフェは別途9ユーロ。
日曜日でスーパーも開いていないだろうし、周辺カフェのオープン時間も調べていなかったので、チェックイン時に朝食をお願いした。
パンはクロワッサンやハードなドイツパン等数種類あり、パウンドケーキのような甘いものもあった。モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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ハードなパン、大好き!
2ラウンド目にいただいた。モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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想像はしていたけれど、コールドブッフェのみ。
パンやチーズ数種類。
そして野菜の少なさがさすがヨーロッパ!!モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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ドリンクとフルーツ。
フルーツがたくさん摂取できることがうれしい。
日本にいるときは、フルーツ買うなら野菜!となかなかフルーツを自分で買わないから、旅に出るとがっつりいただいてしまう。モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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まだヨーロッパはクリスマスを引きずっているので、こんなところもクリスマス仕様。
可愛い! -
11:00前に行動開始。
まずは予約済の今夜のオペレッタのチケット引き換え。
カールスプラッツを背にし、オペラ座の左側の道沿いにあるチケットオフィスに行き、バウチャーを見せると該当チケットを持ってきてくれた。
無事に夜のオペラのチケットの引き換え完了。 -
ウィーンの元旦はやっぱりこれ、ニューイヤーコンサート!!
シュターツオーパーの前のビジョンでは、皆、足を止めて見ていた。
私は最後だけ見れればいいので(日本で録画してきてるし)、一曲聞いて移動。 -
オペラ座横で、溺愛する作曲家グスタフ・マーラー発見!
ここに寝そべって記念撮影をしたかった。
マーラーはここでも振ってたんだよなーとか思いながら、でもオペラを残してくれなったマーラーに、ひとこと言いたい気持ちになった。
これだけでもテンション上がる私って、かなりエコだ。 -
こちらも大好きなリヒャルト・シュトラウス。
リヒャルトはオペラがやっぱり1番。でもリートも好き。 -
モーツァルトさんに新年のご挨拶。
今年もきっとお世話になります。
でも最近、モーツァルト歌ってないわ。王宮庭園 広場・公園
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王宮を通過して市庁舎へ。
シシィミュージアムを見ようと思ったんだけど、ちょっと混んでいたのでパスして、シシィスターを購入だけして、ここでニューイヤーコンサートを見ようと思って。。。ウィーン市庁舎 現代・近代建築
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お天気はいいものの、気温はマイナス3度。
体を温めるべく、グリューワインを購入した。
今回こそ、きちんとカップはお持ち帰り。ウィーン市庁舎 現代・近代建築
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市庁舎前は多くの人がニューイヤーコンサートを楽しんでいた。
風がなく、お天気も良かったので体感としてはそこまで寒くない。
今年は35歳若手指揮者グスターボ・ドゥメル氏。
終始楽しそうに振っている姿が印象的だった。
最後、ラデツキー行進曲が奏でられた瞬間、異様なくらい盛り上がる。
私も拍手で参加する気満々だったので、手拍子の準備は万全!
