2016/08/03 - 2016/08/08
116位(同エリア936件中)
ひでまるさん
世界遺産好きな人なら目をつけてるであろポーランド・クラクフ。
だって、この近郊に、?アウシュビッツ博物館、?ヴィエリチカ岩塩坑、?クラクフ歴史地区という全然趣向も違う超一流世界遺産が3つもあるんです。
世界遺産って、いろいろ訪れて思うのは、正直当たりハズレがあるんです。
え、これのどこが世界遺産…?って思うものも結構あったりします(特に、登録年が新しいもの)
でも、この3つは、いずれも世界遺産が誕生した初期に登録されただけあって、どれも唯一無二な遺産なのでした。
ワルシャワin、クラクフoutで旅程を組んだところ、またしても中東経由がヒット。
ま、安いからしょうがないかー。
で、図らずともベルリンも経由することになったので、乗り継ぎ時間に余裕を設けてベルリン観光もしちゃいます。
何気に初・ドイツだったりします。
ということで、世界大戦?冷戦の舞台をこの目で見てきました。
【旅程】
◯ 8月3日
21:40 成田
↓ EY 0871
◯ 8月4日
04:35 アブダビ
09:10 アブダビ
↓ AB 7493
13:40 ベルリン
17:05 ベルリン
↓ AB 8216
18:25 ワルシャワ
《ワルシャワ観光》
◯ 8月5日
13:00 ワルシャワ
↓ 特急列車
15:19 クラクフ
《クラクフ観光》
◯ 8月6日
・ ヴィエリチカ岩塩坑
・ アウシュビッツ博物館
◯ 8月7日
10:50 クラクフ
↓ EY 1682
12:10 ベルリン
《ベルリン観光》
◯ 8月8日
11:15 ベルリン
↓ EY 1752
19:25 アブダビ
22:05 アブダビ
↓ EY 0878
◯ 8月9日
13:15 成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エア・ベルリン (運航停止) エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
日本からクラクフへの直行便なんてものはなく、どこかで乗り継ぐことになるのですが、値段を重視した結果、エティハド航空&エアベルリンの合わせ技となりました。
総じて、どちらのエアラインも良かったと思います!
詳細は別建て旅行記で↓
http://4travel.jp/travelogue/11157303 -
定刻どおり、ワルシャワ・ショパン空港に到着。
ワルシャワはショパンが生まれた街で、結構ショパン推しな街。
で、まずは、お金をキャッシング。
ポーランドの通貨はカタカナにすると「ズウォティ」みたくなるようですが、言いやすいためか「ズロチ」と良く書かれているのを見かけるので、僕も「ずろち」と呼んでみます。
1ズロチ≒30円くらいです。
にしても、すごい名前の通貨単位ですね…
(O_O)ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
-
ショパン空港は、名前に恥じない新しくてきれいな空港です。
駅直結の鉄道に乗って、ワルシャワ中央駅まで。4.4ズロチ。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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中央駅から外に出ると、いきなり文化科学宮殿がずこーん。
おー、いきなりヨーロッパに来たって感じ。
テンション↑↑↑
高さ234mもあるのっぽビルで、内部は、コンサートホールや映画館、コンベンションセンターなどとして活用されているようです。
ポーランドが共産主義だった時代にスターリンから贈られたんだそうです。文化科学宮殿 建造物
-
駅から歩くこと15分、今晩の宿「ホステルフミエルナ5(Hostel Chmielna 5)」に到着。
4人部屋だったけど、僕ともう一人しかいなくてラッキー☆
こじゃれたフミエルナ通りに面していて立地もgood。
これで1泊60ズロチならOKでしょう。
バスタオルは有料で5ズロチでした。 -
荷物を置いて、早速市内散策開始!
旧市街に向かって歩きましょう。
こちらはショパン博物館。
この時すでに20:30。
本日、クローズでございます。ショパン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
コペルニクスの像の周辺には、ローラースケートの集団がっ!
