土佐市・須崎市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
高知県東部の旅は、実質的に前日までの三日間で終わっているのですが、もう一日日が取れたし、天気も引き続き晴れになったので、横浪と懐かしい五台山にも行ってみることにしました。<br />まずは、昨日まで借りていたレンタカーは翌朝である今朝の8時までに返せばいいとのことなので、早朝の時間を使って、強引に横浪行きを計画。すると、ジョン万次郎ゆかりの地まで確認できて意外な収穫。こんなに高知市に近い場所だったとは知りませんでしたね。そして、その後の久しぶりの五台山の竹林寺も、なんだかとっても美しい。例の名勝庭園もこんなに美しかったかなあと改めてそのすごさを認識しなおしました。<br /><br />ただ、このおまけのスケジュールの本当のサプライズは、どちらかというとグルメ。高知のグルメはカツオのたたきとか清水サバとかのほか、「どろめ」や「のれそれ」「ろうそく」「クジラのさえずり」とかちょっとマイナーなゲテモノを自慢にするのが高知県人の常なんですが、それ以外にもまだまだ素晴らしい掘り出し物があったんですね。今回の出会いは、高知にいた時でさえ気が付かなかった驚愕の絶品グルメでして、これはまったくの予想外。知っているつもりで知らなかった高知をこんなところで知ってしまうとは。めちゃめちゃうれしくなってしまいました。<br /><br />さらに少し付け加えると。。私の持論なんですが、郷土料理というか、地方の料理というのは、当然ながらその土地の食材に大きな影響を受けます。多くの場合、主となるものはやはり海のもの。高知の場合も海のものになるのですが、実は、太平洋の海は日本海に比べると味わいの豊かさに欠けるところがあります。南方の要素が入るとさらにそれは強まって、脂の乗りとかもいまいちになってくるので、同じ魚種でもどうしても味が落ちる。高知の場合も同じで、山陰の魚なんかと比べるとその淡白な味わいにはがっかりしていたのが正直なところ。例えば、カツオもおいしい魚ではないので、タタキとか調理方法で工夫して食べているんですね。カツオでも戻りカツオになると脂がのってくるので、こんどは刺身でも食べるというのもそういう理屈です。<br />そして、酒の味わいもこれに同調することになって、土佐鶴や司牡丹はさっぱりした酒。つまり、魚が淡白なので、酒が余計な自己主張をして魚の味を邪魔しないようになっているんです。<br /><br />ちょっと、長くなりましたが、結局、高知のグルメにはいろいろ限界があるというのが私のこれまでの認識だったんですね。その認識を今回はいくつかぶち破るものがあって、とにかくそれらは私にとっては驚愕すべきもの。振り返ってみれば、ゆずの文化やフルーツトマトなどの山の幸も含めれば優れものがなくはない。どこかに秘めているものはやっぱりあったのかなあというのは、当時の自分への反省です。<br />

なんでもかんでも高知県東部の旅(四日目・完)~横浪の隠れスポットを確認したら、桂浜と並ぶ高知市の定番五台山へ。そしてハイライトは高知の珠玉グルメ。このレベルの高さは驚愕です~

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2016/10/11 - 2016/10/12

5位(同エリア159件中)

7

82

たびたび

たびたびさん

高知県東部の旅は、実質的に前日までの三日間で終わっているのですが、もう一日日が取れたし、天気も引き続き晴れになったので、横浪と懐かしい五台山にも行ってみることにしました。
まずは、昨日まで借りていたレンタカーは翌朝である今朝の8時までに返せばいいとのことなので、早朝の時間を使って、強引に横浪行きを計画。すると、ジョン万次郎ゆかりの地まで確認できて意外な収穫。こんなに高知市に近い場所だったとは知りませんでしたね。そして、その後の久しぶりの五台山の竹林寺も、なんだかとっても美しい。例の名勝庭園もこんなに美しかったかなあと改めてそのすごさを認識しなおしました。

ただ、このおまけのスケジュールの本当のサプライズは、どちらかというとグルメ。高知のグルメはカツオのたたきとか清水サバとかのほか、「どろめ」や「のれそれ」「ろうそく」「クジラのさえずり」とかちょっとマイナーなゲテモノを自慢にするのが高知県人の常なんですが、それ以外にもまだまだ素晴らしい掘り出し物があったんですね。今回の出会いは、高知にいた時でさえ気が付かなかった驚愕の絶品グルメでして、これはまったくの予想外。知っているつもりで知らなかった高知をこんなところで知ってしまうとは。めちゃめちゃうれしくなってしまいました。

さらに少し付け加えると。。私の持論なんですが、郷土料理というか、地方の料理というのは、当然ながらその土地の食材に大きな影響を受けます。多くの場合、主となるものはやはり海のもの。高知の場合も海のものになるのですが、実は、太平洋の海は日本海に比べると味わいの豊かさに欠けるところがあります。南方の要素が入るとさらにそれは強まって、脂の乗りとかもいまいちになってくるので、同じ魚種でもどうしても味が落ちる。高知の場合も同じで、山陰の魚なんかと比べるとその淡白な味わいにはがっかりしていたのが正直なところ。例えば、カツオもおいしい魚ではないので、タタキとか調理方法で工夫して食べているんですね。カツオでも戻りカツオになると脂がのってくるので、こんどは刺身でも食べるというのもそういう理屈です。
そして、酒の味わいもこれに同調することになって、土佐鶴や司牡丹はさっぱりした酒。つまり、魚が淡白なので、酒が余計な自己主張をして魚の味を邪魔しないようになっているんです。

ちょっと、長くなりましたが、結局、高知のグルメにはいろいろ限界があるというのが私のこれまでの認識だったんですね。その認識を今回はいくつかぶち破るものがあって、とにかくそれらは私にとっては驚愕すべきもの。振り返ってみれば、ゆずの文化やフルーツトマトなどの山の幸も含めれば優れものがなくはない。どこかに秘めているものはやっぱりあったのかなあというのは、当時の自分への反省です。

