2016/09/20 - 2016/09/20
6位(同エリア96件中)
薔薇の咲く庭さん
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イングランドで最も中世の面影を残す町と言われているチェスターを周遊した一日の記録です。確かにローマ時代から人々がこの町に住み、長い間町を守ってきた歴史を感じさせる町でした。古い文化を大切にする雰囲気を感じます。旧市街は周囲3.2kmの城壁に囲まれた小さな町で、一日で主要な建物は見て回ることができます。チェスター城と地図には書いてありましたが、行ってみると軍事博物館しかなく、城というようなものがなかったのは残念です。vol 2 では旅の後半を記します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「チェスター周遊1日旅」の後半はチェスター大聖堂の観光が終わったところから始まります。チェスター大聖堂を出たところです。
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大聖堂の正面は city hall です。凝った建造物なので観光客が見に来ていました。
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中には入らず、周りで写真を撮ったり、眺めたりしていました。
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city hall につながった建物はマクドナルドでした。黄金のMが掲示してないのは
やはり、隣の観光スポットに遠慮してでしょうか。 -
city hall の前にあったオブジェです。人が手を組んでいるのを表現しているように見えます。和を表現しているように見えますが・・・
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city hall から2,3分の所にチェスターマーケットがあります。ここは観光案内書に載っている観光スポットです。観光することにしました。
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壁に大きく書いてあります。看板ではなく建物に書いてあるのが新鮮に見えます。
通商都市として繁栄してきたチェスター。このマーケットは12世紀から始まったそうです。 -
入り口はいたって質素。華やかさはありません。生活に密着した感じを受けます。本当に観光名所?という感じですが、1967年にここに移転してきて、70軒以上のお店があります。
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入ってみると、確かにお店がたくさん集まっている市場のようでした。チーズのお店です。
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ここは卵と?
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果物屋さんです。量り売りをしています。ちなみにバナナはスーパーでも量り売りで日本みたいに「何本でいくら」という売り方はしないのでとても不便です。計ってグラムと値段が書かれたシールをバナナに張ってレジに持っていかないと買えないのです。
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お肉屋さんもありました。いろいろな種類のお肉を売っています。
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お店のおじさんが手を挙げて挨拶してくれました。日本人のお客さんは珍しいのでしょうか?
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お惣菜のお店?パイでくるんであります。中身は何でしょうか?
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これは名産のチャシャー・チーズ。レッド、ホワイト、ブルーの3種類があるとのことです。
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チーズのお店の全体です。
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本屋さんがありました。お客さんはいませんが・・・。
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ちょっとしたカフェもあります。
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Tシャツを売るお店です。
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珍しいです。魚屋さんがありました。あまり魚のメニューはなく、食べられていないのですが・・・。
このマーケットはチェスターの台所で人々の生活を支えてきたのでしょう。 -
マーケットを出て、ノースゲート・ストリートを南へ歩きます。アーケードのあるストリートです。
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ロウズが続いています。
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チェスタークロスに出ました。ハーモニカを吹く大道芸人らしき人がいました。この景色はチェスターとは思えない一面です。
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さらに南に歩きます。
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立派な建物です。
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もちろんロウズの中にある建物です。この辺りは人がたくさんいました。
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グロヴナー博物館に着きました。ローマ時代から現在に至るまでの長いチェスターの歴史を展示しています。
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入り口です。
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入ってみると最初の展示室で小学生たちの社会科見学の団体に会いました。学芸員がローマ時代の衣装を着て、そのころの戦いの様子を教えていました。
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兜と盾が用意されていました。
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子供たち一人一人に盾と兜を身につけさせて、この後戦いの真似をさせていました。ローマ時代を想像させる授業でしょうか?
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ローマ時代のチェスターは今よりずっと小さかったことが模型からわかります。
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左側に見えるローマ劇場は城壁の外にすでに作られていることが分かります。ディー川の所がブリッジゲートだとすると、今の1/4位でしょうか。勿論まだロウズはありません。
手前の方(北)に町は発展していったことが分かります。 -
毎日の生活。解説されています。
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このコーナーは歴史上で活躍してきた為政者たちの横顔とヘアースタイルを解説していました。ビクトリア女王のポニーテールがどのように髪を結いあげているかを図解してあるのが印象的でした。
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ローマ時代に使われたお金です。
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絵画です。チェスター出身の画家ではなさそうです。
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人物と風景画
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生活の様子
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?
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銀食器の展示。ビクトリア時代でしょうか?
