週末は京都とパリの組み合わせ　「ル・マルシェ」は青空のもと

2016/12/17 - 2016/12/17

京都の奥行きを実感しつつある今日この頃、洛北で開かれるという「ル・マルシェ」なる催しを聞きつけて、先週に引き続き洛北へ。

場所は京阪電車の出町柳駅から徒歩10分近辺にある「フランス総領事館」。
周囲には京都大学がそびえ立つ東大路通り（ひがしおおじ）沿いにあります。
毎月1回土日に行われるフランス市で、国際色豊かに賑わっていました。

市場のあとは京都ぶらぶら歩き+

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

京阪電車の終着駅「出町柳駅」は京都の北、洛北の入り口です。駅前に流れる鴨川越しに見る山並みは寒々してきました。

出町柳駅 駅

東側には「大文字焼き」。

鴨川デルタには家族連れ。寒い冬の一日には昼間の日差しが恋しいものです。
しかし、人類はどうしてこのような突端や先端が好きなのでしょうか？ショートケーキも先端から食べるように。
ちなみに、向こうに見える橋は、今出川通り。

鴨川公園 公園・植物園

出町柳駅から今出川通りを東に歩くこと数分、百万遍交差点を右折して東大路通を下ると右手にフランス領事館が見えてきました。

今日はル・マルシェの日。領事館内は多くの露店と溢れる人々。

気分はパリ？なのかなあ。

もちろん、入場無料。

色とりどり

食べ物が露店で供されて、お祭り気分で思い千々に乱れました。端から全て食べたくなって行くのが人間の欲。
パンやピザ、そしてクレープ。
ワインやシャンパンを昼間から飲んで語り合う人たち。

露天商の方もフランス系の方が多く、

フランスと京都の文化が共存している感じでしょうか。
窓があって、窓の向こうに枯葉が風にふるえていて、テーブルがあり、クレープを乗せた皿。

フランス領事館の中にテーブルと椅子があり、中に食事を持ち込んでランチを楽しむ方々。

京都は年の瀬を感じましたが、ここは異国でクリスマス一色でした。次は新年の1月。またエントリーしたいな・・・

京都に来たからには、それなりに散策を。
出町柳商店街へ

京野菜が当たり前のように並んでいました。

出町柳駅から四条に来ました。四条河原町は師走の人出でごった返してまるで満員電車の車内のようですが、道を少し外れると京都の風景があります。

四条大橋 名所・史跡

少し休憩。寺町通りにあるスマートコーヒー。
1932年(昭和7年)創業です。当時は多くの作家が訪れたのでしょう。歴史を感じます。

スマート珈琲店 グルメ・レストラン

ここではホットケーキ。
約80年焼かれ続けているのだそうです。

四条から建仁寺脇を歩いていると、こんな静かな風景がありました。

建仁寺。

建仁寺 寺・神社・教会

これは禅寺の浴室？

建仁寺

次は安井金毘羅宮。
ここはパワースポット、縁切り寺。
たまたま見つけました。
穴場というのか、なぜか大人気。複雑な世の中です。

安井金比羅宮 寺・神社・教会

この物体が秘密兵器。前方から後方へ抜けると悪い縁が切れて、引き続き逆に抜ける事で良い縁が付くというシステムです。

お清めどころも風情？あります。

高島屋さんの灯籠があったりして。
京都は奥が深いとつくづく感じています。来るたび、歩くごとに新しい発見があります。今回は市場から始まり多くの「文化的」な収穫がありました。まだまだ先がありそう・・・