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  • 早朝、ホテルを出て、横波に到着。

    早朝、ホテルを出て、横波に到着。

  • 宇佐という地区でローマ字だとUSA。<br />余談ですが、アメリカと同じなので、高知では高知にもアメリカがあるとかいろいろ言われるところです。しかし、今回、初めて知りましたが、ジョン万次郎がここから漁に出て、漂流民となってアメリカに渡ったということ。名前だけではなくて、本当にアメリカとの縁が薄くない場所なんですね。高知でもそこまではあまり知られていなくて、もうちょっと宇佐を語る際にはひねりを加えてもらえればいいかなと思います。

    宇佐という地区でローマ字だとUSA。
    余談ですが、アメリカと同じなので、高知では高知にもアメリカがあるとかいろいろ言われるところです。しかし、今回、初めて知りましたが、ジョン万次郎がここから漁に出て、漂流民となってアメリカに渡ったということ。名前だけではなくて、本当にアメリカとの縁が薄くない場所なんですね。高知でもそこまではあまり知られていなくて、もうちょっと宇佐を語る際にはひねりを加えてもらえればいいかなと思います。

  • さて、横波の地図を確認すると、横浪黒潮ラインは、宇佐大橋から入って横浪半島を突っ切る道路です。高知では恰好のドライブルートとして知られていますが、途中に有名なあの明徳義塾高校があったりして、こんなところにあったのかと驚く人も少なくないかもしれません。ほか、伊勢海老料理の有名店「池浦」も地元では知る人ぞ知るのお店ですし、天然の牡蠣もあったりしますので、よろしくです。

    さて、横波の地図を確認すると、横浪黒潮ラインは、宇佐大橋から入って横浪半島を突っ切る道路です。高知では恰好のドライブルートとして知られていますが、途中に有名なあの明徳義塾高校があったりして、こんなところにあったのかと驚く人も少なくないかもしれません。ほか、伊勢海老料理の有名店「池浦」も地元では知る人ぞ知るのお店ですし、天然の牡蠣もあったりしますので、よろしくです。

  • さて、訪ねたのは青龍寺。四国八十八か所霊場の36番札所です。ここは、空海が中国への留学中に学んだ青龍寺に関係した名前です。<br />

    さて、訪ねたのは青龍寺。四国八十八か所霊場の36番札所です。ここは、空海が中国への留学中に学んだ青龍寺に関係した名前です。

  • 宇佐大橋を横波の方に渡ってすぐ。脇道に入って公園のような柵沿いの道を少し進むと駐車場がありました。

    宇佐大橋を横波の方に渡ってすぐ。脇道に入って公園のような柵沿いの道を少し進むと駐車場がありました。

  • なお、この駐車場は有料です。すぐにお寺がありますが、それは違うお寺。

    なお、この駐車場は有料です。すぐにお寺がありますが、それは違うお寺。

  • 青龍寺は、そこから石段をしばらく登った先です。霊場の中では比較的行きやすい寺だと思います。

    青龍寺は、そこから石段をしばらく登った先です。霊場の中では比較的行きやすい寺だと思います。

  • ただ、あんまりあっさりついたので、ちょっと気分が出てこない。

    ただ、あんまりあっさりついたので、ちょっと気分が出てこない。

  • 不動の写真を撮って、ちょっと気分が出てきましたかね。

    不動の写真を撮って、ちょっと気分が出てきましたかね。

  • 青龍寺から、戻ってきて、宇佐大橋を確認。ここから、宇佐から横浪半島に向かう入り口で、清龍寺もここを渡って行ってきたところです。ちなみに、ここは浦ノ内湾の入口でもあって、橋のたもとには船が何艘も係留されていて、辺りは広い波止場にもなっています。橋はそこからの眺めの方がいいので、時間があればこっちにも降りてみるのがお勧めです。

    青龍寺から、戻ってきて、宇佐大橋を確認。ここから、宇佐から横浪半島に向かう入り口で、清龍寺もここを渡って行ってきたところです。ちなみに、ここは浦ノ内湾の入口でもあって、橋のたもとには船が何艘も係留されていて、辺りは広い波止場にもなっています。橋はそこからの眺めの方がいいので、時間があればこっちにも降りてみるのがお勧めです。

  • 宇佐大橋から回ったのが宇佐しおかぜ公園。宇佐市街から海岸端の道をしばらく西に移動したところです。<br />まったく期待していなかったのですが、ここのシンボル親子の鯨像が見えた時はかなりびっくり。鯨のダイナミックさと親子の細やかな愛情が見事に表現されていて、これは素晴らしい。

    イチオシ

    宇佐大橋から回ったのが宇佐しおかぜ公園。宇佐市街から海岸端の道をしばらく西に移動したところです。
    まったく期待していなかったのですが、ここのシンボル親子の鯨像が見えた時はかなりびっくり。鯨のダイナミックさと親子の細やかな愛情が見事に表現されていて、これは素晴らしい。

  • そして、先ほど触れたジョン万次郎の出港地碑がこれ。見逃さないようにお願いします。

    そして、先ほど触れたジョン万次郎の出港地碑がこれ。見逃さないようにお願いします。

  • なお、宇佐しおかぜ公園からも、遠くには宇佐大橋が見えています。<br />さて、ここから大急ぎで高知市内にとんぼ返り。なんとか朝8時までにレンタカーを返すことができました。よかった。よかった。一安心です。

    なお、宇佐しおかぜ公園からも、遠くには宇佐大橋が見えています。
    さて、ここから大急ぎで高知市内にとんぼ返り。なんとか朝8時までにレンタカーを返すことができました。よかった。よかった。一安心です。

