2016夏 スリランカ part4 キャンディ散策　早朝の仏歯寺を訪ねるも予想外の展開にショックをうける

2016/08/18 - 2016/08/23

かねてからスリランカに行ってみたいと思ってた。
TVで偶然見た「しょこたんのスリランカ旅」で、シギリヤロックに心を奪われ、必ず行くと誓って２年半、ついにスリランカに行くことができました。

今回の旅のメインテーマは…
1.シギリヤロックに登る
2.高原鉄道に乗る
3.美味しい紅茶を味わう
4.アーユルヴェーダを体験する
です。

8/21　キャンディ

エリア キャンディ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 旅行の手配内容: 個別手配

仏歯寺は1日に3回のプージャ(仏への礼拝)の時だけ仏歯のおかれた部屋の扉があきます。朝一番は5時半ということなので、早めに5時にホテルをでます。ホテルからお寺までは徒歩5分ほどです。

実物は見れないことはわかっていましたが、仏歯の入った仏塔の形をした宝石がちりばめられた金製の豪華な小箱をこの目で見たいと思っていました。
その為に一番人が少ないであろう早朝の訪問を決めました。

5時半にはまだずいぶん時間があるのですが、想像以上の人々が並んでいます。

右が男性の列、左が女性の列というふうに分かれていました。

よく見ると、皆それぞれお供えらしきものを腕に抱えています。
お供えがいるのか…と気づきキョロキョロ。

すぐ近くにお供えのお花を売っているお店を発見。
２つ購入し１つずつ手に持って並びました。

5時半に入り口があきました(^^)/

1人ずつ入場していきます！

ちゃんと女性用入口って書いてありますね。

でもこのあとすぐ男女ごちゃごちゃになっていたので、なんで入口だけ男女別だったのか少し意味がわからなかったです。

入り口のあたりでお供えを売っているたくさんの露店を見ました。

お花を持ってる人もいましたし、なにやら大きなものを持っている人もいました。
お供えには布がかぶせてあるので何を持っているのかわかりませんでした。

入口を抜けるとお寺にまっしぐら。
小走りの人もたくさんいました。

この正面を左に曲がると…

スリランカ国民と外国人が分けられていました。

そして、外国人は入場料を払い、有料で靴を預けました。

これはスリランカの人用のセキュリティーチェックの場所です。

私たち外国人はここを通る必要はありませんでした。

お金を払い、靴をあずけると、そのままお寺の方へ向かうことができます。
入場料は1000ﾙﾋﾟｰだったように思います。靴預け賃は忘れてしまいました。

ここから寺の内部へ入ります。
とても美しい装飾です。

するとこんな具合。

すでにたくさんの人が階段で列を作って並んでいます。

私たちは入場料を払ったり、靴をあずけたりで、前の方に並んでいたにもかかわらず結構出遅れてしまったのでした。

すぐ後について並びましたが、もうすぐ後ろがこんな具合です。

朝の5時半ですよ！
人、人、人。

実はここで落とし穴がありました。

↑の写真で最初並んでいました。
しばらくすると、一番右側の列だけが前に進んでいき、真ん中から左側は全然進まないことがわかりました。
理由がわからなくて前の女性に聞きましたが、右に行って先にどうぞというジェスチャーのみで理由がわからなかったので、そのまま流れに従って一番右の人について階段をあがっていきました。

すると上がってわかりました。
右の列だとなんと小箱のそばまで行けないんです(-_-;)
遠目にしか見れない、だから進むのが早かったのです。

しまった！間違えた！と思ったときは後の祭り。もう引き返すことはできません。

この写真の奥の所に置いてあるんです！小箱が。

見れないかな？？と写真をズームで構えましたが全く無理でした(-_-;)

写真が飾ってありました。
この箱は７重になっていて、一番小さい箱の中に仏歯が奉納されているそうです。

この小箱が実際に見たくて朝早くに来たので本当に残念に思いましたし、こういう大事なことがどうして事前にわからなかったのか、自分のリサーチ不足を嘆きました。

この写真の並んでいる列は小箱を近くで見れる列、つまり全然進まない列です。

私の視線はずっとこの列と小窓に注がれていたのですが…。

ふと見ると…

あえてここに並んでいない人もたくさんおられました。
手前のところで持参したお供えを供えて、脇で懸命に祈っておられます。
両手を顔の前や頭の上に揃えて、目をつぶりじっと祈りを捧げておられるのです。

