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<br />ニュージーランド航空機は、ほとんど満席だった。<br /> 乗り込むと、僕の席「36K」に、インド人が座っている。<br /><br />どうやら、一列をインド人の家族が占領しているようだ。<br /> 僕の過去の経験から考えると、インド人はフィジーへ行くのだろう。<br /><br />フィジーはメラネシア人とサトウキビ農園の労働者として入ってきたインド人が人口の半分ずつを占めている不安定な国だからね。<br /> 経済はインド人が握っていて、軍を握っているメラネシア人との民族対立が続いている。<br /><br />それはそれとして、自分の席に誰かが座っているのは、特に珍しいことではない。<br /> CA(Cabin Attendant)つまり、スッチーに説明すると、別の席に案内してくれた。<br /><br />それが「40K」だ。<br /> 同じ窓際の席だが、なんと隣のHとJにも、人はいない。<br /><br />つまり、H,J,K(「I」は「1」と間違いやすいので使わない)の一列を僕がひとりで占領することになった。<br /> 実際僕は、あちこちでこういう「僕だけのために2席(または3席)が空けられている」という経験がある。<br /><br /> 2月12日午後6時にロサンジェルスを飛び立ったニュージーランド航空機は、タヒチの「ファアア国際空港」に無事到着。<br /> 時刻は2月13日の午前0時25分。<br /><br /> 時差が2時間あるので、8時間のフライトだ。<br /> 結構遠いね。<br /><br />ところで、いま調べてみると、成田からは11時間かかるとか。<br />これならば、成田からロサンジェルスへ行くのとたいした違いはない。<br /><br /> 東京とタヒチは、案外と近いものだ。<br /> 乗り継ぎも無しにひとっ飛びできるようなので、新婚旅行や不倫旅行には最適です。<br /><br /> 入国審査で9日間の滞在許可をもらう。<br /> 税関では、かなり細かく荷物をチェックした。<br /><br /> LAX(ロサンジェルス国際空港)で一緒にビールを飲んだ、ドイツ人のユーゲン君と再会する。<br /> 2人は「一緒に宿を見つけよう」と確認する。<br /><br /> 到着ロビーに出ると、午前1時の深夜だというのに、観光案内所が開いていた。<br />びっくりすることに、観光案内所にいたのは30歳くらいの日本人女性だ。<br /><br />ひょっとして日本からのフライトが、ちょうど同じくらいの時間に到着したのかもしれない。<br />ただ、この日本女性は、非常に愛想が悪かった。<br /><br /> 安い宿を聞くと、ホテルリストを出してくれた。<br /> 安い宿はドミトリーしかないが、それでも結構な値段がする。<br /><br />まあどうせ、到着した夜を過ごすだけだが…。<br />そこへ、安宿の客引きがやってきた。<br /><br /> 案内所の日本女性が、「この人についていったらベッドはあるわよ」という、そっけない感じ。<br />ただ、この宿の場所が、パペーテの中心からちょっと外れている。<br /><br />すると、翌日動くのが面倒だよ。<br />おそらくロサンジェルスから同じフライトでやってきた日本人のカップルが、案内所に来た。<br /><br /> 彼らは、客引きに付いて行く。<br />さてここが考えるところだ。<br /><br /> 入国に手間取って、観光案内所でいろいろ聞いて時間を使った。<br />もうすでに午前2時近くになっている。<br /><br />タヒチで午前2時といえば、ロサンジェルスでは午前4時だ。<br />つまり、ちょっと早起きしたと思えば、そのまま活動開始できる。<br /><br /> 機内では結構眠っていたので、たいして疲れてもいない。<br />わざわざわけのわからないドミに行って、寝たところで、朝までほんの数時間だ…。<br /><br />ユーゲン君と話をして、「朝まで空港にいよう!」と決めた。<br />それにビールも飲みたいし(笑)。<br /><br /> 空港のバーが開いていたので入る。<br /> 「HINANO TAHITI」というビールを互いにおごりあって、2杯ずつ飲む。<br /><br />ビールは米ドルで支払えて、3ドル25セント。<br /> 両替所が開いていたので、50米ドルを現地通貨のサウスパシフィックフランへと両替した。<br /><br />この時期のだいたいのレートは、1米ドルが100フランという感じ。<br /> 面倒なので、1フランは1円と考える。<br /><br />バーが閉まって、追い出されたので、空港の屋根の下のベンチへ移動した。<br />ユーゲンとベンチに横になる。<br /><br />バックパックはベンチにチェーンで固定した。<br />もちろん貴重品の入ったデイパックを枕にする。<br /><br /> 眠るつもりはなかったのだが、少しウトウトしたようだ。<br /> 明け方に、豪雨があって、その音で目覚める。<br /><br />ただ、夜が明けると、スカッと晴れた青空が広がった。<br />トイレを済ませ、歯を磨き、顔を洗って、タヒチ島の中心都市「パペーテ」へ行く用意が出来た。<br /><br /> 空港からパペーテへは、「le truck」というトラックの荷台に座席が付いたものに乗る。<br />これが片道100フラン、つまり百円。<br /><br />さてどこへ行くかというと、僕とユーゲンはまずパペーテの観光案内所へ向かう。<br />ここでホテルリストを入手したり、また他の島への交通手段の情報をもらうつもりだ。<br /><br /><br /><br /><br /> <br /><br /><br /><br /><br />

