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<br />1996年10月1日、ラトビアの首都リガから、夜行寝台列車で、リトアニアの首都ビリニュスへ到着。<br /> 小雨模様の天気で、駅前の雰囲気からは、ビリニュスも特に古い町並みがあるわけではないようだ。<br /><br />駅横の両替所で、リトアニアの通貨は、50ドルが200Litas(リタス)弱になる。<br />つまり、1リタ(Lita)が約30円と考える。<br /><br />鉄道駅で列車を調べると、ワルシャワへの夜行寝台列車が見つかる。<br /> 窓口で聞くと、席はたくさんあるそうだ。<br /><br />駅から外に出て、マクドナルドで朝食をとりながら、考えてみる。<br />リトアニアは、昼間だけでいいね。<br /><br />今夜ポーランドへ行くことに決定。<br /> 早速切符を買ってしまう。<br /><br />いまだったら、リトアニアといえばカウナス、もちろん「日本のシンドラー杉原千畝」のことを思い出す。<br />このときはさっぱり考えなかった。<br /><br /><br /> 岐阜県の八百津町にある「杉原千畝記念館」にて<br /><br />おそらく日本人にとっては、リトアニアといえば、カウナスで、それ以外は興味ないんじゃないかな。<br />それをこの時思いつかなかったので、僕にとっては、一日で十分。<br /><br />なにしろこれから、東欧を縦断して、イスタンブールまで行くつもり。<br />そのあとは、ヨーロッパの小国を旅して回る考えなんだから。<br /><br />17時34分発一等寝台列車2号車61号寝台が僕のベッド。<br /> 料金は、122.60Litaで、約3700円。<br /><br />4千円かからずに、リトアニアのビリニュスから、ポーランドのワルシャワまでの移動は納得。<br />ホテル代もかからない(含まれている)わけだしね。<br /><br />切符を手にして、昼間輪ビリニュス市内を歩いて、観光した。<br />といっても、小雨が降っているので、たいして歩けはしなかったが。<br /><br />早めに鉄道駅へ戻り、ポーランド入国の準備をして、本を読んで時間を潰す。<br /> 列車は、ビリニュス始発で、時間前にはホームに入っていた。<br /><br />僕は自分のコンパートメントに入るが、僕一人の雰囲気だ。<br />つまりコンパートメント独占なのだから、ついてるね。<br /><br />「シーツ代は取られない。」<br />こうノートにわざわざ書いてある意味は、コンパートメントにシーツを配りに来たということです。<br /><br />それで、「あれっ、何か払わなければならないかしら」と迷った。<br />しかし、チップをもらう雰囲気も全くなく、迷いなく出て行ったという状況があったので、わざわざ書いたんですね。<br /><br />日本で取ってきたポーランドのビザ(書類2枚)があるのを確認して、それを財布の中に入れる。<br /> 国境越えのときは何かとお金が必要なので、1ドル札を3枚、50ドル札を1枚、財布に追加で入れる。<br /><br />17時34分、列車は時刻どおり動き出す。<br />ひとりのコンパートメントで、とても贅沢な感じを味わう。<br /><br />客室係の女の子が、ベラルーシのトランジットビザの申請書をもって来て、手渡して去る。<br />なんと、リトアニアからポーランドへのこの列車は、ベラルーシを通過するようだよ。<br /><br />その通過のためのトランジットビザを取らなければならないらしい。<br />トランジットビザ申請書はキリル文字で書いてある。<br /><br />全く理解できない。<br />また、税関申告書もくっついている。<br /><br />これもキリル文字だ。<br /> 全く理解できない。<br /><br />そこに、先とは違う、ロシア人らしいほっぺの赤い、かわいい女の子が、コンパートメントへ入ってきた。<br />そして彼女は、世界旅行者が、トランジットビザ申請書と、税関の書類を書くのを手伝ってくれた。<br /><br />僕も京都大学で、ロシア語を5年間もやったが、まともな書類を書き込むことはできない。<br />トランジットビザが45ドルかかると聞いて、僕は「グッドビジネス!」と叫んだ。<br /><br />女の子も笑って、「グッドビジネス!」と言った。<br />とにかく、ビザの申請書と、税関の申告書は完成した。<br /><br />女の子と親しくなったのか、女の子がやってきて、「プレゼント!」と言って、バスケットに入った食事をくれた。<br />そのあと、「COFFEE or TEA?」と言って、飲み物のサービスがありました。<br /><br />19:00になって、列車に灯りがともる。<br />リトアニアの係官が来て、パスポートチェック。<br /><br />リトアニア出国のスタンプは押さなかった。<br />ラトビアでも、入国のスタンプは押したが、出国スタンプは押さなかったので、この地域ではそうなんでしょう。<br /><br />ベラルーシに入ったのか、ベラルーシの係官が来て、入国スタンプを押した。<br />そのあと、ベラルーシの国境の町、グロドノで、トランジットビザを買った。<br /><br />これは、聞いていた通り、45米ドルでした。<br /> 税関申告書は2枚になっていたが、一枚は車内で渡し、もう一枚はグロドノで渡した。<br /><br />グロドノの駅で僕一人だけ降ろされ、国境警備隊のオフィスで、軽く尋問された。<br />この国境警備隊のオフィスが、ちょっと高台にあって、そこまで行く道が寂しくて、処刑されるかと思ったよ。<br /><br />前にも書いたが、僕は、大学でロシア語をやっていた。<br /> 「エータクニーガ(THIS IS A BOOK.)」と言いながら、持っていた本を見せた。<br /><br />おそらく5年もやったロシア語で、実際に、ロシア語で会話したのはこれだけだよ。<br /> 勉強というものは、空しいね(涙)。<br /><br />別に逮捕されることも、処刑されることもなく、無事に列車に戻る。<br /> 列車は22時48分にポーランドへ入ったようだ。<br /><br />列車の中で入国審査があり、ポーランドのビザの僕の写真のある書類に、スタンプを押して戻してくれた。<br /> 僕はそれを大切に財布にしまう。<br /><br />これで、今日は、ラトビアからリトアニアの国境、リトアニアからベラルーシ、ベラルーシからポーランドと、3つの国境を越えた。<br /> 一日に4カ国を旅したわけだ。<br /><br />ポーランドへ入国したら問題はない。<br />ワルシャワまで、ぐっすり寝て、到着は、現地時間の午前5時57分。<br /><br />午後5時34分(17時34分)に出て、到着が午前5時57分<br /> 時差が1時間あるので、乗車時間は約13時間でした。<br /><br /><br /> <br /><br /><br /><br /><br />

