2016/09/26 - 2016/09/28
148位(同エリア538件中)
ケロケロマニアさん
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ポロクルの一日パスを利用して動き始めた前日に続く後編です。正確には前編最後に過ごしていたマクドが23時閉店、退店後動き始めてからの旅程となりますので、旅行期間は26日からとさせて頂きました。
最初はネットカフェで明るくなるのを待ってから出発しようかなと思っていましたが、よくかんガエルとせっかく24時間自転車がつカエル状況にありますので、深夜もつカワズにいるのは損なのではないか、と、また貧乏人根性を曝け出してしまい、結局そのまま夜間徘徊することにします。
20代の頃はよく夜通し自転車を漕いでいて、職質に見舞われた(?)ことも多々ありましたが、齢を経てきて、だんだんと無茶をしなくなったので、昔と比較すると深夜チャリは少なくなりました。ただ、実際に深夜をずっと漕いでいると体感的に暗闇での視力が向上してくるように感じていたので、人間の肉体を信じ(?)、少しでも視力を維持するためには深夜に自転車を漕ぐ作業はもっと継続しても良いのでは、と、自分なりの無茶苦茶な理由付けで、久し振りの長距離深夜サイクリングを敢行することにした訳です(-_-;)。
道外の皆様は、あまり札幌の正確な市域についてはご存じないかもしれませんが、市町村合併が繰り返される前は、市域面積だけでも全国3位に入るほど(今の順位は知りませんが上位であることは間違いないでしょう)、とても広い都市なんです。漕ぎ始めた当初は、話のタネに中山峠を目指して走ろう(札幌の中心部からは50キロほどあります)と思って、深夜発となったんですが、やはりここは”年寄りの冷や水”、ということで、漕いでいるうちにそれは体力的に無理、と諦め、途中の定山渓までで折り返すことにしました。
実は私はかつて10年程定山渓で働いていたことがあるんですが、その時お世話になっていたホテルが2年前に閉館してしまった、とのことで、今回はその後の様子を見たい、というのも目的の一つでした。
因みに2016年は、定山渓自体が開湯150周年のメモリアルイヤーということで盛り上がっていることもあって、やはり今年は一度は定山渓には行かないとな、と思っていました。まさかポロクルで行くことになるとは思いませんでしたが…。
ノスタルジーに浸る旅はやはり秋が良いですね。また沢山の寂しさを、秋の始まりと共に感じることとなりました。
因みに、表紙写真は何故カエルさん?
これは最後の方で明らかにさせて頂きたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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南新川のマクドを出発後、まずはまた「みよしの」で腹ごしらえ。
時間も自転車もあることですので、久し振りにかつてよく利用していた環状通り沿いのお店に出かけてみました。
ここでぎょうざ定食を頂きます。みよしの 環状光星店 グルメ・レストラン
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そして日付が変わる頃にみよしのを出発。
まずは都心部を通過。
終電後の都心部は、特に冬前は工事ラッシュとなりますね。 -
気温はこんな感じ。
お世辞にも暖かいとはいえませんが、自転車漕ぐにはこれ位の方が快適かな? -
酔っ払い達の歓声に包まれながら、颯爽とチャリですすきのを通過。
チャリで移動すれば、怪しいお店が並ぶエリアでも、客引きの兄ちゃんに声掛けられることなくて快適です(;^ω^)。すすきの 名所・史跡
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午前1:00、南16条付近を通過。
街中は信号が多くて、意外と時間がかかりますね。
本当は豊平川沿いのサイクリングロード走った方が快適なんですが、深夜は真っ暗ですので、何かあったら大変なので、通常の道路を走行します。
尚、すすきのからは石山通に出てここをずっと南下していきます。この道が国道230号線で、そのまま中山峠まで続いています。 -
環状通り(南側)との交差点を通過。
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間もなく、ようやく南区に突入です。
札幌市域の中でも無茶苦茶広いのがこの南区です。
静岡の葵区や、京都の左京区などを連想されると、イメージ的には近いかな? -
川沿地区を通過。
かつては川沿グリーンホテルと呼ばれていたこちらのホテル。
いまはAPAに生まれ変わりましたね…。 -
定山渓まではまだ20キロ近くあります。
昼間なら1時間半位で行けそうですが、やはり夜はスピードが落ちますし、無理をしてチャリがトラブっても困るので、ゆっくりと走りましょうね。
特に急ぐ訳でもないですし…(;'∀')。 -
石山大橋を通過。
深夜は何も見えない分、景色が撮りたくて停車、なんて誘惑がないのは良いかも(^^;)。 -
チャリダーから見ると、嫌味にしか見えない、お車様向けの電光掲示。
20分で行ける訳ないっしょ〜。 -
ついで藤野地区を通過。
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ここらのコンビニでちょっとコーヒーブレイク。
だんだんと眠くなってきた…。 -
信号停車時にふと足元を見ると…。
