スイス&フランス3大名峰・ハイジの故郷と氷河特急(チューリッヒ・リヒテンシュタイン・マイエンフェルト・サンモリッツ・アンデルマット・ツェルマット・シャモニー・モントルー・ユングフラウ・ルツェルン) 8日間の旅。(2000)
2000/09/02 - 2000/09/09
9位(同エリア525件中)
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私にとって、スイス・フランスは2度目。
多忙な仕事の合間、会社のリフレッシュ休暇制度を利用して行って来ました。
8日間で訪れた国・街はリヒテンシュタイン(ファドゥーツ)・スイス(チューリッヒ・マイエンフェルト・サンモリッツ・アンデルマット・ツェルマット・モントルー・ユングフラウ・ルツェルン)・フランス(シャモニー)でした。
訪れた3つの名峰は、マッターホルン・ユングフラウ(スイス)・モンブラン(フランス・イタリア国境)でした。
16年前の写真アルバムを開いて、途切れ途切れの記憶を辿りながら「遠いむかしの旅行記」を書きました。
私の旅行スタイルはいつもと同じく、片手にビデオカメラセットを持ち、ポケットにはパノラマカメラとフィルムカメラを入れて、「お気に入りの観光地」を撮影しました。
16年も経過すれば、観光地も随分変わっていると思います。
「むかしの旅行記」でミステイクもあるかもしれませんが、よろしければ、一見していただければ有難く思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
-
(1日目:9/2)
〈主な予定〉
関西国際空港(19:00)〜(空路:CX 507)〜香港(着22:00・発23:55)〜(空路:CX 292)〜チューリッヒ ※機中(泊)
(2日目:9/3)
〈主な予定〉
チューリッヒ(着6:40)〜(バス 約2時間)〜ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)〜(バス)〜マイエンフェルト(スイス)〜(バス 約3時間)〜サンモリッツ ※サンモリッツ
※往路の所要時間は、約16時間40分でした。
※スイスの時差は、日本より7時間遅れています。
今回の旅はチューリッヒ(スイス)から始まりました。チューリッヒ観光はしていませんが、絵ハガキを購入しました。
チューリッヒの街並みと雪を冠ったスイス・アルプス。
※参照:絵ハガキ
チューリッヒを出発したバスは隣国・リヒテンシュタイン(ファドゥーツ)を訪れました。
リヒテンシュタインは入国審査はありません。
ファドゥーツでは、街を散策、カフェで温かいコーヒーを飲んだ程度で、特別に記憶に残るような思い出はありません。
ビデオテープはありますが、残念ながら、フィルム写真は1枚もありません。
【リヒテンシュタイン(Liechtenstein)の豆知識】
人口約35000人(2009年)、首都はファドゥーツ、国土面積は約160km2(香川県の小豆島くらいの大きさ)です。
西ヨーロッパの中央部に位置する立憲君主制国家。スイスとオーストリアに囲まれており、スイスがリヒテンシュタインの防衛を担当しています。
美しい切手が有名です。
ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)訪問後、マイエンフェルト(スイス)に行きました。 -
マイエンフェルトに到着すると、先ず、街外れの小立の中にある「ハイジの泉」に行きました。
※「ハイジの泉」は、白樺の林に囲まれた公園にあり、石で作られた記念碑です。
【マイエンフェルト(Maienfeld)の豆知識】
ヨハンナ・シュピリの児童文学小説「アルプスの少女ハイジ」の舞台とされている。「アルプスの少女ハイジ」の影響により世界中から観光客が訪れているが、最も多いのは日本人観光客らしい。 -
「ハイジの泉」周辺の景色。
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「ハイジの泉」見物後、「ハイジ・ハウス」目指して、なだらかな坂道を登って行きました。
牧草地では、大きなカウ・ベルを付けた牛たちがの〜んびりと散歩していました。 -
「ハイジ・ハウス(Heidi's House)」歓迎の看板。
「ハイジ・ハウス」はハイジとおじいさんが冬に住んだ家をイメージして建てられたもので、物語の様子が再現されています。 -