祈ることなど忘れて、懸命に遠目にでも小箱を見ようとしていた自分を恥じ、
持っていたお供えを皆さんと同じように置いて、ちゃんとお祈りをしてこの場を去りました。

先ほどの場所をメインとすると、こんなサブの部屋もありました。

ルート通りに進んでいきます。

この中でもお祈りする場所がありました。

ここも同じくサブの部屋です。

皆さんの後をついてお参りしていきました。

最初の入口から少し離れた場所に出口がありました。

並んでいた階段の列はさらにさらに長くなっていました。

あまりに残念で、もう一度並ぶ？という考えが脳裏をかすめましたが、相当な時間がかかるであろうことが予想されたので泣く泣く諦めることにしました。


真ん中の男性たちはずっとなにか楽器を演奏していました。

外に出てきました。

少し明るくなっていました。

シンハラ建築様式のスリランカを代表する仏教寺院に無事お参りができました。

この時間に見る仏歯寺は本当に美しいお寺だと思いました。

すぐ隣にはキャンディ湖があります。

向こう側の高台にはレイクビューポイントと呼ばれる、キャンディの素晴らしい眺めが楽しめる展望地があるそうです。

スリランカで最も有名なコロニアルホテルのひとつであるクイーンズホテル。

まだ朝早いですが、小さい町なので中心部へ歩いてみることにしました。
キャンディマーケットというのがあり、朝早くから開いているようだったので。

バスターミナル方向へ西へ向かって歩いていると、山の上に白い物体が。
これ、昨日の夜ライトアップされていたんです。

ホワイトブッダです。

時計塔が見えてきたらその向こうがバスターミナル、中心地です。
そして左手にマーケットがあるはず。

いきなり魚を担いだ人がでてきました。

ここがキャンディマーケットでした。
まだ7時前だったので早すぎると思い、先にホワイトブッダに会いに行こうと思いました。
すぐ隣からトゥクトゥクに乗りました。

ジョグジャカルタとシェリムアップでもトゥクトゥクに乗ったことがあります。
それぞれ自転車だったりバイクだったりしましたが、風を切って走るこの乗り物、大好きです。

結構急な山道もトゥクトゥクなら楽ちんです。

あっという間に到着。

ここで少し待っていてくれるようにお願いしました。

そのまま行こうとすると、靴を脱ぐよう教えてくれました。

朝早いせいかとても静かです。

キャンディの街が一望できました。

トゥクトゥクをあんまり長く待たせちゃ悪いので、それほど長い時間滞在しませんでした。よく考えたら帰りは歩いて帰れば良かったです。

300ルピーということでしたが、往復だったので600ルピーだよと言われました。

マーケットに戻ってきました。

7時は過ぎていましたが、お魚屋さん以外はほとんど閉まっていました。
さすがに早すぎました。

ホテルに戻ることにしました。

子供がお掃除のお手伝いをしていました。

信号機にあと何秒で赤信号になるかという秒数がでていました。
こんなのんびりした国で意外に感じました。

ほとんど人は歩いていませんでしたが、車は増えてきました。
ずいぶん明るくなってきましたし。

ペラヘラ祭りから3日後だったので、こんなのが残っていました。

この道は夕べ到着した時に多くの人と車でごった返していた道。

このバスの向こう側がホテルです。

実はこのバスはこんな風に駐車されているのです。
ここはすべて有料の駐車場みたいになっていました。
こんな大型バスも停めれちゃうなんて…。
隣を車が通過していきます。
明らかに道が狭すぎですよね。

そのまま朝食をいただくことに。

フルーツ盛りが最初にでてきて、
数種類のパンと卵料理でした。

ミルクティーと一緒に美味しく頂戴しました。

9時に出発して、ヌワラエリヤでできなかったリベンジということで、ティーファクトリー見学をすることにしました。

キャンディ郊外にあるということでドライバーさんが案内してくれました。

たくさんの茶葉が運ばれてきていました。

よく見ると、一芯二葉ではありませんでした。
もう少したくさんの葉をつんでいるようでした。

英語の説明でしたがだいたいの感じはわかりました。

最後にテイステイングのコーナーがあり、茶葉の販売を行っていましたが、残念ながらあまり美味しいと思いませんでした。
ヌワラエリヤでのお茶がおいしすぎました。

そのあともう一軒ムレスナというスリランカ有数の紅茶ブランドショップに立ち寄りました。
肝臓に良いという紅茶と一番人気のBOP紅茶を購入しました。
ドライバーさんも奥さんにお土産といって紅茶を購入しておられました。

次の目的地はダンブッラです。

part5に続きます。