魅惑のインドネシア：天空の遺跡グドン・ソンゴに行ってみた！

2016/07/30 - 2016/08/07

仏像の勉強のメンバーの「魅惑のインドネシア遺跡を訪ねる旅」に参加させていただきました。ですので、正確には「行ってみた！」ではなく「連れて行ってもらった！」です。「地球の歩き方」にも載っていない中部ジャワのヒンドゥー教遺跡を、馬の背中に揺られて見て来ました。

エリア ジャワ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 2.5

初めてインドネシアにやってきました。

Hotel Manoharaに宿泊し、前日はボロブドゥールのサンライズツアーに参加。

皆さん、サンライズを待っています。

朝もやのジャングルとストゥーパがステキです。

ボロブドゥールは、美しい自然に囲まれた夢のような空間でした。

今日も素晴らしいHotel Manoharaから車で出発し、グドン・ソンゴ（Gedong Songo）遺跡に向かいます。

途中の昼食時間も含むと、車で4時間半。

グドン・ソンゴ遺跡の駐車場へやってきました。結構な山の上にあります。

ここには、いくつかのヒンドゥー教寺院が建っているのです。

しかしそこを見て回るには、５kmもの山道を歩かなければなりません。

そこでガイドさんが用意したのが、コレ！

私は馬に乗ること自体が初めての経験。

キャッホ〜\(^o^)／ でも意外と不安定で、コワかったです。

こちらがわれらが仏像の先生、専門家です！

そうじゃないと、こんな場所には来れないよ〜

こんな山道を、馬の背に揺られて進んで行きます。

途中は棚田が見えたり、

コーヒー畑があったりしました。

馬の背からパチリとやっていますが、油断すると落馬しそうになります(>_<)

最初の寺院が見えるところに着きました。

お〜、これがグドン・ソンゴの遺跡か〜(*_*)

まずは馬を降り、階段を登ってCandi Vに向かいます。

Candiは「寺院」という感じでしょうか。

山奥にあるヒンドゥー教の遺跡です。

入口の上には、鬼のような顔のカーラが刻まれています。

両サイドにドバラパーラ（守門神）がいたはずですが、なくなっています。

また馬に乗り、次のCandi IVにやってきました。

地元の方も徒歩で多く見えていて、デートスポットのようです。

楽しそうなインドネシアの若者たち。

おい、ちょっとウラヤマシイぞっ！！\(^o^)／

途中、温泉のように湯気が噴出している所を通過しました。

インドネシアにはご存じのとおり火山がたくさんあります。
しかし、日本人のように熱いお風呂に入ることはあまりないとのことです。

ここが源泉ですかね(*_*)

「ガイドさ〜ん、これがここの温泉の名前ですか〜？」

「アハハハ、これは『ゴミを捨てないで』って書いてあるんですよ〜(^_^)」

ガイドさんが地元の方に温泉の名前を聞いてくれたのですが、「わからない」とのことでした。

しばらく行くとこんな立て札が・・・(*_*)

なんだよっ！Hot springだったんかいっ！！( ﾟДﾟ)

Candi IIIは最も景色がいいと、ガイドさんイチオシの遺跡です。

お〜、これぞ天空の遺跡\(^o^)／

遠くに見えるのは、火山。ムラピ？すみません！名前、忘れました(>_<)

こちらにはちゃんと守門神がおられます。

われわれが寺院を見学している間は、お馬さんたちはお休みです。

このカーラには下あごがあります。

これは時代考証的には、ちょっと合わないそうです。
専門家的には、後から修復された後補？かも知れないとのことでした。

ちなみにCandi IIのカーラには、下あごはありません。

中部ジャワのカーラには下あごがなく、東部ジャワのものに下あごが出てくるらしいのです。

ちょっとオッサン！ どこ見てんのよ〜っ！！

すみません、集中力が・・・(^_^;)

お腹がメタボなアガスティア。

ヒンドゥーの神様の一人です。

ご存じ、ガネーシャ。お鼻が少し欠けておりますが。

今回初めて知ったのですが、シヴァ神のお子さんだそうです。

Candi I になってくると、グルっと周って駐車場まで戻って来た感じになります。

このあたりは公園のようで、地元の皆さんもくつろいでいるご様子。

キャ〜！(^_^;)\(^o^)／(*_*)

やんな！っつ〜の！！

お前の魂胆は・・・

今回お世話になった、とっても親切なガイドさん。

トニー谷に似てませんか？

えっ、トニー谷ご存じない？コリャまた、失礼しました！

グドン・ソンゴ（Gedong Songo）遺跡は、ちょっと遠いですがボロブドゥール、プランバナンとはまた違った面白さがあるように思います。馬で周るのがおススメです。入口で扱っています。