2016/08/31 - 2016/09/06
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norio2boさん
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16世紀のベルギーの画家ピーターブリューゲル(父)の作品をナポリのカポディモンテ美術館へ見に行きました。
「ブリューゲルをたずねる旅~2016年9月 ナポリ」は下記アドレスです。
http://i.4travel.jp/travelogue/show/11165589
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この旅行記「プリペイドSIMでナポリをナビしてみました」はパート2です。
パート1は
http://i.4travel.jp/travelogue/show/11166360
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今まではスマホのナビゲーションはオフラインでやって来ました。
ナポリの地形、公共交通機関は分かりにくいです。
一人旅でもあり市内で自由にナビゲーションしたいと思っていました。
そんな時、偶然4TのVさんのプリペイドSIMを使った旅行記を拝見しました。アドバイスを参考にやって見ました。とても便利に使えました。このレポートがどなたかのお役にたつのならうれしいです。ナポリでの体験記ですが他の街、他の国でもプリペイドSIMカードが購入出来る所なら可能だと思います。
ご参考までに手順を書いておきます。
1)日本でSIMロックを解除します
2)TIM(日本のドコモのようなキャリアで駅のそばなどにあります)へ現在のSIMを抜いて持参
iPhoneを出してプリペイドSIMが欲しいと伝えます
3)店員が幾つかのプランを紹介してくれます
4)自分の都合の良いものを選びます
5)セッティングは店員にやってもらいます(数分の処理です)
今回は1週間の滞在なので、2Gの音声なしデータ通信だけのツーリスト用のプランを選びました(20ユーロでした)
ナビゲーションを入れっぱなしでもデータ量は1日当たり0.05G程度です。電池の消耗は早いですが1日目いっぱいやっても半分は残っています。
実際は、音声電話も使えてレストランの予約など出来ました。容量もサービスなのか4Gのようです。日本への電話はLINEとFacebookのビデオ電話を使いました。
海外放題とかレンタルルータと比較すると断然安いです。
あと、ポケモンGOでしょうか歩きスマホ率はイタリアでも高いです。ナビ中のスマホのひったくりには注意しましょう。
1週間の使用で0.5Gの使用量でした。ホテル内のWi-Fiが良好でしたのも使用量は少なかったのかと思います。
ショップの店員は1年以内ならばまた使えると言っていました。
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今朝も快晴です。
バルコニーからベスヴィオ火山が望めます。
ナポリの海が朝日にきらめいて目にしみます。
朝にiPhoneで撮ったビデオです。
https://youtu.be/aYulgC94mkU
昨夜は小さな花火大会がありました。
花火に卵城が浮かび上がりました。
その時のビデオです。
https://youtu.be/3wCGDm3VS1M -
ホテルの朝食は7階の屋上のレストランです。
ここからの眺望はとても美しいです。写真の奥に西側の景色がちょっと写っています。あまりの素晴らしさに最初の朝は驚きました。7時からです。種類も揃っていて味も美味しいです。
7階のレストランの夕食は駄目でした。1人で45ユーロでしたが信じられない酷さでした。
卵城のそばやホテル前の通りに幾らでも美味しい所がありますのでそちらを探索されることをお勧めします。ユーロスターズ エクセルシオール ホテル ホテル
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ベスヴィオ山方面(東側)にも席があります。日除けがないのでナポリの直射日光が当たるますので誰も利用していませんでした。
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エクセルシオールホテルの今回の部屋からのナポリ湾の眺望です。
前の通りを朝のマラソンの人やサイクリングの人たちが走って行きます。 -
今日の予定は国立サンマルチノ美術館!