ケロちゃん、有難うケロ〜。 -
そしてこちらの施設に到着。
かつては道路情報館と呼ばれていて、私が定山渓で働いていた時代にオープンした(確か2001年頃)んですが、数年前に閉鎖になってしまったようですね。
ドライブシュミレーターとかがあって、結構面白かったんですけどね…。
今はトイレと休憩スペースのみの運用となっています。道路情報館 美術館・博物館
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休憩スペースの様子はこんな感じ。
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時刻は午前3時。
結構柔らかいソファーで、人もいなくて快適に過ごせそうだったので、誘惑に負けて、ここで2時間程仮眠していくことにしました…zzz。 -
午前五時を回り、空が明るくなってきたので、そろそろ出発しましょう。
この辺りでは、やはり八剣山の姿が気になりますね。
カエルりに明るい状態でまたゆっくりと拝みましょう…。八剣山 自然・景勝地
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東の空が怪しげに赤く染まっていました。
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午前五時過ぎの国道230号。
車の走行も少なくて快適に走れますね。
向いには神威岳の神々しいお姿も見えてきました。
この辺りの山々は、個性的な峰が多くて、山好きには堪らないエリアでもあります。 -
定山渓手前のプチ温泉地、小金湯も通過。
因みに泉質が定山渓と小金湯とでは異なっていて、さっぱりとした食塩泉の定山渓に対して、小金湯は硫黄泉となっています。小金湯温泉 温泉
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小金湯を過ぎると、もう定山渓はすぐそこですね!
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この辺りから、国立公園の看板も出てきて、いよいよ山のエリアに入って来たなという風情となります。
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定山渓の手前には二つのトンネルがありますが、より札幌市街地側にあるのがこちらの錦トンネルです。
まあ、トンネルといってもこんなに短いので、チャリダーにとってはストレスなく通過できるのが有り難いです。 -
おやっ、でも錦トンネルって、いつの間にか、双方向が別トンネルになっていたんですね。この辺りにも時間の流れを感じます。
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市街地から25キロ地点を通過。
定山渓までは残り2キロです。 -
そしてもう一つの白糸トンネルを抜けると…。
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やって来ました。定山渓です。
個人的には実に約10年振りの訪問となりました。
札幌には幾度となく訪れていても、定山渓には来てなかったなぁ〜。
(正直、知人に会う後ろめたさがあったものですから…。) -
10年の時の流れを経て、定山渓も色々と変わりましたねぇ〜。
実は昔は、足湯も手湯も全くなかったんですが…。足のふれあい太郎の湯 温泉
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そして今回の訪定(?)で驚いたことのもう一つが、Wifiの普及。
足湯に浸かりながらネットサーフィン出来るとは、流石、大都会のお膝元の温泉地です。
でも、PCが湯煙にやられたり、水中にインしたりすると大変なので、結局は少し離れた所でいじりました…(^^;)。 -
そして軽く足を暖めて息を整えた上で、定山渓観光の開始。
まずは、定山渓神社にて色々な祈願をしてから…。定山渓神社 寺・神社・教会
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こんな所に手湯も出来てるし…。
定山渓と言えばカエル、じゃなかった、カッパが有名ですが、以前はそれ程目立っていなかったような…。かっぱ家族の願かけ手湯 名所・史跡
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国道からメインの温泉街へは、この坂を下ります。
ここも幾度となく歩いたものですが、やはり昔とは風情が異なっていますね…。 -
そしてまずは、昔勤務していたホテルの様子を見に行きます。
建物はまだ健在のようです。定山渓グランドホテル別館 福寿苑 宿・ホテル
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ここによくゴミを出していたなぁ〜。
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正面へと回ってみましょう。
実は、従業員としてはあまり通ったことがない所です(;'∀')。 -
閉館から2年余りの歳月を経て、草が蔓延ったり、小石が散乱していたりと、寂しげな光景が続いていました…。
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入口は施錠されていましたので、ガラス越しに中の様子を確認。
