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<br />昨日4月1日は、トリノからミラノを観光して、ヴェローナで泊まった。<br /> 正直ヨーロッパの町というものは、(もちろん国によって多少の違いはあるが)、だいたい似ている。<br /><br />「ヨーロッパ2か月〜3か月の旅」を計画する人には、僕は、ヨーロッパは短くして、別の地域へ旅した方が面白いとアドバイスする。<br />ヨーロッパを1か月旅するなら、もう1か月は、例えばアフリカとか、中東とかね。<br /><br />どんなに好きでも、人間って、飽きちゃうものなんだよ。<br /> 大好きだった人と結婚しても、浮気をしてしまうもの。<br /><br />上品で、美人で、理知的な女性と結婚しても、下品で、物知らずで、衝動的な女の子に魅力を感じたりする。<br /> 真面目で計画的で、信頼できる男性と結婚してても、いい加減で、グータラした何の取り得もない(例:世界旅行者)が好きになる女性もいる。<br /><br />例えば、ヨーロッパに留学したお金持ちの女性が、中南米のいい加減な国にはまってしまうようなことね。<br /> 自分がどう変化するかわからないのだから、長期間ヨーロッパを旅する計画は避けた方がいい。<br /><br />移動の連続で2か月は、体力的にも、精神的にも無理がある。<br /> 僕の伝説の「一等ユーレイルパス21日間の旅」は、あれが限界だった。<br /><br />この時はそれ以前、まだ、北アフリカからヨーロッパに戻って、イタリアからロンドンへ戻る途中の旅。<br /> 僕はこのとき、イタリアの町に少し飽きていた。<br /><br />ヴェローナは、「ロメオとジュリエット」の舞台となった町だった。<br />じっくり見ればいろいろあるのだろうが、僕はもうすでにイタリアの町には疲れていた、<br /><br />しかし、今日は、なにしろ、世界中の人が一度は旅を夢見る、「ベネチア」へ行く。<br />ベネチアは旅人として、絶対見逃してはいけない都市だ。<br /><br />ところで、この町の名前には、「ベネチア」「ベニス」「ヴェニス」「ヴェネツィア」など、いろんな表現の仕方がある。<br />こういうところが、海外旅行について書くときに面倒くさいところだ。<br /><br />かといって、どれか一つの表現に決める意味もない。<br /> 映画でも、「ベニスに死す」という名画がある。 <br /><br />このタイトルを、「ベネチアに死す」としても変だ。<br /> 僕も、ベニスの名前表記に着いては、混乱してますが、そのままにしておきます。<br /><br />そういう細かいことは気にしないようにしましょう。<br />さて、1988年4月2日、ヴェローナの馬鹿高い宿(1泊5千円程度)で目が覚める。<br /><br />肌に合わなかったヴェローナのホテルを出て、駅までとっとと歩く。<br />ヴェローナからヴェネチアへの列車の時間は、昨日ちゃんと調べてある。<br /><br />朝だと、7:04 / 7:19 / 7:33 / 7:40 / 8:30 / 9:14 / 9:33 … とある。<br />どの列車に乗ったか記憶してないが、午前7時過ぎの列車が多いという意味は、通勤客が多いと考えられるね。<br /><br />確かにそうで、ヴェローナからパドヴァまでは、僕は席がなくて、立っていた。<br />ノートに、「パドヴァで座った」、と書いてあるからね。<br /><br />でも、ヨーロッパの通勤電車は、日本のように混むことはないから、苦しくはないです。<br />ただ、座席が空いてないというだけ。<br /><br />ヴェローナ(ベローナ)からベニスのメストレ駅までは1時間ちょっとだ。<br /> 途中でパドヴァ(パドバ)を通り過ぎる。<br /><br />パドヴァで泊まろうかとも考えているので、少し気にしている。<br /> 腕時計で測ると、ヴェローナからパドヴァが約50分、パドヴァからメストレ駅まで23分だった、<br /><br />メストレ駅で列車を乗り換える。<br />ここで列車を乗り換えて、海の上を10分ほど走ると、ベニスの玄関サンタルチア駅に到着だ。<br /><br />世界的な観光地ベニスに入る前に、海の上を走る列車に乗るのは、とても感動的だ。<br /> 乗っているとどうなっているのかわからないが、これは映画「ツーリスト」を見るとよくわかる。