いつも雨の二条城から京都御所・京都迎賓館

2016/10/29 - 2016/10/29

京都迎賓館の公開観覧予約が取れたのでガイド付きコースで観覧してきました。
せっかくなので、二条城とこの夏から通年一般公開された京都御所も併せて、観光してきました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満

二条城。
言わずと知れた、徳川家康に建立されたお城っぽくないお城です。
小学校の修学旅行で訪れたときは、「これはお城ではない」と思っていた。

元離宮二条城 名所・史跡

二条城のメインである、二の丸御殿。
この中は撮影禁止なので写真はありませんが、大政奉還で有名な大広間などがあります。
そして、二条城の代名詞『ウグイス張り』もこの二の丸御殿で体験できます

『ウグイス張り』の鎹(かすがい)。
これに体重がかかって、キュッキュッと音がなる。

二条城で次に有名なのは、二の丸庭園。
どの角度(部屋)から見ても、素晴らしい景観になる設計がされている。
・・・らしい。
ここは、欧米の方達に人気でめっちゃ写真を撮ってました。
(写真の後ろには、修学旅行生などがひしめいてます)

この景色は実は、天守閣跡からの景色です。
二条城に天守閣があったの!?と、びっくりですが、伏見城を移築したらしいです。
下に見えるのは、本丸御殿です。

京都御苑の蛤御門。
幕末の禁門の変。蛤御門の変などと言い、幕府側・新撰組vs長州藩との戦いが
あった場所です。

京都御苑 公園・植物園

京都御苑の中、京都御所の壁です。
広い!
昔は塀の外には貴族などの屋敷があったようです。

京都御所 名所・史跡

長～い。御所の入口はどこ?

ず～と歩いた先にあります。車で来られた方は入口の近くに駐車場があるので、こんなに歩く必要はありません。

京都御所・紫宸殿です。
時代劇のセットのようですが、現在ももちろん現役です。
荘厳なオーラが出ていました。
左近の桜・右近の橘ですね。

夫が映り込んでしまってますが、御常御殿です。
天皇日常のお住まいで、大河ドラマ『平清盛』でもよく見かけたセットの感じが
します。(けっしてセットとして使われたわけではありませんよ)
この辺りから雨がポツポツと。。(-_-;)

京都迎賓館の大門です。
国賓の方々はここから車で玄関まで進みます。

京都迎賓館 名所・史跡

聚楽の間。
ホテルでいうところの、ロビーのような場所ですが狭いです。
京都迎賓館はセキュリティーが厳重で、地下で飛行機搭乗のようなチェックを受け、通路も線からはみ出してはいけないし、もちろん手を触れるのも
もってのほか!なのです。
しかし、国賓の方々は私たちがこんなにも注意を払って見学している場所を
土足で歩くのですよ。(ちょっと、ムッとします)

藤の間。
壁の織物に藤が描かれているので、藤の間。大広間ですね。
日本の人間国宝たちの技術が集結した、贅沢の極みの大広間です。

晩餐会の食卓セットが再現されています。
世界の和食の日本で作る洋食。さぞ美味しいことだと思います。(ちょっとヒガミが入ってきたわ)

桐の間。
この漆塗りのテーブルが超一級品で、とにかくすごい品だそうです。一枚板だし。
和室ではありますが、海外の方々のために鴨居は高く作ってありテーブルは掘りごたつになっています。
何気ない部屋の隅々まで、贅沢満載の部屋になっています。

迎賓館中庭。京都御苑の一角にあるので、周りのビルなどは見れません。しかし、公園などが近くにあるので、少年野球の声とかは聞こえてきます。

前の写真の中にある廊橋です。
屋根は船底をひっくり返した作りになっているそうです。

船着き場のある中庭。
雨がパラパラ降っています。やっぱり雨女( ；∀；)

その船がこちら。和舟(わせん)と、いいます。
ブータン国王夫妻などが楽しまれたそうです。

最後に京都土産。阿闍梨餅・出町ふたばの豆餅・生八つ橋・金平糖
美味しくいただきました。