2016/09/16 - 2016/09/16
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のーとくんさん
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奈良の社寺の情報HP「祈りの廻廊」によれば、當麻寺の中之坊では、「導き観音」が毎月16日に開帳されるとある。
導き観音とは、二上山の麓へと中将姫を導いた観音さまで、平安時代に彫られたものです。
直近で見たBSの新TV見仏記で、當麻寺の本堂、金堂、講堂の仏さまが放映されたばかり。
これもご縁ということで、當麻寺へ。
まさに導き観音さまの御導きです。
また近くにある、こちらも中将姫ゆかりの石光寺(せっこうじ)にもお参りします。
【写真は、當麻寺奥院から見た東塔と西塔です。】
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いつもは仁王門のすぐ近くの駐車場に車を停めるのですが、黒門(北門)のわきにある駐車場に停めてみました。
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黒門から入ると、すぐに本堂の横に出ます。
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本堂からみた講堂(左)と金堂(右)です。
天気は曇り、空は暗い。
でも、良くなる方向かな。
本堂で、本堂、講堂、金堂の三堂の拝観料を払います。
本堂にお参りします。
ご本尊である、中将姫という女性が蓮の糸を用い、一夜で織り上げたという曼荼羅、そしてそれを安置する厨子、須弥壇、いつ見ても素晴らしいです。 -
本堂、講堂、金堂の順に三堂をお参りすると、青空が見えてきています。
金堂からみた本堂です。
金堂には、塑造弥勒仏坐像を中心に四天王像が祀られているはずなのですが、後ろの二体、広目天と多聞天は修理でおられません。
小さめのお堂ということもありますが、それでもすごい迫力です。
創建当時は、こちらが本堂でした。 -
金堂の向かいにある講堂です。
その向こうに中将姫の像が見えます。
講堂には、丈六の阿弥陀坐像を中心に、十体ほどの仏像が並んでいます。
良いですねぇ。 -
寺務所の建物の屋根です。
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金堂の裏(実は金堂の正面)に回ると、最古の石灯籠が。
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こちらが金堂の正面になります。
この後ろに講堂あります。
金堂(当時本堂)と講堂が一直線に並んでいるのがわかります。 -
東塔に向かいます。
西の方からの道です。 -
東塔のみごとな軒下組物。
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東塔の石段をおりると、西塔が見えます。
このまま、まっすぐいけないので、一度金堂の方に戻ります。 -
西塔は、北の方から行きます。
落下物の可能性があるので、近くには寄れませんでした。 -
當麻寺奥院へ。
良い雰囲気です。 -
本堂とその左に阿弥陀堂が。
すっきりしています。 -
本堂の前に手水。
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阿弥陀堂の向こうには百日紅。
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ここは、東塔と西塔が並ぶ、撮影ポイントです。
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北の方をみると、奥院の正玄関です。
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浄土庭に行く途中、彼岸花が咲いています。
秋が近いのですね。 -
浄土庭園に入っていくところ。
向こうは二上山が。 -
浄土庭園です。
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宝池の蓮華と鯉。
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宝池、そして向こうに十三重石塔の頭がのぞいています。
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龍を背中に乗せているような模様の鯉を発見。
龍になり始めている鯉なのでしょうか。 -
こちらにも龍が。
石彫くりから龍です。 -
奥院の楼門です。
楼門をとおして、東塔が見えます。 -
一本の木に二色の花が。
ふしぎですねぇ。
調べてみると、ニオイバンマツリというはなで、開花した時は紫で、数日たつと白くなるのだそうです。 -
楓が色づき始めています。
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赤い彼岸花も咲いています。
楓といい彼岸花といい、もうすぐ秋ですねぇ。 -
正玄関のに戻ってくると、そのそばにかわいい御不動さまが。
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金堂と講堂の間を通って、導き観音の中之坊に来ました。
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中之坊の庫裡(受付)に入ります。
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庫裡には、日本最古の和漢薬である秘薬陀羅尼助、その精製の釡があります。
棚には、小さな役行者さまが。 -
本堂です。
奈良時代に中将姫が剃髪した受会堂で、桃山時代に再建されました。 -
ご本尊、導き観音さまです。
きれいに木の感じが残っています。
良いですねぇ。 -
庭園、香藕園越しの東塔です。
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茶室、知足庵です。
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こちらにも睡蓮が。
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かさの大きな燈籠です。
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苔生す塀の上の瓦。、
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苔の中にキノコ。
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秋明菊です。
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芙蓉かな。
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中之坊をでて、仁王門の方へ。
右の鐘楼の梵鐘は、国宝です。 -
仁王門から境内を見れば、二上山(517mの雄岳474mの雌岳)をきれいに望むことができます。
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仁王門をくぐって、當麻寺を出ました。
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おなかがすいてきたので、昼食をと。
通ってきた途中にある文具の文晃堂です。
カフェがあるので、と思ったのですが、軽食もありませんでした。 -
その前には、大黒さんと恵比寿さんが。
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ということで、道の駅ふたかみパーク當麻へ。
そこにあるレストランで、蓮花定食です。
美味しい定食です。 -
昼食後は、石光寺(せっこうじ)に。
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門をとおると、想観の砂が。
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弥勒堂が。
ぼたんで有名な「花の寺」の石光寺、その時期以外は拝観自由です。 -
本堂の方へ。
本堂の扁額には面白い文字が。
訪ねると、常行堂だそうです。 -
本堂の中です。
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きれいな松です。
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中将姫が、蓮糸を乾かすときにかけてという、糸掛桜です。
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弥勒堂の屋根です。
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ここからも二上山が見えます。
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鐘楼です。
この奥が牡丹園ですが、いまは入れません。 -
門から石光寺を出ます。
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石光寺の門前に広がる稲穂です。
(おしまい)
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