2016/07/18 - 2016/07/31
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セレンディップさん
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【初投稿後、加筆修正してあります】
<ハドンホール>
翌日はチャッツワースの南西方向にあるHaddon Hallを見学。こちらは一番古い部分が12世紀にさかのぼる、より古く、ずっと小さな館。
家具はほぼなく、客もチャッツワースよりはるかに少ない。でも、重々しい木の扉、少しうねった石の中庭(写真)、昔は真ん中で火を焚いただろうという大広間、広い台所あと、チャペルなど、中世情緒たっぷりだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
駐車場はハドンホールと道路を挟んで向かい側。道路からはホールが見えないので、ナビと看板を頼りに見つける。
開館時間はチャッツワースもそうだが、夏なのに10:30~とちょっと遅め。
入り口で入場券の予約番号を言う。
入り口を入って少し歩くときれいな川の向こうに館が見えてくる。 -
橋を渡り、ゆるやかな坂を上ると門が。
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ドーンと。
ここをくぐると、冒頭写真の石畳の中庭。中庭の手前に荷物を預ける場所とトイレと、ちょっとした展示がある。荷物札は刺繍をした布で手作り感がある。 -
まずは付属のチャペル部分へ。
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反対側の壁。壁画は15世紀のもの
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祭壇の脇の椅子には1649(年)と彫ってある。チャペル内では新しい物のひとつ(笑)
清教徒革命でチャールズ一世が処刑された年。何か関係があるのだろうか... -
このチャペルで一番新しいのがたぶんこの、信者席にある19世紀末の彫像。9歳で亡くなった第8代ラトランド公爵の息子の像を母が作らせたのだそうだ。母の悲哀が伝わるようだ。
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館本体。大ホールの天井。修復はされているが、原型は1370年(百年戦争が行われていた頃)にさかのぼるらしい。
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壁部分。
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広間のタペストリー。ヘンリー8世からの贈り物なのだそうだ。紋章がそれっぽい。
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二階にもタペストリーが何枚もあった。
ミントンの食器にHaddon Hallなんて図案があるくらいだから、ここのタペストリーは期待していたのだが、実はどうも皆あまり美しいと思えなかった。これはまだきれいなほうで退色の激しいものが多かったせいかな。
由来の説明があったかどうか忘れたが、あったとしてもあまり詳しくなかったはず。 -
また、二階は後の時代に改装した部分が多い感じだった。
Haddon Hallで写真映えするのはむしろ外側だ。 -
城壁の薔薇!
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こんなわくわくさせる木戸があったり。
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塀さえも美しい。
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Haddon Hallは『ジェーン・エア』が何回か映画化されるたびに、ソーンフィールド館としてよく使われている。
実際に作者が行ってモデルにしたと言われる館はもう少し北のハザセッジにあるのだが、そこは貸別荘になっているらしく、また外観も少なくとも写真からでは、現代人の私から見ると小さくて、あまりお屋敷らしくない。
やっぱりハドンホールくらいのほうが雰囲気が合うと思う。 -
上の写真の城壁から左に目を移すとこんな感じ。
芝生もボーダーも手入れが行き届いている。 -
その庭をもっと下に下りていくと、
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来るとき渡った小川(橋は違う)。堀を兼ねた感じかな? 向こうに羊。
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<ベイクウェル>
ハドンホールからバスローに戻る途中にベイクウェルの街がある。
写真はBakewellの中心、ラウンドアバウトの前に建つRutland Arms Hotel。Jane Austenが泊まったことで有名で、このホテルから名物ベイクウェル・プディングが始まった。 -
駐車場はいくつかあるが、街外れの橋のそばにあるBakewell Bridge Car Parkが広くてわかりやすくてよかった。
ハドンホール方向(南)から来た場合、上のラウンドアバウトや商店街を抜けた先にある橋を渡って、すぐ右手。