<br /><br /><br /> <br /><br />メストレ駅から海の上を走って、ベネチア・サンタルチア駅へ入るシーンが、空撮できれいに捉えられている。<br />このシーンを見ると、「あー、あそこを僕も通ったんだなー」と感動するね。<br /><br />僕は北イタリアを、トリノからミラノ、ミラノからヴェローナ、ヴェローナからベニス、ベニスからパドヴァ、パドヴァからジェノバと移動した。<br />このときは、乗る直前に切符を駅の窓口で買って、列車に乗っていた。<br /><br />それでも全く問題はなかった。<br />イタリアの列車を、全部日本から予約する人がいるが、それはやりすぎ。<br /><br />だって、旅に出たら、いろんなことがおきるもの。<br /> 街を見て、面白くて、どんどん歩いていたら、列車の出発時間がすぎてしまうもの。<br /><br />町が自分の肌に合わなくて、つまらないと思えば、とっとと移動した方がいい。<br />イヤなところに、計画したからって長居するのは無意味だ。<br /><br />その場で乗る列車の切符を買ったほうがいい。<br />もちろん、座席の指定なんかはお金のムダだ。<br /><br />特に海外個人旅行だと、偶然観光地で知り合った人と、一緒の列車で移動することもよくある。<br /> 予定をキチキチに決めてなければ、相手に合わせて行き先を変えて、一緒に夕食を取ったり、同じホテルに泊まったりするのも、普通によくある話だ。<br /><br />旅をすべて日本から予約して、細かい旅行予定を立てて、それを守ることばかり考えていたら、旅なんてちっとも楽しくないよ。<br /> 高い金をかけて、なんにも面白い出会いがなければ、旅に出なかった方がいい。<br /><br />お金を貯めておいて、高級老人施設に入った方がいいだろう。<br />とにかく日本人は気が小さいし、不安定さを嫌う。<br /><br />これは、日本人が農耕民族で、田植えや刈り入れのスケジュールを立てることばかり考えてきたから、仕方ないんだけどね。<br /> 日本の旅行関係者も「予約することが旅だ」と馬鹿なことを宣伝しているから、旅をしてもなんにもわからないんだ。<br /><br />海外個人旅行とは、不安定さの中に身をおくことなんだよ。<br />その不安定さを楽しむ、ってことなのね。<br /><br />さて、サンタルチア駅を出ると、目の前にすぐに大運河があって感動!<br /> 駅前の船着場からボートに乗ってすぐに移動できるようになっている。<br /><br />やるじゃないか!ベニスよ♪<br />昔から観光地として、食ってきただけのことはあるね(笑)。<br /><br />ところで、経験豊富な旅人は、ベニスに着いたとたんに、あわててベニスを見て回ったりしない。<br />ベニスに到着して最初に考えることは、ベニスをどうやって脱出するか、今夜の宿をベニスにするかどうかだ。<br /><br />もうずいぶんイタリアの町を細かく見てきている。<br />これでベニスを見ればイタリアは十分という気持ちだ。<br /><br />何しろ僕は、イタリア旅行をしているのではなくて、アフリカからロンドンへ戻る途中なんだからさ。<br />ベニスを見たらイタリアを終了させて、とっととフランスへ抜けたい。<br /><br />サンタルチア駅の窓口で「今日の夕方発で、ニースまで行く夜行寝台列車はないか?」と聞いてみる。<br />すると、「満席だ」との返事。<br /><br />あとでトーマスクックヨーロピアンタイムテーブルをチェックしてみたが、ベニスからニースへの直行便は、もともと存在しない。<br />ミラノへ行って、そこから乗り換えなければならないようだ。<br /><br /> 夜行寝台でニースへ抜けるのは、その場の思い付きだったので、どうでもいい。<br />そうなると、今夜の宿を考えなければならない。<br /><br />そしてベローナの経験からしても、ベニスの宿は見つけるのが難しいだろうね。<br /> 何しろイースター休暇のど真ん中なんだから。<br /><br />またベニスで宿が見つかっても、絶対に安くはない、つまり馬鹿高い。<br /> 中年男性一人で、ベニスにいても、まったくロマンティックではない。<br /><br />それならば、さっき通り過ぎてきたパドバに泊まることにしよう。<br />パドバまではメストレ駅から23分、サンタルチア駅からメストレ駅まで10分ちょっと。