2016/09/17 - 2016/09/25
57位(同エリア196件中)
Zabiさん
中国国際航空のヨーロッパ行きが安かったので、SWにイタリアへ行ってきました。
旅程は
1日目 名古屋-北京-ローマ
2,3日目 ローマ
4日目 ローマ-フィレンツェ
5日目 フィレンツェ
6日目 フィレンツェ-ピサ-フィレンツェ-ボローニャ
7日目 ボローニャ-ラヴェンナ-ボローニャ-ミラノ
8,9日目 ミラノ-北京-名古屋です。
7日目は世界遺産の街ラヴェンナへ行ってみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日の朝はボローニャからラヴェンナへ鉄道で向かいました。
7:54のリミニ行きに乗車。
これだと乗換えなしでラヴェンナまで行けます。 -
リミニ行きの列車。
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9:17にラヴェンナに到着。
ほぼ時間通りだったと思います。 -
旧市街に行く途中にあったモニュメント。
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街の中心のポポロ広場に到着。
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ポポロ広場の正面は市庁舎です。
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こちらはヴェネツィア小宮殿という建物。
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最初の目的地のサン・ヴィターレ教会は市庁舎に向かって右方向ですが、まずはインフォメーションセンターに行きました。
市庁舎左手の道を進むとインフォメーションセンター。
ここではパスポートを提示すると無料で自転車を貸してくれます。 -
こちらが無料のレンタサイクル。
インフォメーションで鍵を貸してくれるので、それを使って任意の自転車を引き出します。借りた鍵はここに刺しっ放し。
自転車の鍵はチェーン式のものが自転車にくっついています。
無料なので余り文句も言えませんがこの自転車、漕いでも漕いでも全然スピードが出なかったです。
あと鍵のチェーンの巻きが強すぎて鍵を掛けにくかった。 -
自転車でサン・ヴィターレ教会へ。
教会前のチケット売場でサン・ヴィターレ教会ほか5箇所に入れる共通券を購入しました。 -
サン・ヴィターレ教会の入口。
東ローマ帝国領だった6世紀前半に建てられた教会です。 -
この教会は八角形の形をした構造になっています。
入って右手に主祭壇がありました。 -
教会の主祭壇。
圧巻のモザイク画が一面に施されています。 -
天井を見上げたところ。
吸い込まれるかのような感覚を覚えます。 -
主祭壇左手にある東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世のモザイク画。
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反対側にはユスティニアヌスの皇妃テオドラのモザイク画があります。
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内陣右手のモザイク画。
中央は捧げ物をするアベルとメルキゼデクが描かれています。 -
内陣左手のモザイク画。
こちらはアブラハムが神に息子イサクを捧げる場面が描かれていました。 -
主祭壇から教会内部を眺めたところ。
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中央のドームを見上げたところ。
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床のモザイクも見事です。
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素朴な浮き彫りのある石棺もありました。
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教会を裏からみたところ。
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教会の外にはガッラ・プラキディア廟があります。
5世紀にテオドシウス帝の娘、ガッラ・プラキディアが建てたものです。 -
霊廟の内部。
建物は小さいですが一面に見事なモザイク画が描かれています。 -
正面のモザイク画。
十字架を担いでいるのは聖ウィンケンティウスという聖人らしい。 -
正面の石棺はガッラ・プラキディアのものなのだとか。
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左右の部屋にも石棺が置かれていました。
こちらはガッラ・プラキディアの息子のヴァレンティアヌス3世のものといわれているようです。 -
霊廟上部。
聖人と水を飲む鳩が描かれていました。 -
入口方向上部には水を飲む鹿のモザイク画がありました。
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入口の上のキリストと羊の群れを描いたモザイク画。
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サン・ヴィターレ教会の敷地入口付近にあった国立ラヴェンナ博物館。
最初は入る気はありませんでしたが、こことサンタポリナーレ・イン・クラッセ教会とテオドリック廟のセット券が売っていたので、ついでに入ってみることにしました。 -
回廊に並べられた十字架。
10世紀から13世紀頃のものらしい。 -
14世紀にピエトロ・ダ・リミニによって描かれたフレスコ画。
サンタ・キアーラという教会にあったものだそうです。 -
内陣にあった三面のフレスコ画を移設したようです。
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床のモザイクの展示。
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イコンの展示されたゾーン。
