空港からAyanaまで、タクシー代40万ルピアふっかけられますた( ﾟДﾟ)

2016/08/04 - 2016/08/07

デンパサールのングラライ空港で乗った怪しいタクシー。
Ayana Resort & Spa Baliまで40万ルピアふっかけられますた( ﾟДﾟ)！

バリは素晴らしいところですが、なにしろこんなHP（↑）もあるくらいイロイロあるようです。

さて、どうなったでしょう？

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

仏像＆遺跡の勉強の一週間のツアーで、インドネシアを巡りました。

ジャカルタからジョグジャカルタへ移動しボロブドゥール、プランバナンの寺院、グドン・ソンゴ遺跡、バリ島でブサキ、ゴア・ガジャ寺院などを見学。

グループの皆さんは日本に帰国、私はもうしばらくバリに残り遊びます。

デンパサールのングラライ空港でお別れです。

国際線発着は3階だったと思いますが、1階の国際線到着ロビーはもうこんな感じです。

「Taxi？」「Where are you going？」と、タクシーの客引きが群がってきます。

私はこの空港でタクシーを拾い、今夜の宿泊であるAyana Resort & Spa Baliに向かう予定なのです。

実は、向こうのタワー状のところにTaxi Counterがあるのです。

しかし私は、ツアーガイドさんからBluebird taxiが空港の外に移動したらしいと聞いていたので、それに乗ろうと空港の外に向かって進みました（画面左方向）。

これがそのTaxi Counter。

今から思えば、ここらあたりでタクシーを頼めばよかったのかな？

するとすぐに青いタクシーが、たくさん客待ちをしているところに遭遇。

さっそく乗り込みました。

（なお一部の写真は昼間の撮影ですが、これはこの2日後の日本帰国時に撮り直したもので、実際は夜です。）

ありゃ？メーターがありませんね(*_*)

もしかしてコレ、Bluebird taxiじゃないのかな〜？

タクシーの運ちゃんは上機嫌で、「オゲンキデスカ〜」と話しかけてきます。

「Ayanaまでいくら？」
「40万ルピア」
「はぁ？(>_<)(*_*)( ﾟДﾟ)！！！」

実は皆さんとの別れ際に現地人のガイドさんから、Ayanaまではだいたい10万ルピアと聞いていたのです。

隣にいたタクシーを撮影。

「Ngurah Rai」と書いてありますね( ﾟДﾟ)
これが音に聞く「Bluebirdモドキ」なのか(>_<)？

そういえば、タクシー待ってる客がいなかったな〜

図解すると、こんな感じです。
「40万ルピア」は、あり得ない法外な料金です。

（出たな、妖怪！）と思いながら値段交渉。

と・こ・ろ・が・・

関東育ちでこんなことに慣れていない私は、「メンド〜なことはゴメンだ」と思ったこともあるのですが、何を血迷ったか「30万でどうだ！」と言ってしまったのですorz

我ながら、何たるヘタレ〜(>_<)(>_<)( ﾟДﾟ)！

念のため、番号など撮影。

向こうはなおも「35万」と抵抗（するフリ）をしますが、「30万」で合意。

もちろん運ちゃんはコレも織込み済みで、「カモ、来たぁぁあ\(^o^)／！」と思っていたでしょう。

このとき、私は運転手が言うのを聞いたのです。
「35万でお願いしますよ、シャチョ〜！」

昔、東南アジアで日本人が「社長」と呼ばれることは聞いてはいましたが、リアルに聞いたの初めてだワ、いまだに「社長」は健在なのか！( ﾟДﾟ)

「まぁ、言ってしまったことは仕方ない。どうせ1000円か3000円かの違いだし・・、ここはひとつ地元に貢献するか」なんて思いながらAyana Resort & Spaに到着。

要するにココ（ ↑ ）に着きました。

日本ですとタクシーは自動ドアですから、車内で支払いを済ませてから降ります。外国にはそんな気の利いたものありませんから、運転手はさっさと降りて後ろのトランクから私のスーツケースを出しにかかります。

するとホテルのボーイさんが一人手伝いに来ました。私も降りると、もう一人別のボーイさんが近づいてきました。

このとき、私はひらめいたのです！
もう一度、タクシー料金を聞くことを\(^o^)／！！！

「How much is the fee？ From the airport.」

私と二人のボーイさんの視線を意識してか、運転手は一瞬沈黙。
「さ、さっき30万って言ってたじゃん！」とでも言いたげです。

「One-hundred？」（注）と助け船を出す私。
（オレってイジワルだなぁ〜）

「One-hundred and fifty, sir.」

「なに〜？ Sir？、sirだとォォッ？」思わず吹きました。
ガハハハ、ざま〜みろ(^_^)