  • さて、ここから午前中はグルメチェックと五台山です。<br />横山製麩所は麩饅頭がおいしいというので、高知駅から歩いて訪ねました。

    さて、ここから午前中はグルメチェックと五台山です。
    横山製麩所は麩饅頭がおいしいというので、高知駅から歩いて訪ねました。

  • 店内をのぞくと乾燥した麩が置いてありましたが、これが今回の目当てではありません。

    店内をのぞくと乾燥した麩が置いてありましたが、これが今回の目当てではありません。

  • 麩饅頭は5個入りが1200円と地方には珍しいほどのけっこうなお値段ですが、ここまで来てそんなのにかまってはいられませんよね。

    麩饅頭は5個入りが1200円と地方には珍しいほどのけっこうなお値段ですが、ここまで来てそんなのにかまってはいられませんよね。

  • しかし、ほーー。このプリプリ感とか半端じゃないですよ~<br />餡子も専門ではないように思うのですが、白餡の滑らかさは天下一品だし、イチゴの香りも全く死んでいませんね。これはすごいものに出会ってしまいました。高知って、こんなすごい店があったんですね。まったく、びっくり仰天です。

    イチオシ

    しかし、ほーー。このプリプリ感とか半端じゃないですよ~
    餡子も専門ではないように思うのですが、白餡の滑らかさは天下一品だし、イチゴの香りも全く死んでいませんね。これはすごいものに出会ってしまいました。高知って、こんなすごい店があったんですね。まったく、びっくり仰天です。

  • 朝からこんなにサプライズ続きで、今日もけっこうなハイテンション。おまけがおまけではなくなった予感がしてきますね。<br />五台山へはマイ遊バスで。一日乗車券は1000円。五台山までだけなら600円です。<br />ただ、高知駅から出るのですが、とさてらすの向こう側なので、乗り場はけっこう分かりにくい。しかし、施設の割引だとたとえば竹林寺も使えるし、土佐電鉄の一日乗車券も付いているので、コストパーフォーマンスはかなりいいと思います。

    朝からこんなにサプライズ続きで、今日もけっこうなハイテンション。おまけがおまけではなくなった予感がしてきますね。
    五台山へはマイ遊バスで。一日乗車券は1000円。五台山までだけなら600円です。
    ただ、高知駅から出るのですが、とさてらすの向こう側なので、乗り場はけっこう分かりにくい。しかし、施設の割引だとたとえば竹林寺も使えるし、土佐電鉄の一日乗車券も付いているので、コストパーフォーマンスはかなりいいと思います。

  • 五台山公園に到着。

    五台山公園に到着。

  • ここから見る高知市の景色が何と言ってもお勧めなんです。

    ここから見る高知市の景色が何と言ってもお勧めなんです。

  • 山頂から突き出た先に展望所があって、<br />

    山頂から突き出た先に展望所があって、

  • それがこの先。

    それがこの先。

  • 鏡川の流域に広がる高知市から浦戸湾へと続く海の様子も正面から一望できて、素晴らしいのですが、

    鏡川の流域に広がる高知市から浦戸湾へと続く海の様子も正面から一望できて、素晴らしいのですが、

  • しかし、こうした地形が古来から水害の多い高知の街の欠点でもある。

    イチオシ

    しかし、こうした地形が古来から水害の多い高知の街の欠点でもある。

  • 最近はとりわけ津波の危険性がクローズアップされていますが、高知市の川が氾濫する水害の歴史は、それこそ江戸時代の初めから切り離せないものなんです。<br />ただ、それはそれとして、今は美しい景色を楽しみましょう。

    最近はとりわけ津波の危険性がクローズアップされていますが、高知市の川が氾濫する水害の歴史は、それこそ江戸時代の初めから切り離せないものなんです。
    ただ、それはそれとして、今は美しい景色を楽しみましょう。

  • 五台山公園から竹林寺は歩いて5分ほど。<br />この大師堂は、五台山公園からの階段を下りるとまずはこれがあって、本堂と向き合うような位置。ただ、本堂の大きさや立派さに比べるとかなり落ちるので、見応えとしてはイマイチでしょう。ただ、それでも、お遍路さんは本堂の次にはここに来る。大師様と一緒の気持ちになれるのはやっぱりこっちのように思います。

    五台山公園から竹林寺は歩いて5分ほど。
    この大師堂は、五台山公園からの階段を下りるとまずはこれがあって、本堂と向き合うような位置。ただ、本堂の大きさや立派さに比べるとかなり落ちるので、見応えとしてはイマイチでしょう。ただ、それでも、お遍路さんは本堂の次にはここに来る。大師様と一緒の気持ちになれるのはやっぱりこっちのように思います。

  • 五重塔は、大師堂を見下ろすような一段高い場所にあります。かつては、三重塔だったようですが、明治32年の台風で倒壊。その後、昭和55年に再建されたもののようです。高さ31mとけっこうな高さ。大きく見上げるような感じですが、きれいに整備されている分、ちょっとまだ新しい感じがあるのも否めない。風情が出るのはまだ時間がかかるように思います。

    イチオシ

    五重塔は、大師堂を見下ろすような一段高い場所にあります。かつては、三重塔だったようですが、明治32年の台風で倒壊。その後、昭和55年に再建されたもののようです。高さ31mとけっこうな高さ。大きく見上げるような感じですが、きれいに整備されている分、ちょっとまだ新しい感じがあるのも否めない。風情が出るのはまだ時間がかかるように思います。

  • 竹林寺の文殊堂というのは本堂のこと。そもそも竹林寺は、聖武天皇の勅願により行基が唐の五台山になぞらえて開いたもの。その五台山は、文殊菩薩の霊場として有名だったところなのです。<br />この本堂が文殊堂と言われるのは文殊菩薩を祀っているから。しかし、普段は文殊菩薩を拝観することはできないので建物を見るしかない。江戸時代前期の建物で、屋根の優雅な反りが特徴的。本堂まで上がりやすいように緩やかな坂が付けてあって、さりげなく優しい対応だと思います。