しかし、現地の方々は一斉にムービーを撮り出し、その後は大して盛り上がらず(苦笑)
気付いたら2時間弱、寒空の下、音楽を聴いていた。
こんな元旦も悪くない。ウィーン市庁舎 現代・近代建築
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お腹も空いたので、カールスプラッツに戻りランチ。
カフェムゼウムは基本的に昼間はいつも満席だったけれど、ちょうど入れ替わりで待たずに入れた。
ちょっと高いけれど、ウィーンっぽくウィナーシュニッツェルを注文。
たまにベリーソースで味を変えながら完食。
私は結構食べる方なので、量的には問題ないのだが、さすがにこの量は飽きてきてしまう。
さて、お腹も満たされたところだし、どこに行こうかな。。。カフェ ムゼウム カフェ
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W.A.モーツァルトがフィガロの結婚を作曲した家に行ってみよう!と来てみたが、チケット売り場が混雑していたので諦める。
ゴミゴミしながら見る必要はない。
そういえば、以前来たときも同じ理由でパスしたんだった。
次回こそはぜひ。モーツァルトハウス ウィーン 建造物
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年末年始のウィーンはどこに行っても混んでいるんだけれども、一歩中の通りに入ると静かなウィーンがあった。
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まだまだ時間があるので、ザッハーを除くと長蛇の列。
個人的にはDEMEL>ザッハーなので、DEMELを目指す。
ミヒャエル広場にも小さなマーケットが並び可愛い。ミヒャエル広場 広場・公園
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星が降ってくるようなコールマルクトのイルミネーションが素敵。
しかし、ある意味予想通りだったけれど、デーメルも大混雑。
さすがに待っているほど時間はないので、ホテル付近に戻ることに。
やはり元旦なので飲食店以外のお店はクローズ。
開いていたらショッピング時間に当てたのに残念。コールマルクト通り 散歩・街歩き
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どこもカフェは混んでいるなか、カールスプラッツ駅近くのSOPRANOというカフェは空いていたので、ここでちょっと一休み。
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イタリアンカフェだったけれど、ケーキもあったので、コーヒーとケーキを注文。
ケーキある?と聞いたら、チョコレートケーキ?と聞き返されたけど、アプフェルシュトゥーデルにした。
よくよく考えると、私はザッハトルテがそれほど好きではない。
ドイツやオーストリアにくると、決まってリンゴの入っているものを注文する。
この界隈にしてはリーズナブルで、程よく腹ごなしが出来た。
アプフェルシュトゥーデルはちょっとしんなりしていたけれど、温めてくれて美味しかった。 -
一度ホテルでオペラ鑑賞用のドレスアップをし、いざオペラ座へ。
それにしてもこの日は日が沈んでからさらに冷えて、すごく寒かったが、ホテルからオペラ座まで徒歩3分という立地なので、ブーツでなくパンプスで向かった。
3分といえども寒いので、レッグウォーマーをしていったけど、この距離ならこれで十分だった。ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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この中の作りが非日常で、ここにいるだけで気分が上がる。
ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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壁画や天井画も豪華だ。
客層としては、観光客も多く、特に日本、中国、韓国の方が多かった。
しかし、立ち見でない席でカジュアルすぎる(デニムとか)ファッションで来ている観客(多くは韓国の方だった)とかはいかがなものかと。
今の時代は社交場ではないため、ドレスコードはないが、このような空間にいる以上、やはり少しは気を使われた方が良いと、個人的には思った。
それ以外でも、マナーの悪さ(ボックス席のチケットを持っていないのに、そこに入り写真を撮っていたり)も目立ち、ここは芸術の場でなく、確実に観光地となっていると感じた。
もちろん私も観光客だし、つべこべ言う資格はないけれど、少なくとも演目を楽しみに来ているので、オペラ座のこういう変化に少しガッカリだった。ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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開演前から雰囲気に酔ってしまう。
ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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今回はロジェと呼ばれるボックス席のチケットを確保していた。
まず扉を開けると小部屋になっており、ここで着替えたりもできる(他の人が入ってくる前であれば)。
コートもかけられるし、荷物も置くことができる(ただし防犯上、荷物は置かない方が良いと思うが)。
よってクロークに寄る必要はないので、そういった面ではとても楽。ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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さらに奥の扉を開けると座席がある。
結構コンパクトなのでお隣さんと譲り合って席を立たなければいけない。ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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私の席は1列目。
席から舞台の眺めはこのような感じ。
ちなみに2列目以降はまともに舞台は見えないので、席を立ったりしながら覗きこんでいた。
まぁチケットの価格も全然違うので仕方ないけれど、音のみ鑑賞したいというのでなければ、絶対に1列目を取るべき。ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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ウィーンのオペラ座といえばこれ!
