マイル修行でポルトガル②　　　ポルトへ

2016/11/29 - 2016/12/07

地下鉄の１日券は２４時間有効なので、昨日のチャージ分で列車の駅まで行こう。
丸１日を移動日だけに使うのは勿体無いので、コインブラの世界遺産にも挨拶に行こうか。ところが・・・
街並みが世界遺産の街、ポルトをサイトシーイングバスで巡りましたのでご覧ください。

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

例のごとく列車の時間を調べることもなく出発。
ポルト方面に向かうには昨日降り立ったサンタ・アポリーニア駅でもいいのだけれども、オリエンテ駅発の列車の方が多いと言うような趣旨が書いてあったので、地下鉄のレッドラインに乗り換えてオリエンテ駅に向かう。
そこで開いていた窓口でコインブラまで２等でと伝えたつもりなのだが、あっちへ行け！
みたいな対応をされた。
どうなってるのか分からない。

途方に暮れ、他に開いている窓口を探し、先ほどと同じように伝えると、何のことは無い、１９．２ユーロだと。
本当は途中下車ができればいいのだが、ＩＣは全席指定なので、それは難しいだろう。
結果、リスボン～ポルト間を購入するより、１１．６ユーロ余分に支払うことになる。

確かに大きな駅だ

車両２１、座席番号７１

ところが問題発生！
急に重くなったと思ったら、長年使ってきたキャリーが爆裂したのだ。

かれこれ２０年以上使ってるかな～
小さなキャリーなので肩掛けバッグとして使えるので、何とかなるのだけど、不便なことには違いない。

車内はこんな感じ。座席の向きが変えられないので、半分は進行方向に向かって、反対向きに座ることになる。

コインブラに到着。
コインブラ大学の街だけに学生が多い？
悪いことに雨脚が強くなってきた。

駅を出てみたが、どうも雰囲気が違う。
どうやらコインブラって駅は、他にもあって、コインブラＡって駅なら徒歩で回れるらしい。
降り立った駅はコインブラＢ、タクシーに大学まで幾らぐらい掛かるのか尋ねると５～６０ユーロだと、雨は降るしタクシー往復の代金を考えると諦めようかなぁ～
と、ヘタレの爺さんに！

気を取り直して、ポルト行きの列車に乗る、１６．７ユーロ。
これだな、ガイドブックに左側に乗るとドロー川を渡るときに橋が見えるって。

ポルトのカンパニャン駅に着いたけど、これからどうすりゃいいんだ？
駅員らしき人にエクスキューズミーと声を掛けようとすると、意識的に知らん顔をしてるように離れて行く。

構内の地図を見ながらインフォメーションを探したが、何と無人の単なる掲示板！
駅の外に出てみるも情報は得られない。
何とかサンベント駅までの列車のホームを突き止め乗車。

川を渡ることなしに直ぐにトンネルに入った

トンネルを抜けるとサンベント駅だった。

この駅舎のアズレージョが素晴らしい

駅を出たらコングレガスト教会

何だか当たり前にある露店。
栗かな？

リベルターデ広場の大通りを行くと

何とすぐにホテル。
評判では立地最高、部屋汚い。とあったが・・・

1階がレストランになってるので、ホテルの入り口は横に。

フロントは2階

掃除はできてるし、汚いとは思わないけど、狭い！
丁度ビジネスホテルの感覚かな。
今回はシングルの部屋なので仕方がないかな。
5000円と安価だったし。

まぁ、歴史的建物なので、フロアーではビー玉はおろかドッジボールも転がりそうな歪みが有りました。

シャワーブースも綺麗に改装されてるけど、メチャ狭いです。

案の定、この手の鍵はすんなりとは開いてくれなかった。

部屋からはレベルターデ広場も望める。

午後３時頃になってたけど、昼食を食べた無かったので、1階のレストランに入ってみた。
曜日代わりのランチを注文したけど、丁度その魚が品切れとのことで、同じ料金でシーバスを出せるので代替えとして提案されたのでＯＫした。
今、この記事を書くのにガイドブックを見て知ったんだけど、このお店は老舗の有名店で、ガイドブックにも紹介されてる。どうりで、いつもお客さんが一杯入ってる訳だ。

デザートにチーズケーキとポートワインのセットを頼んだ。
これがお酒の呑めないGONTARAには効いた。
部屋に戻って眠ってしまった。

目が覚めたのは8時を回っていただろうか・・

広場は華やかな雰囲気で盛り上がっていた。

マクドナルドも大勢の人
夜半を過ぎても人通りが途絶えることは無かった。

さて、翌朝は市内観光に回ろうと、サイトシーングバスに乗ることに。
同じようなバスが、イエロー、ブルー、レッドと３種類あって、同じようなコースを周回している。

すでにイエローバスのチケット（１３ユーロ）を購入してるけど、イエローだけ来ないよ。
イエローバスは２コースあって、ヒストリカルコースとキャッスルコースがあり、ヒストリカルコースがリベルターデ広場からスタートするはず・・・

始発のバスは乗客も少なく３人だけ。
２階の一番前の席をゲット、日本語のイヤホンガイドも正常に機能してる。
広場からサンベント駅周辺を経由してカテドラルへ

宿泊しているホテルの前も通ります。
丁度真ん中の左側（窓半分が僕の部屋）
ツインの部屋なら窓一つ分なんだろうな。

市庁舎かな

大きなロータリーを過ぎたら、変てこな容の音楽堂。

ここでボアビスタ大通りを左折して、海岸譜面に向かいます

この辺りは大西洋とドウロ川の湾口。
対岸はガイヤになります。

このトンネルを抜けてドン・ルイス１世橋を渡ります。

二重構造の橋になっており、下段が車、上段がトラム用になっている。

この手のサイトシーングバスの利用方法は、目的の観光場所で降車し、後続のバスに乗るってのが一般的。
今回は、１周してから、橋の袂で降車し橋を歩きで渡るってのを実行中です。
始発こそ乗客も少ないし、バスの本数も少ないのですが、日中は１５分間隔ぐらいで走ってますので、うまく利用すれば便利な手段になりますね。