    竹林寺の文殊堂というのは本堂のこと。そもそも竹林寺は、聖武天皇の勅願により行基が唐の五台山になぞらえて開いたもの。その五台山は、文殊菩薩の霊場として有名だったところなのです。
    この本堂が文殊堂と言われるのは文殊菩薩を祀っているから。しかし、普段は文殊菩薩を拝観することはできないので建物を見るしかない。江戸時代前期の建物で、屋根の優雅な反りが特徴的。本堂まで上がりやすいように緩やかな坂が付けてあって、さりげなく優しい対応だと思います。

  • そして、この本堂が文殊堂と言われるのは文殊菩薩を祀っているから。しかし、普段は文殊菩薩を拝観することはできないので建物を見るしかない。江戸時代前期の建物で、屋根の優雅な反りが特徴的。本堂まで上がりやすいように緩やかな坂が付けてあって、さりげなく優しい対応となっています。<br />

    イチオシ

    そして、この本堂が文殊堂と言われるのは文殊菩薩を祀っているから。しかし、普段は文殊菩薩を拝観することはできないので建物を見るしかない。江戸時代前期の建物で、屋根の優雅な反りが特徴的。本堂まで上がりやすいように緩やかな坂が付けてあって、さりげなく優しい対応となっています。

  • さらに階段を下りて、

    さらに階段を下りて、

  • 進んだところに総門。ここを過ぎていくと有料エリアです。

    進んだところに総門。ここを過ぎていくと有料エリアです。

  • 竹林寺宝物館は、名勝庭園とセットで拝見しました。扉は自分で開けて中に入ります。古刹だけに、さすがと思わせるような仏像の数々。藤原時代から鎌倉時代にかけての仏像17体は、保存状態も良好。かなり美しい姿が拝めます。

    竹林寺宝物館は、名勝庭園とセットで拝見しました。扉は自分で開けて中に入ります。古刹だけに、さすがと思わせるような仏像の数々。藤原時代から鎌倉時代にかけての仏像17体は、保存状態も良好。かなり美しい姿が拝めます。

  • 方丈というか、この大きさだと客殿といったほうがいいでしょうが、

    方丈というか、この大きさだと客殿といったほうがいいでしょうが、

  • ここからが、内部の拝観です。

    ここからが、内部の拝観です。

  • 渡り廊下とか縁を回って、目指す名勝庭園に向かいます。

    渡り廊下とか縁を回って、目指す名勝庭園に向かいます。

  • 竹林寺の名勝庭園は、夢窓国師により作庭されたもの。建物の奥にある二か所(北庭、西庭)の庭です。<br /><br />ちなみに、夢窓国師の庭は京都だと天龍寺の曹源池庭園に苔寺庭園。鎌倉なら瑞泉寺だし、多治見なら虎渓山永保寺。甲州市の恵林寺庭園もありまして、そうそうたるネーム。足利義光、義政や小堀遠州とは比較にならない分厚さもあると思います。そして、私から言わせてもらうとどれも一点の隙もない庭。夢窓国師の能力もあるのでしょうが、それを引き継いだ人々が夢窓国師のブランドを傷つけまいとして、非常な努力を重ねてきた結果のようにも思えます。<br /><br />天龍寺<br />http://4travel.jp/domestic/area/kinki/kyoto/kyoto/arashiyama/tips/10258504/#main<br /><br />苔寺庭園<br />http://4travel.jp/domestic/area/kinki/kyoto/kyoto/arashiyama/tips/10295743/#main<br /><br />瑞泉寺<br />http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/kamakura/kamakura/tips/10293204/#main<br /><br />虎渓山永保寺<br />http://4travel.jp/domestic/area/toukai/gifu/tajimi/tajimi/tips/10348907/#contents_inner<br /><br />恵林寺庭園<br />http://4travel.jp/domestic/area/koushinetsu/yamanashi/isawa/katsunuma/tips/11325553/#main<br /><br /><br />まずは、北庭です。

    竹林寺の名勝庭園は、夢窓国師により作庭されたもの。建物の奥にある二か所(北庭、西庭)の庭です。

    ちなみに、夢窓国師の庭は京都だと天龍寺の曹源池庭園に苔寺庭園。鎌倉なら瑞泉寺だし、多治見なら虎渓山永保寺。甲州市の恵林寺庭園もありまして、そうそうたるネーム。足利義光、義政や小堀遠州とは比較にならない分厚さもあると思います。そして、私から言わせてもらうとどれも一点の隙もない庭。夢窓国師の能力もあるのでしょうが、それを引き継いだ人々が夢窓国師のブランドを傷つけまいとして、非常な努力を重ねてきた結果のようにも思えます。

    天龍寺
    http://4travel.jp/domestic/area/kinki/kyoto/kyoto/arashiyama/tips/10258504/#main

    苔寺庭園
    http://4travel.jp/domestic/area/kinki/kyoto/kyoto/arashiyama/tips/10295743/#main

    瑞泉寺
    http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/kamakura/kamakura/tips/10293204/#main

    虎渓山永保寺
    http://4travel.jp/domestic/area/toukai/gifu/tajimi/tajimi/tips/10348907/#contents_inner

    恵林寺庭園
    http://4travel.jp/domestic/area/koushinetsu/yamanashi/isawa/katsunuma/tips/11325553/#main


