のんびりハワイ島 2016⑤ キラウエア火山が、今年はグー！　そしてThe Rimも、もちろんグー！

2016/10/04 - 2016/10/10

４度目となるハワイ島。

2,800m付近の雪のため、前夜夕刻から閉鎖されていたオニヅカビジターセンターから山頂へ向けての道路。これが再開されたのは、本日朝、８時４６分のことでした。おかげで、今回最大の目的だった「すばる望遠鏡見学」が出来たので、私達としてはとってもハッピー！

そこで、今度は女神ペレが住まうと言われるキラウエア火山に足を延ばすことにしました。　これまでも、ボルケーノ・ハウスに宿泊して、美しい火映を眺めたりしてきましたが、ハプナのスタッフの人たちから、「今年のボルケーノはナイス！」とすすめてもらったのです。

オニヅカからキラウエアまでは、１時間半～２時間のドライブ。
せっかくなので、お気に入りのThe Rimでの夕食もセットにして出かけました。

＜ＧＰＳの移動軌跡＞
マウナケア・アクセス・ロードを下り、Ｔ字路でサドルロード（200号線）にぶつかったら左折して東走。
（余談ながら、5百メートルほど東へ行ったところを右折すると、もう一つの4000m級の山、マウナ・ロア中腹の観測所へつながる道路です。が、こっちは、かなり、山道・悪路に慣れた方以外は危険ですのでやめておきましょう！
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11003187/　）
ヒロの町に近づいて行くと、道路番号が「200」から「2000」へと変わります。よほど注意深く見ている人以外は、自然に2000号線に入るので、ホント、番号が変わったって感じです。
道なりに東へ進み、キラウエア・アベニューか１１号線と交わったところで右折して南下し、最終的に１１号線を「ＶＯＬＣＡＮＯ」の表示を辿って走行します。

エリア ハワイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: ハワイアン航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダウンの重ね着にオーバーパンツという格好、4,200m近くのすばる望遠鏡ではあったかくて快適でしたが、2,800ｍのオニヅカビジターセンターまで下りて来ると、暑くって仕方ありません。
そこで、７人乗りパスファインダーの車の大きさを利用して、Tシャツ・短パンへと、しっかり着替えを済ませまたのです。

ちょっとのんびりしていたら、いつの間にか時間が経ってしまい、オニヅカを発ったのが17時すぎ。
ここからキラウエア火山のジャガーミュージアムまでは、おおよそ１時間半～２時間のドライブです。
ボルケーノ・ハウスにあるレストランThe Rimの予約が20時ですから、食事の前にハレマウマウ火口を眺めることが出来ると踏んで車を走らせます。

エンジンブレーキ＋フットブレーキでの下り道、頂に雲をかぶったマウナロア山が見えていました。

ぶれた写真ですみません。

ヘッドライトに浮かび上がる、反射板の光をご覧ください。
右端が「白」、中央が「黄」、そして左側が「赤」に分けられ、
夜間走行では車線の状況が、とってもよくわかります。

日本では、ここのところ逆走という話が増えていますが、たとえば、こうした反射板の色を、其々で変えるなんてことをすれば、少しは助けになるように思うのは私だけでしょうか？

まだまだ漆黒の闇ではない時間帯の写真ですが、雨降るサドルロードを深夜に制限時速の55mileで走行するときには、本当にわかりやすくって、運転が楽でした。


サドルロードを抜け（降り口手前が工事中で、ちょっと時間ロスしました）、ヒロの手前で11号線に入り、ひたすら「VOLCANO」の文字を追うドライブを続けると、国立公園への入り口に到着します。