ナビで行き方を検索。
その中でまだ乗った事のないフニコラーレに乗るルートにしました。
写真はその道順です。。
下に「カレンダーに追加」があります。これをタップしてカレンダーに記入させておけば、街歩き中に呼び出して参照出来ます。 -
154かC25のバスでActionへナビに従ってフニコラーレの始発駅Augusteoへ来ました。
今日の訪問予定地を電話リストに入れて置くと便利です。(次の行き先をナポリの街中でインプットするのはオススメ出来ません。)
手順は、電話リストを呼び出すー住所をタップするとマップが起動するー現在地からの道順を検索する〜です。
電話リストに登録した住所が正しいか事前に確認することが必要です。住所はデフォルトが日本になっているので訪問先(この場合イタリア)に変更します。信頼性のある住所登録は検索エンジンで訪問先を検索してそこに表示されている住所をコピペする方法です。
スマホでのナビは簡単です。出発前にご自宅から駅までとかで練習されると便利さが実感出来ると思います。高齢者にはありがたいツールだとしみじみ思っています。
近い将来、電話番号でのナビも可能になると思います(車のナビのように) -
Auguteo駅は閉まっていました。お巡りさんがいたので聞いて見たら英語が分からない。この写真の右側のレストランのマスターに聞いたら地下鉄で行けとToredo駅を教えてくれました。
このエリアは無線が弱いようでした。現在地の表示が微妙に不正確でした。 -
5分くらい歩いて地下鉄Toledo駅に着きました。
駅の構内です。
ナポリの地下鉄駅はどこもきれいですがトレド駅は格別です。 -
地下鉄のホームです。
不審者はいませんし、パリのようなスリ注意喚起のアナウンスが流れたりしません。 -
地下鉄のVanvitelli駅を降りて地上に出てきました。このような場合にどっちに進むか、ナビの最大ご利益発揮の瞬間です。多分一人旅で間違った方向に行ってしまい途中で気がついて戻った経験のある方は少なくないと思います(僕も何度かあります)
もっとも、国立サンマルチノ美術館のような有名なスポットには表示がちゃんとあるので分かりますが、、、 -
地下鉄駅から国立サンマルチノ美術館への道はかなりの勾配です。
途中2ケ所の写真のような屋根付きエスカレーターがあるので利用しましょう。 -
先にサンテルモ城を見学しました。ここは5ユーロと聞いていましたが無料でした。日曜日だからでしょうか?
エレベーターもあるようですが登りも下りも歩きました。
入場料はなぜか無料でした。サン テルモ城 城・宮殿
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14世紀に建てられた上から見ると長方の星型をした要塞です。ナポリ市内とナポリ湾の鳥瞰を見たくて来てみました。
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サンテルモ城へ入城です。
このエリアMare Tirreno ティレニア海の軍事的拠点として海上貿易の拠点としてナポリが重要な地位を占めていた事が理解出来ます。 -
登る途中にはナポリを鳥瞰する景色が広がります。
奥にはベスビオ火山が広がり、海上を行き交う船舶も確認出来ます。 -
最上階の広場です。
当時これだけのスペースは何に使われたのでしょうか?軍事的利用だけでは広すぎると思いました。城塞都市として一般市民も住居していたのかも知れません。 -
教会もありました。
兵士とその家族、戦いに必要な様々な道具を作る職人たち、食事をはじめ兵士たちの生活を支える人たちも居住したように思いました。日曜日にはそんな人々が礼拝に集まり賑やかな市も開かれたのかも知れません。 -
目にしみる青空で周囲を鳥瞰出来ました。
サングラスは必須です。
夏の時期がナポリエリアの観光にはベストですね。但し日焼け防止の準備は忘れずに! -
ナポリ湾方向です。
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ナポリ市街地方向です。
写真の真ん中に黒々と続く道が見えますか?
