2015/05/03 - 2015/05/03
15位(同エリア24件中)
Keiさん
あわただしいオヤジ一人旅シリーズ。華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
2015年3月にオルヴィエートに行ったばかりですが、奇跡的にGW後半の航空券がとれたので、しつこく3月同様ウンブリア州に行ってきました。今回は古くからある魅惑の町スポレートです。
例によって慌ただしく街を観光し、なおかつレンタカーを借りてスポレートの外までも回ってきました。
?は行きたかったスポレートの町はずれにあるサン・ピエトロ教会に行ってみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
休憩を終え、街歩き再開。
この時間はまだ教会が開かないので、町をブラブラしたり、美術館に行くのがオヤジの常套手段です。
決してオープンテラスから道行くかわいいオネエちゃんを目で追っかけて時間を潰すようなマネは・・・オッと大分時間経っちゃった
メルカート広場からリベルタ広場へ向かいます -
真面目にいきます、
リベルタ広場の一角から古代のローマ劇場が見下ろせます。 -
ステージ側にアプスがあるのがサンタ―ガタ教会の後陣部分。
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扇形の劇場跡は紀元1世紀に作られたそうです。1954年に発見されました。
真ん中半円形のステージと階段席の一部以外は近年再建されたものです。
演者が演じるステージは教会の下に埋まってしまっています。
奥の3連層のポルティコはサンタガタ修道院で現在は国立考古学博物館となっています。 -
有料ですが考古学博物館に入るとかつてのローマ劇場に入れます。
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中から見るとこんな感じです
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博物館では元修道院のフレスコ画等も見ることが出来ます
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柱廊の3F部分からの眺め
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リベルタ広場から程近く、アルコ・ディ・ドゥルソ通りにあるサン・アンサーノ教会です
教会は12世紀に建てられましたが、何回か修復が行われ、現在の建物は18世紀に新古典様式で作られています。
ファサードのオーダーは立派なコンポジット式ですね、力強さを感じます。
元は9世紀から神殿跡に建てられた建物があったそうですが、最初に建てられた教会の後陣が現在のファサード下から20世紀半ばになって発見されたそうです、向きが逆だったという事ですね。 -
教会の表示はサン・アンサーノ教会となっていますが、正式には聖アンサーノとパドヴァの聖アントニオ教会というようです。
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ファサードはエンタプラチュアも装飾なく、扉上のレリーフ位しか見る物はありません。
調べたら20世紀のアントニオ・チムベッリ作で聖母子と向かって左に福者コッラッツォーネのシモン、右側がパドヴァの聖アントニオとの事でした。
何故もう一人が聖アンサーノじゃないのかもよくわかりません。 -
単廊式で新しい堂内で見るべきものは2箇所だと思います
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一つはこのフレスコ画。剥落していてしかも移されたような感じです。
本当は洗礼者ヨハネ等が出てきそうな感じですが、「聖母子と天使たち」というような題名になってしまいます
16世紀の作品で作者はジョヴァンニ・ディ・ピエトロ。いわゆるロ・スパーニヤの作品です。 -
もう一つはクリプタです
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11〜12世紀のフレスコはかなり傷んでいますが、
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スポレートでは最も古い部類です
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聖アイザッコの体を収めたという石棺
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剥落したものも多いですが興味深いフレスコ画でした
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教会傍にあるドゥルソのアーチ。
ローマの将軍ドゥルソを記念して紀元23年に作られたそうです -
もともとスポレートはローマからのフラミニア街道が通る町で、町に入ってからメルカート広場に行く通りの入り口にこの門があったようです
中心部への入り口の門ということですね -
どうしても見たい教会がもう一つ。モンテローネ通りを城壁外に向けて下って行きます
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街の一番南にあるモンテローネ門をくぐり城壁の外へ
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この門が昔のスポレートの入り口だったようです