「ハイジ・ハウス」入館チケット。(表面)
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「ハイジ・ハウス」入館チケット。(裏面)
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「ハイジ・ハウス」周辺の景色。
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「ハイジ・ハウス」の中で、童心に返り、ハイジと一緒に写真撮影。
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「ハイジ・ハウス」周辺から見たマイエンフェルトの街並み。
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マイエンフェルト見学後、今日の宿泊地「サン・モリッツ」に到着しました。
【サン・モリッツ(Saint-Moritz)の豆知識】
標高1822m、人口約5000人(2009年)、イン川沿い、サン・モリッツ湖畔に位置します。
夏にはハイキング、冬にはウインター・スポーツが盛んで、近くに鉱泉も噴出しているため、年間を通じて多くのレジャー、保養客が訪れます。
グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)やベルニナ・エクスプレスなど人気の絶景ルートの発着点にもなっています。
過去、2度冬季オリンピックが開催(1928年・1948年)されています。
写真は、サン・モリッツとベルニナ・アルプス。
※参照:絵ハガキ -
サン・モリッツの街並みと雪を冠ったベルニナ・アルプス。
※参照:絵ハガキ -
冬のサン・モリッツの街並みと雪を冠ったベルニナ・アルプス。
※参照:カレンダー -
サン・モリッツとサン・モリッツを囲むベルニナ・アルプス。
3000〜4000級の山が多数あります。
ベルニナ・アルプスの最高峰はP.Bernina(4049m)だと思います。
※参照:サン・モリッツのパンフレット -
ホテルから見た街並みとベルニナ・アルプス。
向こうに見えるのは3000級の山。
麓から山頂近くまでロープウェイが運行していました。 -
ホテルから見た街並みとベルニナ・アルプス。
-
ホテルから見た周辺ののどかな景色。
-
散歩の途中、坂道を登って行くと、特徴ある建物がありました。
1896年創業、伝統と格式ある5つ星ホテル、「バドラッツ・パレス・ホテル」でした。
当時のサン・モリッツでは人気があるホテルでした。 -
坂道を登った展望広場から見た景色。
-
展望広場から見たサン・モリッツ湖とベルニナ・アルプス。
-
(3日目:9/4)
〈主な予定〉
サン・モリッツ〜(列車:氷河特急グレイシャー・エキスプレス)〜アンデルマット〜(バス)〜フルカ峠〜(バス)〜テーシュ〜(登山列車:約10分)〜ツェルマット ※ツェルマット(泊)
サン・モリッツ駅に出かける時、ホテル周辺で撮った街並み。 -
ホテルを出て、サン・モリッツ駅に到着。
これから赤色をした列車「氷河特急(グレーシャー・エキスプレス)」に乗って、「アンデルマット」を目指しました。
出発駅サン・モリッツの列車内で、赤ワインのボトルを一本購入して出発しました。
ワインを飲みながらの贅沢な列車旅でした。
アンデルマットまでの所要時間は約4時間30分です。
【氷河特急(Gracier Express)の豆知識】
ヴァレー州ツェルマット〜グラウビュンデン州〜エンガディン地方のサン・モリッツという、スイスを代表する山岳リゾートを、約8時間かけて結ぶ特別列車です。
最高地点2033mのオーバーアルプ峠を越え、7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けて走ります。
平均時速は約34kmであるため、「世界一遅い特急」とも呼ばれています。元々はフルカ峠付近で「ローヌ氷河」が見えたことから「氷河特急」の名前が付いたと言われています。
1982年に通年運行確保のためフルカ峠をフルカベーストンネル(新フルカトンネル)で越えるようになったため、「ローヌ氷河」を車窓から望むことは出来なくなりました。
※トンネルをくぐり抜けて、「ランドヴァサー橋」を走る列車は特に人気があり、当時のスイス旅行のパンフレットにはよく掲載されていました。
