2016/09/28 - 2016/10/01
162位(同エリア454件中)
まりも母さん
一番早い紅葉を見に北海道へ 2日目後半 朝日岳初冠雪の日 「美瑛の青」を探しに
http://4travel.jp/travelogue/11181014
続きになります。
今日は、大雪山 旭岳ロープウェイに乗って、紅葉見物と少し山歩きの予定です。
昨日までとは打って変わって朝から日本晴れ!
最高のお天気の中、時間ごとにすばらしい紅葉を楽しむ事ができました。
山麓へ広がる紅葉の景色は、まさに「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)
神々が降りて来そうな大絶景。言う事無しです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
-
ダイニングルームの様子。
台湾から研修に来ているお姉さんが食事を運んだり、注文を取ったりしていました。
北海道の宿泊施設には、そういうインターンシップで働く人が結構いるみたいですね。 -
朝ごはんは超~普通なメニューです。
バイキング形式なので、好きなものを好きなだけ・・・やっぱ、「山小屋と思えば」ハイグレード!
食事後チェックアウトし、すぐに旭岳ロープウェイへ向かいます。
チェックアウトの時、宿泊者は下山後もお風呂を無料で使わせてもらえる、と言われました。
汗だくで下山すると温泉に入るのはいつもの事ですから、これは大変ありがたいサービスです。
今回は、さほど汗もかかず、先も急ぐので、利用しませんでしたが、
この「帰りもお風呂が無料」と言うのは、他では聞いたこと無いと思うなぁ。帰り際にさりげなく言われましたが、
このサービスは、登山者にとって、ありがたく、もっとプッシュしてもいいと思うのだけど。
やはり、山小屋だと思って泊まれば、最高に感じる「グランドホテル大雪」でした。 -
8時前には、ロープウェイの“旭岳山麓駅”へ
-
山麓駅の建物前の駐車場は、有料駐車場です。1日500円
私たちは、ここに車を停めましたが、少し手前の車が沢山停まっている所、そこは公営の無料駐車場だったみたい。
なので、当然、そちらから埋まって行くのでした。
8時前の段階で、無料の駐車場は 満車に近いようでした。
有料駐車場もお昼頃 戻ってきた時は、ほぼ満車でしたね。 -
宿で仕度はして来てあるので、ロープウェイに乗るだけです。
上の“姿見駅”付近 6時 天候 晴 視界 良 風速3m 気温8℃
料金は、観光シーズン料金で高めの往復2900円。
新穂高ロープウェイも第1.・2両方に乗る往復だと2900円ですが、単独だと日本で一番高い料金かも?? -
ロープウェイは15分間隔で運行です。次の8時15分発まで待ちます。
列の一番前だから、好きな場所に乗れそう~。
乗り場から見える、木々の紅葉具合で もうテンションがあがります!
すっごい期待できちゃう~。 -
一番前で乗車して、先頭の右端の席にさっさと座ります。
座席は少ないです。ほとんどの方は立って乗ります。
動き出す前から、車窓からの紅葉は見頃ですが、上がるにつれてまた違った紅葉景色が見えるから、窓にはりついて写真取りまくっている人多数。
旭岳山頂も見えてきて、紅葉具合もすばらしい!
通常は、9月上旬からだんだんに下りて来る紅葉前線ですが、今年は、標高差500mのロープウェイ全線で紅葉が見られる特別な年だそうです。 -
もうすぐ、姿見駅到着。
ロープウェイからの紅葉だけでも見ごたえ充分で 今年は2900円の価値は充分ありましたね。 -
“姿見駅”の建物展望台から見える 地糖のある景色。
紅葉したダケカンバ(多分、シラカンバでは無いと思って書きます)と緑の中に浮かぶ青空の映った地糖らしき池が、すばらしく美しいです。
あそこへは行かれるのかな?と思ったら、特に登山道は無いようです・・・。
あんな場所を歩いてみたい気もしますが、ここは、ヒグマの生息する場所ですし、
今回、本格的な登山のつもりはないので、靴はスニーカータイプのトレッキングシューズ。膝も悪くしているのでとても行かれませんけどね。 -
まだ、日が低くて、影の部分が多いけど、緑や赤・黄の混ざる紅葉と、遠くへ続く蒼い山々がすばらしい景色。そして、この青空!