懐かしいフロントです。
まだそのままつカエルそうな雰囲気…。
中二階に見えるホールも懐かしいなぁ〜。
あそこでストリップもよく観たなぁ〜(←コラコラッ…)。 -
晩年のスタッフの方は、こんなのも作っていらしたんですね。
悪く言えば、古臭い宿で、施設も老朽化していたので、設備面からのお客様からの苦情は多かったですが、逆に昭和の風情が満載で、それを懐かしんでいらして下さる、リピーターの方も多い宿でした…。
従業員同士の仲も良くて、とてもアットホームな雰囲気で楽しかったなぁ〜。
あの頃のメイドさん達、みんなどうしているかなぁ〜、なんて、懐かしさと共に悲しみがこみ上げてきました…。 -
後で本館のスタッフの方に伺った話では、今でもここは従業員宿舎として利用されているようで、建物自体はまだ暫くは維持されそうですね。
営業は終了してしまいましたが、建物だけはいつまでも残っていて欲しいと願いながら、懐かしの地を後にします。 -
旧福寿苑のすぐ袂にあるのがこちらの公園。
豊平川沿いの河川散策が楽しめます。定山渓二見公園 公園・植物園
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ここに威風堂々と鎮座していらっしゃるのが、かっぱ大王様です。
でも大王、という割にはめんこい顔していらっしゃいます( ´∀` )。 -
ちょっと、河畔を歩いてみましょう。
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少し行くとこちらの吊り橋が架かっています。
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吊り橋からの景観はこんな感じです。
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河畔沿いに遊歩道は続いていますが、反対側まで歩いてしまうと、自転車があるところまで戻るのが面倒なので、ここらで折り返します。
河畔から、怪しげな逆立ちかっぱさん越しに眺める元福寿苑はこんな感じ。 -
秋の空をバックに、最後に元福寿苑を眺めながら…
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別の足湯へと移動。
長寿と健康の足つぼの湯 温泉
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ここの底面には小石が埋め込まれていて、ツボを刺激しながら楽しめる足湯になっていますね。
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再び月見橋を経由して…。
月見橋 名所・史跡
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今度は源泉公園内にある足湯へ。
この朝だけで3つの足湯と一つの手湯を堪能しました。定山源泉公園 公園・植物園
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公共交通機関を利用して定山渓に来る場合は、市街地方面から殆どの方が利用されるのがじょうてつバスですね。
今はカッパライナーなどの直行便も出来て、アクセス面でもとても向上しましたね。へそ曲がりな私は、敢えて道南バスの洞爺湖温泉行きに乗車して、定山渓で下車したりしたこともありましたが…(^^;)。 -
そういえば、他の札幌市内のバスと比較すると、じょうてつバスカードは少し長く生きながらえていましたが、2016年4月に遂に廃止となってしまいましたね…。
じょうてつバスもSAPICA利用となるとのことで、じょうてつバスとしての独自性を感じるのも難しくなってきました。定山渓鉄道時代を今に社名に残す会社なだけに、いつまでも頑張って欲しいものですが…。 -
さて、私の勤務していたホテルは、実は別館扱いの所でしたので、実は本館に関しては現在も営業しています。それがこちらの定山渓グランドホテル瑞苑です。
因みに、その昔は別館福寿苑の方も、”ニューグランドホテル”という名称でした…。定山渓グランドホテル瑞苑 宿・ホテル
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時刻は9時過ぎ。
ホテル従業員は一番忙しい時間帯ですので、声を掛けるのも憚られましたので、チェックアウト時間後まで少しロビーで待たせて頂きます。 -
ロビーから眺める景観。
丁度向かいに元福寿苑を望むことが出来ます。 -
窓越しに元福寿苑を拝みながら、福寿苑に関する情報をネットで調べてみましょう。
ホテル予約サイト等にはまだまだ多くのコメントが残されていますね。厳しいものから温かいものまで、どれも懐かしさが募ってきて、また涙ぐんでしまいました…。
10時を過ぎ、スタッフの方が一息つかれるあろう時間帯を狙って声を掛けてみます。しかし流石に10年以上の時の流れは過酷で、福寿苑の元従業員に関して、こちらに今も居る方の有無も尋ねてみましたが、若いスタッフの方はわからない、さらに、少しベテランの方にも聞いてみましたが、やはりあの頃の知り合いの情報を得ることはできませんでした。
ホテル業界は人事異動も激しいですし、長年同じ場所で定着して働いている方は少ないので、覚悟はしていましたが、やはり寂しい気持ちになりました…。 -
そんな訳で、定山渓観光を一通り終えた後、観光案内所に立ち寄ります。
順番、逆じゃね?