※最近の文献では「氷河特急」のことを「氷河急行」とも言われています。 -
サン・モリッツ駅構内の様子。
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「氷河特急(グレージャー・エクスプレス)」の予定時刻表。
最低海抜604m、最高海抜2033mの高低差を走ります。
道中一番人気があったのは、サン・モリッツを出発して約1時間後に通る「ランドヴァサー橋」でした。 -
カーブしながら「ランドヴァサー橋」を渡り、トンネルをくぐる直前の「氷河特急」。
「ランドヴァサー橋」は高さ65mの石造橋です。
列車から下を見るとスリル満点の高さです。
ツェルマット・アンデルマット → サン・モリッツ行。
※参照:サン・モリッツのパンフレット
※ビデオカメラ撮影を最優先したため、残念ながらフィルム写真はありません。 -
トンネルをくぐり抜け、カーブしながら「ランドヴァサー橋」を渡る「氷河特急」。
サン・モリッツ → アンデルマット・ツェルマット行。
※参照:ウィキペディア -
【参考資料】(※今回の旅行では除外)
当時は、グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)が非常に人気がありましたが、最近ではベルニナ・エクスプレスも非常に人気があります。
ブルージオのオープンループ橋(Viadotto di Byusio)を下って行くベルニナ・エクスプレス。
※「大分麦焼酎いいちこ」のテレビ・コマーシャルで放映されて人気が上昇。
※参照:スイスツアーズ -
サン・モリッツを出発して約4時間30分、「氷河特急」は無事、アンデルマットに到着しました。
ここからバスに乗り換え、「フルカ峠」を越え、ツェルマットの一つ手前の駅「テーシュ」を目指します。
※アンデルマットの街並み。 -
アンデルマットに停車中の「氷河特急」と街並み。
※参照:絵ハガキ -
アンデルマットの街並みとフルカ峠。
※参照:絵ハガキ
【フルカ峠(Furka Pass)の豆知識】
スイス・アルプスの高所にある峠(標高2436m)です。
氷河特急は、1982年フルカベーストンネル(新フルカトンネル)が開通するまでは、この峠を越えていました。
峠からは、すぐ近くに「ローヌ氷河」を見ることが出来ます。
映画「007 ゴールドフィンガー」の舞台の一つとなったところです。 -
アンデルマットからフルカ峠へ向かう途中に見た麓の景色。
-
バスはアンデルマットから「九十九折」の道路を根気よく登って行きました。。
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バスは息を切らしながら、ようやく峠に辿り着きました。
向こうに見えるのは「ローヌ氷河」だと思います。 -
峠の建物と「ローヌ氷河」。
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建物のすぐ横に流れる「ローヌ氷河」。
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フルカ峠周辺の景色。
※参照:絵ハガキ -
「フルカ峠」と「ローヌ氷河」。
※参照:絵ハガキ
氷河を見物後、バスは次の目的地「ターシュ」を目指しました。 -
「テーシュ駅」到着後、バスを下車、列車に乗り換え、マッターホルン麓の「ツェルマット駅」まで移動しました。
本来ならば、バスで行きたいところですが、「ツェルマット」は環境保護のため車は乗り入れ禁止になっています。
なぜ、テーシュ〜ツェルマット間のチケットが手元に残っているのかわかりません。
駅員が気を利かせて記念としてくれたのでしょうかね。 -
夕暮れの「ツェルマットとマッターホルン」。
※参照:記念写真の表紙
夕食は旅行で知り合った仲間たちと、近くのレストランへスイス名物(チーズ・フォンジュ等)を食べに行きました。
味は”Very Very good”でした。
【ツェルマット(Zermatt)の豆知識】
スイス・ヴァレー州のマッターホルン山麓にあり、この名峰に最も近づける小さな街です。
標高は1604m、人口は約6000人弱(2010年12月現在)です。
19世紀中頃までは農村でしたが、1865年、悲劇を生んだマッターホルン初登頂以降、登山ブームとなり多くの観光施設の建設が進みました。その結果現在は、観光業が主流の街になっています。