そうです
スパッカナポリです。
"Spacca Napoli"
SpaccaはSplitで割れ目、裂け目、スプリットです。
ナポリ市街を北と南にパックリ2つに割る真っ直ぐに西から東に走る2kmの細い道です。
素人の写真(iPhoneで)これだけ明瞭に撮影出来たのはいかに抜けるような青空だったかを証明しています。スパッカ ナポリ 旧市街・古い町並み
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ベスヴィオ火山も外輪山のソンマ山ときれいに双子山になっているのが分かります。
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サンテルモ城の屋上の中心部にはnn という美術館があります。
入場料は無料のような、何も聞かずに入っても何も言わないような、午後2時からはとりあえず寝ているのかも知れません。
展示作品のジャンルは現代絵画、彫刻です。 -
美術館の廊下です。左右の小部屋にナポリっ子の芸術家の作品が展示されています。
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すぐ下にある国立サンマルティーノ美術館が見えています。その奥にはナポリの市街地が広がり、10km先にはベスヴィオ火山があり、その右手前にはナポリ湾が広がっています。
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ここからもスパッカナポリが見えます。
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ナビ画面のスクリーンショットはありませんが、登ってきた坂を下って出口を右に曲がると国立サンマルティーノ美術館に出ます。
写真は昔の入り口で切符売り場と入り口は右とサインがあります。
広場には、市内バス、観光バス、一般車両の駐車場と美術館の手前右にはレストラン(柑橘類の搾りたて3ユーロが美味しい、前もってお金を払ってレシートを見せて注文)やカメオ屋さんが2軒あります。サン マル ティーノ修道院 寺院・教会
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国立サンマルティーノ美術館の切符売り場です。
アルテカードを出して清算しようとしましたが、無料でした。通常は6ユーロのはずですが? -
国立サンマルティーノ美術館の入り口の右側です。手前のくぼみを入ると美味しい生搾りジュースの店でその奥にカメオ屋がある。(ナポリのカメオは北とくらべると大幅に安いです)
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国立サンマルティーノ美術館のロビーです。
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国立サンマルティーノ美術館の広場です。
昔は修道院でした。 -
国立サンマルティーノ美術館
祭壇の部分です。
当時はどれだけスケールの大きな荘厳な空間であったか思わされました。 -
内部の部屋毎にに聖書の主題の絵画が並びます。
写真の部屋に置かれていたのは「最後の晩餐」です。レオナルドダヴィンチはイエスキリストと12人の弟子たちの全員をテーブルの向こう側に描いています。多くの画家たちは何人かをテーブルの手前に、或いはユダだけを手前に描いています。エルサレムに行くと「最後の晩餐の部屋」が残されています。それによると当時は床に座って食事をしたようです。
ここは1325年に修道院として建てられ、1578年のバロック様式に内装を変更しています。 -
荘厳な金銀に装飾された内装のヴォールト(アーチ型のかまぼこ天井)の部屋です。
当時のブルボン家の繁栄、隆盛はとてつもないスケールであった事が分かりました。
ナポリ、シチリアのブルボン家はボルボーネと呼ばれ、本流のフランス、スペインのブルボン家に対し傍流だそうです。 -
国立サンマルティーノ修道院
センター部分の部屋です。
イエスキリストの生誕を天使に伝えられた羊飼いたちがベツレヘムで飼い葉桶のイエスに礼拝するという聖書の記述を主題とした「羊飼いの礼拝」が飾られています。 -
部屋の見学を終えて中庭に出るとナポリの強烈な太陽が迎えてくれました。
庭にはオリーブ木があり、エルサレムの「ゲッセマネの園」のような印象がありました。 -
国立サンマルティーノ美術館の中庭です。
中庭を囲む廻廊の仕上がりには当時のキリスト教の威厳を偲ばせるものがあります。 -
国立サンマルティーノ美術館の中庭です。
真ん中には噴水があり、その周りにはオリーブの木が植えられています。 -
国立サンマルティーノ美術館にはブルボン家の財宝が展示されています。
当時の豪華な船たちもその一つです。何艘もの大型船がありました。
分解して持ち上げてきてここで組み立て直したのだろうか? -
帰り道は再度フニコラーレに挑戦しました。
サンマルティーノ修道院からフニコラーレの駅へはTIMのプリペイドSIMカードのナビが大変役に立ちました。
高台にあるので道がくねっています。ナビの通り右へ行ったり、左へ行ったりしてズバリ駅の前に到着しました。
カプセル式の無人有料トイレがあったので使ってみました。使用料20セントでした。 -
乗客は少なかったです。
列車が入って来て、乗客が降り終わると乗車側の改札が開きます。
結構な勾配があります。
終点まで4駅です。 -
ガラガラです。前には誰もいません。
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4駅で終点に到着しました。
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改札を出たところです。
iPhoneのナビによる街歩きでは、「この道で良いのだろうか?」という心配をしないで自信を持って歩けます。ナポリの街を観察し楽しめました。不審者への注意も充分です。特に、ひとり旅でしたので、、、、 -
