2016夏ロシアその１　～新旧の建物が交錯するモスクワ

2016/08/12 - 2016/08/13

２０１６年の夏は、ずっと行きたかったキジ島の木造教会を見に、ロシアに行ってきました。

その１は、ロシアの首都モスクワの街歩き。ツアーでの観光の前に、ホテル周辺の新旧の建物をみて歩きました。

・成田からモスクワへ
・モスクワ到着、バス車窓からのモスクワ市内
・ホテル到着、軽く食べてからホテルの周辺を散策
・朝はボリショイ劇場からマルクス像、人のいない赤の広場を一瞥
・ヴィソーカペトロフスキー修道院に入ってみました
・夏の終わりのモスクワの風景

表紙写真は、ホテルの横の古い街並みに、ランプシェードをたくさん吊るして歩行者天国にしていた様子。短い夏を屋外で楽しむための仕掛けがあちこちにありました。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

成田からJALで。

雲の上に富士山が頭を出していました。

機内食。彩りがきれいです。

映画を４本見ているうちに、モスクワ到着。

キリル文字が新鮮です。

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港

乗ってきた飛行機と。

ポーターさんは逞しい。

お客さんは皮ジャケットなのに、ポーターさんたちは半袖です。

空港の建物。近未来的ですね。

バスに乗ってすぐ。スターリン時代のアパートメントの横には、近代的なショッピングモール。マクドナルドとかも入っていて、こちらは全世界共通ですね。

近代的なアパートの前、古い市場が修復中でした。

ロシア・アヴァンギャルド風の建物も。

レーニン像の前を通過。

ロシアでレーニン像が残っているところは少なくなっているとのこと。

遠くに救世主キリスト聖堂が見えてきました。

モスクワ川に面したクレムリン。欧州で最も古い現存する要塞です。

国立歴史博物館とクレムリンの建物の間に、一瞬、ワシリー寺院（ポクロフスキー聖堂）が見えました。（写真では街灯と重なっています）

バスは左折して、モスクワの目抜き通りトゥヴェルスカヤ通りへ。

凱旋広場には、ロシア・アヴァンギャルドの詩人、マヤコフスキー像。
その奥にはスターリン・クラシック様式のホテルが建っています。

ぐるっと遠回りして、ようやくホテルに到着しました。

マリオット・ロイヤル・オーロラホテルです。

モスクワ マリオット ロイヤル オーロラ ホテル ホテル

部屋に落ち着くまもなく、軽く食事をとろうとホテルのバーへ。

フリットミスト。普通においしいです。

夕方の散歩に出ようとしたら、空模様があやしい。

ホテルの周辺は高級ブティックがたくさんあるので、ウィンドーショッピングをすることにしました。

どことなくロシア的？

新しいパッサージュができていました。とってもきれい。

お客さん、ほとんど居ないけど大丈夫かな。

ペトロフスキー パッサージュ ショッピングセンター

少し先に行くと、歩行者天国。

モスクワでは、歩行者天国に露店やベンチ、東屋などが出て、短い夏を屋外で満喫するライフスタイルのようです。

そろそろ夏も終わり。小雨の中、イルミネーションがちょっとさびしい。

ホテルに戻って…　翌日の夜明け前。
部屋からの眺めです。

朝の散歩。

昨日の人気のなかったパッサージュの入り口。

ツム百貨店。

ツム百貨店 百貨店・デパート

ペトロフカ通りをそのまま真っすぐ進むと、大通りの向こうにマルクス像。

マルクス像のアップ。

赤の広場を覗いてみようかな、と思ったけど、ヴァスクレセンスキー門はしっかり閉じています。

ヴァスクレセンスキー門 現代・近代建築

門の格子から。

当然ですが、人っ子一人いない、赤の広場。
奥に見えているのは、ワシリー寺院です。

大通りを渡る地下道に、なんと自動販売機。

日本のダイドードリンコのものです。買う人いるのかなあ。

地下道を渡り終えると、ボリショイ劇場。

散水車が通り、道路をきれいにしています。
中心部だけかもしれませんが、モスクワの街、ほんとうに清潔な感じでした。

ボリショイ劇場は、夏の間は催し物がないようです。予定表には１０月以降の出し物。

ボリショイ劇場から国家院、フォーシーズンズホテルの後ろ側あたりのパノラマ。ロシアらしい街並みです。

昨夜、寂しい感じだった歩行者天国も、お天気が悪くなければ気持ちいいですね。

ペトロフカ通りの由来となっている、ヴィソーカペトロフスキー修道院。

１６世紀のはじめに遡る歴史をもっているようです。

修理中の鐘楼の下に入り口。

扉が開いているのでちょっと中に入ってみました。

修道院の方が、「どうぞ」と言ってくださったので、敷地内を見学。

可愛らしいチャペル。トルグの聖母イコン聖堂だそうです。

再建されたものですが、手前の建物はここで最も古い１６世紀に遡る、モスクワ聖府主教ピョートル聖堂。

反対側には、聖セルギー・ラドネシスキー聖堂。

橋で僧坊につながっています。

たくさんの鐘。

足で踏んで、鐘を鳴らすのですね。

モスクワ中心街に、こんな静かな空間が残っているのが印象的でした。

実はこの日は土曜日。前の晩から夜通し飲んで騒ぐ若者たちの声やクラブの音楽で、この一歩外はかなり騒がしい。酔っ払った若者たちもたむろしていたんですよ。

さて、そろそろ朝ごはんの時間。ホテルに戻りましょう。

ホテルのすぐ脇の歩行者天国では、ランプシェードのような傘がたくさん吊るされていました。カラフルだけど、街並みに溶け込んでいます。