<br /><br />たった30分ちょっとで、パドバへ行けるのだから、ベニスを観光して、パドバに宿を取るのは、いいアイディアだと思うよ。<br />パドバはまた、歴史のある、古い町らしいし。<br /><br />列車の本数は適当にあるので、特に考えることはない。<br />そう決めた後で、動き出す。<br /><br />サンタルチア駅の手荷物預かり所にバックパックを預ける。<br />この時に、日本の大企業から派遣されて、ヨーロッパに研修に来ているという人と会って、軽く話をして時間潰しをした。<br /><br />ただ、真面目そうな人だったし、話は面白くないので、話をしただけで、ここで別れる。<br />デイバッグ一つの身軽な姿になって、ボートに乗る。<br /><br />僕のノートには、「LIDO島へ行って帰る」と書いてある。<br />ただ行った記憶がないので、多分、行くつもりだっただけで、止めたのだと思う。<br /><br />とにかくベネチアの中心「サンマルコ広場」へ、ボートで大運河を通って行く。<br /> 運河沿いのカフェに日本人の女の子が一人でいるのを見つけて、何の抵抗もなく自然と、話かけた。<br /><br />1988年のこの時代は、まだイタリアもそんなに日本人だらけじゃなかった。<br /> 日本人同士なら、出会っただけで声をかけても変ではなかった。<br /><br />いまだと、イタリアは普通の日本人だらけなので、わざわざ声をかけたら変かもしれないね。<br />この時期は、日本人旅行者が、イタリアに一人でいたら、それなりに旅に出た理由があったものだ。<br /><br />声をかける理由もあったし、声をかけられても不思議ではない雰囲気があった。<br /> 日本人美女と一緒のテーブルについて、軽く挨拶をして、さて話を盛り上げようとした。<br /><br />するとその時、後から「西本さーん!」と声をかけられる。<br />びっくりして振り向くと、なんと、ローマでメチャ盛り上がった日本人離婚女性だったよ。<br /><br />あの夜は話が盛り上がりすぎて、ワインを飲みすぎてしまった。<br /> 記憶にないが、いつもの僕のように、きっと話を盛り上げるだけ盛り上げて、相手に期待させた挙句、急に「じゃねー」とあっさり別れてしまったのだろう(涙)。<br /><br />とすれば、あの続きを今日できる可能性もある♪<br />しかし、目の前には話しかけたばかりの魅力的な女性がいる。<br /><br /> 右にしようか左にしよか、これが男の悩みどころだ。<br />この時は、右に左に流し目を送る「杉良太郎」の気持ちがホントによくわかったよ。<br /><br />しかし離婚女性は「友達と一緒なので…」と、暗につきあえないと知らせてくれる。<br />そういえば、ローマで話をした時、彼女は友達とローマで会う予定だと言ってたっけ。<br /><br />それに、一度あんなに盛り上がった話を、もう一度やり直すわけにもいかない。<br /> 「元気でね♪」と、別れる。<br /><br />やはり、旅先と日常生活はまったく別の世界だってことね。<br /> 離婚女性が立ち去ってしまったので、目の前の女性に集中することができた。<br /><br />彼女は、なんと、パドバのホテルに泊まっているとのこと。<br /> 僕もパドバに宿を取るつもりだから、それならパドバで一緒に夕食を取ればいい。<br /><br />午後7時半に、パドバで会う約束をした。<br /> 待ち合わせの約束をして、1人で歩き出す。<br /><br />この日は動き出すのが早かったので、ベニスを歩き回った。<br />ベニスも、ただ歩き回れば、それだけで十分。<br /><br />特別な教会や、塔やなんかを無理に見る必要はない。<br />お金がかかるからね。<br /><br />海外個人旅行では、新しい町に入ったら、とにかく歩き倒すのが基本だ。<br />あとは、ベニスの町の細い道を歩き回って、サンタルチア駅へと着きました。<br /><br />パドバで日本人美女と会う約束もあったので、午後の早いうちにパドヴァへ移動。<br />パドバでは、駅の観光案内所がとても親切で、安い宿を紹介してくれた。<br /><br />町を歩いても、けばけばしくなく、とても落ち着いたところだ。<br />さて、これからシャワーを浴びて、美女とデートです。<br /><br />【旅行哲学】美女二人に挟まれるというのは僕の人生で、唯一無二の経験だった。海外旅行って楽しいね♪<br /><br /><br /><br />