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城壁が続いていますね
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更にサン・カルロ通りを歩いていくと
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現在のフラミニア街道の向こう側、山の麓にようやく目的の教会が見えました。
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左方向には見学した要塞と水道橋も見えます。右に映っている自動車はフラミニア街道を走っている車です。
教会はフラミニア街道を渡らないと行けませんが、結構交通量が多く皆高速で走っています。横断歩道なんて歩行者にやさしい物はなく道路幅も広くなかなか渡るタイミングがありません。
長縄跳びで列に飛び入るのに躊躇しているような状態です。
もっとも縄跳びは失敗してもジャンプが止まり、他の人からヒンシュクを買ったり、笑いを取ったりする程度で済みますが、相手は自動車、シクったらお陀仏ですのでイヤでも慎重になります -
漸く渡り終えて階段を上り、やってきましたサン・ピエトロ教会です。今回の表紙です。
創建は5世紀だそうですが、現在の姿は12世紀後半のロマネスク様式で、その後ファサードは修復などが入っていないとの事です。
見所はファサードを飾る様々な浮彫彫刻です。
中央のバラ窓は失われていますが、四隅には福音書記者の浮彫がはいっています。 -
写真が小さいですが、真ん中の聖人は鍵を持っているので聖ピエトロだと思います。その下には牛の浮彫
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右側にも牛がいますが、その上の人物は分かりませんでした
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左上の彫刻は、秤を持っているので大天使ミカエルが死んだ人の傍に立ち天国行か地獄行か秤にかけています。
左側で悪魔が地獄に来るように秤を引き寄せて「何してんねん!」と怒られている様子
その下の図はミカエルが秤にかけ終り、地獄行決定! 悪魔が左端の煮えたぎった釜に死人を入れようと引っ張っている様子。
なかなかシュールで面白い場面です。 -
写真上は木の罠にはまって捉えられるライオン
写真下は必死に許しを願うきこりを憐れんでいるライオンだそうです
これから取っ組み合いでもしそうな雰囲気ですが。 -
下の写真は兵士がライオンに食われる図(兵士は傲慢の象徴)ということです。
世の中舐めたらアカンということですね。
それにしてもイタリアにはいないライオンばかり。昔の人はライオンは身近だったんでしょうかね。見世物や罪人と闘わせてそれを見て興奮する等、結構身近な動物だったのかもしれません。 -
写真上は聖人の足を洗うキリスト
写真下は水の上を歩くキリスト -
また動物シリーズ
上は死んだふりをしてカラスが狐の体をついばもうとして近寄るところを襲う狐の狡猾さを表しているのだそうです。これは「狐物語」といって、12世紀にフランスで編集された中に出てくるエピソードだそうで、実際の狐の習性もこういう行動をとることがあるようです。
似たような図はモデナ大聖堂でも見た記憶があります。
下の写真は狼が本を読んでいる隙に逃げる羊 -
龍を退治するライオン
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写真上は大天使ミカエルとのこと。ジョルジョかと思ったけど
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左右の扉、ふつうここにはライオンがいますが、見にくいけどどう見てもヒツジにしか見えませんでした。
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ポータルの周りにもたくさんの浮彫
植物と幾何学模様はシンメトリーが意識されたつくりになっています -
畑を耕す牛でしょう
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右にも左にも同じような図柄
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はめ込みのモザイクもありました。
実に興味深いファサードでした。 -
内部は17世紀末に修復されてしまってこの通り
全く興味がわいてきません -
一番古いものは左側廊にあったこのレリーフでしょうか
14世紀の作品だそうです
聖母子と聖アントニオと聖ピエトロを表しているようです -
オラトリオもあったんですが
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趣が全くありません。
教会をぐるっと一周してみようかと思いましたが、時間がないので街の中心へ戻ります。
またもや車に轢かれそうになりながらフラミニア街道を渡り、下った坂を上ります。坂がきつい、きつい。
次の旅から救心と養命酒両方持ってきた方がいいかな、などと前向きに考えながら歩きます -
やっと戻ってきました、時間ないけどスポレートで最大の見どころ、ドゥオモに向かいます
今日はここまで、最後までご覧頂きありがとうございました。
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