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 日本三百名山の一つに選ばれている比良山系の蓬莱山(1174.2m)。山上からは広大な琵琶湖の眺望が広がり、ロープウェイの山頂駅のある打見山(1108m)からリフトで結ばれ、労せず登頂することができます。<br />打見山から蓬莱山にかけての琵琶湖のパノラマは、一般的な滋賀県の観光地(登山対象地を除く)の中では、文句なく一番の絶景でしょう。<br /><br /> 打見山から西の蓬莱山、その北のつつじヶ丘から白滝(谷)平、そこから東の汁谷、そして南に戻る打見山の尾根と谷を周回するルートには五基のスキーリフトがあり、かつては5月中旬から10月中旬の土日祝日には観光リフトとして利用され、広範囲の尾根と谷を約1時間(リフト間の歩行時間は10数分)かけて空中回遊できるようになっていました。<br /><br />その円内や周辺には宿泊施設や喫茶、レストラン、ゴーカート、フィールドアスレチック、大滑り台、グラススキー等があり、冬期にはスキー場がオープンし、また、比良山系各山への登山中継地でもあり、四季を通じて観光客や登山客が訪れていました。この観光地を「びわ湖バレイ」と言います。<br /><br />ただ、残念なことに現在、びわ湖バレイのホームページを見ると、観光リフトは「夏山リフト」と改称され、GWや夏休み期間等のみの営業になっており、稼働リフトも打見山から蓬莱山にかけての二基のみ。但し、5万円支払えば期間外でも稼働させて貰えるケースもあるようなので、セレブな方はどうぞ。<br /><br />また、現在ではレジャー施設のアトラクションがダイナミックになっており、空中をターザンの如く移動するものもある模様。<br /><br />私が訪れた時、観光リフトは打見山から蓬莱山にかけての二基(打見リフトとホーライリフト)と、打見山から北西に谷を下る汁谷リフト(1号リフト)の三基のみ稼働していました。<br />まず、びわ湖アルプスゴンドラ(現在、速度が上がった「びわ湖バレイ・ロープウェイ」に)山頂駅の「レストラン・レイクビュー」で食事、いつものように酒を三合ばかり飲み、千鳥足で打見リフト(2号リフト)へ。<br /><br />笹平でホーライリフト(3号・6号リフト)に乗り換え、蓬莱山頂へと。山頂からは360度のパノラマが広がっています。<br />蓬莱山からは南西の小女郎峠へと、見渡す限りの大平原を下って行きましたが、終始、比良山系やびわ湖の展望が続きます。<br /><br />20分ほどで十字路の小女郎峠で、これを右折してほどなく行くと小女郎ヶ池です。この池では昔、お孝という若い人妻が池の主の大蛇に魅入られ、大蛇との間に赤ん坊をもうけてしまいました。しかしお孝は赤ん坊を自分では育てられないからと、人間の夫の方に子を託し、自分の片目を刳り貫き、それを子供にしゃぶらせるようにと言って、池の中へ消えていったのでした。<br /><br />池の散策が終わると蓬莱山から打見山までリフトで戻った後、汁谷リフトに乗って、キャンプ場やレジャーセンターのある汁谷まで行き、白滝谷沿いの登山道を下って落差25mの夫婦滝を往復し、帰路に着きました。<br /><br />びわ湖バレイのサイトはhttp://www.biwako-valley.com/topics/2128<br /><br />帰りのゴンドラからも琵琶湖の写真を撮っていたのですが、帰宅後、現像してみると一枚の写真に奇妙な光る枝のようなものが写っていました。’02年頃、高知県須崎市の角谷山で撮った写真にも無数の「光の枝」のようなものが写り込んでおり、心霊写真の一種ではないかと思われます。因みにいずれの場合も、写真を撮ってから1年以内に仕事に於いて災難に見舞われました。

滋賀県一の絶景は山上空中回遊

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1990/10/21 - 1990/10/21

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マローズ

マローズさん

 日本三百名山の一つに選ばれている比良山系の蓬莱山(1174.2m)。山上からは広大な琵琶湖の眺望が広がり、ロープウェイの山頂駅のある打見山(1108m)からリフトで結ばれ、労せず登頂することができます。
打見山から蓬莱山にかけての琵琶湖のパノラマは、一般的な滋賀県の観光地(登山対象地を除く)の中では、文句なく一番の絶景でしょう。

 打見山から西の蓬莱山、その北のつつじヶ丘から白滝(谷)平、そこから東の汁谷、そして南に戻る打見山の尾根と谷を周回するルートには五基のスキーリフトがあり、かつては5月中旬から10月中旬の土日祝日には観光リフトとして利用され、広範囲の尾根と谷を約1時間(リフト間の歩行時間は10数分)かけて空中回遊できるようになっていました。

その円内や周辺には宿泊施設や喫茶、レストラン、ゴーカート、フィールドアスレチック、大滑り台、グラススキー等があり、冬期にはスキー場がオープンし、また、比良山系各山への登山中継地でもあり、四季を通じて観光客や登山客が訪れていました。この観光地を「びわ湖バレイ」と言います。

ただ、残念なことに現在、びわ湖バレイのホームページを見ると、観光リフトは「夏山リフト」と改称され、GWや夏休み期間等のみの営業になっており、稼働リフトも打見山から蓬莱山にかけての二基のみ。但し、5万円支払えば期間外でも稼働させて貰えるケースもあるようなので、セレブな方はどうぞ。

また、現在ではレジャー施設のアトラクションがダイナミックになっており、空中をターザンの如く移動するものもある模様。

私が訪れた時、観光リフトは打見山から蓬莱山にかけての二基(打見リフトとホーライリフト)と、打見山から北西に谷を下る汁谷リフト(1号リフト)の三基のみ稼働していました。
まず、びわ湖アルプスゴンドラ(現在、速度が上がった「びわ湖バレイ・ロープウェイ」に)山頂駅の「レストラン・レイクビュー」で食事、いつものように酒を三合ばかり飲み、千鳥足で打見リフト(2号リフト)へ。

笹平でホーライリフト(3号・6号リフト)に乗り換え、蓬莱山頂へと。山頂からは360度のパノラマが広がっています。
蓬莱山からは南西の小女郎峠へと、見渡す限りの大平原を下って行きましたが、終始、比良山系やびわ湖の展望が続きます。

20分ほどで十字路の小女郎峠で、これを右折してほどなく行くと小女郎ヶ池です。この池では昔、お孝という若い人妻が池の主の大蛇に魅入られ、大蛇との間に赤ん坊をもうけてしまいました。しかしお孝は赤ん坊を自分では育てられないからと、人間の夫の方に子を託し、自分の片目を刳り貫き、それを子供にしゃぶらせるようにと言って、池の中へ消えていったのでした。

池の散策が終わると蓬莱山から打見山までリフトで戻った後、汁谷リフトに乗って、キャンプ場やレジャーセンターのある汁谷まで行き、白滝谷沿いの登山道を下って落差25mの夫婦滝を往復し、帰路に着きました。

びわ湖バレイのサイトはhttp://www.biwako-valley.com/topics/2128

帰りのゴンドラからも琵琶湖の写真を撮っていたのですが、帰宅後、現像してみると一枚の写真に奇妙な光る枝のようなものが写っていました。’02年頃、高知県須崎市の角谷山で撮った写真にも無数の「光の枝」のようなものが写り込んでおり、心霊写真の一種ではないかと思われます。因みにいずれの場合も、写真を撮ってから1年以内に仕事に於いて災難に見舞われました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.5
交通手段
高速・路線バス JRローカル 私鉄

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