サンタルチア、ナポリ湾沿いの道 Via Partenope パルテノーペ通りを歩いてホテルへ帰りました。
ここら辺からホテルにはナビは要りません。テストでSili(音声入力)でナビして見ました。上手く行きました。
ご参考に手順を書いて置きます。
ホームボタンを押してSiriを立ち上げる
「ナビ」と言う
「どこへの道順を調べますか?」というメッセージが表示される。
ホテルの名前を言う
道順が表示される
電話帳に住所が登録されている事と登録名と同じ名前を音声入力する。
簡単です。高齢者にはありがたいソフトです。
写真は途中にある階段です。
ナポリが傾斜地であることが分かります。サンタルチア港 ビーチ・海
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サンタルチア、ナポリ湾沿いの道 Via Partenope パルテノーペ通り
静岡県の熱海が昔ですが東洋のナポリと呼ばれたことがありました。確かに似ているかも知れません。
通りの名前のPartenopeはParepolisで意味はOld townだったと言われています。5世紀になって東側にNeapolis 意味はnew townが作られていったそうです。
ナポリの歴史地区が世界遺産に登録されたのは1995年です。 -
サンタルチア、ナポリ湾沿いの道 Via Partenope パルテノーペ通りをホテルの方に歩いています。
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ホテルでシャワーを浴びてスッキリしました。ナポリは湿度が高い(80%の日もある)ので着替えが必要です。
夕食は旅行好きの友達から紹介さてたLa Cantinella ラカンティネツラに行きました。
トリップアドヴァイザー経由で予約しました。通常50ユーロのコース料理が40ユーロになっていました。炭酸入りの水を注文して44.5ユーロでした。カード支払いにチップを上乗せする事はナポリでは出来ないようです。ラ カンティネッラ イタリアン
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魚料理
一口サイズに衣をつけフライした魚料理
下にトマトソースが敷いてある。 -
お店の中の写真です。
サンタルチア地区の東側の海岸通りに面しています。ベスヴィオ火山が望めます。
高齢の男性のウェイターがサービスしてくれます。蒸し暑いのに二人ともお揃いのグレーのセーターを着ていました。
7時半からの予約はナポリでは早過ぎたようです。 -
最後のデザートのチョコレートケーキとアイスクリームです。
小さなな盛り付けで日本人にはちょうど良い量でした。
この店は日本人率高かったです。というか客は日本人だけでした。
食事が終わった頃に日本人のサラリーマン5人組が入って来ました。
入った時から、奥には日本人の若いペアがいました。
日本の雑誌かどこかで紹介されているのかも知れません。 -
ベスヴィオ火山が見えます。
7時半の予約をしましたが、ちょっと早過ぎたようでした。
マアマア及第点の料理でした。
紹介してくれた友人に写真とお礼のメールを送りました。ラ カンティネッラ イタリアン
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この旅行記へのコメント (5)
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- duc teruさん 2017/11/18 17:20:29
- Sim 参考になりました。
- norio2boさん
お邪魔しました、simを使うかどうか迷っていましたが貴記を拝読して勇気が出ました。年寄りでも挑戦が大事ですね。
duc teru
- norio2boさん からの返信 2017/11/18 17:42:21
- Re: Sim 参考になりました。
- duc teru さま
いつも旅行記楽しく拝読しています。
メッセージありがとうございます。
さっき、デトロイトからシカゴ経由で成田に着きました。孫に会うため東京行きの京成バス(1000円)の車中でこの返事を書いています。
ご指摘の通り、スマホは高齢者むけの「お助け道具」ですね。
時計
目覚まし
写真機
画像補正
ビデオ撮影
音声録音
日記帳出納帳
留守家族と動画電話(これ妻に好評を得ています
ナビは事故にお気をつけて下さい
新しい旅行記と素晴らしいスケッチを心待ちにしています。
- duc teruさん からの返信 2017/11/18 18:15:06
- Re: Sim 参考になりました。
- そうですか、お疲れのところご返信いただき恐縮です。
simは国別で異なりますか、今回はパリに行き次はイタリアを考えているのですが? お手すきの時にも教えてください。
- norio2boさん からの返信 2017/11/18 21:35:37
- Re: Sim 参考になりました。
- ヨーロッパ共通のものが最近出たと聞きました。
ドゴール空港の
インフォメーションでプリペイドSIMを買える店を教えてもらう
お店で共通のSIMがあるか聞く
お好きなものを購入する
あと
お持ちのスマホがSIMフリーになってる事
アクティベート(動くようにする)はお店の人にやって貰い、ご自分で例えば何か検索でもしてちゃんと動く事を確認してからお店を出てください
テロ対策でパスポートの本紙を求められると思います。
- duc teruさん からの返信 2017/11/18 21:40:39
- Re: Sim 参考になりました。
- 早速ご丁寧なご返信、ありがとうございました。
その節はご指導に沿って試みてみます。
時節柄ご自愛ください、合掌
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