-
“当麻岳”の稜線がきれい。
ダンナは、あんな所を歩いてみたい、と野望を述べます・・・。 -
そして旭岳!下から上がっているのは、火山の噴気。
-
姿見駅のすぐ前には池がありました。
その水面・・・なんと薄氷が張ってます!
今朝はとても冷えたのでしょうね。日が当たり、間もなく溶けてしまうのでしょうが、
朝いちで来たおかげで、大雪山の早い冬を感じる事ができました。 -
ここから、散策路を歩きます。
旭岳山頂登山コースから、ざっと1時間ほどの散策コースまで色々な山歩きが楽しめますが、
観光で来られる方も歩くのは、いくつもの展望台をめぐる周回の1時間散策コース。
私たちもそのコース+おまけって感じで歩いてみます。 -
第一展望台へ向かう木段の所に霜柱の塊がありました。
ここだけ、溶けずにがっちり凍っていましたね。 -
木段の脇には色々な植物が。
白くて丸いシラタマノキの実が沢山ありました。
つぶすと サロメチールの匂いがするというシラタマノキ。まだ実が出来たばかりのようで、落ちているものは無かったので、つぶしませんでしたけど。 -
第一展望台まで来ました。
ここから見ると旭岳の噴気が良く見えます。
なかなか迫力のある景色です。
大きくえぐられた山肌は、5600年前の大噴火で山体崩壊した時からの姿だとか。 -
姿見駅方面。駅近くの赤やオレンジの紅葉もきれいです。
遠くには、山の影も。 -
先の展望台へ向かう散策路脇に 霜のついた紅葉のチングルマ!
赤や赤紫の葉に白い縁取りの なんて素敵な彩り! -
綿毛の残ったチングルマもありました。
真上から見ると、不思議で面白い景色。 -
イチオシ
霜のついた葉っぱは、素敵ですね。
朝の時間ならではの一瞬のもの。日当たりの良い場所はもう溶けてしまっています。
とても美しいひとこまなんだけどなぁ。
こんな足元の小さな景色に気をとめている人なんて、ほとんど居ないの・・・。 -
ズームで見ると、霜はこんな感じで付いています。
すぐに溶けちゃうから見られてラッキー。 -
“満月池” 青い空が映っています。
-
“すり鉢池”風も無風状態で、水面にくっきり旭岳山頂が映っています。
-
足元には赤い木の実。コケモモの実です。
IKEAのミートボールに添えられている リンゴンベリージャムでおなじみの食べられる実です。
お花は終わってしまった季節でも、かわいい木の実が楽しめるのがいいです。 -
イチオシ
少し大きな“鏡池”
ここにも旭岳がきれいに映り込むのですが、脇の散策路が低めで、なかなか山頂までがきれいに映るポイントが少ないです。
転がっている中位の石の上に無理やり立ったり、近くに居たおば様たちに「ここがいいわよ」と教わったポイントで写真を撮りました。 -
周回散策路は、“すり鉢池“と”鏡池“の間を通り ”姿見の池“方面へ行くので、ほとんどの方はそちらへ。
私たちは、分岐を“鏡池”の先、“裾合平"方面へ少し進みます。
この先へ進む人は、ちゃんと登山の装備をした人ばかりでした。
さっき、撮影ポイントを教えてくれた おば様2人は チングルマの紅葉ポイントである、
“裾合平”まで行ってみるつもりだそう。ただし、今夜は札幌あたりに宿を取っているから正午まで限定で行かれる所まで・・・だって。
結構高齢の方と「写真撮って欲しいけど、太ってるから 胸から上しか写さないで!」とリクエストされたお2人、“裾合平”まで行かれたのかなぁ?