街の全域では大気汚染を防ぐため、内燃機関を搭載した自動車は乗り入れ禁止で、静かなたたずまいと澄んだ空気が山のリゾートの神髄となっています。
交通機関は電気自動車と馬車が主流になっています。 -
(4日目:9/5)
〈主な予定〉
ツェルマット駅(標高1604m)〜(登山列車)〜ゴラナーグラート駅(標高3089m)〜(徒歩)〜ゴルナーグラート(3130m)〜(登山列車)〜ローテンボーデン駅(2815m)〜(徒歩ハイキング:約1時間30分)〜リッフェルベルグ(2582m)〜(登山列車)〜ツェルマット駅〜(登山列車)〜テーシュ駅〜(バス:約3時間30分)〜シャモニー ※シャモニー(泊)
麓から見た「ツェルマットとマッターホルン」。
※参照:絵ハガキ -
ホテル近くの道路から見た朝の「マッターホルン」。
※マッターホルンは麓のツェルマットから見た方がより美しいと言われています。 -
ホテルから歩いて、ゴッタルゴ鉄道の「ツェルマット駅」広場へ到着しました。
到着後広場を横切って、ゴルナーグラート鉄道の始発駅「ツェルマット駅」に行きました。そこから登山列車に乗って、終着駅「ゴルナーグラート駅」を目指しました。
【ゴルナーグラート(Gornergrat)の豆知識】
スイスのペンニネ・アルプスにあり、南にゴルナー氷河を見渡す尾根です。
最高点の標高は3130m、スイス・ヴァレー州のツェルマットから約3km東に位置します。
ゴルナー氷河とフィンデル氷河に挟まれ、スイスの最高峰「モンテ・ローザ(Monte Rosa:標高4634m)」「リスカム(Lyskamm:4527m)」「マッターホルン(Matterhorn:4478m)」などの4000級の山々を眺めることが出来、360度の眺望が目の前に広がります。
1898年に開業したゴルナーグラート鉄道の終着駅が設けられています。終着駅ゴルナーグラート駅(標高3089m)と始発のツェルマット駅(標高1604m)との標高差は約1500mあり、登山列車はこの標高差を約45分(現在の文献では33分と記載されています。)かけて登って行きます。
また、終着駅近くの尾根の南西端には、展望台とホテルがあります。 -
ツェルマット駅で購入した乗車チケット。(表面)
夏の登山列車とマッターホルン。 -
ツェルマット駅で購入した乗車チケット。(裏面)
冬の登山列車とマッターホルン。 -
麓では素晴らしい天気でしたが、途中では雲が増えてきました。
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登って行く毎に視界が良好になってきました。
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終点の「ゴルナーグラート駅」で下車、駅から徒歩で、「ゴルナーグラート展望台」までやってきました。
山頂は素晴らしい天気でした。 -
「ゴルナーグラート(標高3130m)」で仲間たちと、「マッターホルン」をバックに記念撮影。
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「ゴルナーグラート展望台」から見た「マッターホルン」。
「マッターホルン」はドイツ語で「草地の角」という意味だそうです。 -
「ゴルナーグラート展望台」から見た「ゴルナー氷河」。
氷河正面の山は、リスカム(Lyskamm:4527m)だと思います。 -
「ゴルナーグラート(3130m)」で素晴らしい眺望を眺めた後、「ローテンボーデン(2815m)」まで下山しました。
昼食は「おにぎり弁当」。
仲間たちは「マッターホルンの雄姿」と「逆さマッターホルンが映ったリッフェル湖」を見ながら、”最高のおにぎり”を食べました。
昼食後、リッフェルベルグ(2582m)まで、約1時間30分のハイキングが始まりました。 -
ハイキングの途中に見た「マッターホルン」の雄姿。
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ハイキングの途中に見た「マッターホルン」の雄姿。
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ハイキングの途中に見たマッターホルン周辺の山々。