リトアニアからの鉄道車中で、ベラルーシのトランジットビザ申請書を書き、ベラルーシの入国審査を受けて、ポーランドへ。@ゴルドノ/ベラルーシ

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1996/09/25 - 1996/11/13

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みどくつ

みどくつさん


1996年10月1日、ラトビアの首都リガから、夜行寝台列車で、リトアニアの首都ビリニュスへ到着。
小雨模様の天気で、駅前の雰囲気からは、ビリニュスも特に古い町並みがあるわけではないようだ。

駅横の両替所で、リトアニアの通貨は、50ドルが200Litas(リタス)弱になる。
つまり、1リタ(Lita)が約30円と考える。

鉄道駅で列車を調べると、ワルシャワへの夜行寝台列車が見つかる。
窓口で聞くと、席はたくさんあるそうだ。

駅から外に出て、マクドナルドで朝食をとりながら、考えてみる。
リトアニアは、昼間だけでいいね。

今夜ポーランドへ行くことに決定。
早速切符を買ってしまう。

いまだったら、リトアニアといえばカウナス、もちろん「日本のシンドラー杉原千畝」のことを思い出す。
このときはさっぱり考えなかった。


岐阜県の八百津町にある「杉原千畝記念館」にて

おそらく日本人にとっては、リトアニアといえば、カウナスで、それ以外は興味ないんじゃないかな。
それをこの時思いつかなかったので、僕にとっては、一日で十分。

なにしろこれから、東欧を縦断して、イスタンブールまで行くつもり。
そのあとは、ヨーロッパの小国を旅して回る考えなんだから。

17時34分発一等寝台列車2号車61号寝台が僕のベッド。
料金は、122.60Litaで、約3700円。

4千円かからずに、リトアニアのビリニュスから、ポーランドのワルシャワまでの移動は納得。
ホテル代もかからない(含まれている)わけだしね。

切符を手にして、昼間輪ビリニュス市内を歩いて、観光した。
といっても、小雨が降っているので、たいして歩けはしなかったが。

早めに鉄道駅へ戻り、ポーランド入国の準備をして、本を読んで時間を潰す。
列車は、ビリニュス始発で、時間前にはホームに入っていた。

僕は自分のコンパートメントに入るが、僕一人の雰囲気だ。
つまりコンパートメント独占なのだから、ついてるね。

「シーツ代は取られない。」
こうノートにわざわざ書いてある意味は、コンパートメントにシーツを配りに来たということです。

それで、「あれっ、何か払わなければならないかしら」と迷った。
しかし、チップをもらう雰囲気も全くなく、迷いなく出て行ったという状況があったので、わざわざ書いたんですね。

