インド一人旅、激闘編９　戦意喪失、モールへ行ってみる（バラナシ）

2016/10/08 - 2016/10/16

コルカタで豪雨に遭って風邪をひき、
バラナシに来ていきなりケンカ、
風邪のくせに沐浴…

と、いろいろあって、すっかり疲れてしまった私は、
戦意喪失してひきこもりに（←２時間ほどですが）…
その後は立ち直ってショッピングへ。

10月8日(土)　伊丹→成田滞在
　 9日(日)　成田→デリー→コルカタ
　10日(月)　コルカタ
　11日(火)　コルカタ
　12日(水)　コルカタ
　13日(木)　コルカタ→バラナシ
★14日(金)　バラナシ
　15日(土)　バラナシ→デリー→
　16日(日)　→成田　羽田→伊丹

エリア バナーラス (バラナシ)(インド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿に戻って来た。

ケダールシュワール ベッド アンド ブレックファスト ホテル

窓から、ガンジスが見える。

身体がしんどいというのはなんてことなかったが、なんとなく、やる気が出ず。
迷路の中は結構歩いたし、メイン通りの方へ行けばまたもめるに違いないし…
暑いのもあって、ちょっといやになって、横になった。
こんな気分、インド４回目にして、初めてだ。

冷蔵庫が無いので、飲み物が無い。
ほしいな…と思って、ジュース無い？と聞いてみたら、リムカ（レモネードみたいなの）を買って来てくれた。
ベッドでごろごろしながらリムカを飲みつつ、WIFIで、ふなっしーの274ch鑑賞（←家か！）

ふなっしーが料理をしている動画を選んだ（あの梨、実は料理上手！包丁さばきも良いし、フライパンも振れる）のだが、切れ切れにしか見られず…。
コマ送りのふなっしー。
何か笑えて、とても癒された。
やっぱり、こういう時は可愛いコを観るに限る(^_-)☆

２時間近くだらだらした後、ようやく出かける気になって、オートリキシャでショッピングモールへ行くことにした。
今回、お土産全然買ってないし…。

IPモールへ。

途中の道の埃っぽいこと！
パンジャビのドゥパタ（チュニックのようなトップスとセットになっているスカーフ）で、ずっと口を覆っていた。

中は、このように店がそこそこあったが、観光客が喜ぶような華やかな店は無い。
せっかく来たのだから、とりあえず、生活雑貨などがある店（お洒落でもなんでもない）で石鹸を買った。

甘いものが欲しくなったので、チョコアイスでも。
これが、予想外の美味しさで！
全く期待していなかったのに、もう一度食べたい気持ちでいっぱいだ。
ふわっとしたまろやかな食感が良くて…。

少しやる気が出た。
美味しいことは素晴らしい。

（そういえば、この日、昼食を摂っていなかった。特に食欲なくて）

写真の緑色の店は、インドのハーブ、トゥルシー（ホーリーバジル）の専門店だ。
狭い上にドアが閉まっていて、気難しそうなオヤジさんが座っている。
入りにくいことこの上なかったが、チョコアイスのやる気でＧＯ！

ニコリともしないオヤジさんではあったが、トゥルシーのお茶を試飲させてくれた。
トゥルシーは様々な効能を持つハーブで、アーユルヴェーダでは、不老不死の薬と言われている。
最初に買った時は苦くて飲みにくかったのだが、今回のはトゥルシー単体でなく、グリーンティーと混ぜていて飲みやすかったので、これを購入することに。
（空港で同じ商品を見たが、ここより高かった）