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ハイキングの途中に見たマッターホルン周辺の山々。
ハイキングの終点、「リッフェルベルク」のレストランとホテルが見えてきました。
「リッフェルベルク駅(2582m)」からは登山列車で「ツェルマット駅(1604m)」まで下山。
「ゴッタルゴ鉄道・ツェルマット駅」から「テーシュ駅」まで移動、再びバスに乗り換えて、フランス・モンブランの麓の村「シャモニー」を目指しました。 -
約3時間余り走ると、前方に雪を冠ったアルプスの山々が見えてきました。
バスはモンブランの麓の村「シャモニー」に近づいてきたようです。 -
(5日目:9/6)
〈主な予定〉
シャモニー・モンブラン駅(標高1035m)〜(ロープウェイ)〜中間駅(プラン・デュ・エギーユ:2317m )〜(ロープウェイ)〜エギーユ・デュ・ミディ駅(標高3777m)〜エギーユ・デュ・ミディ展望台(シャモニーテラス・モンブランテラス)〜(ロープウェイ)〜中間駅〜シャモニー・モンブラン駅〜(バス)〜モントル−(レマン湖畔・シヨン城)〜(バス)〜ユングフラウ地方 ※インターラーケン(泊)
【シャモニー(Chamonix)の豆知識】
標高1035m、正式名称はシャモニー・モンブラン。
街には山岳博物館や名アルピニストの墓など登山関係の施設が多い。
1786年8月、シャモニーの狩師ジャック・パルマと医師のミッシェル・パーカルの二人が「モンブラン登頂」に成功しました。
それまではただの山間の小さな村「シャモニー」でしたが、突然ヨーロッパの注目をあびることになりました。
以来、静かだった村はアルピニストやスキーヤーで一年中にぎわう町になった、と言われています。
【モンブラン(Mont Blanc)の豆知識】
フランスとイタリアにまたがるヨーロッパの最高峰(標高4807m)。
初登頂までは”魔の山”と恐れられていましたが、今では、別名”アルプスの女王”とも呼ばれています。
シャモニー・モンブランの街並み。
※参照:絵ハガキ -
ヨーロッパ最高峰のモンブラン(標高4807m)を主峰に続くモンブラン山群(1/2)。
参照:シャモニー・モンブランのパンフレット -
ヨーロッパ最高峰のモンブラン(標高4807m)を主峰に続くモンブラン山群(2/2)。
参照:シャモニー・モンブランのパンフレット -
朝、ホテル周辺から見たモンブラン山群。
山を見るには良い天気でしたが、モンブラン山頂には薄い雲がかかりつつありました。 -
エギーユ・デュ・ミディからモンブラン山群を眺めるために、シャモニー・モンブラン駅でロープウェイのチケット(表面)を購入しました。
【エギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)の豆知識】
標高3842m。ヨーロッパの最高峰モンブランを間近に眺める、世界でも最高所に数えられる展望台であり、アルプス有数の展望台です。
山名の由来は「正午の時計の針」という意味を持っているらしい。シャモニーから見ると、正午に太陽がこの山の頂上に座ったように見えることからきています。
エギーユは「針峰」と訳され、エギーユ・デュ・ミディは「ミディ針峰」とも呼ばれています。
頂上までのロープウェイは1955年に建設され、モンブランの麓、標高1035mのシャモニー・モンブランから、3777mのエギーユ・デュ・ミディ山頂部の駅まで、約2800mの高度差を、途中の中間駅(プラン・デュ・エギーユ:標高2317m)で1回乗り継ぎ、20分程で登ることが出来ます。
上部のセクションは岩壁に沿って登るため、高度差1470mもの間に支柱が1本も設置されていません。
山頂部の駅でロープウェイを降り、エレベーターに乗り換え、頂上(3842m)まで行くことが出来ます。
完成から約20年に渡り、乗り物を使って行くことのできる展望台の最高標高記録を持っていましたが、1980年にスイスのツェルマットに、標高3883mのクライン・マッターホルン展望台が完成し、その座を奪われました。 -
ロープウェイのチケット(裏面)。
-
正面中央は「エギーユ・デュ・ミディ」、右側奥に見えるのは「モンブラン」。
※参照:絵ハガキ -
エギーユ・デュ・ミディ山頂部の駅(3777m)を降りた後、階段を上り、「シャモニー・テラス」に行きました。
山頂駅に到着した時は何も違和感はありませんでしたが、テラスへ行く外部階段を上っている時は、空気が薄く、息苦しさを感じました。