ベネチアの運河横で美女に挟まれた後、パドバに泊まることに決める@ベネツィア/イタリア

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1987/09/07 - 1990/05/05

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みどくつ

みどくつさん


昨日4月1日は、トリノからミラノを観光して、ヴェローナで泊まった。
正直ヨーロッパの町というものは、(もちろん国によって多少の違いはあるが)、だいたい似ている。

「ヨーロッパ2か月〜3か月の旅」を計画する人には、僕は、ヨーロッパは短くして、別の地域へ旅した方が面白いとアドバイスする。
ヨーロッパを1か月旅するなら、もう1か月は、例えばアフリカとか、中東とかね。

どんなに好きでも、人間って、飽きちゃうものなんだよ。
大好きだった人と結婚しても、浮気をしてしまうもの。

上品で、美人で、理知的な女性と結婚しても、下品で、物知らずで、衝動的な女の子に魅力を感じたりする。
真面目で計画的で、信頼できる男性と結婚してても、いい加減で、グータラした何の取り得もない(例:世界旅行者)が好きになる女性もいる。

例えば、ヨーロッパに留学したお金持ちの女性が、中南米のいい加減な国にはまってしまうようなことね。
自分がどう変化するかわからないのだから、長期間ヨーロッパを旅する計画は避けた方がいい。

移動の連続で2か月は、体力的にも、精神的にも無理がある。
僕の伝説の「一等ユーレイルパス21日間の旅」は、あれが限界だった。

この時はそれ以前、まだ、北アフリカからヨーロッパに戻って、イタリアからロンドンへ戻る途中の旅。
僕はこのとき、イタリアの町に少し飽きていた。

ヴェローナは、「ロメオとジュリエット」の舞台となった町だった。
じっくり見ればいろいろあるのだろうが、僕はもうすでにイタリアの町には疲れていた、

しかし、今日は、なにしろ、世界中の人が一度は旅を夢見る、「ベネチア」へ行く。
ベネチアは旅人として、絶対見逃してはいけない都市だ。

ところで、この町の名前には、「ベネチア」「ベニス」「ヴェニス」「ヴェネツィア」など、いろんな表現の仕方がある。
こういうところが、海外旅行について書くときに面倒くさいところだ。

かといって、どれか一つの表現に決める意味もない。
映画でも、「ベニスに死す」という名画がある。

このタイトルを、「ベネチアに死す」としても変だ。
僕も、ベニスの名前表記に着いては、混乱してますが、そのままにしておきます。

そういう細かいことは気にしないようにしましょう。
さて、1988年4月2日、ヴェローナの馬鹿高い宿(1泊5千円程度)で目が覚める。

肌に合わなかったヴェローナのホテルを出て、駅までとっとと歩く。
ヴェローナからヴェネチアへの列車の時間は、昨日ちゃんと調べてある。

朝だと、7:04 / 7:19 / 7:33 / 7:40 / 8:30 / 9:14 / 9:33 … とある。
どの列車に乗ったか記憶してないが、午前7時過ぎの列車が多いという意味は、通勤客が多いと考えられるね。

確かにそうで、ヴェローナからパドヴァまでは、僕は席がなくて、立っていた。
ノートに、「パドヴァで座った」、と書いてあるからね。

でも、ヨーロッパの通勤電車は、日本のように混むことはないから、苦しくはないです。
ただ、座席が空いてないというだけ。

ヴェローナ(ベローナ)からベニスのメストレ駅までは1時間ちょっとだ。
途中でパドヴァ(パドバ)を通り過ぎる。

パドヴァで泊まろうかとも考えているので、少し気にしている。
腕時計で測ると、ヴェローナからパドヴァが約50分、パドヴァからメストレ駅まで23分だった、

メストレ駅で列車を乗り換える。
ここで列車を乗り換えて、海の上を10分ほど走ると、ベニスの玄関サンタルチア駅に到着だ。

世界的な観光地ベニスに入る前に、海の上を走る列車に乗るのは、とても感動的だ。
乗っているとどうなっているのかわからないが、これは映画「ツーリスト」を見るとよくわかる。