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かなり豪華です。
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銀食器の展示は多くありました。
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チェスターレースカップが行われていたようです。
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このレースがスタートしたのは1540年で1609年まで行われたそうです。
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時代はさかのぼって、土器の時代の展示もありました。
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いろいろな展示をしています。
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驚いたことにローマ時代のお医者さんの展示がありました。ヒポクラテスです。BC375と表示されています。
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その時代の手術器具のようです。メスはこの時代も使われていました。
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ローマ時代の石が残っていて、そのころの生活を想像したVTRを放映していました。
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これが石です。
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一組の夫婦の一日の様子です。夫は兵役に行き、妻は家事をして夫の帰りを待ち、家を守っている内容でした。森のようなところに家があり、家の壁は草でできていました。衣類は図のようなものを身に着けていました。
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お土産屋さんが建物の途中にあって、次の建物の中に入ると、うって変わってビクトリア朝の衣装の人形の部屋でした。
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当時の貴族の寝室のようです。
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グロヴナー博物館を後にして、道路を渡ってすぐの所にあるチェシャー軍事博物館に入館しました。地図ではここあたりにチェスター城があるはずなのですが、城と言えるものはありませんでした。
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看板です。チェシャー軍事博物館
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マルタ戦線の表示
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人形を使って兵士の生活の様子を展示していました。
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戦っている様子です。
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VTRで様子を紹介していました。
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記録映像です。
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塹壕の様子を再現した展示がありました。実際に触ることができます。
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戦争に関する細々としたグッズ。
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活躍した軍人の紹介です。
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ヨーロッパの勢力図です。
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第一次世界大戦の表示
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インドの兵士
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軍服の展示です。
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インドはイギリスの植民地だったのでイギリスがインドに協力させたという内容。
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チェシャー軍事博物館を出ました。午前中にチェスター大聖堂のカフェでカフェったので、少し遅いランチをTAPで取ることにしました。2階に上がります。
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某旅行案内書に紹介されているパブです。16世紀から使われている歴史ある建物を改装しています。
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コースターです。
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お店の中は天井が高く、賑わっていました。
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少し落ち着いた店内。
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一番奥のテーブルについて食事をしました。
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これがチェスター近郊にあるスピッテング・フェザーズ・プリュアリーで造られたクラフト・ビールです。
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料理は地元産の食材にこだわって作っているとのことでした。これは野菜スープ。
ランチメニューでよく食べられています。イギリス人と私の味覚の違いを感じさせる一品です。私はこんな味付けはしないのですが・・・。半分食べるのがやっと。 -
COLD TROUT というメニューの料理です。サーモンの料理。この味付けも強烈。イギリス人の味覚は私とかなり違います。10.5ポンド。
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TAPを出てブリッジ・ゲートに向かいました。
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近づいてきました。交通量はたいして多くありません。
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くぐった所です。あまり芸術的ではないように思います。どこにでもありそうな普通の門です。
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門を出て、ディー川に出ました。
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対岸の景色です。住宅などはなさそうです。
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Old Dee Brige 古いディー川に掛かる橋 という意味の橋です。ローマ橋のアーチの形をしています。
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車も人も渡っています。
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川の流れはとても緩やかです。
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緩やかに流れています。川の向こう岸は森のようです。
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川に沿って上流に向かって歩きました。
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船着き場に出ました。
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ディー川の湖畔にはクルーズ船の乗り場があるということを某旅行案内書で調べてあったので、案内書通りなのですが。
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3時に次のクルーズ船が出るとのこと。少し待って乗ることにしました。
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やはり、対岸は森のようで、人家はありません。もともと川は要塞の役目をしている町が多いです。チェスターは城壁がありますがディー川も要塞としての役割を果たしてきたのでしょう。
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船は進みます。
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10代の子供たちが合宿しているようでした。
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さらに船は進みますが森は続いています。
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チェスターの町側は住宅が川岸にたっていました。
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対岸はかなり遠くまで人家はなさそうです。
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チェスターの町側です。河岸を階段にして庭にしています。
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相変わらず対岸は森です。
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30分程上流に向かって進んだところで、船はUターンしました。対岸の森はずっと続いていました。
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チェスターの町側は、川に向かって集合住宅が建ち並んでいました。ベランダが各戸についています。
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川の流れはほとんど感じられないので、湖の湖岸にあるように見えます。
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自然とマッチした住宅です。洪水の心配はないのでしょうか?
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集合住宅に住んでいる人が多そうです。
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家の前の川に船がつないであり、クルージングができるという生活をしているようです。
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ここも入り口がたくさんあり、集合住宅になっています。壁の色が茶色系が多いのは、何かルールがあるのかもしれません。
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船着き場の近くにはレストランがあります。もうすぐ船着き場です。
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グローブナーパークの建物です。川にせり出したおしゃれな建物です。 船着き場にこの建物をすぎて着きました。
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歩いてイーストゲートに戻ってきました。チェスターの観光はこれで終わりです。
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ローマ時代から続く古い町。日本でいえば古都に似た落ち着きと風格を感じさせるチェスターの町でした。これからも多くの人が訪れこの町の魅力に魅せられることと思います。
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ホテルに戻りスーツケースを引いて、次の目的地グラスゴーへ向かう電車に乗りました。グラスゴーへ行くために北上します。チェスターより気温が下がります。
スーツケースからジャケットを出して準備しました。スターリングとエディンバラへと旅は続きます。
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この旅行記へのコメント (3)
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- horseriderさん 2016/11/21 10:00:37
- 今日は。
- 今日は、何度か英国を訪れましたが、殆どがポロ競技を見たくて、ウインザーの辺りをうろついて、郊外・地方へへはそう思いながら足が延ばせず、古代ローマの歴史もあるチェスターにはぜひ行きたいと思いながら、つい機会を逃しています。
そのために、皆さんの同地方への旅行記を拝見して思いを癒しています。
- 薔薇の咲く庭さん からの返信 2016/11/21 11:47:58
- RE: 今日は。
- チェスターは日本でいうと京都、奈良みたいなところでしょうか。世界遺産はありませんが、イギリス人の歴史が残っているところです。是非、訪問されるとよいかと存じます。メッセージを有り難うございました。少しでもお役にたてると幸いに存じます。
- 薔薇の咲く庭さん からの返信 2016/11/21 11:48:20
- RE: 今日は。
- チェスターは日本でいうと京都、奈良みたいなところでしょうか。世界遺産はありませんが、イギリス人の歴史が残っているところです。是非、訪問されるとよいかと存じます。メッセージを有り難うございました。少しでもお役にたてると幸いに存じます。
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