同じ空気濃度でも、平坦な道を歩く場合と階段を上がる場合とは随分違うことを実感しました。
「シャモニー・テラス」から見た麓の「シャモニー・モンブラン」です。 -
「シャモニー・テラス」からこのような景色が見られることを期待しましたが、残念ながら「モンブラン」の山頂付近は雲に隠れていました。
残念!残念!残念!でした。
※参照:シャモニー・モンブランのパンフレット -
「エギーユ・デュ・ミディ展望台付近見取り図」の前で記念撮影。
「シャモニー・テラス」を下り、橋を渡り、エレベーターに乗って最高部の「頂上テラス」に行きたかったのですが、運悪くエレベーターは運転を中止していました。
おそらく、「頂上テラス」へ昇る旅行者が多かったため人数制限をしていたのかもしれません。
残念!!!。 -
エレベーターが運転を休止していたため、橋を渡ってエレベーターと反対方向(左側)の展望台へ行きました。
そこにはイタリア側の素晴らしい景色が広がっていました。 -
エギーユ・デュ・ミディ目指して稜線を登ってくる登山者、稜線を下って行く登山者達。
-
イタリア側の素晴らしい景色。
-
イタリア側の素晴らしい景色。
-
「モンブラン・テラス」周辺の景色。
エギーユ・デュ・ミディに心を残し、ロープウェイを利用して、シャモニー・モンブランまで下山しました。 -
シャモニー・モンブランを出発して、モントルーのレマン湖畔にある「シヨン城」に到着しました。
レマン湖は「水のスイス」の代表と言われている湖です。
シヨン城はレマン湖にせり出すように、湖面に浮いているように建てられていました。
※参照:tabit
【シヨン城の豆知識】
レマン湖畔に佇む幻想的な古城です。
イタリアとスイス各地を結ぶ街道沿いにあったシヨン城は、要塞として、また通行税をとりたてるために使われていました。
詩人バイロンが、城の所有者サボイ家に反抗して地下牢に幽閉されたボニバールのことを「シヨンの虜囚」にうたってから一躍有名になりました。
地下牢も残っており、見学することができます。 -
「シヨン城」全景。
今は歴史博物館になっています。
※参照:tabit
シヨン城見学後、ベルンを経由し、ユングフラウ地方(インターラーケン)を目指しました。 -
(6日目:9/7)
〈主な予定〉
インターラーケン(567m)〜(バス)〜グルント(943m)〜(ロープウェイ)〜メンリッヘン(2230m)〜(ハイキング:約1時間)〜クライネシャイデック(2061m)〜(登山列車)〜ユングフラウヨッホ駅(3454m)〜(登山列車)〜クライネシャイデック〜(登山列車)〜グリンデルワルト(1034m)〜(バス)〜ルツェルン ※ルツェルン(泊)
☆上記予定でしたが、天候不順のためハイキングは中止。
インターラーケン〜(バス)〜グルント〜(ロープウェイ)〜メンリッヘン〜(ハイキング:約1時間)〜クライネシャイデックの予定を ⇒ インターラーケン〜(バス)〜グリンデルワルト〜(登山列車イ)〜クライネシャイデックに変更しました。
以降は予定通り実施しました。
ユングフラウ地方の山々と乗り物案内図。
※参照:グリンデルワルトのパンフレット
【ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)の豆知識】
標高3466m、スイス、ベルナーオーバーランド地方の山。
ユングフラウととメンヒを結ぶ稜線の鞍部に位置します。
ベルン州とヴァレー州の境にあり、「スイスアルプス ユングフラウ・アレッチ」として世界遺産に登録されています。
標高3454mにあるユングフラウヨッホ駅は、ヨーロッパで最も標高が高い駅であり、1912年に全線開通しています。
また、高速エレベーターでスフィンクス展望台(3571m)に上がれば、スイスアルプス最大、最長のアレッチ氷河(全長22km)をはじめ、ベルナー・アルプス等の山岳景観を見渡すことが出来ます。 -
登山列車は、グリンデルワルト駅(1043m)〜(登山列車:約32分)〜クライネ・シャイデック駅(2061m)・列車を乗り換え〜(登山列車:約52分)〜ユングフラウヨッホ駅(3454m)目指して、コツコツ・根気よく登って行きます。 ※所要時間は約1時間30分。
乗り換え駅のクライネ・シャイデック駅と向こうに見える山はアイガー(Eiger:3970m)です。
※参照:絵ハガキ -