って突っ込まれそうですが、ここは流石に土地勘があるので、先に立ち寄る必要もなかったんです(;^ω^)。
因みに、観光案内所の場所も昔とは変わっていて、前は定山渓のバス停のすぐ横にありましたが、今ではより市街地寄りに移動しています。定山渓温泉観光案内所 名所・史跡
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ここは、定山渓の郷土博物館のサテライト施設的なセクションもありますので、気軽に展示品を楽しめるのも良いですね。
鉄道マニア的には、やはり定鉄時代の展示品が特に気になります。 -
ここでげっとした、一昔前からのパンフレット。
何と、まだ定山渓ニューグランドホテルの名前が残されていました!
いつからデザイン変わってないねん…。
(確か、ニューグランド→福寿苑の名前変更は2000年位だったかな??) -
こうして悲喜交々の感情を手土産に、定山渓を後にします。
市街地→定山渓は基本的に登り坂ですが、逆は勿論下り坂がメインになるのも、チャリダーにとっては嬉しいところです。 -
往路で眺めた錦トンネル。
新しく開通した方が気になっていたので、復路にて眺めてみます。
名前も”新錦トンネル”っていうんですね! -
まだ出来てから2年位しか経っていないみたいですね。
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帰り道は、藤野の奥にある、美しい三角錐型が目を惹く焼山などを見ながら…。
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勿論、神威岳も…。
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そして、小金湯に新しくできた”さくらの園”付近では…。
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ちょっと秋のテイストを交えつつ、八剣山もゲット!
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その後、道すがら薄紫のお花に留まるモンキチョウをゲット。
蝶々を観ることもめっきり少なくなりましたね…。 -
少しずつ色付き始めている秋の八剣山。
やはり何度も停車したくなりますね…。
車と違って、気に入ればすぐに停まれるのが自転車旅の良い所ですが、それだけに余計なタイムロスが…(-_-;)。 -
再び、往路で仮眠した”元道路情報館”へ。
往路はまだ暗かったのでよく見えませんでしたが、閉館後はやはり歩道の様子を見ても管理が杜撰なようですね。 -
この辺りの八剣山は、少し進む毎に見え方がちょっとずつ変わってきますので、それを見ながら通過するのも楽しいですね。
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この角度まで来ると、間もなく八剣山ともお別れです。
俺も忘れるな、といわんばかりに八剣山の西の鞍部越しには、神威岳のお姿も…。
因みに、神威岳に関しては、市街地からも遠景で望むことが出来ます。形に特徴があるので、山に詳しくない方でもすぐ見つけられますので、是非探してみて下さいね。 -
往路は通過した簾舞という集落。
メインの集落は国道から外れた裏道沿いに続いていますが、その中にあるのがこちらの旧黒岩家住宅です。
元々は通行屋として使用されていて、本願寺道路を行き交う旅人達のオアシスとなっていました。旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋) 名所・史跡
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ここは現在では簾舞の郷土資料館としても運用されていて、定鉄関連の貴重な展示も多く見られますので、鉄道ファンの方にもお勧めできるスポットです。
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蝋人形を駆使したこんな展示も楽しめます。
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でも鉄道マニア的にはやっぱりこっちかな…(;'∀')。
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定山渓勤務時代も、よく交通費をケチって自転車で移動していましたが、その際に途中の休憩スポットとして立ち寄っていたのがこちらの藤野生協です。
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そして、もう一つよく立ち寄っていたのは、カウボーイというスーパーでしたが、こちらは東光ストアに生まれ変わっていました。
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ここのフードコートに立ち寄ってみてびっくり。
定鉄の写真が沢山並んでいました。
そういえば、東光ストアって、じょうてつと同じ系列ですよね( ´∀` )。 -
客席に人がいらしたので(一連の写真が、客席外壁のすぐ上部に並んでいました)、お詫びしながら貴重な写真を撮らせて頂きました。
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そして石山からは国道230号を離れて、真駒内へと向かう道へ。
ここの途上にあるのが、こちらの旧石切山駅舎です。
定鉄時代の駅舎としてはここが現存する唯一の駅舎となっています。旧石切山駅 名所・史跡
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内部はこんな感じ。
