神秘のオーロラを求めて　秋の北欧へ　①黄葉に染まるヘルシンキ

2016/10/01 - 2016/10/10

これまでに何度かヨーロッパは訪れていますが、北欧にはまだ足を踏み入れたことがありません。一度行ってみたいな・・・
北欧旅行のメインを何に据えるか？ 夏に行く「真夜中の太陽」とフィヨルド観光、それとも、冬に行くオーロラ鑑賞・・・どちらを取るか？ 非常に悩みます(・・?)
北欧まで行くのに、やはりオーロラは外せない、しかし、私も妻も寒いのは苦手・・・
調べると、9～4月までオーロラ鑑賞は可能とのこと・・・ノルウェーのトロムソはそんなに寒くないとの情報あり。
よしっ！ 10月に北欧へ行こう♪**(^,^)
メインはオーロラ鑑賞として、オーロラは自然現象のため見ることのできない可能性もあるので、他の目的も・・・バルト海クルーズとムンクの「叫び」などを交えて5都市を巡る盛り沢山な旅行の計画です。
関西国際空港からフィンエアを利用してまずはヘルシンキを訪れます。
（全体の概要は第2話以降に掲載させて頂きます。）

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

今回は関西国際空港からフィンエアを利用します。
チケット購入の際に、入れたはずの座席指定がなかったのですが、コンフォートクラス(少しグレードの高いエコノミークラス)にしてもらいました。

ヘルシンキまでよろしく☆(u_u)☆
マリメッコ仕様の機体ではない・・・少し残念v(>ｗ<)v

約10時間のフライトで、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着です。
機内エンターテイメントサービスを楽しむことはできましたが、最新作の映画は少ないように感じました。

ヘルシンキで1泊予定なので、私どもは EXIT に向かいますが、同じ便の乗客の殆どがTransfers へ・・・
ここを経由地として、ヨーロッパ各都市に向かう人が多いのでしょう(‐ι‐)

マリメッコ柄の機体発見(*´σｰ｀)
入国審査を終え、事前に予約していた Helsinki Cardヘルシンキカードを受け取ります。

ヘルシンキカードを利用して、Ring Rail Line (鉄道) にて市内に向かう予定でしたが、ヘルシンキカードは利用できないと聞いたので、フィンエア・バスに変更です。

ヘルシンキカード呈示で、一人6.3ユーロ→4ユーロ(約460円) になりました。
運転手さんに直接支払いで、非常にわかり易いものでした。
車内は無料 Wifi が利用できます。

９日後にここに帰って来るよ・・・と軽い気持ちで空港を出発です。
帰って来るときには大変な思いをすることは、知る由もありません。

車窓からの風景です。
空港に到着する際には、空の上からきれいな黄葉が見えていたのですが・・・

バスの前に１台の乗用車が現れたかと思いきや、バスが側道に入り停車です。
覆面パトカーに捕まった(-o×;)・・・と思ったのですが、何と途中で運転手交替です。
こんな場所で・・・

こちらの公園は少し紅葉が進んでいるようです。

ヘルシンキ中央駅にバスは到着です。
今日宿泊する Scandic Simonkenttä は中央駅から徒歩圏内のはずです。
運転手さんに場所を尋ねると、親切に教えて頂き、近いけれども上り坂ということです。

運転手さん言う通り、駅からは近いのですが、石畳の上り坂でスーツケースを押すのは一苦労でしたが、程なくホテルに到着です。
今回の旅行はレンタカーを借りず、5都市を廻るので、基本的には駅やバス停に近いホテルを選択しています。

ヘルシンキカードで入場できる Amos Anderson Art Museum～Ateneum Art Museum～Contemporary Art Kiasma～HAM Helsinki Art Museum を見て廻ろうと行動開始です。
まずは Amos Anderson Art Museum アモス・アンダーソン美術館ですが、閉館まであと１０分・・・
大急ぎで6階まで行き、階段で降りながら鑑賞です。

結局大急ぎの鑑賞であったため、よくわからず退館です(´Å｀)