池の周りの草はきれいな草紅葉。 -
私たちもおば様たちと同様、少し先まで進んでみました。
道は、ガレ場となり、先は少し登りになるので、「下り」がヤバイ私は ちょっと立ち止まり、ダンナが1人で先の様子を見に行きました。
岩の多い場所で 1人で待っていると。「キュンキュン」というような鳴き声のような音のようなものがたまに聞こえるのです。
もしかしたら、ナキウサギが!?とあたりを探しましたが・・・見つかりませんでしたね。
会えれば、うれしかったのですが・・・。空耳だったのかなぁ。
そんな岩の上から、まだ青い花を残したリンドウが一株だけ、見えました。 -
“鏡池“の少し先まで行きましたが、そこで、Uターン。
周回散策路に戻り、第四展望台のあたり。
すり鉢池と鏡池の両方が見えます。この二つの池を「夫婦池」とも呼ぶそうです。
このあたり、一番たくさんの人が居ましたね。
ツアーのお客さんも沢山。
ネイチャーガイドに引率されたクラブツーリズムのプレミアムツアーのお客さんは高齢者が多くて、「パパ、私はここで待ってるから」と根を上げていたおば様も居ましたが、ぐるっと廻らないと姿見駅に戻れないと聞いて、渋々登っていましたよ。
下り手前の展望台では、ガイドさんが、ハンドバックのお客さんのバックを持つと いくつも引き受けていました。ハンドバックは下りでバランスを崩すと危ないからって事らしい。
山登りのつもりなく来てしまったお客さんには、散策路=平らな道ではない・・・と判った事でしょう。 -
少し高い場所へ上がって来ると、鮮やかな紅葉が見られる場所が。
ハイマツの中に花かと思うような見事な赤やオレンジ! -
散策路から逸れて、噴気孔へ近づける道があります。
そちらへ行ってみます。 -
ジェット噴射のような音を立てて、噴気がすごい勢いで上がっています。
地面、穴のあたりはやや黄色くなっていますが、
特に硫化水素臭はしなかったです。
出ているのは水蒸気がほとんどなのかな?
だから、これだけ近づけるのかもしれない。(画像はズームしてあります) -
“姿見展望台”に上がって来ると色鮮やかな低木帯が良く見えます。
-
“姿見の池”に映った旭岳。
ちょっとだけ風が出てきて、先ほどの“鏡池”の方がくっきり映っていたかなぁ。 -
“第五展望台”の脇には 石のおうち。
これは “旭岳石室”という緊急避難小屋です。
なんか、見た目がかわいい。 -
扉を開けて中を見ると、こんな様子。
トイレや水場はありません。
休息に使う事は出来ますが、予定宿泊はダメだと書いてあります。
奥の扉の中には、ヘルメットとか入っているのかも。
旭岳は活動中の火山ですからね。 -
“第五展望台”の様子。
ここが周回コース最後の展望台で、後は、下って、姿見駅へ戻る道になります。
展望台の上には「愛の鐘」があります。
これは、昭和37年(1962)に北大函館分校山岳部の10名の遭難死亡事故の鎮魂と
安全を願って設置されたものです。
老朽化した為、平成18年には改修がされています。
沢山の観光客の人が、鐘を鳴らしていましたね。
中には「願いを叶えてくれる鐘」だと思っている人も多そうでしたが・・・。 -
まだ時間もありますし、周回コースから外れて、少し登山道を上がってみる事にします。
木段が設置されたガレ場から始まる道です。 -
遠くに見える山の影。
尖った山、本州で、こんな形が見えると「槍」(槍ヶ岳)と呼びますが~
三角に尖って見えるのはどうやら、十勝岳の先端部分らしいです。 -
山頂あたりをズームして撮ってみます。昨日の夕方より雪が少ないのは、あれから降っていないので、溶けちゃったのでしょう。
今朝は来た頃から何機かのヘリコプターが飛んでいて、多分 初冠雪の旭岳を取材に来たヘリなのだと思います。
ニュースで「旭岳が初冠雪を迎えました」って放送されるんだろうなぁ。
でも、朝の溶けかけた雪より、昨夕見た初冠雪の方が、絵的には良かっただろうな。 -