この川も、川岸のベンチ、緑、水鳥と、とてもいい雰囲気。 -
川沿いから橋を見たところ。
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The Original Bakewell Pudding Shopでお茶をした。ベイクウェル・プディングの元祖を名乗る有名店だが、午後早めの時間のせいか、街に観光客が多い割に店内はすいていた。
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The Original Bakewell Pudding Shop 店内。反対側
ポットのお茶はティーバッグ。かのベイクウェル・プディングはというと、おいしくないわけではないが、正直言って、まあ普通。ただの甘いジャム付きペストリーという感じ。 -
でも、窓から見る景色がお茶の味を断然よくしてくれる。
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ホテル、The Original Bakewell Pudding Shopに続く3つめのベイクウェル・プディング店がこのベーカリー。個人的にはこっちのほうが少しだけおいしい気がした。
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ベイクウェルはピークディストリクト東部の中では観光地。古い建物を利用した様々なお店が可愛い。西部のBaxtonに比べれば規模的にも由緒的にも劣るのだろうが、楽しく歩ける。
そういえば、ポケモンGOをしているらしき親子がいた。 -
意外と趣があってよかったのはRutland Arms Hotelの向こうに尖塔がそびえていたAll Saints Church。
教会の入り口で中年の女性が壁の石(写真)を眺めていて、脇を通ろうとしたら突然「この石はサクソン時代の墓石なの」と話しかけてきた。
「そ、そうですか! 古いんですねぇ」
女性はそれ以上は無言で教会の中へ。
『ツイン・ピークス』の丸太おばさんか、ハリポタのトレロニー先生みたいな雰囲気の人だった。しかし、勉強になりました。教えていただかなければ気付きませんでした。 -
教会入り口手間の墓石は、黒ずんで斜めになっている物も多かった。墓碑銘を見ると、19世紀後半の、子供のものが多い。病気が流行ったのだろうか。
教会内部も暗くて静かだった。寄付金箱に献金。 -
<カーバーエッジ>
ピークディストリクトの東部地域には、エッジと呼ばれる、岩の切り立った崖がいくつもある。崖の上にはムーア、崖の下には田園風景が広がる絶景ポイント。
特に有名なのはHathersage(ハザセッジ)の近くにあるStanage Edge(スタナッジエッジ/スタニッジエッジ)で、複数の映画のロケに使われている。
しかし、そこは岩場までけっこう登るらしいので、脚に不安のある私はピークディスクトリクトに着いた日の夕方近くに(日本の時間感覚だと夕方なのだが、7月下旬の英国の日没は夜9時過ぎなので、こんな表現に…)、小ぶりなCurbar Edge(カーバーエッジ)に行った。 -
バースローから野原の中の道を車で10分で、砂利の駐車場に着く。
駐車場は無人だが、チケットマシンがある。こんなところにまで無断駐車を見回りに来ることがあるだろうかと思ったが、一応チケットを買ってダッシュボードの上に乗せておいた。
そこから写真のような小道をちょっと歩いただけで、開けたエッジの上に出る。
マット持参で歩いているカップルもいた。夕日が沈むまでここにいるのだろうなあ。 -
映画で見たのと似たような崖も。
ここは車だと超簡単なのに、バス旅行だと来づらい。それだけでも車を借りてよかった。
ムーアはこのあとハワースでも行って、そちらのほうが広くてムーアらしかったが、エッジの雰囲気とムーア気分をちょこっと味わうなら、お手軽でよいと思う。 -
Curbar Edge続き
崖の反対方向を見たところ。ムーアは崖の縁に沿って帯状に続いており、ちょっと向こうは牧草地。
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この旅行記へのコメント (2)
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- skyeさん 2018/08/20 19:57:07
- あの岩場でしょうか⁉︎
- キーラ・ナイトレイが立った岩場はこちら周辺だったのでしょうか⁉︎
記憶おぼろげですが、テーブルみたいな変わった岩でしたよね…こんな場所に行けたなんて羨ましい~セレンディップさん号のトランクでもいいから同乗したかったです~~
ナイトレイとマクファディン版、久々見直したくなりました^o^ステキな御旅行記ありがとうございました。
skye
- セレンディップさん からの返信 2018/08/28 00:05:01
- 本場はスタニッジエッジです
- ご返信遅くなり失礼しました。ご来訪ありがとうございます😊
ロケに使われたのは、本文で触れたとおり少し北のスタニッジエッジです。そっちはもっと雄大で、まさに映画の雰囲気どおりらしいのですが、足に不安のある私はそのミニチュア版のような場所に行ったのです。でもチャッツワースの外観とホールはロケに使われてます
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