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16世紀頃に描かれたイコン。
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18世紀に作られた祭壇。
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6世紀頃のレリーフ。
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サン・ヴィターレ教会の屋根にあったという6世紀のブロンズ製の十字架。
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こちらもサン・ヴィターレ教会にあった6世紀のモザイク。
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こちらも6世紀頃のレリーフ。
ここはさらっと見るつもりでしたが、結構広くてボリュームがありました。 -
博物館の後はネオニアーニ洗礼堂へ。
5世紀頃に建てられた建物です。 -
洗礼堂内部。
中央に大きな洗礼盤が鎮座しています。 -
洗礼堂の天井。
中央にキリストの洗礼、その周囲に十二使徒が描かれています。 -
壁面のモザイクにも聖人が描かれています。
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洗礼盤の中にはお賽銭が投げ込まれていました。
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その後は大司教博物館へ。
ここは撮影禁止でしたが、象牙で作られたマクシミアヌスの司教座をはじめとする作品のほか、サンタンドレア礼拝堂の見事なモザイク画がありました。
写真の右の扉からドォーモに行けるようになっていましたが、博物館の後に行こうとしたら昼休みになっていました。残念。 -
次に向かったのはサンタポリナーレ・ヌオーヴォ教会。
こちらは5世紀創建の教会です。 -
教会に入ったところ。
側廊の上部に美しいモザイクが描かれています。 -
右側のモザイク。
殉教者の行列が描かれています。 -
行列の先は天使に囲まれたキリスト。
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左側は聖女の殉教者の列。
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こちらの行列の先は聖母子。
東方の三博士が先頭です。 -
教会の主祭壇。
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その後はサンタポリナーレ・イン・クラッセ教会へ向かいました。
町からは5kmということです。
Googleマップを頼りにサンタポリナーレ・ヌオーヴォ教会の前の道を南方向に走っていくと門がありました。 -
橋の上を通過。
フィウーミ・ウニーティ川というらしい。
ここの橋の坂が結構きつかった。 -
途中にあったスーパー。
ここでサンドウィッチと水を購入しました。 -
ようやく教会が見えてきました。
途中でちょっと迷いましたが、30分程かかりました。 -
教会の入口。
写真の先は売店です。 -
教会に入ったところ。
列柱の並ぶ三廊式の広い教会です。
6世紀中期の建設らしい。 -
正面の見事なモザイク画。
中央ドームと窓の間に描かれた聖人が建設時の6世紀もの。
その他は7世紀から12世紀にかけて描かれたもののようです。 -
中央の人物がラヴェンナの初代司教の聖アポリナリス。
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右側に描かれている神に捧げ物をするアベルとメルキゼデクとアブラハム。
ここらは7世紀のものらしい。 -
左側には東ローマ帝国皇帝のコンスタンティノス4世と司教レパラトゥスが描かれています。
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列柱上のフレスコ画。
こちらは18世紀のものらしい。 -
主祭壇横にあった礼拝堂。
来歴はよく分からない。 -
教会を出たところ。
草っぱらが広がっていました。
再び自転車に乗り、ラヴェンナの街にあるテオドリック廟へ。 -
テオドリック廟に向かう途中。
ラヴェンナ駅裏を通過。 -
駅の裏側。
海かと思いましたが運河でした。 -
クラッセから30分程でテオドリック廟に到着。
520年に建てられた東ゴート王国のテオドリック大王の霊廟です。 -
1階は特に何もない部屋になっていました。
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2階には石棺が置かれていました。
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当然ですが石棺の中は空。
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テオドリック廟の辺りは公園になっていました。
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テオドリック廟を見たあとはインフォメーションに戻り、自転車を返却。
最後にインフォメーションの近くにあるダンテの墓に行きました。 -
ダンテの墓の内部。
上から吊るされているランプの油は故郷のフィレンツェから届けられているものなのだとか。 -
付近にあったダンテの文字のある碑文と塚。
第二次大戦中には空襲を避けるため、ここにダンテの骨を移していたらしい。 -
ラヴェンナ駅に戻る途中にあったガリバルディの像。
ラヴェンナと何か縁があったのでしょうか。
この後はラヴェンナ駅からボローニャへ戻りましたが、発車時間が迫っていたので写真を撮り忘れてしまいました。
結局ラヴェンナを出たのは午後3時過ぎ、ボローニャに戻ったのは5時ちょっと前と意外と時間がかかってしまいました。
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