ワルシャワの街では流行ってるんでしょうか、たっくさん見かけました。
旧市街まで着く間に、何人のローラースケーターに抜かれたことか。コペルニクスの像 (ワルシャワ) モニュメント・記念碑
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大統領官邸の前を通り過ぎて、そのままクラクフ郊外通りを北上し、
大統領官邸 (ラジヴィウ宮殿) 城・宮殿
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憧れの王宮広場に到着。
空が良い感じに青くなっててステキです。
左の3つの建物が、黄緑、ピンク、茶色なのがワルシャワっぽいと思います。
が、暗くなってきてよく分からないので、また明日訪れます。王宮広場 広場・公園
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ワルシャワのシンボル・人魚の像。
右手に剣、左手に盾を持って、旧市街広場の中央に凛としています。人魚像 (旧市街広場) モニュメント・記念碑
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ポーランド最初のディナーは、下調べ済みの「ザピエチェク」でピエロギ!
ポーランド風の餃子のような食べ物で、中にはお肉が入ってます。
このほかにも、キノコが入ったピエロギとか、デザート風にイチゴのソースがかかったピエロギとか、いろんなバリエーションがありました。
更に、ボルシチのような紫のスープ(7ズロチ)とビール(7ズロチ)も追加して、36ズロチ。
食器がボレスワヴィエツ陶器でかわいい♪
21:30頃だったので、並ばずに入れました。ザピエチェク 地元の料理
-
ほろ酔い気分で、宿まで歩いて帰ります。
途中に見かけたメトロの乗り場。
超・Mで分かりやすい! -
翌朝。
6時に起きて、さっさと駅のロッカーに荷物を預けて、再び旧市街を目指します。
の予定が、なぜか駅のロッカーが全てクローズ!?
84リットルのスーツケースを引っさげたまま旧市街まで行くことも考えましたが現実的ではないと思って、再び宿に戻って荷物を預けることに(涙)
結局、1時間のタイムロスorzワルシャワ中央駅 駅
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宿に荷物を置いて、汗をかきながら王宮広場に戻ってきました。
にしても、今日は暑いっ。多分30℃くらいあったでしょう。
ワルシャワは、第二次世界大戦のまさに舞台となった場所であり、ほとんどの建物が破壊されてしまいましたが、「ひびの一本にいたるまで」と言われるほど精緻に復元され、その甲斐もあって、1980年に「ワルシャワ歴史地区」として世界遺産に登録されています。王宮広場 広場・公園
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お土産屋さんで見かけたイカしたTシャツ。
スターウォーズっぽい。 -
朝早く来た甲斐もあって、人魚の像の辺りも人はまばら。
人魚像 (旧市街広場) モニュメント・記念碑
-
朝から開いていたカフェで朝食。
ポーランド風ドーナツ「ポンチキ」が食べたかったんだけどないと言われ、名称も不明なケーキと、目覚めの朝のコーヒー。 -
お土産屋さんを物色。
ボレスワヴィエツ陶器もかわいいけど、
右のペーパーナプキンの柄もステキです。
ペーパーナプキンは、7〜9ズロチが相場。 -
続いて、かつての砦跡であるバルバカン。
おぉ。中世の街並みっぽく馬車も登場です。バルバカン 史跡・遺跡
-
おとぎ話のような眺めが広がっていました。
バルバカン 史跡・遺跡
-
塀に沿ってバルバカン沿いを歩き、再び王宮広場へ。
そして、近くのコンビニで念願のポンチキ発見!
中に薔薇のジャムが入ったスイーツです。王宮広場 広場・公園
-
ポンチキをほおばりながら、
ワルシャワ旧市街のカラフルスリーシスターズにサヨナラ。王宮広場 広場・公園
-
王宮広場からメトロのRatusz Arsenal駅まで歩き、そこからCentrum駅までメトロで移動。
その後、ぷらぷら歩いて、中央駅に併設されたショッピングーモール「ズウォテ・タラシー」。
地下にはスーパーもあるし、服屋さんもたくさん入っていて、何時間でもつぶせそうな巨大ショッピングモールです。ズウォテ タラシー ショッピングセンター
-
宿に荷物を取りに戻りがてら、近くにあった「ZAPIEKANKI」というお店でザピエンカ。
ザピエンカとは、見た目のとおり、ポーランド風のピザで、生地がさっくさくでおいしかった。9ズロチ。 -
では、予約していた13:00発の特急列車に乗って、古都・クラクフに移動します。
ポーランド国鉄:PKPの公式サイトで、1か月ほど前に購入したから安かったのか、1等車なのに89ズロチ。
【PKP】
http://rozklad-pkp.pl/en -
1等車なので席も広々。
84リットルの荷物も頭上の荷物置きに載せられます。
コンセントもあったので、充電も可能。 -
そして、1等車のVIP待遇がコチラ!!!