ステージ上に字幕は表示されず、手元に字幕を表示することができる。
ちなみにドイツ語と英語の2択だった。
お隣が現地のご夫婦で、私がこの写真を撮ったあとに字幕をしまうと、英語にできるわよ!と教えてくれた。
しかし、こうもりに関しては字幕は不要。
歌詞だってだいぶ頭に入ってるし、字幕がほしいところ(アドリブ等)は字幕で表示されないから。
そんな話をしながら開演を待った。
お隣のロジェには中学生くらいの男の子が座っていたんだけれど、きちんとスーツを着て素敵だった。
このような場所に来るときはどんな格好をすべきかを、実際におしゃれして来ることによって覚えるんだろうな。ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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ホワイエは幾つかあり、開演前や幕間にワインやカクテルを片手に楽しんでいる方で溢れていた。
ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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序曲から感動しっぱなし。
やはりここは世界屈指の劇場だ。
音の美しさ、優雅さが半端ない。
そして歌手のレベルも高くて、もううっとり。
フォルクスのアットホームな雰囲気も好きだけれども、こちらのレベルの高い公演ももちろん素晴らしい。
本当にこの街に住みたくなる。
3幕はやはりドイツ語の理解ができず、笑いに乗れない箇所があった。
そんな時、隣の男の子が英語でこっそり、今、~って言ったんだよと教えてくれて有難かった。
新年早々、贅沢な時間を過ごせて本当に幸せ!!ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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22:30過ぎに終演し、まだまだ気持ちが高ぶっていて、このままホテルに戻るのはもったいなかったので、またムゼウムに立ち寄る。
ランチの時にいたお兄さんと、また来たよー!とご挨拶。
さすがにこの時間は席に余裕があったので、好きなところに座っていいよと言われて、お昼とは逆サイドに座った。
混んでいないからか、お店の人たちのサービスもお昼とは雲泥の差。
ちょっとした会話をしたりして楽しんだ。カフェ ムゼウム カフェ
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チョコレートケーキ(名前を失念)とメランジュを注文。
ここのメランジュ、泡のキメ細かさとかが好みですごく美味しい。
チョコレートケーキも美味しいんだけど、3口目で後悔。
アプフェルシュトゥーデルにしておけば良かった。。。
そんなこんなでカフェでゆっくりし、気持ちを落ち着かせてからホテルに戻った。
ウィーンのカフェは深夜まで開いているのが、カフェ好きとしては嬉しい。
お酒でなくて、コーヒーが飲みたいんだもん!!カフェ ムゼウム カフェ
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前夜のケーキがもたれていたので、朝食は軽めに。
モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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レストランの壁紙がオペラ座のボックスになっていて可愛い!
モーテル ワン ウィーン - シュタートソパー ホテル
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最終日なので、10:00にチェックアウトして荷物を預かってもらい観光開始。
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昨日混んでいたシシィミュージアムを目指し王宮からスタート。
この日はぎりぎり気温はプラスだけれども、お天気に恵まれて、体感はそこまで寒くない。ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿
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シシィミュージアムは撮影禁止のため、階段だけ。
以前も訪れたけれど、再度訪問。
入るまで忘れていて、あれ?ここ来たことある!というよくあるパターン。シシィ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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天井を見上げるとシャンデリアが素敵。
シシィが大好きだから展示も楽しい。
シシィのドレスのくびれすぎたウエストを見て、2017年はウエストを細くしようと心に誓った。シシィ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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シシィミュージアムの後は演劇博物館に来た。
8ユーロを支払い、いざ中へ。
すごく空いているのでのんびり鑑賞できる。オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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舞台の模型や衣装が展示されており、意外にも楽しい。
華やかさはないけれど、無骨な真面目な博物館だった。オーストリア演劇博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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シュテファン寺院にご挨拶。
今回は外観のみ。 -
ヨーロッパ旅行ですることのひとつ、COSでお買い物。
日本にも店舗はあるけれど、ヨーロッパでしか買ったことがない。
ヨーロッパの店舗はXSサイズが必ず残っているから、サイズ的には困ることがない。
今回はセールだったので、お安くワンピースを購入できた。 -
お買い物の後はふらふらしながらお茶する場所を探す。
オペラ座の横では、年末年始のこうもり、ニューイヤーコンサートを映し出していたビジョンが撤去されているところだった。
寒いけれど、ライブ中継で観れるっていいよね。 -
カフェ モーツァルトにやってきた。
こちらも混雑なんだけれど、5分程度待ったら入ることができた。
入れ替わりが早いみたい。
要はピーク時はのんびりできないということ。
「第3の男」のロケ地としても有名なカフェ。カフェモーツァルト カフェ
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アプフェルシュトゥーデルとメランジェをオーダー。
ここのアプフェルシュトゥーデル、すごい美味しい!!!!