メストレ駅から海の上を走って、ベネチア・サンタルチア駅へ入るシーンが、空撮できれいに捉えられている。
このシーンを見ると、「あー、あそこを僕も通ったんだなー」と感動するね。

僕は北イタリアを、トリノからミラノ、ミラノからヴェローナ、ヴェローナからベニス、ベニスからパドヴァ、パドヴァからジェノバと移動した。
このときは、乗る直前に切符を駅の窓口で買って、列車に乗っていた。

それでも全く問題はなかった。
イタリアの列車を、全部日本から予約する人がいるが、それはやりすぎ。

だって、旅に出たら、いろんなことがおきるもの。
街を見て、面白くて、どんどん歩いていたら、列車の出発時間がすぎてしまうもの。

町が自分の肌に合わなくて、つまらないと思えば、とっとと移動した方がいい。
イヤなところに、計画したからって長居するのは無意味だ。

その場で乗る列車の切符を買ったほうがいい。
もちろん、座席の指定なんかはお金のムダだ。

特に海外個人旅行だと、偶然観光地で知り合った人と、一緒の列車で移動することもよくある。
予定をキチキチに決めてなければ、相手に合わせて行き先を変えて、一緒に夕食を取ったり、同じホテルに泊まったりするのも、普通によくある話だ。

旅をすべて日本から予約して、細かい旅行予定を立てて、それを守ることばかり考えていたら、旅なんてちっとも楽しくないよ。
高い金をかけて、なんにも面白い出会いがなければ、旅に出なかった方がいい。

お金を貯めておいて、高級老人施設に入った方がいいだろう。
とにかく日本人は気が小さいし、不安定さを嫌う。

これは、日本人が農耕民族で、田植えや刈り入れのスケジュールを立てることばかり考えてきたから、仕方ないんだけどね。
日本の旅行関係者も「予約することが旅だ」と馬鹿なことを宣伝しているから、旅をしてもなんにもわからないんだ。

海外個人旅行とは、不安定さの中に身をおくことなんだよ。
その不安定さを楽しむ、ってことなのね。

さて、サンタルチア駅を出ると、目の前にすぐに大運河があって感動!
駅前の船着場からボートに乗ってすぐに移動できるようになっている。

やるじゃないか!ベニスよ♪
昔から観光地として、食ってきただけのことはあるね(笑)。

ところで、経験豊富な旅人は、ベニスに着いたとたんに、あわててベニスを見て回ったりしない。
ベニスに到着して最初に考えることは、ベニスをどうやって脱出するか、今夜の宿をベニスにするかどうかだ。

もうずいぶんイタリアの町を細かく見てきている。
これでベニスを見ればイタリアは十分という気持ちだ。

何しろ僕は、イタリア旅行をしているのではなくて、アフリカからロンドンへ戻る途中なんだからさ。
ベニスを見たらイタリアを終了させて、とっととフランスへ抜けたい。

サンタルチア駅の窓口で「今日の夕方発で、ニースまで行く夜行寝台列車はないか?」と聞いてみる。
すると、「満席だ」との返事。

あとでトーマスクックヨーロピアンタイムテーブルをチェックしてみたが、ベニスからニースへの直行便は、もともと存在しない。
ミラノへ行って、そこから乗り換えなければならないようだ。