    まずは、北庭です。

  • 五台山の斜面を使って、ギュッとまとまった景観。美しく整った景観は、ここも隙がないという印象です。

    五台山の斜面を使って、ギュッとまとまった景観。美しく整った景観は、ここも隙がないという印象です。

  • そして、さらに進んで、

    そして、さらに進んで、

  • これが西庭。<br />北庭と同じで、こちらも大きさはさほどではないのですが、石組みに古びた池を配した眺めは独特の美しさ。

    イチオシ

    これが西庭。
    北庭と同じで、こちらも大きさはさほどではないのですが、石組みに古びた池を配した眺めは独特の美しさ。

  • 以前にも見ているには見ているのですが、今回改めて、その美しさにハッとさせられた思い。

    以前にも見ているには見ているのですが、今回改めて、その美しさにハッとさせられた思い。

  • ところで、庭の基本はやはり石組みです。池は湖を模したものですから、この岩はその湖に迫ってそびえる岩山の風。ちょっとした形も只者ではない気配を漂わせます。

    ところで、庭の基本はやはり石組みです。池は湖を模したものですから、この岩はその湖に迫ってそびえる岩山の風。ちょっとした形も只者ではない気配を漂わせます。

  • ただ、そこに石橋を渡すことで、見るものが勝手に想像力を働かせることに少し待ったをかける。その加減がまたいいんですよね。

    ただ、そこに石橋を渡すことで、見るものが勝手に想像力を働かせることに少し待ったをかける。その加減がまたいいんですよね。

  • 手前の船着き場のような石組み。水辺にあるので、それを意識してのしっかりした石組みなんですが、この詫びた感じが

    手前の船着き場のような石組み。水辺にあるので、それを意識してのしっかりした石組みなんですが、この詫びた感じが

  • またまたたまりません。<br /><br />わびさびは、利休が一から作ったものではない。夢窓国師の作庭もお見事。利休にもちゃんと影響を与えているに違いないように思いますが、いかがでしょうか。

    またまたたまりません。

    わびさびは、利休が一から作ったものではない。夢窓国師の作庭もお見事。利休にもちゃんと影響を与えているに違いないように思いますが、いかがでしょうか。

  • そして、夢窓国師の弟子で、京都五山文学の双璧とうたわれた高僧、義堂周信と絶海中津も高知の出身。紀貫之から始まる高知の文学の系譜にも位置付けられるし、近年だと「鬼龍院花子の生涯宮」でも知られる尾登美子まで。文化的な素養でも高知にはどれだけ大きな遺産があるのかと、またまた思いが膨らみます。

    そして、夢窓国師の弟子で、京都五山文学の双璧とうたわれた高僧、義堂周信と絶海中津も高知の出身。紀貫之から始まる高知の文学の系譜にも位置付けられるし、近年だと「鬼龍院花子の生涯宮」でも知られる尾登美子まで。文化的な素養でも高知にはどれだけ大きな遺産があるのかと、またまた思いが膨らみます。

  • 高知市内に戻って、昼飯にします。<br />どんこは、高知駅前通りに入口があって、細い抜け道を行った先。

    高知市内に戻って、昼飯にします。
    どんこは、高知駅前通りに入口があって、細い抜け道を行った先。

  • こうして看板は出ていましたが、

    こうして看板は出ていましたが、

  • この入口って、あばら家みたい。なんかやっているんだかどうなんだか、ちょっと分からない感じでしたが、ところが扉を開けると中はほとんど満席状態でした。

    この入口って、あばら家みたい。なんかやっているんだかどうなんだか、ちょっと分からない感じでしたが、ところが扉を開けると中はほとんど満席状態でした。

  • ランチメニューは一種類しかないので、座るとそれを出してくれます。

    ランチメニューは一種類しかないので、座るとそれを出してくれます。

  • カツオのたたきに

    イチオシ

    カツオのたたきに

  • 鶏のから揚げ、

    鶏のから揚げ、

  • タケノコと油揚げの煮物といった家庭料理っぽい内容ですが、それぞれにご主人の料理人としての息使いを感じるような出来栄え。<br />常連さんによれば、いつも行列。この日はたまたま待たずに座れたようで、実は大変ラッキーだったようです。<br />いずれにしても、高知って、繊細さより豪快さのイメージが強いですが、ここは違う。ゆっくりと味わうべきお店だと思います。

    タケノコと油揚げの煮物といった家庭料理っぽい内容ですが、それぞれにご主人の料理人としての息使いを感じるような出来栄え。
    常連さんによれば、いつも行列。この日はたまたま待たずに座れたようで、実は大変ラッキーだったようです。
    いずれにしても、高知って、繊細さより豪快さのイメージが強いですが、ここは違う。ゆっくりと味わうべきお店だと思います。

  • 続いての「龍馬伝」幕末志士社中は、高知駅前。

    続いての「龍馬伝」幕末志士社中は、高知駅前。

  • NHKの大河ドラマで使った龍馬の自宅のセットがメイン。玄関を上がって、奥の部屋を回れます。

    NHKの大河ドラマで使った龍馬の自宅のセットがメイン。玄関を上がって、奥の部屋を回れます。

  • リアルな再現なので、このまま住めそうな家。

    リアルな再現なので、このまま住めそうな家。

  • それなりに余裕のある間取りだし、けっこう豊かな家であったことが実感されました。小学生の団体も来ていましたが、こうしたところから歴史に興味を持って行くのもいいことだと思います。

    それなりに余裕のある間取りだし、けっこう豊かな家であったことが実感されました。小学生の団体も来ていましたが、こうしたところから歴史に興味を持って行くのもいいことだと思います。

  • 「ありあ」と書いた赤い看板の洋菓子屋さん。通りに面してショーウインドーがあるかわいらしい店舗です。周囲は飲み屋さんも多いエリアですが、夕暮れの街に煌々と灯がともっていて、それでもニーズはあるんですね。

    「ありあ」と書いた赤い看板の洋菓子屋さん。通りに面してショーウインドーがあるかわいらしい店舗です。周囲は飲み屋さんも多いエリアですが、夕暮れの街に煌々と灯がともっていて、それでもニーズはあるんですね。

  • という私も飲み会の前にここでシュークリームをいただきました。甘さはけっこう抑えめ。あっさり系のお味です。<br />ここから、地元の方との飲み会があってそちらに参加。その部分は、省略です。

    という私も飲み会の前にここでシュークリームをいただきました。甘さはけっこう抑えめ。あっさり系のお味です。
    ここから、地元の方との飲み会があってそちらに参加。その部分は、省略です。