少し上がると、景色は一変。
麓の方へ広がる樹林帯が見えるように。
手前のハイマツ帯はその中に散らばる紅葉がすばらしく、その下の方には沢山の池が見えます。 -
草紅葉、笹原、紅葉の混ざるハイマツ帯、と様々な植生の場所が一度に目に入る、すばらしい景色です。
カムイミンタラ。「神々の庭」まさにそんな景色だと思います。 -
この景色 見れば見るほど、「神々の遊ぶ庭」というのも納得です。
が、水を差すようですが、“カムイミンタラ”は、カムイ=神=クマとも言う事が出来、
クマが多く出没する場所をアイヌたちは“カムイミンタラ”と言うとも。
どちらにしろ、この美しい景色の中には人間は入らない方が良さそうです。 -
先に見える景色の方には登山道は無く、立ち入る人も居ない、神々の領域なのだろうと思わずにいられない景色がずっと続きます。
-
石室と第五展望台を上からズームしてみます。
右側の塔が"愛の鐘“です。 -
登山道は、木段のある道からガレ場の登りになりますが、安定した石が多く、幅も広いので、案外歩き易かったです。
少し登ると、更に景色が良くなるので、つい、あそこまで、もうちょっとあの岩まで・・・と上がりたくなる道でした。
まりも母でさえ、つい登って行きたくなって コースタイムどの位で山頂なの?とダンナに聞いちゃいましたよ。
石室から山頂まで2時間半だそう。なんか 見た所もっと近いかも~と思ったけど、やっぱ、遠いな・・・。
ピストンで4時間はかかるし やっぱ、膝がマズイから無理でした。
でも、次は登りに来たいと思っちゃいましたねぇ。 -
あまり登ると、本当に下りで膝が心配なので、引き返しました。
姿見駅への戻り道。上から見えたハイマツの中にカラフルに混ざる紅葉が間近に見える場所です。 -
空には少し雲が浮いて来ました。薄っすらとした模様のような雲。
時間はまだ午前中です。
1周1時間ほどの散策コースに 何回か脇道をプラスして3時間以上。
贅沢な山歩きタイムで、景色をたっぷり眺める事ができました。 -
こんな鮮やかに株全体が染まる紅葉は初めて見ましたよ。
自然の色だとは思えない位の鮮やかさ。 -
“姿見駅”までは、概ね下りの道。
雪解け水が流れる小川もありました。
水は、澄んでいてとてもきれいに見えます。 -
植物の違いで、草紅葉も色とりどり。赤いチングルマも沢山ある場所。
-
“姿見駅”へのカーブ手前で最後にもう一度 旭岳を振り返ります。
最高の天気の日に、ここに来られてよかったです。 -
姿見駅前の池の縁にある紅葉越しの旭岳。
いつまでも眺めていたい、去りがたいカムイミンタラの秋の絶景でした。 -
そうは、言っても今日は、これから小樽までの移動があります。
旭岳は12時に下山しよう、と 予定していたので、下りのロープウェイに乗ります。
またも、一番前での乗車だったので、左後ろの、朝とは反対方向から景色を眺めます。
朝は、日が低くて影が邪魔だったあたりも日が上から射し
鮮やかさが際立って見えます。 -
ロープウェイ500mの高低差の間にも、異なる植生を見る事ができ、それぞれ、違った紅葉の景色だと言う事もすばらしかったです。
-
ダケカンバの白い木肌が素敵なアクセント。
景色の多様さが思った以上にポイント高い旭岳でした。 -
標高2291mの旭岳ですが、本州3000m級の山に匹敵する自然環境の為、高山植物の多様性が見られます。
初夏の白いチングルマと紅色のエゾツガザクラの混ざり咲く景色も是非見てみたいと思いました。
ロープウェイを降り、売店でお土産を少し買って、車でざっと着替えて、小樽へ向けて出発です。
この続きの旅行記は、
一番早い紅葉を見に北海道へ 3日目後半 小樽の夕べ 運河のレトロタウンを散策
へ掲載します。
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