『ユーゲンと「ヒナノ」を飲んでタヒチの「ファアア国際空港」で朝を待ち、「le truck」でパペーテへ』

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1987/09/07 - 1990/05/05

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みどくつ

みどくつさん


ニュージーランド航空機は、ほとんど満席だった。
乗り込むと、僕の席「36K」に、インド人が座っている。

どうやら、一列をインド人の家族が占領しているようだ。
僕の過去の経験から考えると、インド人はフィジーへ行くのだろう。

フィジーはメラネシア人とサトウキビ農園の労働者として入ってきたインド人が人口の半分ずつを占めている不安定な国だからね。
経済はインド人が握っていて、軍を握っているメラネシア人との民族対立が続いている。

それはそれとして、自分の席に誰かが座っているのは、特に珍しいことではない。
CA(Cabin Attendant)つまり、スッチーに説明すると、別の席に案内してくれた。

それが「40K」だ。
同じ窓際の席だが、なんと隣のHとJにも、人はいない。

つまり、H,J,K(「I」は「1」と間違いやすいので使わない)の一列を僕がひとりで占領することになった。
実際僕は、あちこちでこういう「僕だけのために2席(または3席)が空けられている」という経験がある。

2月12日午後6時にロサンジェルスを飛び立ったニュージーランド航空機は、タヒチの「ファアア国際空港」に無事到着。
時刻は2月13日の午前0時25分。

時差が2時間あるので、8時間のフライトだ。
結構遠いね。

ところで、いま調べてみると、成田からは11時間かかるとか。
これならば、成田からロサンジェルスへ行くのとたいした違いはない。

東京とタヒチは、案外と近いものだ。
乗り継ぎも無しにひとっ飛びできるようなので、新婚旅行や不倫旅行には最適です。

入国審査で9日間の滞在許可をもらう。
税関では、かなり細かく荷物をチェックした。

LAX(ロサンジェルス国際空港)で一緒にビールを飲んだ、ドイツ人のユーゲン君と再会する。
2人は「一緒に宿を見つけよう」と確認する。

到着ロビーに出ると、午前1時の深夜だというのに、観光案内所が開いていた。
びっくりすることに、観光案内所にいたのは30歳くらいの日本人女性だ。

ひょっとして日本からのフライトが、ちょうど同じくらいの時間に到着したのかもしれない。
ただ、この日本女性は、非常に愛想が悪かった。

安い宿を聞くと、ホテルリストを出してくれた。
安い宿はドミトリーしかないが、それでも結構な値段がする。

まあどうせ、到着した夜を過ごすだけだが…。
そこへ、安宿の客引きがやってきた。

案内所の日本女性が、「この人についていったらベッドはあるわよ」という、そっけない感じ。
ただ、この宿の場所が、パペーテの中心からちょっと外れている。

すると、翌日動くのが面倒だよ。
おそらくロサンジェルスから同じフライトでやってきた日本人のカップルが、案内所に来た。

彼らは、客引きに付いて行く。
さてここが考えるところだ。

入国に手間取って、観光案内所でいろいろ聞いて時間を使った。
もうすでに午前2時近くになっている。

タヒチで午前2時といえば、ロサンジェルスでは午前4時だ。
つまり、ちょっと早起きしたと思えば、そのまま活動開始できる。

機内では結構眠っていたので、たいして疲れてもいない。
わざわざわけのわからないドミに行って、寝たところで、朝までほんの数時間だ…。

ユーゲン君と話をして、「朝まで空港にいよう!」と決めた。
それにビールも飲みたいし(笑)。

空港のバーが開いていたので入る。
「HINANO TAHITI」というビールを互いにおごりあって、2杯ずつ飲む。

ビールは米ドルで支払えて、3ドル25セント。
両替所が開いていたので、50米ドルを現地通貨のサウスパシフィックフランへと両替した。

この時期のだいたいのレートは、1米ドルが100フランという感じ。
面倒なので、1フランは1円と考える。

バーが閉まって、追い出されたので、空港の屋根の下のベンチへ移動した。
ユーゲンとベンチに横になる。

バックパックはベンチにチェーンで固定した。
もちろん貴重品の入ったデイパックを枕にする。

眠るつもりはなかったのだが、少しウトウトしたようだ。
明け方に、豪雨があって、その音で目覚める。

ただ、夜が明けると、スカッと晴れた青空が広がった。
トイレを済ませ、歯を磨き、顔を洗って、タヒチ島の中心都市「パペーテ」へ行く用意が出来た。

空港からパペーテへは、「le truck」というトラックの荷台に座席が付いたものに乗る。
これが片道100フラン、つまり百円。

さてどこへ行くかというと、僕とユーゲンはまずパペーテの観光案内所へ向かう。
ここでホテルリストを入手したり、また他の島への交通手段の情報をもらうつもりだ。









旅行の満足度
4.0

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