レーズン入りで、周りがほんのりサクッとして、リンゴもたっぷり。
リンゴの甘酸っぱさが活かされていて、甘すぎない。
もう一度食べたかった。カフェモーツァルト カフェ
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ケーキを食べた後はお土産を買い込んだりして、駅に戻る。
先日お会いしたYさんと、この日にウィーン入りしたKさんとランチの約束があり、初日に行ったGRAVを再訪。
立地を考えたらリーズナブルだし、比較的空いているし、何よりもおじちゃんのフレンドリーな雰囲気が好き。
3人分並ぶといい感じに豪華に見える。
ケーキを食べたばかりの私は、グヤーシュで軽めに。
ここのグヤーシュ、ちょっと濃い目で美味しいけれど、たくさんは食べられない感じだった。
でもおじちゃんの笑顔とサービスにホッとする。 -
Yさん、Kさんと別れて、ホテルで荷物をピックアップし、空港に向かう。
48時間券がまだ有効なので、1ゾーン分のチケットを購入し、Uバーン、Sバーンを乗り継ぎ空港へ。
チェックインは台湾の団体さんと当たって時間がかかったー。
免税手続きの荷物や重量オーバー等で、1人ずつの時間が掛かりすぎている。
添乗員さんもいるんだから、予め荷物の準備は言っておいて欲しいわー。
余裕だと思っていたけれど、意外と時間がなくなってしまった。 -
定刻通りに出発。
アイルシートだったんだけれども、隣の若いご夫婦に話しかけられて、奥様が妊娠中で席を度々立つことになると思うから、シートの交換をお願いされた。
長距離路線ではないので、全く問題ないから快く代わると、すごく感謝されて逆に恐縮だった。
こちらは機内食。
パスタかチキンの選択で、ナイフを使うのが面倒くさいのでパスタ。
TKのお食事、やっぱり外れがない。 -
定刻通りイスタンブールに到着し、ラウンジでひと休み。
ペットボトルの水をいただき、コーヒーを一杯いただいて退散。
免税店で友人に頼まれたロンシャンのナイロンバッグを購入。
日本の定価と比べると3000円ちょっと安い。
またセールになっていたプリアージュのキュイールは、一番安い色で268ユーロ。
日本価格は7万円近いので、かなりお得!!