まぁ、人の良さそうなオッサンで「You speak good English.」と誉めると、「No.」と照れていました。けれども、旅行者をねらう悪いヤツには変わりありません。

こうして私は15万ルピアでホテルに到着。15万なら運転手にとっては悪くない金額のはずです。なぜなら2日後にチャーターしたタクシーは、2時間で19万でしたから。

さて、ここで運転手の行動を振り返ってみましょう。

運転手にとって車外に出たのは失敗でした。ここはジンバランでもgorgeousなホテルです。車外に出ればボーイさんが寄ってきて、支払いは衆目にさらされた中で行われることになります。

正しいボリ方は、車内で精算を済ませることだったのです。
そうすれば、私もたぶん30万ルピア支払ったと思います。

そう、不正は密室で行うべきだったんですね〜

ちなみに、Ayana Resort & Spa Baliは楽しませていただきました。

パダンバイでのダイビング。

Rock Bar \(^o^)／\(^o^)／\(^o^)／

（注）：インドネシアでは、100,000（＝10万）ルピアを「one-hundred」と表現することがあります。

上の写真でも、「000」が「k」と略されています。


不明朗な会計は払わなければいいわけですが、そうは言ってもそれが不正かどうかの確信がなければついつい場を荒立てないようにしがちです。くだらんトラブルに見舞われてもつまりませんからね。しかし、それで「日本人はカモ」とナメられても、ちょっとクヤシイです。

こんなことを積み重ねながら、個人旅行を楽しんで行きたいと思っています。

この旅行記へのコメント （8）

• olive kenjiさん 2016/11/13 07:24:14

  鴨が飛んできた〜ねっ社長さん

  falcon38さん お元気ですか。ジェノバへ行っていたのですね。
  何しに行ってたのですか。私も400人も入る寿司屋を見てみたいです。
  また何かを撮るふりして美人を撮る・・これgood　idea・・このパターンを行かれる前にもっと頼んでおけばよかったな。
  
  それにしてもこのカモられる旅行記は面白かったです。
  隼38さんはスリにあったりカモられたり閉店だったりで、もう名前を鴨38にしてはいかがでしょうか。
  社長さ〜ん、確かに懐かしい言葉ですね。昔よくこの言葉で声かけられていましたよね。
  大体この手の声掛ける輩はろくな奴いなく、相手にしないと心に誓うのでした。
  まだこの言葉が生きていたんですね〜　　ただ社長と呼ばれたのは人生この時だけだった。
  
  ところで私へのHUJIの不思議のコメントに返信をしてますがお読みになったでしょうか。
  既読とかの印が出てくる機能があればいいのですがね。それが分からないと何か空しい、いつまで待ってもピンカートンは何処に〜の蝶々夫人のようでした。
  
  おそらくジェノバからの続きの楽しい話があると思います。楽しみにしています。
  またぼられた！

  falcon38さん からの返信 2016/11/13 12:30:11

  RE: 鴨が飛んできた〜ねっ社長さん

  olive kenjiさま、おはようございます！
  
  > また何かを撮るふりして美人を撮る・・これgood　idea・・このパターンを行かれる前にもっと頼んでおけばよかったな。
  
  ハイ！旅行の楽しみの一つはこの〇撮。しかし、カメラを準備する間に美女は通り過ぎてしまい、あわてて撮ってもピントはぼける、アングルはダメとなります。でも、これがまた〇撮らしくて味がありますが（笑）イチバン簡単なのが、彼氏にむかって微笑む彼女、自撮りする美女を風景を撮るフリをして〇撮！日本でやれば迷惑条例にひっかかりタイホとなりますが（泣）
  
  
  > 隼38さんはスリにあったりカモられたり閉店だったりで、もう名前を鴨38にしてはいかがでしょうか。
  
  アハハハ、なんと素晴らしいアイデア！！！大笑いさせていただきました。鴨38がカモになる記事をアップ予定ですので、ご期待ください！
  
  
  > ところで私へのHUJIの不思議のコメントに返信をしてますがお読みになったでしょうか。
  
  はい、必ず拝読させていただいております。ご返信を頂戴しありがとうございます。当サイトのＱ＆Ａなどをみましても、お礼の返信をしない質問者をしばしばみますが、最近の人たちはそうなんでしょうかね〜？礼節をもって接したいです。まあ、中には眉をひそめるような回答を連発していた人もいましたが、最近態度が改まったような・・事務局から注意でもあったのですかね？
  