Ateneum Art Museumアテネウム美術館は先のAmos Anderson Art Museum と同じく閉館が17:00なので、もう間に合いません。
Contemporary Art Kiasma 国立現代美術館キアズマは閉館18:00なので間に合いそうです。しかし、地図で探しながら向かいますが、辿り着きません(･∑｡)

何とか通行する女性に場所を聞いて辿り着きましたが、受付で残り３０分と言われる始末ですσ(^_^;

現代アート・・・時間もないし、展示物も一部だけのようだし・・・
こちらもよくわかりません(・_・;)
ヘルシンキカードを使わないと損というだけでやって来たような(￣Θ￣；)

美術館の中から眺める景色ですが、黄葉が進んでいるなァ(o^｡^o)

19:00までオープンしているHAM Helsinki Art Museum ヘルシンキ市立美術館を目指します。

もうすぐ草間彌生展が開かれるようです。
流石に世界的に評価されているだけのことはある・・・(*^_^*)

ムーミン・・・やっと理解できる絵画・・・(o^ー^o)

ヘルシンキ市立美術館から宿泊している Scandic Simonkenttä はほど近く、帰ってきました。
左に写っているのが、カンピ礼拝堂です。この時間は既に閉まっています。

ホテルの地下２階と長距離バスターミナルはつながっています。その間はショッピングセンターになっており非常に便利です(^口^)
夜の７時半頃とはいえ、今日日本からやって来たばかりであり、時差6時間・・・既に夜中の１時半なので相当眠い～(-o- )～
ここで食事をとり、ホテルに戻り一日を終えます(´ε`)

おはようございま～す(θ。θ)
朝の6時半ですが、日の出時刻は7:28の予定なので、まだまだ真っ暗です。
これから路線バスを利用してシベリウス公園に向かいます。

ホテルと中央駅の間にあるバス停 Lasipalatsi (Mannerheimintieとの交差点)に到着です。ここから Bus 24 でシベリウス公園まで約8分です。
6:41の予定ですがやって来ません・・・

約3分遅れでバスがやって来ました。
乗車の際にシベリウス公園を告げておきました。

バス停 Sibeliuksenpuisto に到着すると、運転手さんが大きな声でシベリウス公園と教えてくれました。
バス停から少し歩くと、森の樹をイメージしたようなステンレスパイプのモニュメントが見えてきます。
ライトアップされていてわかり易い・・・☆～(＾-゜)v

下から見上げると・・・

御影石の上に置かれたジャン・シベリウスの顔面彫刻です(￣0￣)゛

周囲が明るくなり、ライトアップも終わってしまいました。

モニュメントを求めてシベリウス公園にやって来ましたが、黄葉が進んでおり、一見の価値はありましたo^□^o

Bus 24 でバス停 Lasipalatsi に戻りヘルシンキ中央駅に行ってみます。
なかなか立派な駅舎です(ノ^-^)ノ

ホテルに戻るため、僅か一駅ですが、トラムにも乗車です(^-^)g"
なお、トラムもバスもヘルシンキカードで乗車できます。
ヘルシンキカード大活躍(o'-^)b

ホテルに戻り朝食です(^～^)
早朝から結構動いたので、ビュッフェの朝食はありがたい・・・
朝食会場で日本人の団体さんと遭遇・・・「どこから来たの？」 と声を掛けられ、「大阪」と答えると、「珍しいわね、私たち愛知県から仕事で来ているの」とのことで、大阪も愛知もあまり変わらないような気もしましたが、別に口にするほどのこともなく、さあ食べるぞ！

宿泊した部屋の眺望は向かいのビルが見えるだけでしたが、宿泊客だけが入れるバルコニーがありました。
黄葉(紅葉も・・)進んでいる|*^ー'|ｖ

カンピ礼拝堂を見下ろすこともできます。
このホテルだけでしょうね(^∀^)

ホテルをチェックアウトし、まずはヘルシンキカードで利用できる Panorama Sightseeing 予約のためにトラムでエスプラナーディ公園に向かいます。

エスプラナーディ公園とマーケット広場の間に位置するバルト海の乙女像です。

Esplanadiエスプラナーディ公園も黄葉が進んでいますp(^^)q
このすぐ近くに Tourist Information があり、Panorama Sightseeing のチケットを入手します。