今でも地区の方にとっての大切な社交場として、大切に使用されています。 -
因みにここのすぐ向かいにも札幌軟石の外観が味わい深い、旧石山郵便局の歴史的建造物があります。
旧石山郵便局 名所・史跡
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そして、札幌軟石の魅力が間近で味わえる石山緑地へ。
ここは少し高台にあるので、見かけの割に、自転車でアクセスするのは結構苦労します。石山緑地 公園・植物園
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石山地区からは真駒内や川沿に向かって一気に標高を下げますので、その分この辺りの景色はとても良いんですけどね…。
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そして真駒内地区へ。
ここにある見所の一つがこちらのエドウィン・ダン記念館ですね。エドウィン・ダン記念館 美術館・博物館
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北海道の酪農史を考える上で、とても重要な人物ですが、ここは”博物館”ではなく、”記念館”という位置付けなので、展示品に関してはあまり博物的な要素はなく、寧ろ、絵画を用いて、経年的に氏の活躍振りが紹介されていますので、”美術館”として楽しむのが良いかもしれないですね。
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地下鉄の真駒内駅からも徒歩圏内。
しかも無料で楽しめますので、皆様も是非足を運んでみて下さいね。 -
エドウィン・ダンを出る頃には時刻は15時を回っていました。
昨日1日パスでポロクルを借り始めたのが16時28分。
残り1時間余りしかありませんので、付近を急いで巡ります。
まずは、とある不純な目的のため、だけに、こちらの競技場へ。
時々、フィギュアスケートの大会なども開催されていますので、全国的にも有名な施設かもしれませんね。真駒内セキスイハイムアイスアリーナ (真駒内屋内競技場) 名所・史跡
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そして最後に立ち寄ったのがこちらのさけ科学館です。
私は、札幌で一つだけ博物館的な施設を訪問しろ、と言われれば、間違いなくここを推奨します!
だって、無料ですし…。札幌市豊平川さけ科学館 美術館・博物館
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美味しそう(?)な、サケさんが沢山見られて、ビジュアル的にお腹一杯になりますし…。
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貴重なイトウも!
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回遊施設で泳ぐ姿を間近で見られますし…。
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しかし私にとってここが一押し施設なのは、特にここ。
さかな館、と呼ばれる別棟の建物です。 -
何故?
亀さんがいらっしゃるから??? -
いえいえ。
まあ、そろそろご察し頂いているかとは思いますが、こちらのお部屋があるからなんだケロ〜。
ただ、さかな館にいらっしゃる、というのが、毎度の悲哀なのですが…(-_-;)。 -
しかしここでは、沢山の生のカエルちゃん達に出会えます。
まあ、アマちゃんに関しては珍しくないでしょうけど…。 -
基本的にお子様を意識した展示になっていて、学術的なのとは別に、こういうユニークな紹介もされているのが良いですね。
-
水槽のお掃除の時間。
ということで、スタッフの方がカエルちゃんの水槽をこまめに洗っていらっしゃいました。
この仕事、やりたいケロ〜。
(まあお仕事だと、カエルちゃんだけを贔屓することはできないので、ストレスたまるのかもしれないけど…(^^;)。) -
北海道を代表するカエルさんといえばこちらです!
-
エゾアカちゃんの鳴き声は、見かけによらずとっても可愛いので、皆様も機会があれば是非聴いてみて下さいね。
-
しかもここのエゾアカちゃん達、
2015年に生まれたばかりの遊び盛りの子ばかりで、元気よく動き回っている姿がたまらない!!!!!!!
うーん、連れてカエルたいケロ〜!!! -
北海道のカエルさん。
在来種としては、実はアマちゃんとエゾアカちゃんの二種しかいませんが、実は外来種として問題視されているのが四種もいます。
まあ、カエルマニア的には全然問題ではないんですが…。
しかも、同じ外来種とは言っても、いわゆる外国から、という意味ではなく、国内(津軽海峡の向こう側)からの、というのが四種いるので、日本人という枠組みでかんガエルと少し複雑な気持ちになります。
カエル業界にもブラキストン線は存在するのかも…。 -
アズマヒキガエルさんに関しては、特に道南で問題になっていますね。
函館界隈では、シカに注意、ならぬ、カエルに注意なんて警告標識もありますので、是非探してみてケロ!
(一例:函館公園傍) -
そして、意外に思われるのがトノサマガエルさん。
実は北海道でも一部地域に国内外来種として生息が確認されています。
トノサマガエルさん自体は、本州以南では、結構大切にされているカエルさんだと思うんですけどね…。
因みにお手手に吸盤が付いていないので、壁面を登ったりするのが苦手なカエルさん。それ故、排水溝などの設置で、落ちて登れなくて、そのまま死んでしまうトノサマガエルさんが多い、というのが問題になっています。 -
オタマジャクシさんの時代から、まさに殿様クラス???
