ドイツのクリスマス-1(ニュルンベルク)

2016/11/26 - 2016/11/28

久々にドイツのクリスマスマーケットを見ながらホットワイン（グリューワイン）が飲みたいのでドイツに行ってきました。
ローテンブルクが主な観光地でまだ行っていないのでそこに立ち寄る途中、名古屋から初日の宿泊地として選んだニュルンベルクのクリスマスマーケットを訪れます。


11月26日　　中部国際空港～成田～フランクフルト～ニュルンベルク
　　　　　　　 （ニュルンベルク泊）
11月27日　　ニュルンベルク～ローテンブルクob der Tauber
　　　　　　　　(ローテンブルクob der Tauber泊）

11月28日　　ローテンブルクodT～ニュルンベルク
～ヘプ～プルゼニュ(プルゼニュ泊）
11月29日　　プルゼニュ(プルゼニュ泊）
11月30日　 プルゼニュ～プラハ(プラハ泊）
12月 1日　 プラハ(プラハ泊）
12月 2日　 プラハ(プラハ泊）
12月 3日　 プラハ～フランクフルト～
12月 4日　 ～中部国際空港

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

お気に入りのルフトハンザは中部国際空港からのフランクフルト便が3便／週に減ってしまい、土曜日の名古屋発がありません。成田で乗り換えフランクフルトに向かいます。
出発日は快晴で、雪をかぶった富士山が見えました。
やや遠くからなのでぼんやりしていますがやはり富士山はきれいです。

成田からフランクフルトに向かいます。
ルフトハンザは座席指定も有料になっていました。旅費削減で座席はお任せです。
チケット予約がぼやぼやしてたら4月になってしまいましたが、4月から燃料サーチャージが安くなったのは良かったです。本来好きな時に席を離れられるので通路側が良いのですが座席は窓側になっていました。
久しぶりに飛行機の窓の外を見ながらの空路を楽しみます。

ルフトハンザは昨年のオーストリア航空より食事が良いです。
・ソフトサラミソーセージ、チキンポストラミ、チェリートマト、黄ピーマン、ポテトサラダ
・人参巻き寿司、青紫蘇ときゅうりの巻き寿司、甘酢生姜
・豚角味噌煮
・フルーツ

最初からお酒を頂きゆったりと外を眺め、旅行が始まったなと思っていると。
シベリア上空に差し掛かったところで、地上になにやら黒い線が見えます。
地球の異変か？
何だろうと色々考えていたら、どうも自分たちの乗っている飛行機から出ている飛行機雲が地上に影として移っている様です。
　ホントびっくりしました。

アムール川もこんなにうねって不思議な模様が出ていました。

2度目の食事は
牛すき焼きとごはん
デザートはモンブランケーキにカスタードソース、ピスタチオ添え

トレーに入っていて見た目は味気ないですが、それぞれ味はいいですね。場所柄パンなどかなり乾燥していますが、こんな上空で頂ける食事は本当にありがたい。

ニュルンベルク空港に到着しＵバーンで旧市街中心のホテルに泊まります。
久々のドイツなのでチケットを買う券売機のボタン操作が分かりません。
隣の券売機で買っている現地の若い方に中央駅まで買って頂きました。
週末夕方の空港発なので、電車も人が少ない。
ホテルに荷物を置いてさっそく中央広場に向かいます。

聖ロレンツ教会までやってきました。
所々にあるクリスマスの屋台は日本人なら正月のテキ屋の出店。
クリスマスだなという感じです。

店には、ドライフルーツあり。いろんな種類があり全部食べてみたい。

通りの上にはこのクリストキントがつりさげられているのがニュルンベルクの特徴ですかね。

ドイツのテーブルに欠かせないキャンドルあり。

シナモンが利いたハート型でメッセージが書かれたレープクーヘンあり。
最初に頂いたハート形のレープクーヘンが食べるのがもったいないと家に飾って置いて、ラップに包まれたままもう15年ほどたってしまった。カビも生えていない。

飾り付けの小物あり。

メインはこの中央の聖母教会と左の塔、美しみの泉。
雪もちらついていますが、土日の夕方ですので人がいっぱいです。
美しみの泉。金の輪を回している人の列が後を絶ちません。
私も10年前これを回したのですが、何を願ったのか忘れてしまいました。
よって、かなったかどうかわかりません。

クリスマス4週間前の金曜の夜に、この聖母教会のテラスにその年のクリストキントが現れます。

(2006年の写真です)
当時、混んでいる意味がわからず、周りのライトが一斉に消えたと思ったら教会のテラスにスポットが当たり、クリストキントが現れました。
近くに寄りたくても人がいっぱいで動きも取れないほど、都会の通勤ラッシュと変わりませんでした。
訪れた皆さんはこれを一目見ようと5時半前に場所を確保するみたいです。