ユングフラウヨッホ駅(3454m)駅到着後、レストラン「Top of Europe」で昼食。
レストランから見た窓の外の景色は雲がかかって今一つでした。
昼食後、徒歩で「氷の宮殿(Ice Palace)」に行き、氷の彫刻を見学しました。「氷の宮殿」は氷河内部をくり貫いたトンネルのため、周囲がすべて氷の世界、滑って転ばないように「足元注意!」で歩かなければなりません。 -
「氷の宮殿」見学後、プラトー展望台に出てユングフラウの素晴らしい山々の景色を期待しましたが、雲がかかってご覧の通りでした。
せめて目の前のアイガー(3970m)・メンヒ(4099m)くらいは見たかったのに非常に残念!!!。 -
雲のため、見えそうで見えないユングフラウの山々。
-
雲のため、見えそうで見えないユングフラウの山々。
プラトー展望台から山を見ることは諦めました。 -
「プラトー展望台」からユングフラウの山々を見ることは断念、再度、室内に入り、地中エレベーターに乗って「スフィンクス展望台(3571m)に移動しました。
天気が良ければ、絵ハガキのような景色が見れるはずでしたが・・・・。
ユングフラウヨッホの最高地点「スフィンクス展望台」と「アレッチ氷河」。
※参照:絵ハガキ -
「スフィンクス展望台」の外に出ると、景色どころか真っ白い雲と霧の世界でした。
現実は、絵ハガキのようにはいきません。 -
支柱とワイヤーには雪と氷の塊がへばり着き、絵ハガキとは180度違う別世界でした。
雪山の厳しさを痛感しました。 -
ユングフラウヨッホに未練を残し、クライネシャイデック駅付近まで下山すると、霧は徐々に薄くなってきました。
-
クライネシャイデック駅はご覧の天気でした。
標高2061mのクライネシャイデック駅と標高3571mのスフィンクスとの高度差は約1500m、まるで別世界でした。
クライネシャイデック駅〜(登山列車)〜グリンデルワルト駅到着後、バスに乗り換え、次の目的地「ルツェルン」を目指しました。 -
(7日目:9/8)
〈主な予定〉
ルツェルン観光〜(バス:約1時間)〜チューリッヒ(14:10)〜(空路:CX 290)〜香港 ※機中(泊)
【ルツェルン(Luzern)の豆知識】
人口約80000人(2012年)。
スイスの中央に位置し、美しい湖と奥に連なるアルプスの山々、中世の建物がうまく調和し、絵画のような風景で人々を魅了している古都です。
また、チューリッヒとインターラーケンを結ぶ幹線上にあります。
ルツェルンの街並み。
湖とアルプスの山々と古都。
※参照:絵ハガキ -
ルツェルンの街並み。
手前左側に見えるのは、青銅の尖塔が美しい「ホーフ教会」。
※参照:絵ハガキ -
ルツェルンの街並み。
白鳥に餌を与える旅行者とロイス川に架かる「カペル橋」。
※参照:絵ハガキ -
ロイス川に架かる「カペル橋」。
※参照:絵ハガキ
【カペル橋の豆知識】
14世紀にロイス川に作られた屋根付き木造の橋で、城砦の一部として建造されました。八角形のヴァッサートゥルムと共にルツェルンのシンボルになっています。橋の天井部分には、ルツェルンとスイスの歴史やルツェルンの守護聖人にまつわる伝説などを描いた絵が架けられています。
現存する木橋では世界最古でしたが、1993年8月の火災により、橋の大部分が消失し、1994年4月に再建・復元されました。
八角形のヴァッサートゥルムはカペル橋より早い時期の1300年頃に見張り台として建てられたものです。その後、文書や宝物の保管庫、牢獄、拷問部屋などに利用されたと言われています。 -
ロイス川に架かる「カペル橋」。
川では、人に慣れた多くの白鳥が気持ち良さそうに泳いでいました。 -
静寂・落ち着いたルツェルンの街並み。
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木橋「カペル橋」。
橋の天井部分には、スイスとルツェルンの歴史等の絵が架けられています。 -
ルツェルンの街並み。
湖畔の静かさ、澄み切った空気が伝わってきました。 -
静寂・落ち着いたルツェルンの街並み。
-
ルツェルンの街並み。
湖面の静かさ、澄み切った空気が伝わってきます。 -
静寂・落ち着いたルツェルンの街並み。
-
ルツェルンの街並み。
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静かな湖面を悠々とセイリングするヨット。