-
背中の縦縞がやっぱり素敵ですよね!
-
個人的に思い出深いカエルさんの一つがこちら。
ツッチーさんというより、イボガエルという俗称の方が有名かもしれないですね。
子供の頃はこのカエルさんに触るとイボが移るなどと言われて、カエルマニアの私でも少し怖く感じていた時代もあった位です。
(実際はそんなことないので、心配しないでケロ〜。) -
イボの側面をソフトにかわして、子供の好奇心を別の目に向けようとしているこういう紹介方法は秀逸だと思います!
-
めんこい顔してるケロ〜。(写真では判り辛くてゴメンナサイ…。)
-
外来種としては、やはり一番こちらが有名ですよね。
この種だけが、唯一の外国からの外来種、ということになります。 -
うちの母は”ボーボーガエル”と呼んでいますが、やはりウシガエルさんの鳴き声は迫力ありますよね。外来種としてのイメージも悪いのが可哀想…。
元々は”食用ガエル”と言われる通り、戦後の食糧難もあって連れてこられたカエルさんなんですけどね…。
でも、”食べられます!”って、解説。科学館のスタッフとしては思い切りましたね( ´∀` )。 -
頑張れ、ウシガエルさん!!!
でも、きっと北海道では嫌がられることになると思いますので、出来るだけ大人しく暮らしていてね…。 -
という訳で、やはりカエルさんを見ているだけでかなりの時間を費やしてしまい、他の展示を見る時間が無くなってしまいました。みんなゴメンね…。
-
残り時間は約30分。
最後は豊平川沿いのサイクリングロードを爆走します。
急げ、急げ!!!豊平川サイクリング園路 名所・史跡
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ミュンヘン大橋を通過。
ミュンヘン大橋 名所・史跡
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やはり信号がないので、ここは快適に距離を稼げますね。
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夕暮れの風景。
撮ってる場合か! -
幌平橋を通過。
幌平橋 名所・史跡
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そしてポロクル一日パス有効時間の約5分前に豊平橋に到着。
自転車を担いでショートカットして急いで道路に上がります。豊平橋 名所・史跡
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そして何と丁度16時28分、つまり24時間前にポロクルを借り始めた時刻ぴったりにすすきののDホテル前のポートに到着。
ふ〜、間に合った〜。
我ながら神ってるかも?!? -
お世話になったポロクルカードをこちらに返却します。
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そしてこの夜は心地良い疲労感と共に、2日前とは別の”札幌カプセル四天王”へ。
この夜、マジック1で迎えた日ハムの優勝の瞬間をテレビ観戦しようと思ったのですが、何と日ハム負け、ソフトバンク勝ち、で優勝は持ち越し。
まあ、こんなもんでしょうね。ニコーカプセルホテル リフレ 宿・ホテル
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因みに本日は、こちらのスタンプラリーに参加してみました。
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真駒内アリーナの所で記させて頂いた”不純な目的”とはこれのことでした。
アリーナもスタンプ設置場所の一つになっていたものですから…。
これで、右の列のビンゴが完成しました。 -
そして翌朝。
前夜に泊まった宿は24時間後のチェックアウトが有効、ですが、11時までにはカプセルルールは空けなくてはなりません。
ということで、午前中に最寄りのマックに移動。
今回の旅の写真整理や旅行記作成などに時間を費やします。 -
そして14時頃に遅めのお昼ご飯。
なか卯ではうどんを食べることが多いので、牛丼は久し振りかも…。
10月からつカエルサービス券も頂きました。 -
そして宿に戻って一風呂浴びた後、暫く休憩して17時前にチェックアウト。その後は、来月の旅向けの「秋の乗り放題パス」を札幌駅まで買いに行きました。
本当はここからバスに乗っても良かったんですけどね…。
札幌駅界隈は早くもハロウィン的な盛り上がりを見せています。
パンダプキンも良いけど、やっぱりハロウィンという語呂的にはケロウィン(?)だと思うので、もっとカエルさんを活躍させて欲しいケロ〜。
何のこっちゃ…。札幌駅 駅
-
最後に、もう一度大通まで戻って、バスターミナル傍のマックにて最後の旅行記仕上げで、これを投稿させて頂きます。
これからバスに乗って和寒にカエルりま〜す。
という訳で、本旅行記はこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さった方、どうも有難うございました。
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