日本で取ってきたポーランドのビザ(書類2枚)があるのを確認して、それを財布の中に入れる。
国境越えのときは何かとお金が必要なので、1ドル札を3枚、50ドル札を1枚、財布に追加で入れる。

17時34分、列車は時刻どおり動き出す。
ひとりのコンパートメントで、とても贅沢な感じを味わう。

客室係の女の子が、ベラルーシのトランジットビザの申請書をもって来て、手渡して去る。
なんと、リトアニアからポーランドへのこの列車は、ベラルーシを通過するようだよ。

その通過のためのトランジットビザを取らなければならないらしい。
トランジットビザ申請書はキリル文字で書いてある。

全く理解できない。
また、税関申告書もくっついている。

これもキリル文字だ。
全く理解できない。

そこに、先とは違う、ロシア人らしいほっぺの赤い、かわいい女の子が、コンパートメントへ入ってきた。
そして彼女は、世界旅行者が、トランジットビザ申請書と、税関の書類を書くのを手伝ってくれた。

僕も京都大学で、ロシア語を5年間もやったが、まともな書類を書き込むことはできない。
トランジットビザが45ドルかかると聞いて、僕は「グッドビジネス!」と叫んだ。

女の子も笑って、「グッドビジネス!」と言った。
とにかく、ビザの申請書と、税関の申告書は完成した。

女の子と親しくなったのか、女の子がやってきて、「プレゼント!」と言って、バスケットに入った食事をくれた。
そのあと、「COFFEE or TEA?」と言って、飲み物のサービスがありました。

19:00になって、列車に灯りがともる。
リトアニアの係官が来て、パスポートチェック。

リトアニア出国のスタンプは押さなかった。
ラトビアでも、入国のスタンプは押したが、出国スタンプは押さなかったので、この地域ではそうなんでしょう。

ベラルーシに入ったのか、ベラルーシの係官が来て、入国スタンプを押した。
そのあと、ベラルーシの国境の町、グロドノで、トランジットビザを買った。

これは、聞いていた通り、45米ドルでした。
税関申告書は2枚になっていたが、一枚は車内で渡し、もう一枚はグロドノで渡した。

グロドノの駅で僕一人だけ降ろされ、国境警備隊のオフィスで、軽く尋問された。
この国境警備隊のオフィスが、ちょっと高台にあって、そこまで行く道が寂しくて、処刑されるかと思ったよ。

前にも書いたが、僕は、大学でロシア語をやっていた。
「エータクニーガ(THIS IS A BOOK.)」と言いながら、持っていた本を見せた。

おそらく5年もやったロシア語で、実際に、ロシア語で会話したのはこれだけだよ。
勉強というものは、空しいね(涙)。

別に逮捕されることも、処刑されることもなく、無事に列車に戻る。
列車は22時48分にポーランドへ入ったようだ。

列車の中で入国審査があり、ポーランドのビザの僕の写真のある書類に、スタンプを押して戻してくれた。
僕はそれを大切に財布にしまう。

これで、今日は、ラトビアからリトアニアの国境、リトアニアからベラルーシ、ベラルーシからポーランドと、3つの国境を越えた。
一日に4カ国を旅したわけだ。

ポーランドへ入国したら問題はない。
ワルシャワまで、ぐっすり寝て、到着は、現地時間の午前5時57分。

午後5時34分(17時34分)に出て、到着が午前5時57分
時差が1時間あるので、乗車時間は約13時間でした。







旅行の満足度
2.5
  • リトアニアのビリニュス鉄道駅

    リトアニアのビリニュス鉄道駅

  • 岐阜県の八百津町にある「杉原千畝記念館」にて

    岐阜県の八百津町にある「杉原千畝記念館」にて

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