川沿いの散策も暖かい日差しに助けられ心地よい。

左手側が河口。
ポートワインを運搬していたのだろうか？

対岸に位置するガイアになる。

土産物の露店も沢山出ている

このゴンドラの先は、橋の上段に通じているのではないかと・・・
大枚５ユーロを叩いて乗った。

ゴンドラの展望台と称する場所だが、そのままドン・ルイス橋に通じている。

さぁ、橋を渡るぞ！

橋の上はトラムが走っているが、歩行者も歩けるようになってる。

賑やかなポルトの街

徒歩で橋を渡るとすぐそこに、カテドラルです。

カテドラルにも素晴らしいアズレージョが施されていました。

もう少しポルトの街を徒歩で散策。
グレリコス教会

教会の反対側には塔が

教会からコンクレガドス教会側を望む

街歩きに着かれたので、チョット休憩。

今日はこれぐらいに・・

この旅行記へのコメント （6）

• くろねこだりゅんさん 2016/12/20 11:15:49

  ん〜難しいかも…

  ポルト、以前フリーで予約して移動しようかなと考えていたのですけど…
  旅慣れたGONTAらさんが電車で少し苦労なされたご様子〜私ランクでは無理かな〜
  ポルトガルって治安はそこそこ良いし人も親切かと思ってましたが、駅員さんにそんな態度取られちゃうと凹んじゃいます(-_-;)
  
  街並みは綺麗ですね！
  あの青タイル見に行きたい〜♪
  バスとかトラムとか、景色がきちんと見えるから乗るだけでも観光になるし、ゴンドラも街が一望出来て土地勘養うには最高。
  食事も美味しそうだし何と言ってもポートワインですからね！
  酒のみ猫にはたまりません(笑)
  
  
  

  gontaraさん からの返信 2016/12/20 17:48:37

  RE: ん〜難しいかも…

  リスボン〜ポルト間の移動なら、ちゃんと調べていたら大丈夫かな？
  ガイドブックを読めば書いてあるんだけどね。
  ただ、総じて鉄道関係の人は不親切に映ったのは事実です。
  
  街並みはきれいだし、治安は良さそうだし、観光に適した街ですね。
  観光バスは、事前にチケットを買ってたので、イエローバスが来ないので、やきもきさせられましたので、チケットは車内で飼いましょう。
  どの道、コースはどれでも同じようなものですから。
  
  ポートワインって、甘くてお子ちゃま向きの口当たりだったけど、度数は高いのかなぁ〜

• eahawkさん 2016/12/16 06:43:15

  20年は凄い！

  gontaraさん
  
  
  ご無沙汰しております。
  
  街全体の醸し出す雰囲気がとてもいいですね！
  トラムとのコントラストも自分の大好物です！！
  
  ところでキャリーバッグ、20年以上使用ってすごいですね！
  逆に今まで壊れなかったのが驚愕です！！
  
  eahawk

  gontaraさん からの返信 2016/12/16 20:41:55

  RE: 20年は凄い！

  eahawkさん
  
  やはり世界遺産になっている街並みだけのことはありますね。
  石畳の道にトラムが昔のままの姿で溶け込んでいるって言うのが素敵です。
  
  丁度、バックパックと同等の容量なので、一人旅にはぴったりのサイズで、世界各地を旅したバッグです。
  ただ、小さいバッグは壊れることは少なく、もう一つ３０年物の２輪走行のキャリーも有るのですが、流石にファスナーが不安なので、最近は出番がありません。
  中型のメーカー不詳のキャリーは３〜４年でダメになってますね。
  フルサイズのキャリーに至っては、いわゆるブランド品なのに、１度の旅行（１６区間でしたが）でダメになった物も有ります。
  
  アフリカのサファリに参加すると、直ぐにダメになっちゃいそうですね。

• ワミさん 2016/12/11 15:24:11

  ２階建てバス乗りた〜い

  あららカバンのコロ壊れちゃいましたかぁ
  そりゃGONTAらさんに世界中連れまわされて酷使してたからねぇ
  カバンさん御苦労さまでした。
  旅先でそれも海外で道やチケットの事で知らん顔されたら凹むだろうけど旅慣れたおじさまなんとかクリアーさすがです！
  ホテルの食事もデザートも美味しそう♪改めてホテルみる立派な建物
  写真が多すぎて早く書かないと忘れちゃう
  駅舎が素敵だったし橋のうえからの景色がポルトガル〜って感じでしすね！
  
  

  gontaraさん からの返信 2016/12/11 19:56:49

  RE: ２階建てバス乗りた〜い

  そうなんです、２輪のカバンのキャスターが壊れるなんて、想定外！
  帰宅してから、ボンドで貼り付けて、セール糸で縫い付けて修理完成。
  「どれだけ貧乏やねん」とカミさんにも突っ込み入れられても、とりあえず直しました。
  過去にも、旅先で購入したことは何度もありますが、小型のバックは長持ちするからね〜
  カバンが嫌がってるのに無理やり働かせるって？
  
  今回も、欠食児童じゃ無いな。欠食爺さんで食費掛けずに旅行したので、食事の写真は少ないので、あれだけです。
  
  ドロウ川、それにナンチャラ１世橋、絵になるんですよね〜
  ポルトはこじんまりした街だし、異国情緒も有るし、観光には丁度いい感じです。
  ２階建ての観光バスも、お天気が良かったので、寒くもなく良かったですよー