お昼時だけの特典なのか分かりませんが、
パンケーキかチキンかポークか3種類の中から好きな一皿をチョイスできる車内食のサービス。
最初、メニューが差し出されたとき、状況が呑み込めず、これは有料なのかとも思ったけど、昼時だし、ポーランドの1等車に乗ることなんてもうないと思ったので、とりあえず、一番高そうなポークをオーダー。
結果的に、追加で請求されることもなく、こちらのプレート、やはり無料でした!!!
もちろん、コーヒーもコーラも無料です。
こんなにコミコミで、約2時間半の電車代が89ズロチ≒2,500円だなんて!!! -
こうして、あっという間の約2時間半の電車の旅で、定刻どおりクラクフ本駅に到着。
クラクフの駅にも、「ガレリア・クラコフスカ」という巨大なショッピングモールが併設されていて、スーパーも3つくらいありました。クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅
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今回の旅から、「maps.me」というアプリを使ってます。
これ、本当に便利!
電波がない環境下でも、GPSを拾って、現在地が表示されるほか、ホテルの場所とか目的地を設定すれば、そこまでの行き方も表示されます。
おかげさまで、本日の宿「シティホステル・クラクフ」にも迷わず到着できました。
シングルルームを予約したはずだったけど、ツインのシングル利用にしてくれました。1泊2,000円ちょっとですが、立地は駅と旧市街の間くらいでgoodです。シティ ホステル ホテル
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時刻は16:30。
まだ開いているうちに、ヴァヴェル城に行ってみます。
入り口から早くもその姿が見え始め、上を見上げながら思わず「おぉ」と声が漏れました。ヴァヴェル城 城・宮殿
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17:00までの大聖堂(写真撮影不可)をさっと見たあと、まだチケットが売られていたSandomierska Towerに登ってみます。
4ズロチ。ヴァヴェル城 城・宮殿
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137段の階段を登った上からの眺めがコチラ。
まるで絵葉書のように美しいです!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
息を切らして登った甲斐がありました!ヴァヴェル城 城・宮殿
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続いて、竜の洞窟へ。3ズロチ。
このヴァヴェル城のすぐそばを流れるヴィスワ川に、昔、竜が住んでいたという伝説が残っているんだとか。
なので、クラクフのお土産屋さんには、ドラゴングッズが結構売られています。
その竜のお姿や如何に。竜の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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ドラゴン登場!
洞窟を抜けた先には、竜のオブジェがお出迎えで、子供達に大人気。
そしてこの竜、たまに火を噴くんです!