Panorama Sightseeing のチケットはヘルシンキカードを呈示すると入手できます。
ヘルシンキカード44ユーロ(ネットで事前予約41ユーロ=約4,750円)に対し、Panorama Sightseeing のチケット31ユーロが含まれているのでお得です( ^,_ゝ^)
チケット入手し、出発までは1時間程度あったので、ヘルシンキ大聖堂・元老院広場にやって来ました。
一部改修中ですね(×｡×)

大聖堂から元老院広場の見た景色です。

大聖堂は見学できない時間であったため、短時間で退散です。
マーケット広場を覗いてみることにします。
すご～いパエリアですw(ﾟдﾟ)w
食欲はそそられますが、先程朝食ビュッフェを頂いたばかりなので、ここはパス≧皿≦；

今日はイベントの日のようで、来場者も多く、色んなものが売られています(･ω･ノ)

マーケット広場から少し東に行くと、ウスペンスキー寺院です。
北欧最大のロシア正教の教会です。

ウスペンスキー寺院から見た大聖堂です。

少しゆっくりしていたので、11:00からの Panorama Sightseeing に遅れそうになりました。
ぎりぎりに到着したので、既にたくさんの観光客がスタンバイしています (ΘΘ　 |＼

2階建てバスですが、1階に座るという訳にはいかず、空いていたのは右隣が階段になった席だけでした。
階段を転がり落ちるリスクを抱えながらの出発です(Θ_-)

バスは海岸線を南に走り、半島を一周します。
黄葉が目に飛び込んできます。
バスは8ヶ国語が選択できるオーディオガイドであり、日本語も含まれています。

Panorama Sightseeing は約1時間30分のツアーですが、今回唯一停車したのが、こちらの Temppeliaukion kirkko テンペリアウキオ教会です。

天然の岩をくり抜いて造られたという教会は、岩肌がむき出しになっており、一歩足を踏み入れると、天から降り注ぐような神秘的な自然光が祭壇を照らしています(･ﾟ@ﾟ･)

バスの停車位置から教会までは徒歩5分程度、往復10分、停車から次の発射まで20分弱であったので、大急ぎの教会見物でした。
このツアーの停車は日によって変わるようです。シベリウス公園に停車する日もあるようですが、朝から訪れていたので、テンペリアウキオ教会に停車で良かった☆～(＾-゜)v

Panorama Sightseeing を無事終え、次はフェリーで世界遺産のスオメンリンナ島へ行こうと、乗り場にやって来ましたが、何と長蛇の列です(＊o＊)
フェリーを待って、島に渡って、散策して、帰ってくる・・・既に午後1時、ホテルに預けたスーツケースを取りに行き、午後4時30分までに Olympia Terminal に行かなくてはなりません。物理的に無理かな~＼(*o*)／~
スオメンリンナ島はストックホルムに向かう Tallink & Silja Line から眺めることにしますp(≧w≦)q

ということで、トラムに乗って中央駅へ・・・
今日はイベントの日とあって凄い人混みです、トラムの待合室の上に登って取材しているマスコミ関係者もいます(ﾟOﾟ;)

スオメンリンナ島を諦めたことで時間に余裕が生じましたので、中央駅の中も散策してみます。

昨日訪れることができなかった Ateneum Art Museum アテネウム美術館へ行ってみます。
その前に何やら・・・来年バスケットボールの大会がこちらで開催されるのでしょうか(？ゝ？)

ムンクの作品です・・・
「叫び」ではありませんが、今回の旅行で訪れる予定のオスロのことを考えてしまいます。

こちらもガイドブック等で紹介されている絵画で、多くの人が集まっています。

Panorama Sightseeing でも紹介されていた三人の鍛冶屋像です。

フィンランドの木造建築のカンピ礼拝堂は、忙しい日常の中で心を安らかにする場として建てられたとのことです。
開館時間は平日8－20時、週末は10－18時と表示されています。

1日足らずのヘルシンキ滞在もこれで終了です。
ホテルに戻り荷物を受け取り、ストックホルムに向かう Tallink & Silja Line に乗船するため、Olympia Terminal へ行きます。