今、ピンクを使用しているので、ダメになった時用に赤を買ってくれば良かったと後悔。 -
成田に向かって出発。
さすがにこの便も混んでいた。
1回目の機内食はチキン。
フムスとサラダが嬉しい。 -
ターキッシュエアの復路便のお楽しみはチェリーケーキ。
2個ほどお持ち帰りー。
このスポンジのなんとも言えないパサパサ感とチェリーの酸っぱさが好き。 -
2度目の機内食はビーフ。
往路便と同じハンバーグ。
遅れるかなと思ったが、定刻通り到着。
しかしイミグレまで遠い。。。
しかも荷物がでてこなくて、予約していたスカイライナーは間に合わず。
でもネットで時間変更できるので、これは有難い。
到着から1時間後のスカイライナーに乗り帰京。
2泊だったけれど、ウィーンの優雅な年越しを堪能し、満足な旅だった。
やっぱりオーストリアは私にとって特別な国かもしれない。
高揚感が半端ないし、本当にあの雰囲気が好き。
弾丸だったけれど行って良かった。
次はニューイヤーコンサートを当てて行きたいものです。 -
ここから先は買ったもの記録で旅行記ではありませんのであしからず。
成田でbaobaoのバッグ。
クラッチを買うつもりが、トートまで買ってしまった。
baobaoの軽さと何とも言えないモード感がたまらずに好き。 -
ウィーンの日本人向けショップ、ワルツにてロベルタピエリのSサイズバッグ。
通勤バッグにちょうど良い。
セールと免税で80ユーロ強だった。
安い!! -
シシィミュージアムでシシィスター。
以前買ったブローチ、以前母からお土産でもらったピンと並べてみた。
今回購入したのは、ピアスとカエル足のヘアピン。
どちらも19.9ユーロ。
次回は何を買おうかな。。。 -
ワルツで購入したフェイラーのハンカチ。
ウィーン限定のモーツァルトとオペラ座。
フェイラーは日本人にしか人気ないかもだけれども、丈夫で長持ちするので愛用している。
日頃使っているので、もっと買えば良かったかも。。。
1枚10.5ユーロなので、日本の半額以下。
ヨーロッパやチロル限定デザインも可愛かったから、今度行ったらばく買いしよう!! -
cosにて購入したワンピース。
2着で122.2ユーロ。
早く春が来ないかな。
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この旅行記へのコメント (3)
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- KINGOさん 2017/01/21 19:25:42
- 良いですね
- 私も次の5月連休にウィーンとバルセロナに行く予定です。オペラも見のべく湯役も取りました。席は、1.RANG LOGE の2列目の席です。舞台は見れますか?ウィーンは3泊なので超特急で観光してきます。
- なっつさん からの返信 2017/01/22 01:00:33
- ロジェからの見え方につきまして
- KINGOさん、こんにちは。
オペラ座の席ですが、LOGE11、12、13であれば(左右とも)舞台は見れるかと思いますが、それ以外ですと、2列目以降は公式ページにあるように見えにくいもしくは全く見えないお席かと思われます。
よって、チケットランクも差をつけているのかと思います。
私が座ったLOGE6は舞台にも近かったため、2列目からは座ったままでは舞台が見えないようでしたので、後ろの方は立って舞台を見てらっしゃいました。
5月のヨーロッパーは日も長くなり良い季節ですね。
私もトスカを見に再訪します。
ただチケットはまだ発売前なので、スタンバイには入れていますが、取れるかドキドキです。(立ち見も覚悟してますが)
お互い楽しみましょう!
- KINGOさん からの返信 2017/01/22 09:20:15
- RE: ロジェからの見え方につきまして
- > KINGOさん、こんにちは。
> オペラ座の席ですが、LOGE11、12、13であれば(左右とも)舞台は見れるかと思いますが、それ以外ですと、2列目以降は公式ページにあるように見えにくいもしくは全く見えないお席かと思われます。
> よって、チケットランクも差をつけているのかと思います。
> 私が座ったLOGE6は舞台にも近かったため、2列目からは座ったままでは舞台が見えないようでしたので、後ろの方は立って舞台を見てらっしゃいました。
>
> 5月のヨーロッパーは日も長くなり良い季節ですね。
> 私もトスカを見に再訪します。
> ただチケットはまだ発売前なので、スタンバイには入れていますが、取れるかドキドキです。(立ち見も覚悟してますが)
>
> お互い楽しみましょう!
なっつさん
ありがとうございます。
オペラのオペラのチケットは先方が指定してくるので、席が選べなかったのでビクビクしていました。
中心のボックスの2列目なら舞台が見れそうですね。
私は、4月28日の深夜便でウィーンに行き3泊して、その後にバルセロナに行き4泊する予定です。一人旅なのでのんびりして来ようと考えています。年寄りなのに、深夜便の行きかえりなので疲れそうです。お互いに良い思い出が出来ると良いですね。
お気を付けて!!
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