入場料をお支払して、まずはトイレ休憩に、ビジターセンターへ。
この先１５分ほどで、ジャガーミュージアム到着ですので、ヘッドランプを用意しておきました。

（すみません、ちょっとあせっていたので写真はありません。）

国立公園への入場ゲートで受け取るレシートです。

自動車で入場した方の料金は20ドルですが、１週間有効ですので、このレシート無くさないようにしましょう！

レシート下部に、Keep Your Receipt VALID THRU OCT 11/2016と記載されています。

※　カードでもお支払ＯＫです！

ジャガーミュージアムの駐車場に車を入れると、もう19時を回っているというのに、たくさんの車が停まっています。

そして、ミュージアムのあたりには、紅い光が溢れていて、どんどん期待が高まります。

そこでの１枚がこれ。
300mmでズームしてみました。

確かに、今年のボルケーノはグー！です。

少しだけ引いて撮ってみた写真です。
こんな火口は見たことがありませんでした。
言葉を忘れて写真を撮り続けてしまいました。

売店に入ってみると、今年のボルケーノを象徴するデザイン。
時計を見ると、19時30分が近づいてきています。
戻って、レストランに行かなくちゃ！

19時40分、宿泊したこともあるボルケーノ・ハウスに到着。
駐車場に車を停めて、レストランに向かう格好に、もう一度着替えます。
といっても、私は、上をアロハに着替え、短パンを長ズボンに替え、サンダルから靴に履き替えるだけ。
奥さんは、ワンピース＋カーディガン姿へとお着替えに消えました。

写真は、ホテルのエントランス外側です。

左側のドアがエントランス、右側は売店です。

先にレストランへ行って、窓際の席のお願いをします。

レストラン受付に行き、８時予約の二人が到着したことと、ロビーで待っていることを伝え、控え目に、窓側のお席をお願いしました。

ロビーにある、女神ペレの見守る暖炉では、あかあかと炎があがっています。

さぁ、どっちの席になるのやら…

案内されたのは、窓際のいいお席。
あとで来るねって言い残して
担当のお姉さん、どこかへ行ってしまいました。

どうしたのかなぁと思っていたら、レストランの照明が落され、
窓の向こうに、ハレマウマウの火映がくっきりと見えるではありませんか。

なんて、粋なはからい！

これまでも食事をしていますが、こんな粋なはからいは初めてでした。

（レストラン室内の様子が一部映っていますが、中央真ん中が火映です。）

少し引いてみると、お月様も見えてました。

徐々に明るさが戻ってきたレストラン内です。

ミュ－ジシャンも戻ってきて、生演奏が始まりました。

アペタイザーのAHI POKE STACK

ワンタンがクリスピー！

サラダ、VOLCANO MARKET SALAD。

こちらのサラダ、量が多いので、１品をシェアすることにしています。
その旨伝えると、ちゃぁんと、別々のお皿に分けてサーブしてもらえますので、ぜひお試しあれ。

奥さんの選んだエントレ、STUFFED BIG ISLAND CHICKEN。

私の選んだエントレ、PAN SEARED KONA KAMPACHI。

チキンの中には、ほら！

しっかり頂いて満腹。
でも、デザートも頂きたかったので、こちらもシェアー。

おいしかった～！

キラウエア火山にきたら、ボルケーノハウスにあるレストランThe Rim
ホント、おすすめです。

こちらがホテルのフロント。
この奥に、いろいろなタイプのお部屋が並んでいます。

ボルケーノハウスのあたりで、標高1000ｍ。平地に比べると気温は低いですから、ちょっと羽織れるものとか持参されると便利です。

時刻は21時半をまわったところ。
さぁ、ハプナまでおよそ100mile。
サドルロードの入口が工事中だったこともあり、２時間半～３時間くらいのドライブとふんで、24時30分着を目指して出発しました。

途中、雨にもあいましたが、予想した24時30分より少しだけ早く、無事にハプナに到着しました。

この旅行記へのコメント （1）

• 心に残る世界遺産の旅さん 2018/01/11 17:43:05

  ボルケーノの写真ありがとうございました。

  ボルケーノは初めてなので、夕食の写真が大変役に立ちました。
  迷わず、チキンに決めました。
  ありがとうございました。