  • 翌日。今日は、東京に帰るのですが、お昼前の飛行機まで少し時間があるので、最後の街歩き。<br />早朝は高知城周辺から。藤並神社跡は、高知城の敷地内にある県立図書館、県立文学館一帯なのですが、残っている遺構は山内一豊像に向かう入口に立っている石碑だけ。知らないとこの石碑を見て見ても何のことだか分かりません。祭神の山内一豊ほかは、今では山内神社に移されたようです。

    翌日。今日は、東京に帰るのですが、お昼前の飛行機まで少し時間があるので、最後の街歩き。
    早朝は高知城周辺から。藤並神社跡は、高知城の敷地内にある県立図書館、県立文学館一帯なのですが、残っている遺構は山内一豊像に向かう入口に立っている石碑だけ。知らないとこの石碑を見て見ても何のことだか分かりません。祭神の山内一豊ほかは、今では山内神社に移されたようです。

  • 永福寺は、高知市の中心部からするとけっこう外れです。<br />幕末、この寺の前で上士と下士の刃傷事件が起き、それが下士グループの結束の強化、武市瑞山をリーダーとする土佐勤王党の結成へとつながることになる直接のきっかけとなりました。<br />寺自体が見どころではないのですが、そうした事件のあった場所として記憶をとどめている場所。寺の前には小さな川が流れていて、ここで切り合ったのかと思うとちょっと緊張します。

    永福寺は、高知市の中心部からするとけっこう外れです。
    幕末、この寺の前で上士と下士の刃傷事件が起き、それが下士グループの結束の強化、武市瑞山をリーダーとする土佐勤王党の結成へとつながることになる直接のきっかけとなりました。
    寺自体が見どころではないのですが、そうした事件のあった場所として記憶をとどめている場所。寺の前には小さな川が流れていて、ここで切り合ったのかと思うとちょっと緊張します。

  • 瑞応寺は、薫的神社の裏手の小山の上。正直言えば荒れた寺なのですが、これは廃仏毀釈の影響。

    瑞応寺は、薫的神社の裏手の小山の上。正直言えば荒れた寺なのですが、これは廃仏毀釈の影響。

  • もともとはここが長曽我部元親の菩提寺で隆盛を誇っていたのだそうですが、残念ながら、その面影はほとんどありません。<br />ひとけはありませんでしたが、無住ではないようで、占いとかをする住職がいるということでした。

    もともとはここが長曽我部元親の菩提寺で隆盛を誇っていたのだそうですが、残念ながら、その面影はほとんどありません。
    ひとけはありませんでしたが、無住ではないようで、占いとかをする住職がいるということでした。

  • 今度は、板垣退助帰朝記念碑へ。鏡川の下流の堤防沿いの道。周りには何もないところに碑だけがポツンとありました。<br />

    今度は、板垣退助帰朝記念碑へ。鏡川の下流の堤防沿いの道。周りには何もないところに碑だけがポツンとありました。

  • 板垣は、明治15年、後藤象二郎とともに欧州に外遊し、帰郷。その際に、自由党員の熱狂的な歓迎を受けたことを記念するもの。正面に小島があって、それは丸山台というのですが、板垣はここにいったん上陸し歓迎されるなど、ここも絶頂期を象徴する場所のようです。

    板垣は、明治15年、後藤象二郎とともに欧州に外遊し、帰郷。その際に、自由党員の熱狂的な歓迎を受けたことを記念するもの。正面に小島があって、それは丸山台というのですが、板垣はここにいったん上陸し歓迎されるなど、ここも絶頂期を象徴する場所のようです。

  • そして、もう一つ気になっていた朝倉城跡へも向かいます。電車に乗って、朝倉駅から歩いて15分くらい。住宅地の中をどんどん上って行った先です。<br />

    そして、もう一つ気になっていた朝倉城跡へも向かいます。電車に乗って、朝倉駅から歩いて15分くらい。住宅地の中をどんどん上って行った先です。

  • 朝倉城は、土佐七雄の一人である本山氏の居城だったものですが、長宗我部元親に攻められ、遂には本山城(高知県の北県境の本山町にあります)に退去。この城は廃城となりました。城の縄張りを説明する看板があるのですが、けっこう大きな規模であったことが分かると思います。なるほどという感じですね。ちなみに、当時の長宗我部氏の居城は、南国市にあった岡豊城(おこうじょう)。そこから浦戸城に移ったのは、秀吉に敗れてからになります。

    朝倉城は、土佐七雄の一人である本山氏の居城だったものですが、長宗我部元親に攻められ、遂には本山城(高知県の北県境の本山町にあります)に退去。この城は廃城となりました。城の縄張りを説明する看板があるのですが、けっこう大きな規模であったことが分かると思います。なるほどという感じですね。ちなみに、当時の長宗我部氏の居城は、南国市にあった岡豊城(おこうじょう)。そこから浦戸城に移ったのは、秀吉に敗れてからになります。

  • 再び市街に戻って。<br />てんこすは、中央公園の大丸側にある高知のアンテナショップ。

    再び市街に戻って。
    てんこすは、中央公園の大丸側にある高知のアンテナショップ。

  • 朝は9時から開いているので、比較的使いやすいでしょう。三里の生うどんがあって、それをお土産にしました。ここは地元でも人気のうどん屋さん。あとは、いなか寿司がほしかったのですが、時間が悪かったんでしょうか、それはなし。ひろめ市場と合わせて、日曜市の代わりになる感じがあって、なかなかよろしいかと思います。

    朝は9時から開いているので、比較的使いやすいでしょう。三里の生うどんがあって、それをお土産にしました。ここは地元でも人気のうどん屋さん。あとは、いなか寿司がほしかったのですが、時間が悪かったんでしょうか、それはなし。ひろめ市場と合わせて、日曜市の代わりになる感じがあって、なかなかよろしいかと思います。