ちょっと子供騙しな感じだったけど。竜の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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ヴァヴェル城を堪能し、maps.meの地図を頼りに、そのままカジミエシュ地区へ。
ここはかつてユダヤ人が多く住んでいたエリア。
お土産屋さんでも、ダビデの星が描かれたものとかユダヤっぽいものがちらほら。
そしてたどり着いたシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)。ハイ シナゴーク (シナゴーク ヴィソカ) 建造物
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無邪気にダビデの星を地面に描く少女。
ここに来るまでの飛行機の中でシンドラーのリストを見たもんだから、いろいろ考えちゃいます…ハイ シナゴーク (シナゴーク ヴィソカ) 建造物
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そんなシンドラーのリストの舞台となったシンドラーの琺瑯工場は、現在は、ナチスドイツの支配下に置かれた悲惨なクラクフの街の歴史を展示した博物館になっています。
21ズロチ。
混むスポットみたいだけど、時刻は既に18:30で並ばずに入れました。シンドラーの工場 博物館・美術館・ギャラリー
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展示室を出ると、実際にシンドラーのリストに名前が載って、死を免れたユダヤの人々の写真が。
第二次世界大戦中、強制収容所送りになりそうだった1,100以上ものユダヤ人を、自分の工場の労働力として必要だと訴えてその命を救ったドイツ人実業家シンドラーさんのお話。
彼らの子孫はいまや6,000人以上になるそうです。
シンドラーさんも杉原千畝さんも、世界のヒーローの一人ですね。シンドラーの工場 博物館・美術館・ギャラリー
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トラムで旧市街の中心に戻って来ました。
織物会館はクラクフの顔ですね。
現在は、1階の内部はお土産屋さんがずらりと並んでいて、ここに来れば、ヴァヴェルの竜だのボレスワヴィエツ陶器だの何でも揃いそうです。織物会館 (織物取引所) 市場
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本日のディナーは下調べしてきた「ポラコウスキ」で。
たくさんのポーランド料理がある中で気になった「チョレント」というユダヤ風のシチューをオーダー。
お肉やポテト、豆などが煮こまれています。15ズロチ。ポラコウスキ (フジストキフ店) 地元の料理
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既に21時頃ですが、まだまだ中央広場は大賑わい。
僕は翌朝も早いので寝ますっ!オヤスミ!中央広場 広場・公園
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翌朝。今日も6時起き。
日出ずる国から来たので、時差で目が覚めちゃうのもあるんですがね。
(日本時間だと既に13時なので…)
今にも降りそうな曇りがちな天気の1日。
さ、今日も頑張って観光するぞー。
まずやって来たのは、砦跡のバルバカン。バルバカン 建造物
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そして、そのままクラクフ本駅へ行き、07:07発の列車を待ちながら朝食。
すっかり気に入ったポンチキと、見た目で買ったストロベリーのパンです。
しかし、待てども列車が来ません(´・_・`)
車内で食べるつもりが、ホームで待っている間に食べ終わってしまった…クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅
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結局、07:07の列車はキャンセルされたらしく、07:43の次の列車に乗り込みました。
ポーランド国鉄ではこんなことがよくあるのか…?
これ以外は、全体的に全て定刻どおりの運行でしたが。クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅
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8時過ぎにWieliczk Rynek-Kopalna駅に到着し、歩いて5分ほどでヴィエリチカ岩塩坑に到着。
雨が降り始めたけど、これから坑道の中に入るので問題なし!
入り口には、結構な数の観光客が並んでいたけど、予約済みなので、メールを印刷した紙を差し出してごぼう抜きで入場。
やっぱり予約は大切です。コチラ↓からどうぞ。
http://www.wieliczka-saltmine.com/ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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8時半からの英語のツアーに参加。84ズロチ。
加えて、写真やビデオ撮影をする人は、坑道内で追加で10ズロチ徴収されます。
ヴィエリチカ岩塩坑は広すぎるので、個人での観光は認められておらず、ガイドさんと一緒に回らなければなりません。
普通のツーリストルートと、採掘などが体験できるというマイナーズルートの2種類あり、僕は通常のツーリストルートに参加。
ガイドさんの声を拾うトランシーバーとイヤホンが配られ、耳に当てながら早速中へ。
まずは、長〜い螺旋階段を下ります。
まだかまだかと思ってると、ガイドさんから「まだ半分ですよ」とのアナウンス…
目が回りました〜ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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塩でできたどっかの王様の像(右)と美人ガイドさん(左)
坑道内は、年間を通じて14℃くらいに保たれているようで、半袖では寒いと思います。