あと〇〇ルピー買えばこれが付いて来るよ、という商法にヤラレ、
オヤジさん一押しのレモン＆ジンジャーを混ぜたものなども購入。

帰りもオートリキシャに乗って、宿へ。
結構渋滞したが、メーター制でもなし、ボーっと乗っていたのでさほど気にならず。

とりあえずお土産を確保して、安心。
夕食も面倒なので、適当に近くのゲストハウスに入った。
屋上にレストランがある。

がっつり食べたいというほどでもなく、とにかく何かやる気がなくて…
モモにしちゃった。

まあ、美味しかったかな。

この時、メニューに、ラーメン、なんていうのがあった。
ふと、心惹かれた。
外国に出て日本食に心惹かれたことなんて、ただの一度もなかっただけに、ちょっとショックを受けた。
なんかダメダメだ、今回。
今回の激闘、コルカタはともかく、バラナシは、私の負けだな…。

それにしても、真っ暗な屋上で、一人、モモを食べてるって、なんかシュールだ。
…適当な店を探すのが面倒だったのだから、仕方がないけど…。

食後、宿に帰ろうとしたが、闇に覆われ、道がわからなくなった。

ちょっと横道に入ると、写真のような状態なのだ。
心臓がバクバクする。

あっ、神様の祠！？
こういうのを見つけると、心の底からホッとする。

なんとか宿へ戻った。
距離的に言えばごくごく近いのだが、真っ暗だと、何もかもわからなくなる瞬間があって、怖い。
無事に戻れて良かった。

インド最後の夜が更けていく…

朝。

ペパーミントグリーンの建物が、今回の宿。
メインのガート（栄えているあたり）から遠くていちいち面倒なことを除けば、居心地良かった。

ケダールシュワール ベッド アンド ブレックファスト ホテル

早朝のガートは、本当に良い。
話しかけてくる人もなく、私にとっては天国。

ケダル ガート 寺院・教会

少し歩いて、ハリシュチャンドラガートまで行った。
昨日わんこさんたちが居た、火葬の行われる小さい方のガートである。

まさにその時も白布に包まれたご遺体が、運ばれてきて、安置され、
何かを振りかけられていた。

見ていると、解説してくれるおじさんが現れて。

亡くなったのは、近くに立っていた中年男性のお父さんだと言う。
彼は長男なので、白装束で剃髪している、と。

いろいろ説明してくれたが、チップを要求されるなどはなく、店へ誘われることもなかった。

（写真撮影は憚られたので、この写真は他のガート）

バラナシの日の出は、今日も美しい。

今日も明日も続いて行く、人々の暮らし。

私は戻って、宿の屋上にあがる。

ガンジス川を見ながらの朝食も、これが最後だ。
腹を立てていたバラナシだが、そう思うと少し淋しい。
じゃ、また来たいかというと、いや、もういいけど。

（注：これを書いている約５か月後の今は、また行きたくなっているから不思議…。いや、でも、行かないかな。ケンカしたくないから。）

アートな魚。

さよなら、ガンジス川。

さよなら、牛さん。
…って、何も顔をそむけなくてもいいじゃないか。
つれないなぁ…。

次はいよいよラスト。
国内線でデリーへ戻って、世にもバカバカしいことをしてしまうのだった…。

この旅行記へのコメント （2）

• JJjJJさん 2017/04/02 04:16:32

  お疲れさま

  こんにちわ
  
  今までとはちょっと違ったラムロールちゃんでしたね
  やっぱりバラナシって普通とは違うんですかね〜
  
  喧嘩したくないからもう行かないって良いですね(^^)
  優しい性格というか人柄が伝わります
  
  
  それにしてもあの路地の闇感が凄いですね
  漆黒の闇って感じですかね

  ラムロールちゃんさん からの返信 2017/04/02 17:14:56

  ありがとうございます☆

  take946さん、こんにちは〜♪
  
  ほんとに、バラナシには負けました、完全に(-_-;)
  
  喧嘩しなくてすむようになったら、いつか行きます。
  私が対インド商人スキルをアップさせ、軽く流せるようになる、とか。
  いや〜、そんな日、来るかな〜…
  
  闇は、ほんとに、怖かったですよ。
  何っにも無くて。
  飲み込まれそうでした(*_*)
  飲み込まれたら、その先は奇妙な世界！？
  コワッ！
  
  
  ラムロール