  • これが三里うどん本舗の生うどん。

    これが三里うどん本舗の生うどん。

  • うちに帰ってからですが、強火でゆでること12分。ほどよくコシのあるつるんとしたうどん。艶々光っていて口当たりがいい。確かにこれなら高知で人気のはずですよね。長くゆでればもっと柔らかくもなるので、好みでいろいろ試せそうなのもいいかなと思いました。

    うちに帰ってからですが、強火でゆでること12分。ほどよくコシのあるつるんとしたうどん。艶々光っていて口当たりがいい。確かにこれなら高知で人気のはずですよね。長くゆでればもっと柔らかくもなるので、好みでいろいろ試せそうなのもいいかなと思いました。

  • で、魚の棚商店街へ。

    で、魚の棚商店街へ。

  • 吉永は、テイクアウト専門のうなぎ屋さんで、朝早く行って注文をしておいたんです。<br />

    吉永は、テイクアウト専門のうなぎ屋さんで、朝早く行って注文をしておいたんです。

  • 10時半に焼き上がりを取りに行きましたが、いただいたのは、この天然ウナギ1800円。

    10時半に焼き上がりを取りに行きましたが、いただいたのは、この天然ウナギ1800円。

  • 家でうな丼にして食べましたが、ちょっと小ぶりのうなぎは皮もしっかり。

    家でうな丼にして食べましたが、ちょっと小ぶりのうなぎは皮もしっかり。

  • 味が濃くて、これは今まで食べたうなぎの中でも最高ランク。

    味が濃くて、これは今まで食べたうなぎの中でも最高ランク。

  • まじでほっぺたがおちそうでした。<br />では、せっかくなので。ついでに、ここで私のうなぎランキングをまとめておきたいと思います。<br />味だけなら、1位、2位と同格と言ってもいいのですが、その地域の文化として、認知されているかという要素を加えると5位かなあという評価です。ところで、高知で文化として、認知されているお店という意味ではかいだ屋です。カリカリの焼きが特徴ですが、出てくるのに時間がかかる。時間に余裕がないと行けませんよね。それでも、うまいのはこっちだと思います。<br />なお、関東の蒸すタイプはどちらかというと好みではないので、少し評価が低くなっているかも。<br /><br />1位 峰松うなぎ屋(佐賀県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/saga/ureshino/tara/restaurant/11332234/<br /><br />2位 蓬莱軒(愛知県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/toukai/aichi/nagoya/naeki/restaurant/10171916/<br /><br />3位 富松うなぎ屋(福岡県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/fukuoka/kurume/kurume/restaurant/10859661/<br /><br />4位 山口うなぎ屋(熊本県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/kumamoto/tamana/tamana/restaurant/10847152/<br /><br />5位 吉永うなぎ店(高知県)<br /><br />6位 桜家(静岡県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/toukai/shizuoka/numazu/mishima/restaurant/10203649/<br /><br />7位 玉家(千葉県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/kanto/chiba/narita/sakura/restaurant/10159704/<br /><br />8位 喜久家本店(茨城県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/kanto/ibaraki/kasama/yuuki/restaurant/11200303/<br /><br />9位 うなぎ割烹 長山亭(山形県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/tohoku/yamagata/shinjo/tsuruoka/restaurant/10943957/<br /><br />10位 小川菊(埼玉県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/kanto/saitama/tokorozawa/kawagoe/restaurant/10141591/<br /><br />番外<br />うなぎの初音(三重県)<br />http://4travel.jp/domestic/area/toukai/mie/suzuka/sekigeino/restaurant/10214125/<br /><br />入谷鬼子母神門前のだや(東京)<br />http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/ueno/okachimachi/restaurant/11431150/<br /><br />

    イチオシ

    まじでほっぺたがおちそうでした。
    では、せっかくなので。ついでに、ここで私のうなぎランキングをまとめておきたいと思います。
    味だけなら、1位、2位と同格と言ってもいいのですが、その地域の文化として、認知されているかという要素を加えると5位かなあという評価です。ところで、高知で文化として、認知されているお店という意味ではかいだ屋です。カリカリの焼きが特徴ですが、出てくるのに時間がかかる。時間に余裕がないと行けませんよね。それでも、うまいのはこっちだと思います。
    なお、関東の蒸すタイプはどちらかというと好みではないので、少し評価が低くなっているかも。

    1位 峰松うなぎ屋(佐賀県)
    http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/saga/ureshino/tara/restaurant/11332234/

    2位 蓬莱軒(愛知県)
    http://4travel.jp/domestic/area/toukai/aichi/nagoya/naeki/restaurant/10171916/

    3位 富松うなぎ屋(福岡県)
    http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/fukuoka/kurume/kurume/restaurant/10859661/

    4位 山口うなぎ屋(熊本県)
    http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/kumamoto/tamana/tamana/restaurant/10847152/

    5位 吉永うなぎ店(高知県)

    6位 桜家(静岡県)
    http://4travel.jp/domestic/area/toukai/shizuoka/numazu/mishima/restaurant/10203649/

    7位 玉家(千葉県)
    http://4travel.jp/domestic/area/kanto/chiba/narita/sakura/restaurant/10159704/

    8位 喜久家本店(茨城県)
    http://4travel.jp/domestic/area/kanto/ibaraki/kasama/yuuki/restaurant/11200303/

    9位 うなぎ割烹 長山亭(山形県)
    http://4travel.jp/domestic/area/tohoku/yamagata/shinjo/tsuruoka/restaurant/10943957/

    10位 小川菊(埼玉県)
    http://4travel.jp/domestic/area/kanto/saitama/tokorozawa/kawagoe/restaurant/10141591/

    番外
    うなぎの初音(三重県)
    http://4travel.jp/domestic/area/toukai/mie/suzuka/sekigeino/restaurant/10214125/

    入谷鬼子母神門前のだや(東京)
    http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/ueno/okachimachi/restaurant/11431150/