今回のお披露目は昨日の金曜でした。
この時期は宿もいっぱいで値段も上がっていた気がします。

帰ってテレビを見ているとクリストキントが出ていました。
何が話されているのかはわかりませんがきっと今年選ばれたクリストキントが昨日の出演の感想か何かかもしれません。
以前日本のテレビでも、選ばれた若い人の特集を見たことがあります。

朝のホテルの食事は楽しみです。
パンは外がパリッとして中が適度にふわっ　
噛めば噛むほど味わい深い。
チーズとハムを挟んでサンドイッチにして食べると、サク・フワ・コク・香り一度に楽しめます。

このソーセージと思われた物は燻製前ではないかと思うほどのの軟らかいペースト状態で、周りの袋を破ると、ムニュッ　と出てくる。どうやって食べたらいいのかが分からない。

その後ヨーグルト、リンゴ、コーヒーを頂いて、異国の外の景色を眺めながら、今日一日始まるな。　という感じの至福のひととき。

朝、ひっそりと人のほとんどない通りを駅に向かって、これでこの街ともお別れです。

と思ったら翌日…

ローテンブルクからの帰り、アンスバッハで列車が20分遅れの表示。ニュルンベルクでその後の列車の乗り継ぎ時間は19分なのでギリギリ。
何か放送があって、多くの人は別の列車に向かいましたので私もそれでニュルンベルクまで行こうかと思いました。遅れているICより出発が早いが各駅停車。どちらが次のヘプ行きの列車に間に合うか？結局ICを待つことに。
よく考えると、私の持っているチケットは列車指定の前売り割引チケットでしたので、もし指定以外の列車に乗って検札にあえばその場で罰金であることを忘れていました。
よかった。

結局ICは25分遅れ。列車の放送で接続便のアナウンスをしています。
なんとなく、私の乗る列車は「残念ながら…」と言っている気がしたとおり。
すでに発車していました。

どうするの、この指定チケット！
同じ列車に乗っていた人がReise Bueroで「だめです」と言われている雰囲気を見て、私のチケットも無効になって、乗車券の買い直しと半分あきらめています。

駅窓口の順番待ち整理券をもって待ちます。
私の前にはまだ20名ほど。今日はどうなるのだろう。

結局追加料金なしでプルゼニュまで行けますが、今日はあと2便しかないようです。
8ユーロを追加して特急に乗って16時前に到着か、追加料金なしで鈍行で17時着か。
1時間位しか違わないので17時着の鈍行にしました。

よく見ると、ニュルンベルクで約2時間待ち。ヘプで約1時間待ち。

というわけで再度ゆっくりできなかったニュルンベルクの街に赴きます。
中央駅のすぐそばにある職人広場
木組みの家が並ぶお土産屋さんといった感じです。

ここはガラスのクリストキント　天使の人形。

さすがにニュルンベルク

ニュルンベルクはこのクリストキントがトレードマークになていますからね。

昨日テレビのニュースでクリスマスマーケットに映った人が飲んでいたグラスを見て欲しくなったガラスのコップのグリューワイン。

見つけました！
ガラスなのにあったかい飲み物が入れられるのが感激。家でもホットワインを作ってこれで飲もう。
この年号と都市が入ったものを集めているとすぐカバンが重くなります。
このガラスコップは通常の陶器に比べ2倍くらい重い！
これでも200mlなので、缶ビール(小)なら泡入れて2杯でちょうどよさそう。
ホットワインにもビールにも使えるあんたは偉い！

フライッシュ橋から眺めるペグニッツ川沿いの景色は素晴らしく、散策がお勧めです。
今回時間がありませんが。

マルクト広場は平日ですが、観光客なのでしょう。
昼でも人が一杯です。

ちょうど12時です。
仕掛け時計が動き始め、皆さん見入っています。
金色の服を着た　王様？　キリスト？　の周りを数人の聖者が回りますが意外とからくりの動く時間が短い。

(2006年の写真です）
10年前、昼間にこの教会の中に入った時、パイプオルガンの演奏練習をされていました。クリストキントのオープニングで演奏するのでしょう。
もしイベントの日の昼間に行くことが出来たら、是非教会に寄ってみてください。

タダで演奏が聴けるなんてラッキーでした。

列車の時間になりますので、聖ロレンツ教会に別れを告げニュルンベルクを後にします。