夜行寝台でニースへ抜けるのは、その場の思い付きだったので、どうでもいい。
そうなると、今夜の宿を考えなければならない。

そしてベローナの経験からしても、ベニスの宿は見つけるのが難しいだろうね。
何しろイースター休暇のど真ん中なんだから。

またベニスで宿が見つかっても、絶対に安くはない、つまり馬鹿高い。
中年男性一人で、ベニスにいても、まったくロマンティックではない。

それならば、さっき通り過ぎてきたパドバに泊まることにしよう。
パドバまではメストレ駅から23分、サンタルチア駅からメストレ駅まで10分ちょっと。

たった30分ちょっとで、パドバへ行けるのだから、ベニスを観光して、パドバに宿を取るのは、いいアイディアだと思うよ。
パドバはまた、歴史のある、古い町らしいし。

列車の本数は適当にあるので、特に考えることはない。
そう決めた後で、動き出す。

サンタルチア駅の手荷物預かり所にバックパックを預ける。
この時に、日本の大企業から派遣されて、ヨーロッパに研修に来ているという人と会って、軽く話をして時間潰しをした。

ただ、真面目そうな人だったし、話は面白くないので、話をしただけで、ここで別れる。
デイバッグ一つの身軽な姿になって、ボートに乗る。

僕のノートには、「LIDO島へ行って帰る」と書いてある。
ただ行った記憶がないので、多分、行くつもりだっただけで、止めたのだと思う。

とにかくベネチアの中心「サンマルコ広場」へ、ボートで大運河を通って行く。
運河沿いのカフェに日本人の女の子が一人でいるのを見つけて、何の抵抗もなく自然と、話かけた。

1988年のこの時代は、まだイタリアもそんなに日本人だらけじゃなかった。
日本人同士なら、出会っただけで声をかけても変ではなかった。

いまだと、イタリアは普通の日本人だらけなので、わざわざ声をかけたら変かもしれないね。
この時期は、日本人旅行者が、イタリアに一人でいたら、それなりに旅に出た理由があったものだ。

声をかける理由もあったし、声をかけられても不思議ではない雰囲気があった。
日本人美女と一緒のテーブルについて、軽く挨拶をして、さて話を盛り上げようとした。

するとその時、後から「西本さーん!」と声をかけられる。
びっくりして振り向くと、なんと、ローマでメチャ盛り上がった日本人離婚女性だったよ。

あの夜は話が盛り上がりすぎて、ワインを飲みすぎてしまった。
記憶にないが、いつもの僕のように、きっと話を盛り上げるだけ盛り上げて、相手に期待させた挙句、急に「じゃねー」とあっさり別れてしまったのだろう(涙)。

とすれば、あの続きを今日できる可能性もある♪
しかし、目の前には話しかけたばかりの魅力的な女性がいる。

右にしようか左にしよか、これが男の悩みどころだ。
この時は、右に左に流し目を送る「杉良太郎」の気持ちがホントによくわかったよ。

しかし離婚女性は「友達と一緒なので…」と、暗につきあえないと知らせてくれる。
そういえば、ローマで話をした時、彼女は友達とローマで会う予定だと言ってたっけ。

それに、一度あんなに盛り上がった話を、もう一度やり直すわけにもいかない。
「元気でね♪」と、別れる。

やはり、旅先と日常生活はまったく別の世界だってことね。
離婚女性が立ち去ってしまったので、目の前の女性に集中することができた。

彼女は、なんと、パドバのホテルに泊まっているとのこと。
僕もパドバに宿を取るつもりだから、それならパドバで一緒に夕食を取ればいい。

午後7時半に、パドバで会う約束をした。
待ち合わせの約束をして、1人で歩き出す。

この日は動き出すのが早かったので、ベニスを歩き回った。
ベニスも、ただ歩き回れば、それだけで十分。

特別な教会や、塔やなんかを無理に見る必要はない。
お金がかかるからね。

海外個人旅行では、新しい町に入ったら、とにかく歩き倒すのが基本だ。
あとは、ベニスの町の細い道を歩き回って、サンタルチア駅へと着きました。

パドバで日本人美女と会う約束もあったので、午後の早いうちにパドヴァへ移動。
パドバでは、駅の観光案内所がとても親切で、安い宿を紹介してくれた。

町を歩いても、けばけばしくなく、とても落ち着いたところだ。
さて、これからシャワーを浴びて、美女とデートです。

【旅行哲学】美女二人に挟まれるというのは僕の人生で、唯一無二の経験だった。海外旅行って楽しいね♪



旅行の満足度
5.0

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