  • 高知空港について。<br />チャオは高知空港内にあるファミレスみたいなお店。

    高知空港について。
    チャオは高知空港内にあるファミレスみたいなお店。

  • 時間もないし、ササっと食べようと思って入りました。名物と書いてあった鍋焼きラーメン。高知特産のニラがのって、鶏のひき肉の団子が味のアクセント。でも、まあなんというか普通です。

    時間もないし、ササっと食べようと思って入りました。名物と書いてあった鍋焼きラーメン。高知特産のニラがのって、鶏のひき肉の団子が味のアクセント。でも、まあなんというか普通です。

  • で、意外な発見がこちら。<br />もち蔵家はお店は種崎にあるらしいのですが、今大評判という幻のわらび餅を販売していました。

    で、意外な発見がこちら。
    もち蔵家はお店は種崎にあるらしいのですが、今大評判という幻のわらび餅を販売していました。

  • 幻ってちょっと大げさだなあと思わないでもなかったのですが、

    イチオシ

    幻ってちょっと大げさだなあと思わないでもなかったのですが、

  • いただくと確かにそれはその通り。口どけの良さが抜群。少し甘みが濃いですが、すっと溶けるような口どけの良さがあるので、さわやかな味わいは失われてはいない。わらび餅でもこんなのがあったんですねえ。ちょっと鳥肌が立ちました。

    いただくと確かにそれはその通り。口どけの良さが抜群。少し甘みが濃いですが、すっと溶けるような口どけの良さがあるので、さわやかな味わいは失われてはいない。わらび餅でもこんなのがあったんですねえ。ちょっと鳥肌が立ちました。

  • さて、今回も収穫の多い旅でした。美しい南国平野を眺めながら、高知を後にしました。<br />以上で、四日間プラスαの旅は終了。お疲れ様でした。

    さて、今回も収穫の多い旅でした。美しい南国平野を眺めながら、高知を後にしました。
    以上で、四日間プラスαの旅は終了。お疲れ様でした。

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この旅行記へのコメント (7)

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  • Antonioさん 2023/08/22 22:44:38
    五台山
    こんばんは。週末に高知に行ってきました。My遊バスを利用して、五台山に行き、牧野植物園も見てきました。なかなか充実した施設でした。日曜市もよかったですね。食べ物は、愛媛や香川の方が充実していると思いますね。

    たびたび

    たびたびさん からの返信 2023/08/23 23:29:12
    RE: 五台山
    NHKの「らんまん」で旬な場所ですね。高知は、観光客が増えているんでしょうか。
    私も、朝から高知弁を聞く度に懐かしい気持ちになっています。

                               たびたび
  • マプトさん 2017/08/12 21:38:20
    高知
    高知紀行、読みました。
    北海道から四国なんか、直行がないため、なかなかいけません。
    私自身、曽祖父が四国の出なので、四国の血も引いているんですが…。なかなかいけません。その分、読ませていただき、ありがとうございました。

    土讃線で高知に行ったとき、高知の人の顔が皆黒く、違う世界に来た思いがしたのも懐かしいです。

    たびたび

    たびたびさん からの返信 2017/08/17 15:19:08
    RE: 高知
    高知は冬でも日差しが強い。おっしゃるようなことはあるかもしれません。

                                  たびたび
  • tabinakanotaekoさん 2017/06/01 16:11:25
    初めまして、
    まだ途中までしか拝見しておりませんが、ゆっくり続きが読みたいので、後程、フォローさせていただきます。宇佐がUSAというのは以前から知っておりましたが、ジョン万次郎が出港した場所だとは知りませんでした。アメリカ人のMargi Preus の書いた Heart of a SAMURAI を読みました。青少年向けの本ですが、そこにジョンマンの望郷の念が切々と書かれています。どこから出たのかなと思っていましたので、今回、偶然ですが分かってうれしかったのです。


    たびたび

    たびたびさん からの返信 2017/06/02 10:39:49
    RE: 初めまして、
    tabinakanotaekoさんは語学が堪能なんでしょうか。うらやましいですね。
    ジョン万次郎は、河田小龍を介して坂本龍馬にも影響を与えることになったりしていて、幕末の日本にとってはかなりのキーマン。ひょっこり優秀な人物が出現した感じですが、こうしたところも高知の一面を表しているように思います。

                                たびたび

    tabinakanotaeko

    tabinakanotaekoさん からの返信 2017/06/02 19:58:34
    RE: RE: 初めまして、
    たびたびさん、

     お返事をいただいてありがとうございました。
    例の旅行記を最後までしっかり読ませていただきました。
    歴史にお詳しいので、知らないことだらけでした。
    私は、ジョン・マンのことだけ物語のおかげで
    知っていました。
    と言ってもアメリカ人がアメリカ人の為に
    リサーチをして書いた物語ですから、
    ちょっと曖昧なところもあります。

     本をもう一度ざっと読みしてみました。14歳の時に
    四国から出たこと。父親は死んでいて、兄は体が弱くて、
    妹が3人なので、14歳でも大黒柱の意識が十分でした。
    漂流して無人島で飢え死にする寸前のところで、
    アメリカの捕鯨船に救ってもらえて、他の日本の船乗りは
    ハワイ近辺の島で船を降りますが、万次郎だけアメリカ本土
    まで行きます。16歳でした。 
    望郷の念は深いものがあり、美味しい物などは故郷の
    母や妹に食べさせてやりたくて、そっと箱にしまっておく
    ページがあります。名前に関しては、アメリカ人は
    姓名が2個か3個あるのに、万次郎は1個だけなので
    可愛がってくれた船長がジョン・マン とするように言いました。
    ジョンもマンも名前ですが、名前が2個になったことで
    万次郎は「さむらいになったみたいだ」と喜んだ場面があります。

     7月に足摺岬へ行きますので、たびたびさんが紹介してくださった
    出航の碑を訪れてみます。ありがとうございました。

                tabinakanotaeko

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