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「ライオン記念碑」の前で記念撮影。
【ライオン記念碑の豆知識】
1792年、フランス革命時にパリのチュイルリー宮殿でブルボン王家を守り、勇敢に死を遂げたスイス傭兵を偲んで作られた記念碑です。
ホーフ教会近くの砂岩の岩壁を削って作られた、と言われています。
※ルツェルンは、「静寂」「澄み切った空気」「風格ある中世の建物」を兼ね備えた、まさに「山と湖の国スイス」を代表するような気品あふれる、素晴らしい街でした。
ルツェルン観光後、バスはチューリッヒ国際空港目指して出発しました。
(8日目:9/9)
〈主な予定〉
香港(到着07:50・出発09:05 CX 506)〜関西国際空港(13:45)
※復路の所要時間は、約16時間40分した。
〈今回の旅行で、記憶に残る思い出〉
☆登山列車とゴルナーグラートとマッターホルン周辺の景色。
☆ロープウェイとエギーユ・デュ・ミディとモンブラン周辺の景色。
☆登山列車とヨングフラウヨッホとユングフラウ周辺の景色。
※ユングフラウは2度目、”一番天候不順の山”と言われています。今回も天気は歓迎してくれませんでした。
☆気品ある古都「ルツェルン」。
多忙な8日間の旅行でしたが、大きなトラブルも無く無事帰国。
”Very Very good”でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- labelleさん 2022/09/04 16:13:34
- 雄大な自然に感動
- スイス、フランスと国境付近の自然の雄大には感動の一言に尽きますね。
ハイジの故郷でもあるのですね。
モンブラン、マッターホルンの雄大さに感動します。
山々と街が共存し、そこに住む人々が自然を大切にして生きていることがよくわかります。
レマン湖、シヨン城は昔から憧れの言葉のように心に刻まれています。
シヨン城は本当に幻想的でロマンティックな古城ですね。
いつの日か絶対訪れたいと思います!
- hy-2217さん からの返信 2022/09/13 18:30:19
- RE: 雄大な自然に感動(書き込み、有難うございます。)
- labelle 様
「書き込み」&「いいね!の投票」、有難うございます。
スイス、フランスと国境付近の自然の雄大さは感動の一言に尽きますね。
↓
スイスとイタリアの国境付近には「マッターホルン」があり、麓の村「ツェルマット」から標高3130mの場所にある「ゴルナーグラード展望台」まで登山列車で行くことが出来ます。その展望台から「マッターホルン」の勇姿を眺めます。
フランスとイタリアの国境付近にある「モンブラン」は、麓の村「シャモニー」から標高約3800mの場所にある「エギューユ・ドウ・ミデイ展望台」までロープウェイで行くことが出来ます。その展望台から、ヨーロッパ最高峰の「モンブラン」を見上げます。
展望台には、イタリア側からのロープウェイも繫がっています。
ハイジの故郷でもあるのですね。
↓
放牧されている牛の首につけられている「カウベル」の音を聞きながら散歩しました。
舗装されていない「遊歩道」の周辺にはリンゴの木があり、無断で、1ケいただきました。日本のリンゴの方が遥かに美味しかったような記憶があります。
モンブラン、マッターホルンの雄大さに感動します。
山々と街が共存し、そこに住む人々が自然を大切にして生きていることがよくわかります。
↓
その通りだと思います。特に、「マッターホルン」の麓にある「ツェルマット」は、ガソリン自動車は立ち入り禁止、移動手段は徒歩&電気自動車&馬車の村でした。
それ故に、散歩する時は馬の糞を踏まないように気を付けなければなりませんでした。
レマン湖、シヨン城は昔から憧れの言葉のように心に刻まれています。
シヨン城は本当に幻想的でロマンティックな古城ですね。
↓
静かなレマン湖の畔りに、シヨン城が建っていました。私の印象では、ロマンチックな感じよりも、囚人たちの牢獄の方が頭に残っています。
いつの日か絶対訪れたいと思います!
↓
ぜひとも、訪れて下さい。
今の私には、夢の、又、夢の実現できない過去の話となりました。
labelle 様
返信が遅くなって、申し訳ございませんでした。
from hy-2217
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