  またヘボン式（ヘボンってHepburnなんですってね！最近知り、ビックリです）と訓令式の違いを話題にした「そこがヘンだよ、Nihombashi！」を近々上梓いたす予定です。その際は、ぜひolive kenjiさまにコメントをいただければウレシイです。
  
  
  > おそらくジェノバからの続きの楽しい話があると思います。楽しみにしています。
  > またぼられた！
  
  もう、すべてお見通しですね(^_^;)そうなんです。また鴨られたfalconの続編、どうぞお楽しみに！！

• ニコニコさん 2016/08/26 22:03:48

  日本人はどうしてもね〜＾＾；

  falcon38さん　こんばんは！
  
  初めまして　ニコニコと申します。
  
  「なに〜？ Sir？、sirだとォォッ？」思わず吹きました。
  ガハハハ、ざま〜みろ(^_^)
  
  面白い旅行記でしたぁ＾o＾
  タクシーで私たち日本人はかなりぼられてるんでしょうね＾＾；
  彼らにとって　いいカモ　にはなりたくないけど、すごまれたら怖いし‥
  今回は　してやったり！でしたね。
  
  ニコニコ

  falcon38さん からの返信 2016/08/28 10:28:16

  RE: 日本人はどうしてもね〜＾＾；

  ニコニコさん
  
  コメントありがとうございます。
  
  こういうのはいずれはなくなって欲しいのですが、思えば日本も昭和50年代くらいまでは、悪質タクシーがいたように思います。
  
  日本人はどうしても・・、同感です。
  
  いろいろ考えさせられたアジアの旅でした。
  
  

• 南川さん 2016/08/16 18:13:01

  有意義な

  有意義な楽しい旅行記ありがとうございます。
  
  falcon38さんはドメスティックからの到着ですよね。
  お写真のカウンターはブルーバードで無く、空港タクシー(Ngurah Rai TAXI)のカウンターです。
  ここで、申し込めば正規の料金でした。乗る車も同じです。
  (一般的にはブルーバードは空港敷地内では乗れません)
  
  カウンターを超えたので、個人交渉となったわけですが、最後の逆転劇は『よくやった』って関心です。
  
  残りの旅行も楽しんでください！

  falcon38さん からの返信 2016/08/16 20:36:57

  RE: 有意義な

  > お写真のカウンターはブルーバードで無く、空港タクシー(Ngurah Rai TAXI)のカウンターです。ここで、申し込めば正規の料金でした。乗る車も同じです。
  
  そうだったんですか！
  あの場所にNgurah Rai Taxiがたむろしていて客待ちに誰も並んでいなかった理由が、やっとわかりました。
  
  私の旅行記のみを読まれた方はNgurah Rai Taxiにご不安をいだかれるかも知れず、誤解を与えてしまうところでした。
  
  貴重な補足をしていただき、本当にありがとうございます！
  
  
  > falcon38さんはドメスティックからの到着ですよね。
  
  じつは前日にグループの皆さんとYogjakartaからドメスティックでDenpasarに到着しておりまして、この日はブサキ寺院などを見学しました。その夜、空港の国際線発着ロビーで帰国する皆さんを見送ったあと、自分だけ1階に降りてAyanaへ向かうタクシーを探したところから旅行記が始まっております。ちょっとわかりにくく、申し訳ありません。
  
  
  > (一般的にはブルーバードは空港敷地内では乗れません)
  
  やはりそうなのですね。バリにはいつか再び訪れてみたいと思っております。次は、taxi counterでNgurah Rai Taxiの正規料金でしょうか？それにしても今回の運ちゃん、しょうもないヤツですね(笑）。数々のご助言、感謝申し上げます。

  南川さん からの返信 2016/08/17 01:50:50

  RE: RE: 有意義な

  申し訳ございません。やはり写真を拡大してみると、国際線の到着口でした。
  
  多分、最近新設されようです。
  
  以前からミーティングポイントより中の通路にカウンターがあり、少し前もそれがあるのを確認していましたので、まさか外にもあるとは思ってもみませんでした。
  
  申し訳ございません！ですが間違いなく空港タクシーです。

  falcon38さん からの返信 2016/08/21 12:02:23

  RE: RE: RE: 有意義な

  そういえば思い出したのですが、私がタクシーに乗り込むと出発前に運ちゃんが5分ほどいなくなりました。あれ、きっとカウンターに確認に行ってたのかも？ですね。
  
  運ちゃん：今、日本人のカモが一人で来たけどカウンター通ってんの？
  
  カウンター：いんや〜、知らねえな〜
  
  運ちゃん：オッシャ〜、ボラせてもらうぜ。40万、イタダキだ！
  
  カウンター：好きにしな！
  
  みたいな感じだったと想像します(^_^;)