もっとも、シンガポールから来たという巨漢の男性はTシャツが汗だくでしたが…ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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そして、1時間くらいしたところで、聖キンガ礼拝堂に到着。
輝くシャンデリアも、祭壇も全部塩・塩・塩。
そして、床も塩です。
スマホのライトを当ててみるとよく分かりますよ。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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いやぁ、すごい☆
これらも全部塩だなんて。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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レオナルドダビンチの「最後の晩餐」
これももちろん「塩」です。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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こんな感じで約2時間の坑道ツアーは終了。
出口には世界遺産マークがお出迎え。
世界中に1,000か所以上にもなった世界遺産ですが、その第1号は1978年に選ばれたわずか12か所であり、ヴィエリチカ岩塩坑はそのうちの1つ。
その他の11か所は
・ クラクフ歴史地区(ポーランド)
・ ガラパゴス諸島(エクアドル)
・ イエローストーン(アメリカ)
・ メサ・ヴェルデ (アメリカ)
・ ナハニ国立公園(カナダ)
・ ランス・オ・メドー国定史跡(カナダ)
・ アーヘン大聖堂(ドイツ)
・ キト市街(エクアドル)
・ ラリベラの岩窟教会群 (ザグウェ朝)(エチオピア)
・ シミエン国立公園(エチオピア)
・ ゴレ島(セネガル)
です。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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帰り道には塩のお土産たちが売られていました。
食卓用の岩塩だったり、カラフルなバスソルトだったり。
バスソルトは、それなりの大きさのものでも6ズロチしかしないので、お土産で配るのには見栄をはれていいかも!
絶対6ズロチには見えません。
僕は、食卓岩塩を3本お買い上げ。1つ15ズロチ。ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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クラクフ駅に戻って来て、そのまま併設のバスターミナルへ行って、午後のアウシュビッツ行きのバスチケットを購入します。
結果的にバスは空いていて、乗り込んだ際にもチケットが買えたようなので、事前に買う必要はなかったのかも。席も自由席だし。
でも、乗れなくなって行けなかったらアホなので、不安な方は事前購入がオススメです。
ただし、このバスターミナルのチケット売り場、かなり並びます。
普通に30分は並んだな…MDA バスターミナル (クラクフ) バス系
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休憩がてら塩を置きに宿に戻って、バスの時間までクラクフ旧市街でお土産ゲッターに。
想像以上に物価が安いポーランド、ズロチがあまりそうだったので、ボレスワヴィエツ陶器は買わないと!
中央広場よりもちょっと北西に行ったところに、「ミラ」というお店と、その通りの向かいにもう1つ別のお店があって、どちらもすごい品揃えでした。
2店を見比べて、グラタン皿と鍋敷きを購入。
日本のネットでは1つ4,000円くらいで売られているけど、ここでは1つ50ズロチくらいでした!お買い得です^^ -
ランチも、昨日のディナーと同じくポラコウスキへ。
今回は、ポーランド風ロールキャベツ「コヴォンブキ」にしてみました。
トマトソースをかけるとおいしいと店員さんに勧められたけど、いくらか割高になると言われたので、何もつけなくて良いと言ってシンプルなものをオーダー。
このままでも十分おいしかったです☆
中には、お肉のほかにお米も入っていて結構なボリューム。これで9.8ズロチは安い!ポラコウスキ (フジストキフ店) 地元の料理
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では、いよいよ、アウシュビッツに向かいます。
バスは、1時間に1〜3便程度あるようです。14ズロチ。 -
バスに揺られること1時間40分ほどで、アウシュビッツ博物館に到着。
観光地なのに誰一人笑顔で楽しんでいる人はいない場所。
空もどんより曇りがちで、悲しいオーラで溢れています…
チケットはなんと無料。
しかし、入場制限があるらしく、予約がオススメ。
17:40のチケットを予約しておきました。
では、あまりにも有名な「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」のゲートをくぐって中へ。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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この写真、山川の世界史の教科書に載ってますよね。
ワルシャワのゲットーから強制収容所に移動させられるユダヤの人々です。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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ここで虐殺されたとされる人数は、ユダヤ人を中心に、なんと110万人以上。
その殺人ガスとして使用されたとされる劇薬・チクロンB。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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アウシュビッツに収容された人々は、体に番号が刻印され、番号管理されていた。
オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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収容された人々のトイレ。
もちろん壁はない。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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3段組のベッド。
おそらく、一人1段ずつではなく、1段に複数人が詰め込まれていたと思われる。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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「死の壁」
この壁の前に立たされて銃殺されたらしい。
そんな姿が見えないように、左の建物の窓枠には木の壁が打ち付けられていた。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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当時、ユダヤ人であることが分かるように、ユダヤ人たちはダビデの星の腕章をしなければならなかった。
オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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有名なアンネフランク。
オランダ・アムステルダムの隠れ家で生活していたが、ナチス・ドイツに見つかり、彼女も一時、アウシュビッツに収容されていたとされる。
その後、ベルゲン・ベルゼン収容所に移送され、そこでチフスにかかって病死した。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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収容所にはたくさんの有刺鉄線。
当時は、220Vの高圧電流が流されていた。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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ガス室。
がらーんとしているのが、何とも言えない。
鳥肌が止まらなかった。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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遺体の焼却炉。心から、ご冥福をお祈りしました。
こうして、いろいろと考えさせられながら、アウシュビッツ博物館をあとにしました。
クラクフまでは再びバスで。14ズロチ。
バスは30分おきくらいにありますが、最終の19:45は混むだろうと踏んで、19:15のバスで戻りました。それでも乗り切れなかった人がいたくらい。
時間切れで、ビルケナウ側には行けませんでした。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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クラクフに戻ってきたのは21時過ぎ。
遅くまで開いているレストランを探して「フォプスキ・ヤドウォ」へ。
ポーランドらしいパンの器に入ったジューレックをオーダー。フォプスキ ヤドウォ 地元の料理
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翌朝も6時起き。
まだ人もまばらな中央広場で写真を撮り納め。
今日は天気も回復♪中央広場 広場・公園
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7時過ぎ。
閉まっていると思ってダメ元で近づいたヴァヴェル城の門が開いていて、ここも貸切状態!
頑張って早起きして朝一で来て良かった!ヴァヴェル城 城・宮殿
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では、空港へ向かいましょう。
中央広場で買ったベーグルのようなパン・オブヴァジャーネックをほおばりながら、空港まではクラクフ本駅から約20分で8ズロチ。
サヨナラ、ポーランド。
このあとは、ドイツ・ベルリンへ向かいます!
続きはコチラです↓
http://4travel.jp/travelogue/11157302 -
最後に、ポーランドで買った物たち。
左上:お土産屋さんでよく見かけたペーパーナプキン。9ズロチ。
とっても、柄がきれいです。
もったいなくて使えないかも。
右上:ボレスワヴィエツの鍋敷き、49ズロチ
下段:同じくボレスワヴィエツのグラタン皿、49ズロチ
電子レンジもオーブンもOKとのこと。
クジャクの目が描かれているという定番柄。
日本で買うと4,000円くらいするところ、1,500円足らずでゲット! -
左上:恒例のスタバマグ。49ズロチ。柄はワルシャワのワジェンキ公園にあるショパン像。
中上:ヴィエリチカ岩塩鉱オリジナルの岩塩。1つ15ズロチ。
右上:ヴィエリチカ岩塩鉱のバスソルト。6ズロチ。使い方が分からないので職場の人にあげます。
左中:イチゴとラズベリーのジャム。1瓶100円くらいだったはず。超安い。
中中:ちょうど家のハンドソープが切れかけていたので買い替え。鹿の絵が描かれていてジャケ買い。
右中:おしゃれパッケージの歯磨き粉。
下段:クノールのインスタントスープ。1つ1.5ズロチなので30円!?
安すぎて爆買い。 -
上段:「クルフカ」という生キャラメルみたいなお菓子。
普通においしいのに、1袋5ズロチくらい。
お土産にオススメ。
下段:「ダヌーシャ」という板チョコ。
1枚1.5ズロチくらいなのに、とてもそんなに安く見えないでしょ。
こちらも20枚以上の爆買い。
レジに箱ごと持って行った(笑)
ポーランド、物価が安くて、ウハウハでした。
ヨーロッパにもこんなに物価が安い国があるとは。
オススメです!!!
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