2016/11/01 - 2016/11/09
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araさん
連れ合いの希望で初めてバルセロナを訪れた。サッカーが好きなこちらもバルサ(FCバルセロナ)の本拠地は悪くない。かくして18年振りに欧州へ。日本代表が初めてW杯を勝ち取った熱狂に浮かれてフランスまで観戦に行って以来。1週間とどまり、あちこち歩いた。バルセロナはさまざまな表情を見せるので、お楽しみ別にまとめてみた。まずは1番人気の世界遺産、サグラダ・ファミリア聖堂から。写真は朝陽が降り注ぐ聖堂。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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行程について。日本からの直行便はないので羽田、フランクフルト、バルセロナと乗り継いだ。エアラインはANA、ルフトハンザ。帰りも羽田着。スーツケースを持っての成田発着の煩わしさが避けられ、とても楽だった。羽田の国際化は地方の旅行者には朗報だ。写真はフランクフルトに到着したANA223便
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イチオシ
フランクフルト国際空港。バルセロナ行きの搭乗ゲートへ長~い地下通路を歩いた。搭乗ゲートを掲示画面などで確認し、案内板に従って歩けば問題ない。ただ、大きなハブ空港だけにゲートを見間違えたら大変。当初の搭乗口が変更になることもあるらしい。よくよく確認したい。
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現地時間の1日午後9時前、日本の地方都市から19時間ほど掛けて、やっと聖堂近くのホテル「エアー ホテル ロセリョン」に着いた。写真は夜間照明に浮かび上がるサグラダ・ファミリア聖堂。
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翌朝、開門前の生誕のファサード(建物の正面という意味)へ。アントニ・ガウディが建てたこのファサードと地下聖堂が世界遺産に登録されている。チケットは事前にネットで購入していたので優先入場できた。個人旅行ならぜひ事前に購入を(ネットで購入方法も教えてくれる)。当日券は大混雑でした。
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朝は比較的空いているとガイドブックにはあり、午前9時すぎに入場したが聖堂内はそこそこ込んでいた。皆、首を上げている。高さ90から100メートルはあるという大天井の偉容に見とれるばかりだった。
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すばらしい。正直、あの独特の外観よりこの大聖堂のあふれる光が気に入った。
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ステンドグラスが美しい。
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日本語のイヤホンガイドによると、「太陽は最も優れた画家である」と説いたガウディは聖堂を太陽の動きを追って東西の方向に建てた。生誕のファサードは日の出の東向きに、逆に受難のファサードは日没の西向きに。ステンドグラスの光も暖色から寒色に彩色し、四季、人生、神…を思い起こすように演出しているようだった。
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聖堂見学だけでも十分楽しめる。しかし、はるばる訪ねた来たのだから、ガウディが心血を注いだ天を突く鐘楼に上った方がよさそうだ。
生誕、受難の両ファサードとも4鐘楼が完成し、どちらもエレベターで上れる。チケット購入時にどちらかを選ぶが、ガウディの存命中に完成した生誕のファサードの方が人気だそうなのでそれに従った。
エレベーター乗り場はフロワーの隅にあり、スルスルと上がると、眼下に街が広がり、すばらしい展望が飛び込んで来た。生誕のファサードの下りは階段。一方、受難は下りもエレベーター。安全でしかも時間を掛けないで済むのか、ツアー客が多いようだった。
鐘楼込みのチケットは事前購入で29ユーロ。鐘楼は人数制限があるのでこの点からも事前購入がよさそうだ。 -
エレベターから出ると、ガウディ特有の造形を間近に見ることができる。
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完成予定の2026年にはこうした鐘楼に60個の鐘が吊るされるらしい。どんな神の響きになるのだろうか。
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鐘楼から東方面の市街地。遠くに見えるタワーがトーレ・アグバル
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別の鐘楼に移る。
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これも植物を連想させる造形。
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生命の樹に休むハト。
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実りの象徴か
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1人しか通れない階段。ガウディもここを上ったり下ったりしたのか。
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階段脇のバルコニーで一休み。
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鐘楼の真下。高所恐怖症の人は無理かな。
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ん‥…これは? いかにもガウディらしい
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下から見る生命の樹。多くのハトが遊んでいる。
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これも飾り。下から見れば天使のように見えるかな。
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最後の巻貝状のらせん階段。一気に下ると聖堂に戻る。
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観光客だらけだが、ここは正規のカソリック系、サグラダ・ファミリア(聖家族)教会。さすがに祭壇前には係員が。日常の礼拝は地下の祭壇で執り行われているようだ。
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イエスが天に昇っていくかのように演出されている。
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光にあふれる天井。
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神を祝福し、来場者を包むかのように天井から光が注ぎこむ。
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聖堂は森をイメージしているという。石柱は大木でその枝が伸びて天井を支えている。
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明暗。光を抑えた聖堂奥には落ち着きが感じられる。
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表に出て、サグラダ・ファミリアの顔、生誕のファサードに。イエス生誕にまつわるさまざまな逸話が表現されている。中央上部が生命の樹でその下が聖母マリアの戴冠とか。観光客が多すぎてゆっくり観賞するような雰囲気にはない。
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生誕の門。今やサグラダ・ファミリアの主任彫刻家となった外尾悦郎氏の出世作。コンペを勝ち抜き、その発想が認められた。石だらけの無機質な外観のなかで昆虫もいるツタの緑は鮮烈で生命力にあふれている。
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生誕の門の横。星が落ち、イエスの生誕を知った羊飼いたちが生誕の地に急ぎ、礼拝する姿が描かれている。ここは真上なので見やすい。
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受難のファサードの門。今風デザインでイエスが活字で浮かび上がる。
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受難のファサードの中央。はりつけにされたイエスの足下にはドクロが。
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外から見た受難のファサード。こちらから入る。事前にチケットがないと、それこそ受難の門となる。
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世界中からきた観光客が聖堂の周囲を取り囲んでいる。
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